【バト】サブカル的スクールランブルスレ11【ロワ】at SUBCAL
【バト】サブカル的スクールランブルスレ11【ロワ】 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/07 11:11:55 Of99tGJZ
参加者名簿一覧 【計43名】 現在7名
○…生存 ●…死亡

男子                                 女子
●1:麻生 広義                          ○1:一条 かれん
●2:石山 広明                          ●2:大塚 舞
●3:今鳥 恭介                          ●3:音篠 冴子
●4:梅津 茂雄                          ●4:城戸 円
●5:岡 樺樹(おかっぱ)                   ●5:鬼怒川 綾乃
●6:烏丸 大路                          ●6:嵯峨野 恵
●7:斉藤 末男                          ○7:沢近 愛理
●8:菅 柳平                           ●8:周防 美琴
●9:田中 一也                          ○9:高野 晶
●10:奈良 健太郎                       ●10:種田 芽衣子(ダメ子)
●11:西本 願司                         ●11:塚本 天満
●12:野呂木 光晴(のっぽ)                ●12:砺波 順子(隣子)
●13:花井 春樹                         ●13:永山 朱鷺
○14:播磨 拳児                         ●14:塀内 羽根子(ハネ子)
●15:冬木 武一                         ○15:三原 梢
●16:坊乃岬 大和(坊主)                  ●16:結城 つむぎ
●17:三沢 伸                           ○17:雪野 美奈
●18:飯合 祐次(メッシュ)                 ●18:寄留野 香織
●19:吉田山 次郎                       ●19:サラ・アディエマス
●20:天王寺 昇                         ○20:塚本 八雲
●21:東郷 雅一                         ●21:ララ・ゴンザレス
●22:ハリー・マッケンジー

【以上22名】                             【以上21名】


3:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/07 11:37:17 OjZVX8pj
ついにスレストかぁ

4:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/07 12:05:06 73/amSUM
※ここは『スクールランブルえおサブカル的観念から楽しむ』というスレです。
 なお、このスレにおいてのサブカルとは『主流・メジャーではないもの』をさしています。

↑これつけときゃ完璧じゃね?


Q、サブカルでバトロワをやる理由は?
A、非主流(=サブカル的)なスクールランブルなら何でもありで、別にバトロワに限定してません。ただバトロワ以外のものが話題に上がっていないだけです

5:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/07 12:54:38 4jUBlf8A
少年漫画のほうとこっち、どっちを使うんだ?

6:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/07 13:22:17 7wcKwwFH
ここだとまたスレストされんじゃね?

7:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/07 13:36:59 rAMfYChM
subcal:サブカル[削除議論]
スレリンク(sakud板)l50
この板で続けたいという方はまずこちらへどうぞ。

8:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/07 14:15:01 CIazS5J/
>>7
いや、サブカルなスレにしたから議論する必要ないでしょ

9:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/07 15:03:58 lr1keKd7
サブカルなスレwww

10:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/07 15:17:35 o5tLMhOH
ここはサブカルなスレだぜ
俺が言うんだから間違いない

11:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/07 17:09:01 rMz8Jcms
ここはなんてサブカルなスレなんだ!

12:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/07 17:47:28 OjZVX8pj
二次創作って明らかにサブカルだよな?

13:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/07 18:01:39 73/amSUM
二次創作は最近メジャーだよ
キャラを殺し合わせるなんて陰湿かつキチガイじみた行為は決してメジャーとはいえないけどな

14:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/07 18:19:54 P+XklxNy
二次創作なんか昔からメジャーだったろ。

15:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/07 18:44:18 xoVcHtSU
漫画(一次)ですらサブカルといわれることもあるんだぜ?
二次は確実にサブカル

16:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/07 18:48:56 7wcKwwFH
何でもいいけどこれで次の投下が遅れたりしたらやだな

17:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/07 19:49:04 jeEfUzNw
>15
そういうサブカルな主張も>7のスレでしないと全くの無駄ですよ。

18:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/07 21:47:19 73/amSUM
>>17
「サブカルな○○」等々サブカルか否かを議論してるし、正確には「削除依頼出されたら>>7のスレに行きましょう」だな


19:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/07 21:50:05 73/amSUM
×「サブカルな○○」等々サブカルか否かを議論してるし
○「サブカルな○○」等々サブカルか否かを議論してるスレは大量にあるし

「他の正常なスレに準拠している」「スレ違いではなくなった」と思っているのに、先手打って>>7のスレ突っ込む奴なんていないだろ、常識的に考えて・・・

20:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/07 21:50:58 rQkhaqHs
で、こっちが本スレなわけだけどはやくまとめが直らないと
人が分散して過疎ってしまうな

21:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/07 22:35:04 CX7mmTvg
でも以前サブラノがスレストされたことがある

22:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/07 23:21:21 ZXvhHyby
>>21
それは通称。本当はライトノベル・バトルロワイアルって名前
あそこは普通にラノロワと同じことやってるから重複とみなされ、かつバトロワってことで追放された

23:22
07/04/07 23:22:26 ZXvhHyby
>かつバトロワってことで追放された
補足
かつサブラノ関係無しのバトロワスレってことで追放された

24:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/07 23:26:51 eiOwwl/r
結局どっちを使うの?
バシっと決めて欲しい。1氏的にはこっちかな?

25:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/08 00:11:27 3DZ0Zupc
>19
なるほど、このスレは「スクールランブルの二次創作はサブカルか否か」を議論するスレなのか。
という事は、このスレには小説そのものは書いたりしちゃいけない、という事だな。

26:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/08 00:14:55 7uwCkK3D
>>25
証明するためには実際やってみるのが一番
書いてもみずに議論するのは聞いたこともない音楽について議論するようなもの

27:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/08 01:06:18 u4CDwojl
>>26はいいこと言うな。

28:1 ◆PhRNUx7oBQ
07/04/08 07:51:52 G+/sGmp8
いつの間にかサブカルの方にスレが立っていて驚きました。以下は私見です。
先日運営により板違いと判断され、ロワスレが一斉にスレストされました。
こうなった以上、もうサブカルでロワを続けるのは困難だと思います。
私達は2chを利用させて頂いている身なので、運営の判断には従わなければいけないと思います。
スレストの前例が出来た以上、ここで続けてもまたいずれスレストされてしまう事は明白ですので。
もちろん最終的には皆さん自身の判断に委ねますが、私個人としては少年漫画板に移るべきと思います。
単純にスレが立った時間で見ても、少年漫画板に立ったスレの方が先に出来ていますので。

29:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/08 08:33:25 VCZwM7Ar
>>28
かつてジャンプ2ndというロワがここで
週刊少年漫画板が適当だと判断されてスレストをくらい、
仕方なく誘導されるがままそちらに移った結果、
サブカルにおいて削除要請出した人間と同一人物が
そのサブカル削除人に適当だと言われた週刊少年漫画板においても削除要請出してきて
やはりスレストをくらい、行き場をなくしたジャンプ2ndが
またこっちに戻ってきたという話があってな……

30:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/08 09:28:36 uqspFmoy
そもそも少年漫画板は「週刊以外の少年漫画を語る板」だろ?

二次創作なんてここ以上に板違いだと思うのだが。

31:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/08 12:48:32 R6t6SEqj
それじゃ、止められるまではココ使って
止められたら少年漫画板の方に移動するってのは?

少年漫画板も追い出されるようだったら、
ラウンジクラシックに戻るのも考えなければならないだろうし。

32:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/08 15:00:05 MLAeKJJ1
板の規則に則ってサブカルってつけたんだからもういいじゃないか

33:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/08 17:50:57 83nHQWaO
ていうか文句言われなけりゃどこでもよくね?

34:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/08 19:21:25 G+/sGmp8
どうもスレの進み具合から見てこちらを使用する流れのようですね。
とりあえずまとめの方もこちらを本スレとしました。

35: ◆RHLa6nIQ9U
07/04/08 20:33:44 vX4vlNSD
一条・高野・雪野・播磨・刑部・笹倉

予約します

36:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/08 20:45:59 xfRI9gew
>>35
期待してます

さてどうなるか今からwktkだ

37:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/08 21:36:32 Lk5KwQZj
なんか大変な事になっちゃたね

38: ◆RHLa6nIQ9U
07/04/09 07:52:54 8wM9EYzu
投下します

【闇の白い花】

39: ◆RHLa6nIQ9U
07/04/09 07:54:21 8wM9EYzu

 その銃声は全てを止めた。一条の憎悪、播磨の言葉、高野の囁き、雪野の絶望。
人の心に押し入りその方向を無理矢理一点に収束させる。
四人を包み込んでいる深緑の枝葉だけは相変わらずで、時たま発生する風に身をなびかせていた。

「ほうら、やっぱり高野さんが殺したんです!雪野さんが殺されちゃいました!どうしてくれるんですか!?」
「違う!さっきお前が撃たれた時とは別の音だろ!全員無事だ。車だ、車が来てる!なんだありゃ!?」
 どこかそれを待ち望んでいたかのような一条の声を播磨はすぐさま否定する。その後で高野達を覗き見た。
ノートパソコンのおかげで二人の辺りは明るい。安否を確認も容易だ。ほっと一息をつく。
少なくとも一条のショットガンに弾数がある間は無事だろう。そのことを伝えるために更に叫ぶ。
「一条、もう最後の一発だろ!そいつは撃つな!高野は雪野を盾にしてる。意味、わかるだろ!」
 防ぐものがなくなれば、盾の存在意義はなくある。必要でなくなった物など邪魔なだけ。すぐに捨てられる。
一条は混乱の極致にあるかもしれないが、何とか自制心を持ってもらおうと声を荒げる。

「……車、って何ですか?」
 銃声で精神を更に加熱された一条の声に、少しだけ落ち着きが見えた。雪野のことが効果があったのかもしれない。
車について聞き返してくるのは、おそらく彼女からは位置の都合で車が視認できないためだろう。
高野と雪野の更に向こう側にある車に目を向けると、車内照明が灯っているのが確認できた。その中に二つの影が映っている。
「……二人いる。誰かはわかんねえ」
「先生達よ。やっと来たみたい」
 銃声後のやりとりを黙って聞いていた高野の声が響く。播磨は彼女が教師と連絡をとっていたことを思い出す。
「先、生……先生達が来たんですか……!」
 信じられない、といった口調でゆらりと目の前に一条が姿を晒す。即座に銃撃を受ける可能性に播磨は恐怖するが、
一条の視線も銃口も自らのほうを向いてはいない。高野の存在さえも忘れたかのような風貌だった。
「高野の奴がノートパソコンとフラッシュメモリをバラしたんだ。だから俺はお前らのとこに来た。
 でもな、一条!今出て行くと高野の奴に撃たれるぞ!」
「先生……先生……先生……あの人たちさえいなければ……」
 播磨はできるだけ穏やかに話しかけたつもりだった。だがその言葉が届いているかは極めて怪しい。
一条は血の垂れる右手をぶるぶると震わせ、肩の痛みを忘れているかのように握り拳をつくっている。
分かるのは彼女がこれまでになく怒っているということただ一点。
彼女から銃撃を幾度となく受け、そのたびに彼女の顔にあった表情が再び表れる。
落ち着き始めたはずの彼女の心が、再び爆発寸前まで高ぶってしまったと播磨は理解せざるを得なかった。

 ザッザッとブーツが草をかみ締める音がする。少しずつ、しかし確実に影と共に大きくなり、四人に迫る。
六人の教師のうち誰が来たのか。距離が縮まり、輪郭がはっきりしてくる度に候補が絞られていく。

「こんばんは皆。大事なところを邪魔してごめんなさい」
 頭上の木々がゆれ、空から差し入る薄い光が周囲を照らす。
その先には、ややふくらみが大きく丈の長いロングコートと頭部にゴーグルのような機械を身に着けた笹倉葉子がいた。
そしてその明るい声が最後の引き金となる。咄嗟に播磨は一条に手を伸ばすが、それは空しく宙を薙ぐばかり。
一条の体は、既にそこにはなかった。


40: ◆RHLa6nIQ9U
07/04/09 07:54:58 8wM9EYzu

「よくも……よくもよくもよくも!よくもおおっっ!!」
「行くな一条!高野撃つなあっ!!」

 派手さはなくとも幸せだった日常生活。情熱を注いだレスリング。増える友人達。やがて知る恋という感情。大事な異性。
全てが居心地よく新鮮で楽しかった。一年にも満たないとは信じられないほど充実し、実り豊かな日々だった。
その世界を理由もなく壊し、踏みにじり粉々にした張本人が目の前にいる。抑える理由も必要もない。
播磨と話していた、罰を与える・殺す権利などといった謳い文句が頭を満杯にする。
全身から噴出しそうな憎しみに身を任せ、暴走と爆発の道を選択する。

