12/07/26 21:44:45.58 6ax/cAiP0
>>10>>11>>12
ちゃんと新刊を買いました。今日とどきました。
帯に「諭吉はアジア侵略論者だったのか…
長年の論争に決着をつける、待望の論考。」とあります。
帯の背に「安川・平山論争ここに決着す」とあります。
小川原正道『福澤諭吉の政治思想』(慶應義塾大学出版会、2012年4月)
付録の「時事新報社説(福澤諭吉自筆原稿確認分)」
に収録されていた5編の社説:
①1884年(明治17年)2月26日・27日 「仏法ノ運命如何」
②1884年(明治17年)4月1日 「不景気ニ狼狽スル勿レ」
③1892年(明治25年)6月3日 「海軍省所管」
④1893年(明治26年)8月9日 「株式市場の変動」
⑤1896年(明治29年)3月17日 「日本銀行課税」
に関しては、付録の「福沢諭吉直筆草稿残存社説一覧」に反映済みでした。
その他に、この一覧表に新しく追加された
1891-09-22 公債証書と銀行預金と損得如何 福沢事典947頁
というのは、『福澤諭吉事典』「『時事新報』社説・漫言一覧」(947頁)で
*印が付いている社説ですね。
さらに、この一覧表に掲載されている
1896-11-03 気品の源泉智徳の模範(演説) 現⑮531頁 大⑩489頁
ですが、 「気品の泉源」が正解ですね。(平山さんは他でも間違えてます)
↓
[慶應義塾豆百科] No.53 「慶應義塾の目的」
URLリンク(www.keio.ac.jp)
あとはこれからゆっくりと読んでみようと思います。