09/09/26 13:04:23
蕨西口の「江戸前 すし膳」は二度と行かないし、お薦めしない。
どうやら通りに面した炉端焼屋の姉妹店のようで
炉端焼屋(こちらも一度行ってやめた)の方と一緒で
ネタと技の値づけがマーケティングの常識を逸脱している。
寿司としては銀座で喰うのと同じような体裁だから許せる範囲だが
メニューの握りが1カンの価格で赤身が600円だったのみは驚いた。
2カンで近辺の寿司屋の握り1人前の値段である。
ベッドタウンの値段ではない。
ま、こういう値段をここで付けるなら相当に自信があるネタや
技を提供してくれるのかと思って楽しみに次々と頼んでみたが
正直、イマイチというかすべてにハンパそのものだった。
この値段なら銀座に行くか、浦和の宇佐美に行く。
店のインテリアも器類もセンスがないというかハンパそのものだし
用意されている酒類もハンパで値段だけが異様に高い。
この日は友人と二人で行き、肴に穴子を頼み、握りを2人前ほどの量と
日本酒を2合頼んで2万5千円ほどだった。
店にいた時間は約30分ほどだったろうか、長居はしていない。
友人も「ダメだな、あのレベルであの価格は」と言っていたが
本当にそうだと思った。
休日にラフなスタイルで行ったせいもあるのだろうが
客を値踏みするように上から下までジロジロと眺められたり
小馬鹿にしたように接する態度も気になった。
おそらく地元の政治家や沖電気の社用ぐらいしか客はないと
思われるが、こういうバブリー気分の店をいまだ出そうとする
オーナーのセンスは、とにかく驚愕ものである。