「うわああああっ!!!」
 生かしてはおけない。許してはならない。そのことだけを考えて一条は駆ける。
負傷した右肩を全く意に介せず、左手に持っていたショットガンを両手で握る。
相当神経が鈍いのか、笹倉は全く動こうとせずこちらに気付いているかも疑わしい。
好都合だった。裁きを与える神のように一条は天高く武器を構える。
そう、この瞬間は自分こそ正義であり絶対に正しい神なのだ。
全てのものを罰する権利を持つ唯一の存在。間違いない。
ならば、死を与える前に自らの罪の重さを自覚させなくてはならない。銃口を突きつけたまま叫ぶ。

「皆の!!うらみを!!」

―言い終わるより先に、轟音が全てをなぎ払った。積もりに積もった一条の憎悪は、この瞬間に消化された。
彼女の全身全霊をかけた一撃以上の力で。小さな波がより巨大な波に飲み込まれるように容易くかき消されてしまっていた。

「あ……あれ」

 パラパラと、何かの破片が散らばる音が聞こえた気がした。信じられないものをみるように両腕の先を一条は見つめる。
そこには確かにスパス15が存在していた。指は引き金にしっかり添えられている。実際に引いた覚えはまだないが。
だがこの銃はそんなに短かっただろうか?軽かっただろうか?だいたい弾丸はどこから射出される仕組みなのだろう。
なんで銃先がこんなにいびつな形をしているのだろう。大きくひしゃげてしまっている。
そして目の前の憎いはずの人物は、相変わらず口元を緩ませて健康そうにこちらを見ている。
笹倉の体には異変は見受けられない。変わったのはこれまで自分の強さを支えてきた大事な武器のみ。

「は……はは。あはは……はははははははは」
 ようやく理解する。裁きは間に合わなかった。それより先に、ショットガンが完全に破壊されていたのだ。
半分ほどになっていた残骸をボトリと落とし、笹倉の前で両膝を地につき崩れ落ちる。ぶるぶると震える両手は行き場を求め地を彷徨った。
一条はもう乾いた笑い声をあげるしかできることはなかった。全身から全ての力が抜けるようで立つ事すら叶わない。
レスリングを失い、強さの象徴だった銃を失い、何とか保っていた意思が完全に粉砕された。

「前に出すぎだよ葉子。危ないところだった」
「大丈夫ですよ。信頼してますから。あ、それと一条さん。駄目よ私達を殺そうなんて。
 どこかの誰かみたいに首輪が爆発したら嫌でしょう?」

 空笑いする一条に和やかに声をかけ、笹倉が振り返った視線の先に、もう一人が姿を見せる。
彼女同様の装備に身を包んでいるものの、その手には笹倉にはない大きめの銃器が携えられていた。二度の轟音の発生源はこれだろう。
一条を追うため、数秒遅れで飛び出していた播磨はゆっくりと彼女の名を呟いた。

「絃子!」
「『さん』をつけろ」



41: ◆RHLa6nIQ9U
07/04/09 07:55:38 8wM9EYzu

「先生、お待ちしていました。お手数ですが、ご覧の状況なのでこちらまで歩いてきてください」
 高野は雪野をノートパソコンごと向きを反転させ、正面を向いた形を作っていた。もちろん今も刃を雪野の首に押し当てている。
雪野は銃声前のやりとりを最後に黙りこくってしまったようだが、言うべき事は全て言った。
次はあの二人の相手をしなくてはならない。遅すぎる登場に不満がないわけではないがひとまず感謝する。
罰を与える機会がやってきたことを。そのために確認したいことがあった。だから試金石として最適の一条を見逃した。
一条が飛び出した瞬間は絶好の距離と機会だったが教師らの立場を確認することも必要である。
そして一番必要な情報は得られた。最初に集められて殺し合いを告げられたとき、
今の一条のような真似をすれば間違いなく殺されていただろう。
だが今犠牲になったのは一発だけ残されたショットガンのみ。

(先生達は私達参加側の人間を殺すつもりはない)

 教師らを殺傷しようとしなければ身の安全は確保できる。ならばこのまま刑を執行すればいい。
元々自分の考える罰とは一条のように憎いから即殺す、という単純なものではない。
教師の誰かが仕組んだフラッシュメモリという希望を自らの手で摘み取らせること。
言い逃れのための中途半端な小細工を彼ら自身に否定させる。
自分だけは穢れていないなどとぬけぬけと言った雪野同様、逃げ道をなくすことなのだから。

「高野君。報告ありがとう。おかげで助かったよ」
「たいしたことではありません。……それよりフラッシュメモリを仕組んだのは誰か分かりましたか?」
「今調査中だと思うけど、ごめんね高野さん。まだわからないの」
「……では八雲に荷物を渡したのは誰ですか?開始時の映像が残ってると思いますが」
 五メートル程度にまで近づいてきた教師二人と会話を続ける。特定できても的を一人に絞るつもりはないが、それでも聞いておきたい。
教師ら全員にできるだけ揺さぶりをかけておく必要がある。

「させるかよ!くそっ高野、考え直せ!一条、雪野、このままじゃ俺達本当にダメになっちまう!
 絃子達は俺が何とかする!だからノートパソコン持って逃げろ!」
 会話の途中で割って入った黒い大きな影。播磨拳児の無謀な叫びは耳障りでしかない。
銃を持った相手に鉄パイプの彼が何が出来ると言うのか。いや同じ銃を持っていたとしても不可能だろう。
声をかけた他の二人のうち、一条は相当ショックだったのか相変わらず崩れ落ち、情けない顔でこちらを見ている。
そして雪野はただただ首元の恐怖に怯え体を竦ませているだけ。

「邪魔だ拳児君」
「そうよ。絃子さんの言うことはちゃんと聞きなさい」
 ガチャ、と何かがスライドする音がする。刑部と笹倉がそれぞれの獲物を播磨に向けたのを見て、合わせる様にシグ・ザウエルを構えた。
文字通り目と鼻の先に、しかも三方を銃に囲まれ播磨は完全にひきつった表情を見せる。
悔しさと苛立ち、しかしそれでも諦めてはいないそれを眺める間に一つのアイデアが思い浮かぶ。
教師は生徒を殺せない。生徒は教師を殺せない。ならば……



42: ◆RHLa6nIQ9U
07/04/09 07:56:23 8wM9EYzu

「刑部先生。ここで私が播磨君を殺しても問題ありませんよね。先生を撃つわけじゃありませんから」
 教師らがいる間は殺人はご法度というわけでもない。先程から気になっていたが『拳児君』『絃子』とは何だろう。
もしかしたら、この呆れるほど生徒に興味がない女教師に付け入る隙が、今狼狽している彼なのだろうか?
なら笹倉葉子ともそれなりに親交があるかもしれない。それにここにはいないが姉ヶ崎は普段よく播磨のことを口にしている。
これも教師らへの間接的なアタックになるだろう。わざと撃たずあえて返事を待つ。
刑部は何やらあごを撫で、考え込むようなしぐさをみせて口を開いた。

「高野君、やるならこのAR15を使ったほうがいい。こいつはしぶといからな」
「では拝借できますか?」
「……ああ、すまない。あまり干渉するなと言われていてね。さっきも一条君の武器を壊してしまったし、やれないな」
 おどけてみせる部活の顧問をじっと観察する。だがやはり読めない。探りを入れるだけ無駄なのだろうか。
ならばさっさと播磨を殺し、無力化した雪野と一条を殺す。手早く目的を切り替えた。

「高野さん、私達はフラッシュメモリをもらったらこの場を去るから。それまで悪いけど妙な動きしないでね」
 嫌なタイミングで話しかけられる。例え許された殺人であっても、という意味が視線には込められていた。
動きかけた指をなだめすかし、軽く頷く。二人が登場した前後で状況が変わってないのが理想なのだろう。
一条の武器も気力も破壊しておいて今更何をと言いたくなるが、公平性と称してこちらに不利な材料を作られでもしたらたまらない。
おとなしく今はそれを受け入れることにした。

「葉子、拳児君から目を離すなよ。……さて雪野君、フラッシュメモリをとり外して渡してくれ」
「やめろ雪野!まだだ……まだ何とかなる!そいつ持って逃げろ!」
 立ちふさがる播磨を突き飛ばし、ノートパソコンのすぐ後ろにまで迫った刑部が手を伸ばす。
高野はそっと雪野の背中を小突き、急かす。彼女はのろのろとこれまで地面をいじっていた両手を解放し
恐る恐る土にまみれた右手を動かし始めた。やがてノートパソコンの脇に差し込まれたフラッシュメモリを握る。
「そのまま力ずくで引けばばいいわ。モタモタしないで」

 ―?だが、何かがおかしい。そう思い雪野の右手を注視する。
確かにフラッシュメモリには自転車のハンドルを握るようにしているが……そう、親指だけはそこから横に伸びている。
そしてそれは電源スイッチに置かれているのだ。別に自分は電源を切れなどという指示は出していない。

「だから……私は」
 これまで無言を保っていた操り人形が、初めて口を開いた。



43: ◆RHLa6nIQ9U
07/04/09 07:57:33 8wM9EYzu


 * * * * * * * * * * * *


 私はとんでもないことをしてしまったのだと、高野さんに知らされた。
誰も殺していない、傷つけていない。だから私は悪くない。
疑ったり逃げたり怖がったりしたのも全部仕方の無いこと。私は悪くない。

―そう考えてたのが完全な過ちだと知ってしまった。ううん、知ったことより認めるのが怖かった。
ずっと目をそむけていたんだ。

 舞ちゃんは高野さんを疑っていた。だから私達に相談してくれた。なのに私は全然聞いていなかった。
与えられた安心感に酔っていた。高野さんは私のことが大好きで守ってくれるのだと自惚れていた。
私が意地っ張りだったから、順子は私に加勢して舞ちゃんを説得してくれた。順子は悪くない。私が悪い。

 順子は烏丸君を信じていた。私はちょっと距離を置いていた。優しい言葉をかけてくれなかったから。
相手が何をしてくれるかでしか判断できなくなっていた。順子は違った。見返りを求めないで烏丸君を信じた。
私は舞ちゃんが死んで、順子が烏丸君にさらわれてもどこかで高野さんがいればいいなんて思っていた。
その後もずっと、頑張ろうなんてうわべだけで頼りっぱなしだった。
順子はきっと違った。烏丸君と頑張ったに違いない。最後の最後まで離れなかったんだから。

 順子に死なれ、高野さんに騙されていたと知った後も私は助けを求めた。
私は悪くない、だから人殺し達がなんとかしろ。そういう態度だった。今の今まで、ずっと。


『葉子、拳児君から目を離すなよ。……さて雪野君、フラッシュメモリをとり外して渡してくれ』
 あれほど憎かった先生達だけど、目の前に迫られてももうどうでもよかった。
高野さんも恨むけれど、やっぱりどうでもよかった。罪を知った以上それをどうすれば償えるのかだけに興味があった。
死んでしまった人。舞ちゃん、順子、岡君、烏丸君、西本君。私がほんの少し頑張れば助かったかもしれない人達。
まだ生きている人。一条さん、播磨君、沢近さん。色々とひどい言葉をかけてしまった。皆ごめんなさい。

 高野さんの膝が私の背中をつっつく。私はゆっくりと右手でフラッシュメモリを握り締めた。
これを渡したら私は用済みだ。殺されて終わる。分かっていても、あるはずのない奇跡を信じて従おうとしている。
でもそれじゃダメなんだ。どれだけ辛くても、何かを望むなら自分でやらなきゃだめなんだ。
順子は最後までそうだったんだから。同じことができなくて、何が親友か。
親友じゃなくなるのは嫌だ。順子が友達じゃなくなるのが一番怖くて耐えられない。
何よりも大事なこと。そのために私は罪を償って、その資格を今から取り戻さなくちゃならない。
先生も高野さんも殺し合いも人殺しもどうでもいい。私が願うのはただそれだけ。


 だから私は。順子や舞ちゃんをはじめとした皆に少しでも許してもらえるなら。順子ともう一度友達になれるなら。


――命なんていらないんだっ!!

 * * * * * * * * * *



44: ◆RHLa6nIQ9U
07/04/09 07:58:19 8wM9EYzu

 プッとノートパソコンの電力が落ちる。シュコ、とほぼ同時にフラッシュメモリが抜き取られる音がした。
画面を眺めていた高野と雪野の視界が黒で塗りつぶされる。

「!?」

 それはただ目に映る色が変わっただけでなく、刹那の間で思考を絶つ効果があった。
煌びやかな建物で突然停電が発生したかのごとく、明るい視界に慣れていた二人には何も見えなくなる。
こちらが握った鎌に力を込めるより早く、雪野の黒い影が何かを投げるしぐさをする。風を切り、そのまま遠くの樹木か何かにぶつかる音がした。

「あっ!」
「ちっ」
 笹倉が声を挙げるとほぼ同時に、無意味な反抗をした駒に引導を渡す。体をしゃがめ、左手に力を込めて首輪を傷つけないように刃を食い込ませた。
喉骨と幾つかの頚動脈に達するまで深く刃を進める。

「がっ!ぁ……ふ」
 ビクン、と雪野の体が震え飛び出た血の一部がノートパソコンを汚す。少女は喉の奥から搾り出すような声をあげた。
手ごたえからして致命傷なのは間違いない。
「この大馬鹿野郎っ!!」
 目の前で起きた殺人にとうとう耐えられなくなったのだろう。
もはや自らの立場を忘れ、叫びながら鉄パイプを握り迫り来る男に冷静に銃を向ける。

(あなたもよ、播磨君)
 まだ目ははっきりとしないが問題ない。数発打ち込めば身動きがとれなくなるだろう。引き金に指をかける。

 ―パシッ

 小さな音だった。そして音の主も小さな体をしていた。それどころか残された命もほんの僅かのはずだった。
既に呼吸困難に陥っているはずであるし、「死にたくない」という意思しか残っていないはずなのだ。
違うというのか!?雪野美奈の細い手は握っていたシグ・ザウエルに届き、捕らえて離さない。軽い戦慄を覚える。
「離れてっ!」
 無理矢理雪野の体を横に突き倒し、反動で跳んでかろうじて目の前にまで迫っていた播磨の攻撃をかわす。
鉄パイプは地面の土を深くに食い込み、威嚇などではなく本気で叩きつけるつもりだったことを示していた。
銃は雪野にもぎとられ、薙刀からも一歩分離れてしまっている。リアカーまで走ったら追撃をうけるのは間違いない。
「……怖いね。一歩間違えれば雪野さんかノートパソコンに当たっていたよ」
 一言だけ呟いて身を翻し、すぐ後ろの森林めがけ走る。この場は引くしかなかった。
鉄パイプを持った播磨とやりあえるわけもなく、投げ捨てられたフラッシュメモリにしか興味がないといわんばかりに、
傍観者に徹している刑部や笹倉の協力もタダでは得られない。―タダでは。
雪野の銃を使われる前に身を隠すしかないのだ。



45: ◆RHLa6nIQ9U
07/04/09 07:58:54 8wM9EYzu

「ちくしょう、高野の奴……!しっかりしろ、おい!」
 鉄パイプを捨て、播磨が雪野を抱き上げたとき、彼女の口元や首周りは既に深紅に染まっていた。断続的に血液が噴射する。
焼け付く喉の痛みと肺に溜まった血が酸素の循環を阻害し、まともな思考力がどんどん削られていく。
それでも自分のやったことは理解していて、不思議な開放感に雪野は浸っていた。

(……見てた?……順子……やったよ私)
 高野の誘惑とは違う甘美な気持ち。ある種の達成感にも似たそれに包まれる。
だが、これで終わりではない。まだやることがある。それが済むまでは自分は許されない。
「は……り……」
「死ぬな……死ぬな!全員で生きるんだ!そうだろうが!」
 残された最後の力で、播磨にふるふると手を伸ばす。一言謝りたかったがもうそれだけの力はない。
燃え尽きる寸前の命に残された全てを右手に込めて、雪野はそれを願う。そして播磨に握り締められたとき、彼女はふっと全身の力を抜く。
今度こそ全てをやりとげ、きっと自分は許されたと安堵した。
(これ……で……)
最後に、彼女は温かく偽りのない記憶を呼び起こす。黒く煙った世界でも失うことのなかった輝かしい記憶。
大事な大事な、自分に勇気を与えてくれた砺波順子と、大塚舞と……高野晶を含めた、大勢のクラスメイト達との思い出を。


 くたっと雪野の首や手から力が抜けた。開いたままの瞳が完全に死の色を宿す。花が朽ちる瞬間を見ているようだった。
喉に刺さったままの鎌がひどく痛々しい。それでもどこか微笑んでいるようにも見えた彼女の亡骸を抱き、播磨は強く叫ぶ。
「雪野!お前……ちくしょおおおおっ!!」
 目頭が熱くなる。最後に彼女が残した物の意味を理解し、悔しさと申し訳なさで押しつぶされそうだった。
更に無力感も加わって、両足が鉛のように重く感じる。だが何かが近づいてくる気配とともに頭上から声がした。
「今更一人死んだくらいでわめくんじゃない、やかましい。君は本当にバカだな」
「……あ?」
 頭の中が一度だけ真っ白になる。頭につけていた妙な機械を外し、自らを見下しているこの女はなんと言った?言葉の意味を脳内でリピートする。
何度リトライしてもたどり着くところはかわらない。ざわっと、体内で血が騒いだ。即座に立ち上がり狙いを一転に定め、手を伸ばす。
コートの襟首を掴んで体を揺らし、バランスを崩させ体を引き寄せる。そして襟元を締め上げ圧迫する。不良時代、何度も繰り返した動き。
女にも身内相手にもこのような行為をしたことはなかったがそんなことは関係ない。今の播磨の目に、刑部はただの『敵』としか映らなかった。

「今更?一人?もう一度言ってみやがれ!」
「っ!……高野君とは、往年来の親友か何かか?……説得なんて、できる間柄じゃないだろう……その、結果が……このザマだ」
「説教なんて聞いてねえよ!もう一度言ってみろっつってんだ!!」
 首周りの力を更に強める。刑部の体が浮きそうになり、眉間に幾筋もの皺が浮かぶ。だがどこか彼女の表情は余裕すら浮かべていた。
「意地を、くっ……張るのもいいが……理に沿うのも大事だ。……今すべきことは、わめくことか?よく考えろと……そう言っている!」
 言い終えると同時に、刑部はAR15を捨て右手をポケットのワルサーP99に伸ばす。一瞬で取り出しそれを播磨の額に突きつけた。
感じる無骨な質感に播磨の力が一瞬緩む。急ぎ、刑部は播磨の体を突き飛ばし離れた。笹倉が駆け寄り、咳き込む刑部の背をさすりながら播磨に厳しい顔を向ける。

「拳児君。人には向き不向きというのはあるの。例えば……うん、拳児君なら喧嘩が一番だね。慣れないことはするなっていう絃子さんなりのアドバイスだよ」
「ふざけんな!俺は絶対そんな手段は選ばねえ!」
「けほっ……ふん、勝手にしろ。私と葉子はアレさえ手に入ればそれでいいからな」
 彼女に免じてパソコンは勘弁しておいてやる、という言葉を最後に二人は高野同様夜の森へ姿を消す。
やがて再び静寂の世界が形成される。先程までの喧騒が掻き消え、世界に誰もいないかのような錯覚が辺りを支配した。
だが彼女らの残した言葉がどうにも耳に残って仕方ない。そして彼の手に残ったそれも。

―パキ

 枯れ木を踏みしめる音に気付いて播磨はゆっくりとそちらを向く。

「……一条」
「雪野さん……嘘……」



46: ◆RHLa6nIQ9U
07/04/09 07:59:25 8wM9EYzu

 * * * * * * * *

 正直なところ、屈辱だった。飼い犬に手を噛まれたどころではない。数時間前同様、再び武器と手勢を失ってしまった。
まさか死を受け入れた上での反抗をしてくるとは思いもしていなかった。
ち、と読みの甘さを反省し体を休める。高野は雪野が投げたフラッシュメモリを探しに来るであろう笹倉と刑部を待っていた。
これだけの事態に招いた以上、もう教師らも無関係とは言わせない。二人の介入さえなければ自分が勝っていた筈。
何らかの取引をしなくては割に合わない。特にやることもなく耳にかかった髪をかきあげる。
インカムからの連絡もすぐにはないだろう。植えつけられた屈辱感を払拭しようと思考は雪野に集中する。

(……雪野さん。あなたにしてはまあまあだった。でもフラッシュメモリがダメならパソコンを破壊すればいいだけ)
 そもそも本当にフラッシュメモリが見つからなくなってしまったらどうするつもりなのか。
そのあたりの配慮が本当に足らない。軽く笑みを浮かべる。あれを捨てるということは自分から希望を捨てること―
そこでぴたり、とインカムをいじっていた手を止まる。そんなまさか、と彼女は否定したい一つの考えに至ってしまった。
記憶を巻き戻し何度も何度も再生する。雪野の見せた動きの一つ一つを丹念に思い出そうとする。
検証を繰り返し、それが否定できない域にまで達した時、高野は探究心に突き動かされ、来た道を全力で走った。雪野が眠っているであろう場所を目指して。


「……やられた」
 先程の修羅場に舞い戻り、荒い息をしながら横たわる雪野の死体をじっと見つめる。喉に突き刺さった鎌は抜かれ、腕は胸の上で組まれている。
目は閉じられてどこか満足げな表情を浮かべていた。だが彼女の体を整えたであろう播磨や一条の姿はそこはない。既に移動した後のようだ。
「嬉しそうね、雪野さん」
 それはそうだろう。全て彼女の思惑通りに運んでしまったのだから。少なくとも自分は先程までは完全に彼女に手玉にとられていた。
フラッシュメモリは投げ捨てられていなかった。ずっと彼女が右手に持っていたのだ。しぐさと音だけで思い込んでしまった。
おそらく投げたのは地面をいじっていたときに見つけた石か何かだろう。左手に潜ませていて、それを投げた。
子供だましもいいところだが、あの瞬間の自分には充分な効果があった。不利になれば自分が逃げることは楽に想像がついただろう。
あとは駆け寄るはずの播磨や一条に、こっそりと右手の中身を渡せばいい。
教師らはこれ以上の生徒との関りを避け夜でも視界が利く事もあり、フラッシュメモリを探す。
その後、播磨はそれとノートパソコンを持ってこの場を離れたのだ。おそらく一条も連れて。

 もはや先程の屈辱感はなかった。むしろすがすがしさすら感じている。笑いすらこみ上げそうだった。
「……最後の勝負は、あなたの勝ちね」
 プチ、と高野は隣にある名も知らぬ白い花を一輪摘み取った。そしてそのまま彼女の腕の間に差し込む。
勝者に捧げる純粋な敬意と―ほんの少しの謝意を込めて。

(……でも先生なら気付いていたかもしれない。証拠がないから言い逃れできるけど)
 表情が柔らかくなっていたことを自覚し、急ぎ顔を人を殺す者のそれに戻す。
リアカーは残っているので武器はある。だが教師達にも動いてもらおう。
フラッシュメモリもパソコンも播磨の手にあるのは変わらないのだから、拒否することはできない。高野は再び走り始めた。

 * * * * * * * *

「雪野、さん……」
 もはや一条は目的を完全に見失っていた。全てが別世界のような、スクリーン上の出来事とも思えた。
肩の痛みも雪野の死も、今こうして播磨に強引に歩かされていることも。
完全に心が折れてしまった。許してくれる存在も消えてしまい、自分はこれならどうなるのだろう。
彼は―播磨はどうするのだろう。南の人間と合流する、などと言っていたが。この人物は雪野の死を悲しんでいた。何故だろう。薄汚い人殺しのはずなのに。
「いまどりざん…………たすけて」
 か細い呟きは、誰にも届くことなく二人の足音にかき消される。愛らしい少女の面影など微塵も無くし、一条かれんはただただ涙するばかりだった。



47: ◆RHLa6nIQ9U
07/04/09 08:01:06 8wM9EYzu
【午後:2~3時】

【播磨拳児】
【現在地:F-03南部】
[状態]:疲労大。返り血にまみれている。
[道具]:支給品一式(食料4,水2)、インカム親機、黒曜石のナイフ3本、UCRB1(サバイバルナイフ) 、パソコン(バッテリー付き) 、フラッシュメモリ
     さくらんぼメモ、烏丸のマンガ 、シグ・ザウエルP226(AT拳銃/残弾14発)
[行動方針]:ゲームを潰す為に生き残りを協力させたい。南の人間と合流して高野をなんとかする
[最終方針]:生き残ってマンガを描き続ける。
[備考]:サングラスを外しています。高野を殺人者と認識しています。ゲームの目的を知りたがっています。リュックの一部が破損してます。

【一条かれん】
【現在地:F-03南部】
[状態]:疲労超大、肩を負傷(簡単な止血)、極度の精神不安定状態。完全に混乱
[道具]:支給品一式(食料5、水1)、東郷のメモ
[行動方針]:特に理由もなく播磨についていく
[最終方針]:???
[備考]:何をすればいいのか完全にわかってません

【高野晶】
【現在地:F-03北部】
[状態]:疲労大。
[道具]:支給品一式(食料0)、薙刀の鞘袋(蛇入り)、インカム子機
     雑誌(ヤングジンガマ)、ブラックジャック×2(岡の靴下でつくられた鈍器。臭い)
[行動方針]:刑部、笹倉とコンタクトをとる。フラッシュメモリが播磨の手にあることを教える
[最終方針]:全員を殺し、全てを忘れない。反主催の妨害。教師達にも罰を与える。 ゲームの目的を知りたがっています。

【共通:盗聴器に気付いています。】

※日本刀、ドラグノフ狙撃銃/弾数9発、工具セット(バール、木槌、他数種類の基本的な工具あり) はリアカーにあります。
 リアカー、薙刀、鎖鎌、支給品一式(食料6、水1) 雑誌(週刊少年ジンガマ)は雪野の死体傍にあります。


【笹倉葉子】
【現在位置: F-03北部】
[状態]:眠気は改善
[道具]:リボルバー(S&W M686Plus)/弾数 6発、.357マグナム弾20発、暗視ゴーグル、セキュリティウェア
[行動方針]:フラッシュメモリを探す
[最終方針]:ノートパソコンかフラッシュメモリの奪取/破壊
[備考]:なし

【刑部絃子】
【現在位置: F-03北部】
[状態]:眠気は改善
[道具]:自動式拳銃(ワルサーP99)/弾数 16発、9mmパラベラム弾15発入りダブルカラムマガジン1つ 、 突撃ライフル(コルト AR15)/弾数:36発
暗視ゴーグル、セキュリティウェア
[行動方針]:フラッシュメモリを探す
[最終方針]:ノートパソコンかフラッシュメモリの奪取/破壊
[備考]:なし

軍用車(詳細不明、ロック中、車内照明有、現在無人)には、二人分の様々な荷物、そして島の南部で回収した以下の品を積んでいます。

支給品一式(食料16、水4)  殺虫スプレー(450ml) ロウソク×3 マッチ一箱
     スタンガン(残り使用回数2回) キャンピングライト(弱で残り2~3時間)  診療所の薬類

※ショットガン(スパス15)は破壊されました。残骸がF-03北部に残っています

【雪野美奈:死亡】

―残り6名

48:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 08:56:04 qGGBAG1/
ゆ、雪野ーーーーっ!!!

>>47
GJです。
雪野が最後の最後で高野に一矢むくいたのがよかった。
これで冥界でも安心して隣子に会えるな・・・・・・。

49:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 13:16:00 IeNIVDyL
チーズは……食べらんない。



うそだよ!

50:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 13:34:31 MbLXKZZQ
超GJ!!!

雪野……お前はよく頑張った……つД`)

51:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 14:36:18 3KMQS8bl
一条死ななくてよかったわ

52:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 14:46:15 1lLiW4Um
ナポレオンが忘れられている件について。

53:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 14:56:39 MbLXKZZQ
沢近が伊織のことを話題に

八雲の返事に「……まさかシーザーも!?」

ハラミ「豚なら見た」

八雲「……ナポ?」

沢近「―はっ!」


さわちか は ナポのことを おもいだした !

これでいいんじゃね?
播磨と合流すれば救出フラグも勃……立ちそうだ。

54:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 15:05:23 w7MWAuuz
播磨一条はハラミ組と合流するために南下してるんだから、分校跡近辺で接触できたらなお良いな

55:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 15:34:31 VghVSHfC
待ったかいがあった・・・
ついに・・・苦節半年・・・
これを・・・待っていた・・・!
弁当が見えるこの展開を・・・!!

56:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 16:27:12 3KMQS8bl
播磨パン落とす

一条「よかったらどうぞ」

弁当一直線!

57:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 17:47:09 YCE/bKFz
>>47
GJ
雪野カッコよかったよ雪野
一気にモブ派になりそうだったよ。今まで死んだ人の中で一番カッコよかったかも
にしても播磨の天満の為って行動もやっと報われてくれそうだし良かったよ

絃子も葉子も脱出協力派なんじゃないかと思ったり
谷や妙含め先生も大変なんだろうな

58:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 22:09:23 LAGib/19
乙です!
予想もしなかった展開で面白かったです。
ただショットガンが銃で撃たれて破壊、というのは無理があるかと。
出来たとしても破片がザックリ一条の体に突き刺さります。

それと高野は教師達に危害を加えるつもりは無いのですか?
優勝してからの予定?

59:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 22:21:17 AGAGyYIZ
>>58
可能性的な話をするならショットガンで銃を撃たれて破壊ってのは可能でしょ
絃子さんの銃にはそれだけの威力があるだろうし
その後武器が吹き飛んでも一条に当たる可能性は低いんじゃないか

60:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 22:22:14 AGAGyYIZ
>ショットガンで銃を撃たれて破壊
ショットガンが銃で撃たれて破壊される
だった

61:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 22:53:33 LAGib/19
機関砲ならともかくAR-15程度にそこまでの威力は無いと思う。
弾丸が徹甲弾か、スパス15の強度が落ちていたか粗悪品でもないと……。
あるいは管理者権限で武器を使用不能にする小型爆弾でも有ったのかも?
せめて一条は腕に大きな衝撃を感じた、というような説明が欲しかった。

62:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 23:04:23 vhiuDQyy
>>47
GJ
すげー天才だよ


63:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 23:11:39 pB8cYHQr
播磨が死んだのは文句出たのに雪野無駄死にはいいのか。はあ。

64:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 23:19:26 1lLiW4Um

            ,,ゞト、ノノィ,、   
          /       `ゝ  
         /  ノノ'`'`'`'` ヽミ 
         .|  Y   \ / }i   モブとメインの違いですから! 
         |  /    / ヽ ミ   残 念  !!!  
         .!(6リ     (__) ノ    
          リノト、 '/エェェェヺ     >>63切腹!!  
          り| ヽ  lーrー、/     
           ノノ  ヽニニソ            Θ / \          
       ,...-'"::::|:|    /'::::::::::::::ヽ、    Θ//\//Θ
    ,...-'":::::::::::::::|.| v /':::::::::::::::::::::::::::_____//\//Θ


65:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 23:20:22 Jf7FwuS4
ゆきのんの死は無駄じゃないね
彼女の死は播磨が背負っている
最終回あたりで皆と一緒に素っ裸で播磨に語りかけてきます

66:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 23:43:51 3KMQS8bl
全然無駄死にじゃないだろ
むしろ超頑張った
雪野だって本当に何も出来ずにジャーマンで殺されてたらそりゃないだろってなったよ

67:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 23:52:24 svyKYgNu
>>63
雪野死んでグダグダ言っても何も言われないのと、
播磨死んでグダグダ言ったらカプ厨とボロクソに叩かれるのと似たようなもんだから大丈夫

68:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/09 23:56:35 kglUVtHB
いや、雪野って播磨と一条逃がしただけだろ。状況は何一つ良くなってない

69:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 00:18:03 eRDLNnbU
>>68
そう思うならそう思えばいい
俺は大きく良い方向に動いたと思うが

70:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 00:53:22 r8cItXRh
>>47
GJ!乙!
キャラクターがみんないかされていて良かった。
これでフラッシュメモリが消化されれば、雪野の活躍も後に神展開となるに違いない。

71:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 00:56:45 zbfKT9b+
>>67
今回は誰もグダグダと叩いたりしてないじゃないか。

72:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 01:20:42 BpF/ANQg
>>71
一人を除いて、な

73:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 01:26:05 59tT21Au
頚動脈辺りを切るとシャワーみたいに血が吹き出るって聞いたことがあるんだ
けど、パソコン壊れないかな? ゆきのんの目の前にあったんだよね。

74:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 01:52:16 BpF/ANQg
切り方によるしシャワーのように出るのは嘘
時代劇やドラマでは過剰表現をしてる
せいぜい切った直後にピュッと飛び散る程度、すぐに勢いはおさまり体を伝って垂れていく程度になる

75:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 01:52:36 O3Iq0dEE
>>73
頸動脈は首の横、パソコンは目の前、血は横に飛ぶ、さほどパソコンにはかからない。
と前向きに考えようぜ!

76:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 02:01:19 72nUL1jp
隣子は死んだ後もやけに作品に影響力を与えているね。

77:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 07:37:58 uxAVIV8u
しかしハラミ達と合流したとしても、三人はわけわからん理由で険悪になっとるしどうするんだ
ここから話をつなげるのは難しくないか

78:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 07:47:23 zeuFTdXj
>>77
こっからがまさにいかにもスクランの見せ所じゃないか

79:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 16:16:19 dy75AYey
>>68
それに加えてフラッシュメモリ追跡してる教師陣の目を欺く効果もあるな。
これら全てを「それだけ」と言うのなら別だが。

80:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 18:22:10 cmp00yNW
雪野が何もしないで死ぬ→そのまま全滅、メモリも破壊
しかし現状は雪野こそやられたものの本人はそれなりに満足、播磨一条生存、一時的に高野撃退+銃奪う、メモリも無事
最高クラスの功績だぞ

81:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 18:28:08 hbZXvKxQ
むしろここまで何かを果たし、遺して死んだのが他にいるんだろうかって感じなんだが

今回RH氏は前スレで死者出してないって言われたから気合入れてくれたんかな
元々上手な人だったが今回は特に力が入ってた気がした、遅くなったがGJといいたい

82:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 19:14:06 mCGPNlHC
雪野が何でもできすぎって思ったがよく考えたらやったことは
メモリ捨てるふりをしたことと高野の銃をはじいたくらいなんだな

あんまり大したことしてないはずなのに功績が大きく感じるのは何でだろ

83:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 19:15:39 zeuFTdXj
モブですから

84:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 20:02:37 hWIixI56
それまで殆ど大したこと
してなかったからでしょ

85:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 20:35:13 cmp00yNW
やってること自体は大したことなくても結果は相当なことになってる

86:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:21:36 rX5MZdbF
下手したらターニングポイントになりかねないよな

87:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:36:22 AROfqA29
やっぱり全滅はあんまり見たくないもんなー

88:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/10 23:39:29 5LdClagg
俺は優勝エンドがいい

89:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/11 00:34:48 97I4qbBB
面白ければどっちでもいいさ。
盛り上がってさえくれれば、高野姐さん大虐殺でさえOKだ

90: ◆RHLa6nIQ9U
07/04/11 01:57:13 9dxk0UaP
一日遅れになってしまいましたが、感想ありがとうございました。

一条のショットガン破壊が難しいとのことなので別の形に修正します。

高野は首輪のこともあるので教師らに直接的な形で危害を加えようとはしない、
くらいに考えていますが具体的には後の書き手の方に決めてもらえればいいかと思います

91:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/11 03:00:13 IHzz/ZS/
>>90
修正しなくても平気な気もしますが
頑張ってください

92:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/11 09:02:09 Kz54tW0N
ショットガンが壊れるかどうかはともかくそもそもショットガンをピンポイントで狙撃できることのほうがすごいと思う

93:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/11 09:32:51 h4Lq18sy
その位は問題無くね?
銃器の扱いLv.はナカムラ除けばスクランキャラNo.1だろうし。

まぁ、凄い事に変わりは無いけどなw

94:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/11 14:37:46 sHhMOG5m
>>92
サバゲ編見る限りはそれくらいはやりそう
普段から銃持ってるくらいだし

95:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/11 15:11:51 Kz54tW0N
さっき他のスレに誤爆しちまったが
動いている小さな的を撃ち抜くとはシティーハンター並だ

96:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/11 15:14:35 TYKwOZFz
>>95
クレーン射撃って知ってるか?
サバゲも同じことだし

97:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/11 18:11:11 z0Ss0eR6
>クレーン射撃
それを言うならクレー射撃だ
まあピジョンクレーは放物線運動しかしないけど
サバゲ通過済ならあとは心の問題(生きてる人間を頃せるのかとか)

98:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/11 18:17:41 IHzz/ZS/
銃を構える動作は簡単に想像できるから、あとはタイミングと技術でしょ
絃子さんには技術は備わってると思うよ

99:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/11 19:23:33 usncrJ/R
刑部先生と笹倉先生は生徒の味方?主催の味方?どっちなんだろ
何か播磨に冷たいし強いものには巻かれろってことか

100:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/11 19:40:22 Kz54tW0N
二人ともどっちとも取れる感じだな

101:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/11 19:51:06 ddd/lpT3
>>99-100
その辺の予想を書き手はして欲しくないと思うぞ
昨日くらいに交流所でそういう話題が出てた

102:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/11 22:46:00 usncrJ/R
予想はダメでも、やっぱ書き手の人同士で決めておいてくれないかなとは思う
姉ヶ崎先生が純粋な生徒派かとおもいきや急に変なフラグが立つし。
残り人数を考えるとミスリードしてる場合じゃないんじゃないか

でも実質このロワにいる書き手ってCb氏とX7氏とRh氏だけか・・・
他の書き手の作品が読みてえ

103:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/12 00:27:46 /N7wtt6R
>>102
阪神のJFK並のフル稼働だね

104:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/12 00:47:32 gynj0Otk
102のせいでその3人が書きにくくなりますね

105:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/12 01:10:31 ab3uK2Ky
>>104
んなこたない

つか俺には書きたくても書けなさそうなんだよな

106: ◆RHLa6nIQ9U
07/04/12 01:13:30 o5LSbqLF
『闇の白い花』の修正版をまとめサイトに投下しました。

ショットガン対策ということで、笹倉の道具が一つ増えています(今はもう使えませんが)

107:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/12 01:51:14 XihEaD5W
>>106
乙です
葉子さんの武器をググってみて驚きました
Sっぽい葉子さんに似合いそうw

108:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/12 07:34:38 qBXS1GZn
次高野らと会った時が生徒対生徒の最後だろうか
播磨が沢近八雲三原をちゃんと説得できればの話だけど

109:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/12 09:51:21 RdXzR1TA
かな。
何にせよ楽しみだ。


まぁ、時間がかかるようなら、おまけコーナーで繋げばいいさ。

110:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/12 12:16:34 AV74DHxX
>>108
この先の展開はわからないだろ
書き手の為にも縛りたくないし

111:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/12 13:27:01 yjR5XAzy
ここの感想くらいで書き手が縛られるとか考える方が失礼

112:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/12 16:34:41 yiLUe8JG
>>111
感想はいいけど予想は確実に多少の縛りを与えるぜ

113: ◆.Cb.m05RN.
07/04/12 19:38:52 iZEcQWCL
笹倉、刑部、高野を予約します。

114:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/12 19:48:56 tlwEuiDC
>>102
主力級が2名ほど、ここの住人のひどいバッシングで追い出されたからな・・・

115:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/12 20:00:20 C7We56sY
>>114
追い出された人なんて二人もいたっけ?

>>113
期待してます

116:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/12 20:11:59 H6VLuFl4
>>113
構成をまとめていて、必要な情報は調査して、ある程度書き始めていて、
三日あれば間に合うと判断した上での予約であることを願います。頑張ってください。

書き手ってどういうタイミングで予約してるんだろう。
X7氏はきちんとタイミングを見極めている、RH氏や1氏は速筆ってイメージがある

117:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/12 23:18:06 4F0a2lH1
>>115
◆GEIGwDl3Ms氏とcx94bMr2cU氏だろ。

118:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/12 23:26:24 tlwEuiDC
>>117
そう。ここは読み手のマナーが悪い

119:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/12 23:42:37 /N7wtt6R
>>117
井川と松阪がメジャーに行っちゃた用なもんか~すまん野球ばっかりで

120:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 00:08:11 IweZStnR
ゲイは・・・いややめておこう

121:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 00:19:41 EHUDI3LW
>>116
それがわからんおいらがいる。

122:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 00:22:19 EUzfPIbd
わからんならおとなしく書き上がってから予約するといい
それから落ち着いて推敲・投下しなされ

123:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 00:28:45 9B5pFeZb
GEI氏のような実力作家を追い出すなんてなあ・・・
cx94bMr2cUはキチガイだから追い出されて当然だったけど。

124:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 00:30:39 XA7ZsFN1
>>123
あれ?逆じゃないか?

125:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 00:31:44 EUzfPIbd
>>124
イジっちゃダメぇ!

126:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 00:58:40 /T5ssbhP
>>113
別に間に合わなくてもいいんで、あせらずに書いてくださいね。
116のようなのが叩きに走るかもしれませんが。

127:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 00:59:33 MQCkQz0b
GEI氏はアソサラ以外どーでもいいって考えの人じゃん

128:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 07:46:21 4d2JMzWE
>別に間に合わなくてもいいんで、あせらずに書いてくださいね。

最初から間に合わない前提で書いたら駄目だろwww
なんか理由があって間に合わないなら大丈夫だが。

129:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 07:48:08 gS/Q7N7V
「間に合わなくてもいいから頑張れ」っていうのは
思ってても言わんほうがよくないか

予約のやり方を考え直してくれっていうのは何度も何度も指摘されてることだし

130:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 09:42:40 XUGrj06g
パロロワ辞典wikiの用語解説でGEI氏について的確に説明できる方おりませんか?
自分が書くと何か「上手いけどキャプテソ一歩手前のカプ厨作者」みたいにしか書けないので

131:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 11:21:27 G24ufnsp
>>118
ここは、っていうかここもって方が正しいような…
スレが立つ→書き手とかが来て盛り上がる→排除が始まる→荒れる→離脱する人が出る
何度もこのパターンを見て来たぜ…

132:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 12:30:35 I+SyQwYX
予約して間に合わなくても何の問題もないというのも、
何度も指摘されてることなんだけどなぁ。

133:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 14:12:10 7SmmtDHH
>>132

「廊下を走ってはいけない」というルールを例に解説するとだな。
Cb氏は人通りが少ない廊下をよく走る子供な訳だ。それを先生達は「廊下を走ってはいけません」と注意してる。
しかしCb氏の友達は「人が少ないんだから走っても危なくないもん!」といって先生達に反論してるんだ。
でも先生達は、廊下を走っていたら曲がり角から出てきた他の生徒にCb氏がぶつかるかもしれない、という事を心配しているから何度も注意を繰り返してる。
他の生徒が安心して廊下を歩ける様にしたい訳だ。
それでもCb氏は「ごめんなさい」といいつつ何度も廊下を走っているし、友達は「いいじゃんいいじゃん」と言って彼を甘やかし続けている。

って感じだと思うよ。

134:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 14:19:42 I+SyQwYX
何か勘違いしてないか?

「予約をしたら、予約期限を守らなくてはいけない」となんてルールはないんだよ。
一部の人が、勝手に自分ルールを言ってるだけでな。
テンプレを読める人間なら理解出来ると思うんだがなw

予約期間を過ぎれば「優先権を失う」だけのこと。
改めてはっきりさせておきたい。

135:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 14:49:29 cYgcQhih
>>134
何を言っているのか。
予約は、期間中に書き上げられると思った段階でしましょう、というのはルールにもあるだろう?
それとも君は、ペナルティのないルールはルールじゃないと思っているのかい?
まあ予約期限の度重なる違反は、住人の信用を失うというペナルティを受ける事は明白だけれど。

それに例えルールではなくても、マナーの一つであることは確実。
マナーを守らない人には厳しい意見が与えられるのは覚悟するべき。

136:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 16:43:29 h38FJNf4
>>130
Wikiのやり方はわからんけど、それであってると思う。アソサラにしか興味ない時点でキャプテンとはタイプが違う気がするが。
書いてみたけどダメだな、うまく説明できん。それにGEI氏よりスクロワの解説のほうを先にやったほうがいいかも。


スクールランブルバトルロワイヤルにて中期から登場した書き手。スクランファンの間でいわゆるアソサラと称されるカップリングの描写にのみ固執していた。
アソサラとは作中に登場する麻生広義(男)とサラ・アディエマス(女)の二人のこと。
原作では麻生は別に思いを寄せる異性がおり、サラとは単なるバイト仲間の関係だった。
ただ元々人気のあった二人でありロワにおいて原作で見られないキャラの絡みが好まれた背景もあって、当初は住人も歓迎。
だがその内容は

・不安要素は即排除。二人以外のキャラは即座にフェードアウト
・他作家のリレーした内容が自分の意図と違うと口をはさむ
・他キャラも書いたらどうかという意見を完全無視
・自己リレー、一話で長時間ワープ、放送後即予約といった書き手の手法から死者の亡霊、幻覚、動物、手に入れた支給品まであらゆる事象が二人を支える


というもの。親友が死のうが主人公が死のうが反主催がバタバタと倒れようが関係ないといわんばかりに、
いつまでたっても二人は体力・精神共に疲弊することなく順調すぎる展開を続けていた。
スクロワ内ではGEI氏の文章力がトップだったため擁護する意見もあったが、あまりに二人が万能すぎるためとうとうNG判定を受ける。
その後、別の書き手により麻生は発狂しサラを射殺。そして麻生本人もサラの親友に報復され死亡という超展開を見せた。
その展開を受けてGEI氏はロワからの撤退を明言。ロワではなくアソサラにしか興味がなく、最後まで企画の趣旨を理解していなかった書き手として有名になる。

137:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 16:50:42 gcBuB41n
>>136
そこらかしこに悪意やら過剰表現が見られるかと

138:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 17:07:02 G24ufnsp
マナー違反は批判されてもしょうがない。というのは事実だがそのマナー違反の批判のやり方がマナー違反になっていたり
マナー違反を批判することでマナーを設置することで守るはずの母体が崩れる危険性も可能性も考えて批判するべきではないだろうか。

139:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 17:26:05 tik5mCxd
文章力がトップだったかは甚だ疑問だが…

>・他作家のリレーした内容が自分の意図と違うと口をはさむ
>その展開を受けてGEI氏はロワからの撤退を明言。

まあ細かいこと書くよりここら辺のGEIの発言をコピペしとくのが一番彼の痛さを説明できるだろうな
百聞は一見にしかずってやつだ

140:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 18:44:55 4iMlxUYZ
>>139
俺も文章力トップってのを見た時、こいつはGEI氏かと疑った

141:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 19:10:54 ZHg3EnM6
そもそも俺はなぜゲイに氏をつけているのか理解できない

142:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 19:54:48 XA7ZsFN1
GEI氏は文章力があっただけに、アソサラに固執していたのは惜しい存在だったと思う。

143:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 20:03:42 bbkVEabc
ちょっとうわさを聞いてやってきた
んーと、トリは毎回違うけど、麻生とサラ書いてるのは基本この人なんだよね?

なんつーか、スクラン一気流し読みだけど、この人よりうまい人いるような……
なんというか、これだけの作者の中でこれでトップて
URLリンク(www.youtube.com)

この歌が脳内で流れるんだが

144:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 20:05:09 FvUOvmt9
いっそアソサラで冥界系のおまけでも書いてくれないかな。

145:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 20:11:01 E9w1a0mI
流れ読まずに投下。
タイトル:「名無し様~」の舞台裏


控え室兼ラウンジにて。
冬木(以下冬)「たっだいま~」
三沢(以下三)「お、どうだった?」
冬「バッチリ。いや~、見事な修羅場だった」
三「……つくづく悪趣味だよな、お前って」
冬「何をおっしゃる、芸術の為にはモラルなど足枷同然さ。だろ?」
三「……まぁ、その“芸術”とやらに期待してる俺も同じ穴のムジナだけど」
冬「そーそー」
三「実を言うと俺も見たかったんだよな、アソと周防の痴話喧嘩」
冬「観る? バッチリ取れてるぜ」
三「って動画かよっ!」

~再生中~

三「……」
冬「どう?」
三「何つーか……心底アソに同情するな」
冬「まさかサラちゃんまで来るとはねー……
  あ、もっぺん観る? さっきの笑顔」
三「いや、遠慮しとく」
冬「なんかオーラ出てたっぽいよな」
三「ってか絶対出てただろ。すっげードス黒いのが」
冬「俺、特殊効果使ってないよ?」
三「そもそも、使う必要無い奴がゴロゴロしてるっつーのがなぁ……」
冬「そりゃあなた、これロワですから」
三「俺なんか、何気にスゲー追い詰められよう……
  ってやめやめ、胸糞悪い」
冬「涙どころか、鼻水までバッチリだったしね。さすが演技派」
三「orz」

三「けど、アソや俺みたいな扱いの奴もいれば、岡や斉藤みたいなのもいるんだよな」
冬「そーいや、あいつらどこ行ったんだっけ?」
三「西本会議。満場一致で処刑だと」
冬「うっわ容赦ないねー。一応撮っとこうかな?」
三「止めておけ……武士の情けだ」
冬「そう? ……ま、男だけじゃ絵にならないよね。やっぱ華がないと」
三「それ、あいつらには禁句だろ……常識的に考えて」
冬「ってことで、今からもっぺん女子撮ってくるわ。
  じゃね~ノシ」
三「……あえて修羅場に踏み込む、ってか。チャレンジャーな奴……」

146:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 20:12:33 E9w1a0mI
バタン!

冴子(以下冴)「―あ、三沢君! 丁度良かった、ちょっと場所借りるね?」
三「へ……? っておい、何足元に潜り込んで―」

バタタン!

つむぎ(以下つ)「―あれ、居ないや」
三「……結城、だよな? どうしたんだいっt」
つ「三沢君、音篠さんどこ行ったか 知 ら な い ?」
三「ちょ、銃口向けながら聞く奴があr」
つ「知  ら  な  い  ?」
三「……イヤソノナントイイマスカ」
ギュ
三「!!」
つ「? どうしたの?」
三「い、いや、何でもない。ちょっと腹の具合が悪くてな」
つ「そう……無理しない方がいいわよ」
三「あ、あぁ……サンキュー」(ヤベェ、早く何とかしないとアレがヤベェ)
つ「で、音篠さんのk」
三「あ、あいつなら結城が来るちょっと前にここ出てったぜ。
  かなり焦ってたみたいだけど、何があっt」
つ「あ の 雌 豚 … 【禁則事項】し 損 ね た っ !!!!」

バタタタンッ……!!

三「( ;゚д゚)…………
  ( ゚ д ゚ )………
  ( 。 _ 。 )」

冴「こっち見んな」


ここまでで気力尽きた。
反応次第で続き書こうか思案中。まぁ叩き出されるのがオチだろうけどorz

147:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 20:44:15 h38FJNf4
じゃあGEI氏より上手な人って誰よ
人格とかやらかしたことは抜きにして文章だけでね

148:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 21:20:51 MQCkQz0b
>>136
それであってると思う

149:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 21:22:05 9WRlh1pe
いまさらGEI氏の文章力は云々言ってる奴は何なんだ?

150:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 22:00:59 uzGHvyWg
>>147
ほぼ全員

151:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 22:09:16 rFIbtGqV
>>151
そりゃ言い過ぎだw

GEI氏、かなりの文章力はあったと思う(少なくとも俺なんかより余程上手い)
ただ、他の部分がマズ過ぎたんだよな……

152:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 22:10:22 rFIbtGqV
自己レスorz

>>151 ×
>>150 ○

153:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 22:13:24 FvUOvmt9
7ILEob33QI氏やWoG.1BRwZg氏は何処に行ってしまったんだ?
他にやる気のある人といえばプリキュアの人ぐらいか?

154:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 22:35:38 T7BB7DHC
サラのジョーカー設定をまるで生かせなかったのが一番のマイナスポイントだな>GEI氏

155:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 22:39:54 T7BB7DHC
悪いジョーカーじゃなくリピーターだった。

156:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 22:41:55 FvUOvmt9
能力は無いが経験はあるサラと、トップクラスの身体能力を持つ麻生の組み合わせはかなり応用が利くはずだったんだが。

157:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 22:46:06 qlJT5nbU
GEI氏の投下をきっかけに色々ルールも追加された。
自己リレーに関するルールとか、予約期限切れ後の再予約禁止ルール等…

158:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 23:10:25 IweZStnR
詐称してまで自己リレーするなんてとんでもない野郎だった

159:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 23:19:21 AOK2fxL2
このスレが盛り上がるときのパターン

1・GEIネタ等作者叩き
2・作品ダメダシ
3・4・無し
5・作品投下

160:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 23:25:42 FvUOvmt9
作者叩きするならGEI以外もたまにやれと思う。

cx94bMr2cU氏の件だが、やっぱり氏の退場は仕方ないんじゃないかと思う。
死亡の描写を他の書き手と比較するとどうしても物足りなく感じる、ズガンと紙一重という印象。
駆け足過ぎる展開は良い部分もあるが終盤なんだからブレーキをかけて欲しかった。

161:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 23:30:10 EUzfPIbd
いやツッコみどころが違うだろw
そもそも過去作の話題を引っ張り出してまで作者叩きするなと

162:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 23:34:27 EHUDI3LW
プリキュアの人が一番最悪だと思うよ?

163:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 23:36:50 qlJT5nbU
単に叩くだけなら毒吐きの方へ。

164:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 23:38:17 FvUOvmt9
>>162
プリキュアの人が本編を書いたら一体どんな話が出来るんだろうか?

165:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 23:38:33 h38FJNf4
RH氏の雪野死亡の描写と大して差はないと思うがね
やっぱりこの人つなぎしか書けないんだなって確信したし

166:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 23:46:16 uzGHvyWg
>>165
それはないと思うよ

167:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/13 23:54:30 AOK2fxL2
>>164
予約入れて書いてみて欲しいね
とくにハラミ3人衆は空いてるわけだし

その後のスレの伸びに期待
(理由>>159)


168:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/14 00:04:03 TGk8/6wF
RH氏は心理描写が巧いし、キャラを上手く動かせてると思うよ
スクロワは心理描写があってこそだと思ってたんだが、違うのか?

169:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/14 00:09:47 pKWHwBkT
雪野死亡も心理描写や前後の描写が良かったね
俺は雪野の死が今までの死の中で一番感動したし

170:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/14 00:16:53 phI6/gZL
まとめサイトのあははははってwww

あと最近の投下作品の時間帯がほとんど午後になってるんだけど
今午前だよね?

171:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/14 01:10:46 d+GeF8Jb
ついにまとめの人が壊れたかwww

172:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/14 11:34:55 /4eyRSHX
あははは>どこにある?

173:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/14 11:44:12 vpPUUkPz
キャラ紹介の播磨とか一条とか高野とか。
アクセスカウンターの問題が切実みたいなんで誰か何とかできないか?
カウンターなんてイラネとか言わずに

174:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/14 16:03:33 gMKCAjIB
カウンターなんてイラネ

175:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/14 16:57:23 DR6y7m2C
>>174
でもあるとある程度の指標にはなるよ

176:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/14 19:55:28 ADHjkYEJ
何で予約が入らないんだ?

177:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/14 19:57:30 gqhJ4qSa
難しいから

178:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/14 20:27:20 gQ0x6JqT
播磨と一条がすんなり沢近組と合流できるかはわからん。
見つけても、その頃には沢近と八雲がガチでやりあってる可能性が高い。
近所にナポレオンもいる。高野のインカムもある。

これら全部の障害を乗り越えて合流できたらそれはそれでフラッシュメモリの中身に触れるしかない。
でもそれを考えてる書き手なんていないだろ
デッドロックになってるんじゃないかなあ

179:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/14 20:33:32 ADHjkYEJ
ナポレオンは絡ませる必要が無いんじゃないの?
つーか寝てるだろうな。
再登場は全てが終わった後でも全然問題無いと思う。

180:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/14 21:01:12 asJXXJSf
>>179
田中が哀れw

181:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/14 21:01:29 XPJvPM2i
アレクサンダーっていまなにやってんだ

182:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/14 21:54:57 7yo1UMqr
>>181
たぶん妙ちゃんあたりが世話してる
一番幸せな待遇にあるよな、こいつ

183:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/14 22:18:09 OmQhUbHU
大阪に行けと言われて大阪に来たのはいいが、詳しい場所が決まってないのでどこに行くか皆が迷ってる状態だろ
少なくとも脱出か優勝かは決めないと書き手の人も書きづらいと思うよ

184:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/14 22:22:35 kNzg/zQ6
沢近VS八雲なんて作家生命をかけた組み合わせを誰がやるのか。
リスクが高すぎるし、かといってどっちもなあなあで済ませたら
それはそれで叩かれる


185:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/14 22:28:04 eE0dM1xI
1.気合を入れて書こうと思ってるためプロットを練りに練ってる。
2.叩かれるのが怖くて書くに書けない。
3.他の書き手が書いたのを見てみたいので控えてるだけ。
4.人数が人数なんで展開を様子見してるところ。

さぁどれだろう。

186:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/14 22:38:36 ADHjkYEJ
5.自己リレーになるから書けない
6.リアルが忙しくなって時間がとれない、とか?

書き手は先の事も考えて書いてるのかその場の思い付きで書いているのかどっちなんだろ?

187:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/14 22:55:16 gu3WEYRO
沢近達なら4の人が多そう。
播磨達次第では下手に仲直りさせる訳にも殺し合わせる訳にもいかなくなるし。
あとは人数少ないし、5の人も出るだろうね。まとめのように6の人も出てきているのもある

188:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/14 22:55:56 +/2QGMOo BE:1007975276-2BP(30)
生存者の目的は脱出なの?それとも優勝なの?

189:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/14 22:59:25 eE0dM1xI
>>188
現段階では
優勝:高野
不明:一条
脱出:その他

190:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/14 23:21:44 h3uyUG8S
自己リレーって別に禁止されてないんじゃ?
構想練ってるけれど一日二日で完成しないから涙を呑むって書き手が多いのかな。

予約延長を繰り返すのと、たまに自己リレーするのとどっちがまだマシ?

191:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/14 23:35:30 7yo1UMqr
>>190
自己リレーは出来ればして欲しくないな

192:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/15 00:42:11 cQlxo/Ax
中村や???がいるせいか、播磨より沢近のほうがやばい気がしてきた
ここでいうやばいとは安全圏にいるという意味で。
救助に来たけれど目的の人物が死んでました、じゃリレーにならないし。
中村らがいつ来るかは不明だけどまだ当分来ない。
最後の最後はわからんけど、逆に言うと最後の最後までは安全だし・・

193:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/15 00:50:25 08nh/Geo
>>192
沢近が死んだとしても、敵討ちとかなんとか理由つけて中村たちのフラグを消費することは可能だから何も問題ない。
読み手が思っているよりも多く、書き手にはフラグ消費のための引き出しがあると思ってくれてよい。
終盤になって、キャラの一挙一動が物語全体に与える影響が大きくなったから進行が遅くはなってしまうが、
リレー企画の終盤としては着実に進行している。
俺ら書き手も頑張るから、読み手も完結を祈っていてほしい。

194:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/15 01:00:58 cQlxo/Ax
>>193
頼もしい言葉ありがとう。そうだな、読み手からのスクロワと
実際ストーリーを作ってる書き手からのスクロワじゃ見えるものが違うよな。

書き手だということで聞きたいんだけど、他の書き手と結末や今後の相談しなくて大丈夫なもんなの?

195:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/15 01:27:26 08nh/Geo
>>194

どうだろうか。とりあえず私見を。
読み手としては不安なのかもしれないが、書き手としてはそういう行き当たりばったりのドキドキ感も、
リレー企画をやっている醍醐味だから、悩むところだ。
読み手の人には「書き手間の相談」をして欲しい人もいるのかもしれないが、それは書き手にとっての楽しみを減らすわけで。
こればっかりは両者の楽しみ方が違ってくる以上、どうしようもないのかもしれない。

196:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/15 01:42:53 2mBfHc7I
自己リレーは嫌だだの、
予約期限は守らないと許さないだの
主要キャラは殺すなだの
読み手の文句が随分多いスレになったから、書き手が嫌気さしたんだろ。

文句つけまくっといて、過疎をなげく神経が分からんw

197:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/15 01:53:20 dBwsvmK6
>>196
せめて予約期限はもう少し大目に見てやってもいいと思うんだ。

198:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/15 02:51:17 p87ErqI3
>>196
自己リレー禁止と予約厳守は普通だと思うんだがな……。

199:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/15 03:35:01 ezFhtA/B
URLリンク(www11.atwiki.jp)
この項目に囚われ過ぎ

200:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/15 04:13:19 MrUE5UGx
自己リレーや予約超過を叩けるほど書き手なんか残ってないのにな

201: ◆wS/dh.cXEQ
07/04/15 05:32:39 Aq9j2Rhd
う~ん眠いよーと見せかけてムチャクチャまた叩かれると思うけど投下


202: ◆wS/dh.cXEQ
07/04/15 05:33:26 Aq9j2Rhd
稲葉(以下黒)「美樹とー!」
東郷(以下白)「榛名のー!」
黒&白「プリ○ュア突撃レポート 出番ですよ姐さん最終回スペシャル 」
黒「はい、このコーナーは実は魔法少女だった。黒キュアこと稲葉美樹と」
白「同じく白キュアこと東郷榛名が、ここ沖木島で生き残ってる人たちに突撃インタビューするコーナーです。」
黒「また、このインタビュー中はゲストの人に異次元に来ていただきます。」
白「その間の時間は、現実空間の時間は1秒も経っていません。」
黒「さらにお帰りの際には、ここの記憶は全て消えていますので書き手の人には、全く問題ありません!」
白「第6回放送を終えて、ついに1桁になった2-C+その他の生徒の皆さんに、ご褒美とも言えるコーナーになる予定です。」
黒「ううっ、これで最終回なのね・・・」
白「稲葉・・・」
黒「やっとこのアホなコーナーから開放される。」
白「そっちなの?まあそのとおりだからいいか。」
黒「じゃあ、最終回のゲストは!」
白「スクロワ優勝候補にして、クールビューティの名を欲しいままにする最強マーダー、そして謎の多すぎる女。」
黒&白「高野晶さんでーす。」
高野(以下高)「・・・」
黒「おおっー、流石の高野先輩も驚いてますね。」
白「声もでない高野先輩も珍しいね。」
高:ポン!「スクロワに出して貰えなくて、苦肉の策にたまたま姿の似ていた魔法少女の格好をしておまけコーナーに出てきたはいいが、
何故か第一回が受けて続けたものの第三回が大失敗、第四第五回は最悪のタイミングで投下した為、今回で最終回せざるを得ない
プリ○ュアコーナーで司会をしている八雲の友人の稲葉さんと東郷君の妹の榛名さんだ。」
黒&白「・・・」
高「もっと言うと魔法少女だからって、こんなムチャクチャな設定は無いと思うわ。スレの住人が怒るのも最もね。さらにパクリなのは
どうかと思うし、インタビューの内容はスクロワとは関係ないし、冥界さんスクロワは!は単なるコントで・・・って貴方達聞いてる?」
黒「うわーん!!そこまで言わなくても良いじゃないですかー。」
白「大体なんで先輩はそんな事まで知ってるんですか?」
高「うーん、野生の勘かな・・・」
黒&白「うそだ―――!!」

203: ◆wS/dh.cXEQ
07/04/15 05:34:12 Aq9j2Rhd
高「ところでインタビューしなくていいの?」
黒「あっそうだった。」
白「そしたらインタビューの方を・・・」
高「無理!!」
黒「だー、何でそうなるの!?」
高「人に物を尋ねる時は、まず己からという言葉を知らないの!!まずこちらから質問させてもらうわ。」
白「うっ、確かに・・・ところで質問って何ですか?」
高「貴方達って魔法少女なのよね?」
黒「一様そういう設定なんですが。」
高「じゃあ、もう面倒くさいし魔法の力で私の優勝って事で・・・」
黒「そんな事できるかー!!」
白「そんな事したら書き手の人や、このスレの住人全員敵に回しちゃいますよ。」
高「良いじゃないどうせ最終回何だし。」
黒「あっそうかって、何言わすんですか!!」
高「チッ!!惜しい。」
黒「こんなのほっといて最初の質問お願い榛名。」
白「では最終回最初のお便りです。大倉山在住のグラサン探偵さんからです。『黒キュアさん、白キュアさん、晶姐さん、スクロワは!』」
黒&白(&高)「スクロワは!(スクランは!)」
黒「あれ?」
白「高野先輩それって・・・」
高「・・・貴方達良い根性してるのね!?私が何十回もラジオで喋ったセリフをパクるなんて・・・」
黒(あっ、しまった!!この人)
白(本物だったー。)
高「じゃあ、訴訟の準備を・・・」
黒「お待ちください高野様。」
白「郷に入らずんば郷に従えと申します。何とかここは穏便に怒りを御納めください。」
高「フッ、しょうがないわね。その代わり魔法で私の優勝を・・・」
黒&白「それでもダメ!!」
高「ケチ・・・」
白「それでは気を取り直して『毎回楽しく読まして貰ってるぜ。晶姐さんの恐ろしい策略にはいつも驚かされてばかりだ。
そこである女の子を誘k・・じゃなくて保護しようとしてるんだが全く上手くいかねー。何か良い手があれば教えてくれねーか?』」
黒「何か犯罪の匂いがするわね?答えていいのかな~?」
高「ん~、誘拐なんて卑劣な犯罪に、手を貸す気にはなれないわね。」
白「クラスメイト皆殺しにしようとしてる人に言われるのは如何かと思いますけど・・・」
黒「ところで本当に夏あらの人全員見てるのこれ?」
高「当然!!」
白「何で知ってるんですか?」
高「原作者が同じなら我等は姉妹も同じ、ならお互いに応援しあうのは至極当然!!」
黒「おおっ、何かまともな事を言ってるような気がする。」
白「でも生徒全員が殺し合いするような話を応援していいの?」
黒&白&高「・・・・・・・」

204: ◆wS/dh.cXEQ
07/04/15 05:34:52 Aq9j2Rhd
黒「はい、では最後のお便りを、鬼哭丸在住の船員Fさんからです。『黒キュアさん、白キュアさん、晶姐さんスクロワは!』」
黒&白「スクロワは!」
高「・・・」
黒「『清○この通り頼むから帰ってきてくれ、俺が悪かった。今度こそ表紙にするから・・』ってあれ関係ないお便りが・・・」
高「ねぇ、そのお便り貸してくれない。」
黒「あっ、はい・・・」
高:ビリビリビリ!!「こんなお便り一枚で許して貰おうなんて舐められたものね!!」
黒「あっ、お便りが・・・」
白「どうなされたんですか?高野先輩?」
高「絶対言わない!!」
黒「いや・・・言いたくなければ良いんですけど。」
白「まさか、これが原因でクラスメイト皆殺しとかしてませんよね?」
高「・・・」
白「えっ、ま、まさか・・・そんな・・・」
黒「いやー!!もう次のコーナーに進むわよ!!」
黒&白「冥界さんスクロワは!」
白「このコーナーは死んでしまった仲間達と、こことを中継で結んでしまおうというコーナです。」
高「特に会いたい人なんていないけど・・・」
黒「そんなこと言ってたら話が進まないじゃないですか!!」
白「周防先輩とか、塚本先輩がいるじゃないですか。」
高「うーん、確かにそうなんだけど・・・」
周防(以下周)『コラ――高野、何考えてるんだ――!!』
天満(以下天)『晶ちゃん、人殺しなんて絶対ダメ――!!』
高「ほら、怒られた。」
黒「いや先輩、自業自得って言葉知ってます?」
白「この際、御親友の意見も聞いてみるのはどうでしょう。」
高「そうね・・・」
周『まあ、おめえは元々人付き合いの上手い方じゃねーけど、一条も播磨もいい奴だから謝ったら許してくれるって。』
天『八雲や愛理ちゃんだったら許してくれるよ。何だったら皆の夢枕に立って一緒に謝ってあげるから~。』
高「・・・」
黒「御二人ともそれはさすがに難しいと思いますよ?」
白「まあ、塚本先輩が夢枕に立ったら、播磨先輩は間違いなく許すでしょうけど・・・」
周『大体なんでそんなに優勝したいんだよ?おめえだったら脱出の方法ぐらい思いつくだろ?』
天『そうだよ。いままで生き残れてうらやまし・・じゃなくてその為に先生達にまで協力するなんておかしいよ!』
高「・・・」
黒「おおっ、2人の説教にさすがの高野先輩も声が出ないようね。」
白「さすが友情ね。」
高「御免なさい・・・」
周『おおっ!わかってくれたか!!』
天『それでこそ晶ちゃんだよ。』
高「迷惑をかけた人達に謝りたいんだけど・・・」
周『うーん、永山は田中と二人きりでいたいらしいし・・・』
天『そうだよね。雪野さんはまだ来てないし、あんたまで騙されてどうするって西本君は舞ちゃんに怒られてたよ。』
周『麻生の奴このコーナーで大怪我してサラちゃんと!?』
天『烏丸君と砺波さんは2人きりで・・・・!?』
周&天『ってこんな事してる場合じゃない!!』ダダダダ―――
白「二人共走っていちゃった・・・」
高「計算どうり!!」
黒「うそつけ!!」

205: ◆wS/dh.cXEQ
07/04/15 05:36:12 Aq9j2Rhd
高「ところで、もうそろそろ出て来たらどうなの?」
?『さすが、部長気付かれちゃいましたか。』
白「あれ、サラじゃない?」
サラ(以下サ)『高野先輩の活躍を聞いて駆けつけたんです!!』
黒「さすが、サラいいとこあるじゃない。」
高「貴方の[名なし様が見てるのコーナー]での活躍見せてもらったわ!見事な黒サラ振りね。」
黒「なんで先輩が、冥界シリーズの事知ってるんですか。」
高「A secret makes a woman woman...」
白「えっ・・・」
高「女は秘密を着飾って美しくなるものなのよ。」
黒「いきなりコ○ンかい!!原作者がパクってるからって、ここでもやっていいんか!!」
白「ここから、酷いクロスオーバーとキャラがムチャクチャになります。嫌いな人は読まないでくださいね。」
黒「皆そんなに力いれて読んでないって、むしろ読み飛ばしてるから。」
サ『先輩も早くこっちに来ませんか。そしたら最強の高野に戻れますよ。』
高「確かに、力が封じられてる状態って肩こるのよね。」
黒「力が封じられてるって・・・それが普通だと思うけど。」
白「まあ、この二人が限定解除の状態だったら、第2~3回放送で終了しそうだし・・・」
高「1氏も粋な事をしてくれたものね。」
サ『ホントですよー、まさか二人で部室で楽しくお茶を飲んでるときにあんな目に遭うなんて・・・』
黒「で、どんな目に遭ったの?」
高「まさか茶道部の部室にミキサー大帝が来るなんてね」
サ『本当ですよミキサー大帝がいる事に驚きです。』
黒&白「いるんだミキサー大帝。」
サ『ミキサー大帝は言ったんですよ、[1氏の命により、おまえ達のパワーを分離させてもらうぞ!!]って。』
黒「1氏顔広いのね・・・ってそういう問題?」
高「そうよね、問題はミキサーなのに分離なんて可笑しいわよね?」
白「先輩そこでもないんですけど・・・」
高「私達は戦ったけどさすがに勝てなかったの。」
黒「いや先輩、相手は超人ですから・・・」
サ『稲葉何言ってるんですかー。相手はミートくんに負けた奴ですよ。』
黒「確かにそうだけど・・・・」
高「私達は問答無用でパワー分離機にかけられてしまったの。」
黒「人間にかけても効かないんじゃない?」
サ『私なんか黒パワー取られちゃったし・・・』
白「サラってそんなパワーもってたの?」
高「私なんて好きな人のためならがんばれるパワーを・・・」
黒「そんなパワーあるか―――!!」
白「むしろ高野先輩の場合は、アシュラマンとサンシャインに友情パワーを奪われたという方がしっくりくるような・・・」
サ『その後播磨先輩がミキサー大帝倒しちゃったんで、もう死亡以外に力は戻ってこないです。』
黒「ふーんそうなんだ・・・って幾ら播磨先輩でも勝てるか―――!!」
高「そんな事無いわよ。見事な新必殺技ハリケーンミキサーで・・・・」
黒「ちょっと待て―――!!ごふぉげふぉ・・・」
白「稲葉大丈夫?それよりサラその~ちょっと可笑しくない?」
サ『播磨先輩もわざわざ敵に必殺技合わさなくても・・・』
黒「そこじゃな―――い!!」
白「高野先輩、よーく思い出して欲しいんですけどその播磨先輩いつもと、どこか可笑しく無かったですか?」
高「そういえばサングラスしてなかった・・・」
黒「それは今の状況でしょうが――!!」
サ『そういえばパンチパーマに角が生えてましたよ。』
白「やっと気付いてくれた・・・・」
高「でも10年バズーカ持ってたわね。」
黒「ああっ、もういや―――!!」

206: ◆wS/dh.cXEQ
07/04/15 05:36:56 Aq9j2Rhd
白「稲葉落ち着いて本当何だからしょうがないじゃない。」
黒「まあ、確かに・・・」
サ『へっ?何言いてるんですか。こんなの嘘に決まってるじゃないですか。」
黒「えっ?」
高「ホントよね~。ゲーム脳の影響かしら?嘘と現実の区別がつかないなんて。」
サ『本当に稲葉大丈夫?』
白「いっ、稲葉やめて――!!」
黒「ここでこの2人を殺して、脱出ENDにしてやる――!!」
白「私達がそんな事したらダメだってそれに、それにサラはもう死んでるでしょ。」
高「お取り込み中みたいだしもう帰りましょうか?」
黒&白「さっさと帰れ―――!!」

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
黒「本当にやっと終わった・・・」
白「最終回がこれでよかったのかどうか分からないけど終わった。」
黒「まあ、全国のスクロワファンでいるのかどうか分からないけど、応援してくださったかもしれない、このコーナーのファンの方。」
白「今回でこのコーナーは終了させていただきます。」
黒「それでは皆様。」
白「お別れのご挨拶を。」
高「さよなランブル―――!!」
黒&白「かってに締めるな―――!!」

・ ・ ・ ・ ・ お ま け ・ ・ ・ ・ ・
もし高野が優勝したら

主催者(以下主)「優勝おめでとう高野君。」
高「ええっ、どういたいしまして。」
主「何か望むものはあるかね?」
高「そうね、この島で行われたことの記録が欲しいわ。」
主「そうか、ならこれを君に託そう。」

『 ハ ラ ミ 日 記 』

高「プチッ・・・・」

一方そのころ矢神では

俵屋「あーあ、暇だな2年は社会科見学に出ていっていないし、刑部先生と八雲とサラはその手伝いに行っちゃうし、テレビでも見よと。」
ニュースキャスター
『今日未明、沖木島で集団殺人事件が起きました。被害者は矢神高校教師6名、同校生徒42名、兵士の格好をした人物が数名と後、
主催者と思える人物1名の死体が・・・・』
俵屋「へっ・・・」

おしまい

207: ◆wS/dh.cXEQ
07/04/15 05:39:44 Aq9j2Rhd
次は番外編(予定)できるかな。まあ今回どれだけ叩かれるかな?

208:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/15 05:54:30 Cf2Ojedu
>>207
乙。
根性は驚嘆に値するw

ただ、何時の間にかボソッと投下してた>>145-146みたく、まとめ氏にすら無視されてる奴もいる。
タイミングは大事だぜ?

209:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/15 10:30:41 /G4wh8Jv
今日Cb氏から投下あるかな?それとも予約延長か・・
必ずしも予約延長しないといけないってわけではないよな。
延長しても間に合わないと判断したならキャンセルして
裏で書き続け、完成したら急遽投下という手もある。
そっちのほうが他の住人からの印象はよくなると思うんだ

210:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/15 15:32:11 pRpsOA1z
根本的な問題解決方法。
終盤だし矛盾のチェックとか慎重にやってもらうべく、予約期限を五日ぐらいに延ばすとか…既出?
他のロワスレは一週間とか、三ヶ月なんてのまであるぞ。

211:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/15 16:39:25 MrUE5UGx
期間延長って一見合理的に見えても、実際はダレるだけであまり効果的じゃなかったりする

212:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/15 16:53:11 3r8OecU0
>>211
そうか?
一番盛況なロワでさえ一週間だぞ

213:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/15 17:35:55 2mBfHc7I
もっと根本的なところで書き手が予約期限守れなくて
読み手がひとつでも困ることあんのか?

214:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/15 17:49:03 MrUE5UGx
ないだろ
そして書き手も、期限切れ次第黙って上書きすればいいだけの話なので困らない

215:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/15 17:49:14 4zC+4Obd
>>213
せいぜい3日以内に読めると期待していたのにがっかりする位で、はっきり言って実害なんてないよ。
だって予約とかはリレーをする書き手の為にあるルールなんだから。
そして期限を守らない事で困るのも書き手。予約された事で諦めた構想がある書き手なんかはとくにそうなる。
終盤だと予約が来れば全体が動きにくくなるし、下手な遅れも影響が出て来やすい。
まあ今回の予約期限がもう切れてしまった訳じゃないしとりあえず待っておくのがいいかと

216: ◆.Cb.m05RN.
07/04/15 19:32:39 Pv+7Tead
すいません、後二、三時間待ってください。

217:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/15 19:56:08 Aq9j2Rhd
>>216
がんばって期待してます!!

218:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/15 20:08:51 bgl0hmOO
GEI氏の解説が出てたけど、これでオーケイかい?
URLリンク(www11.atwiki.jp)

219:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/15 21:47:21 Sv+6AF93
そろそろか


220: ◆.Cb.m05RN.
07/04/15 22:21:38 Pv+7Tead
大変お待たせいたしました。
今から投下いたします。

221:『或いは一つの可能性』 ◆.Cb.m05RN.
07/04/15 22:22:41 Pv+7Tead

「……なあ葉子、やっぱり応援を頼んだ方がいいんじゃないか?
 兵士を何人か、無理ならゴリ山か谷あたりに来てもらえれば相当助かるんだが」

捜索の為に手に持っていた金属探知機を動かしながら刑部は笹倉に愚痴る。
もうかれこれ一時間は草を掻き分け、茂みを切り開いて地面に視線を這わせているが目的の物は未だ発見には至っていない。
暗視ゴーグルの換えてヘッドライトを装着した頭を上げると視界一杯に草むらが広がり、何度目かになるかわからない溜息を吐いた。

とにかく人数が欲しかった。
この森の中から指先程のメモリを見つけ出すなど砂漠から針を拾うようなもの。
人海戦術が取りうる最善の方法に違いない。
しかし笹倉は相変わらずの調子でその提案を却下する。

「ダメです。今さら誰かに来てもらうなんてのは情けないじゃないですか。
 ここまで来たら二人で最後まで頑張りましょう!」

離れた場所を捜索する笹倉はウンザリした様子も無く木の根元を探している。
その表情には何故か焦りは見られない。
かといって熱心そうにも見えないのは刑部の気のせいではないだろう。

「おかしいぞ葉子、何故そんな顔していられるんだ? 本部の連中もそうだ、何故私達に何も言ってこない?」

引っかかるものを感じながらも笹倉に主導権を預けている刑部だったが
さすがにここまで納得できない事が続けば疑問は募るばかりだ。
それは目の前の笹倉だけではなく本部に対するものも多分にある。
幸いな事に教師用の首輪は管理室で居残りしている姉ヶ崎達に音声を返さない。
上の連中の出方は不明だが刑部はあえて藪を突付く事にした。

「今回の事は始めから茶番なんじゃないのか?」

突然の言葉。
気のせいです、と言いかけた笹倉の口が途中で止められる。
しかし余裕の態度には変りない。
何を言っているんですかと言いたげな視線を刑部に向けながら続きを聞く構えを見せている。

222:『或いは一つの可能性』 ◆.Cb.m05RN.
07/04/15 22:24:12 Pv+7Tead

「始めから? それって何処から何処までの事を言ってます? 絃子さんが中身を疑っているのは聞きましたけど」
「メモリの存在から今に至る全てだよ、私達がこうしている事自体も含めてだ」

笹倉もここで捜索の手を止めて刑部に向き合った。
刑部は観察するような視線を親友に向けながら返答する。

「あまり聞き捨てならない言葉ですね絃子さん。その心は?」
「いや、葉子の様子を見ていてそんな気がしただけだ」

空気が僅かに張り詰める。
聞く構えを見せる笹倉に対して刑部は尚も言葉を続けた。

「第一に葉子のその態度だ。時間稼ぎとしか思えない行動はいろいろ考えられるが――それ以前に危機感がまるで無い」

そう、当初から違和感はそこにあった。
危ない橋を渡っているという感覚を笹倉には見出せなかった。
下手すると反逆者と見なされる恐れさえある行動の遅滞を笹倉は平然と行っている。
そして第二の違和感も言い放つ。

「私達が学校を出てから何時間になる? 既に六時間近く経過している、なのに恫喝どころか催促の一つも届いてない。明らかに異常だ」

刑部は何時本部から警告が来るのかと心配していたのだが全くそれが無い事に逆に不信感を感じた。
笹倉の行動と本部の態度、この二つの違和感が重なるのは偶然とは思えなかった。

「そういえばそうですね。でも、それは時間が掛かると割り切ってくれてるんじゃないですか?」

しらを切っているのか本気でそう思っているのか、とにかく笹倉はあくまで今の態度を崩すつもりは無いらしい。
なら、と刑部は更に藪の中に踏み込む事を決意する。

「だから言わせて貰う、葉子はあのメモリが何か知っているんじゃないのか?
 そして上の連中も知っている、だからこそ回収が遅れても私達に何も言わない」

笹倉は僅かに口を開きかけるが刑部はそれを許さない。
畳み掛けるように潜ませていた切り札を親友に対して突き付けた。

「葉子もあの時見ていただろう? ――開始前、メモリをリュックに入れていたのは加藤だ」

223:名無しさん@お腹いっぱい。
07/04/15 22:25:20 kwm1xPJv
支援

224:『或いは一つの可能性』 ◆.Cb.m05RN.
07/04/15 22:26:13 Pv+7Tead

その瞬間、場の空気が変化した。
沈黙が流れる。
刑部は笹倉の様子を僅かでも見逃さぬように視線を向け、笹倉は――僅かに眉を動かしたがそれだけだった。
その内情に果たして変化があったのかどうか、刑部もそれを見極められたのかそうでないのか、
お互いが無言で見詰め合う膠着状態を破ったのは誰でもない、機械の無機質な振動だった。

「……誰か近付いてきたみたいですね」

先に沈黙を破ったのは笹倉だった。
この振動は生徒の接近を知らせる警告、一度この場所から去った誰かが戻ってきたらしい。
話は終わりです、と言いたげに笹倉がS&Wを取り出す。
刑部も舌打ちしながらワルサーを抜いた。
嫌なタイミングだ、と思いながらも何とか頭を切り替える。

向こうからはヘッドライトの光で自分達の位置はまる解りだろう。
すぐさまスイッチを切ろうと手を伸ばしかけた時、闇の奥から声が聞こえた。

「刑部先生、笹倉先生、高野です! 是非お伝えしたい事があります!」

刑部にとっては聞き慣れた声、笹倉にとっても先程交わした声が耳に届く。
光の束が声のした方向へと伸びる。
笹倉のライトが浮かび上がらせたのは両手を掲げて無抵抗の意思を示している一人の少女だった。

「なんだ高野君か、驚かせるな」

現れたのがゲームに協力的な相手と解っても二人の警戒は緩まない。
銃はそのまま構えつつ、周囲の警戒も怠らずに生徒の元へと近付いてゆく。


       ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※


「すまないな、私達も警戒はしなければならないのでね」
「いえ、当然の事と思います」

225:『或いは一つの可能性』 ◆.Cb.m05RN.
07/04/15 22:26:46 Pv+7Tead

高野に反抗の意思が無く、周囲に誰も潜んでいない事が確認されて後にようやく高野は両手を下げる事を許された。
そのお詫びのつもりか不明たが笹倉は三人分のコーヒーを軍用車から用意して皆に渡す。
キャンピングライトを囲みながらカップを傾けると高野は気持ちが落ち着いてゆく気がした。

――そういえば温かい飲み物は数日振りね

島の南部から回収されたというツナサンドも配られ、高野は今までより少しだけ贅沢な食事が出来た。
一口ごとに失った体力を取り戻したような感覚を味わいながら雪野の意図とメモリの行方を目の前の二人に解説する。
脳裏に雪野の事が思い出されたがそれも高野にとっては心地良かった。

「……そういう事か、やってくれるな」

聞き終えて刑部は感心したように腕を組む。
口元が機嫌良さそうに笑っているのは先程の高野の様にしてやられたという気持ちの表れかもしれない。

「先生方は気付かなかったのですか?」

確かめるように高野が尋ねる。
もし気付いていながら見逃したのか、それを見極めるつもりだった。

「ああ、その瞬間は播磨君の方に気を取られていたんでね。 お陰で時間と体力を無駄にした」

刑部は何かを思い出しているのか苦笑した。
そして笹倉からも「飛んでいく物しか見えなかった」と否定の返事が返ってくる。
それが嘘か本当か、判断材料を持たない高野にはわからない。
内心で舌打ちしながらもそれを表に出すことなく思考を切り替える。

「なら早速行動を」

コーヒーを飲み終えて高野は二人に催促する。
だがそれを遮ったのは笹倉の陽気な声だった。

「まあまあ高野さんも疲れてるんだし、今はもう少し休みましょう」

二杯目を差し出されて高野は露骨に表情を歪めた。

「ずいぶん余裕がお有りなのですね」

受け取りながらも皮肉を込めた毒を吐く。
先程の到着も密告から随分遅かったという不満とそれによって二人を逃がした苛立ちが混じったかもしれない。

226:『或いは一つの可能性』 ◆.Cb.m05RN.
07/04/15 22:27:39 Pv+7Tead

「心配無い、車なら直ぐに追いつけるだろう」

今度は刑部が高野をたしなめた。
事実徒歩の播磨らを追うのに十五分もかからない筈だ。
それよりも先程中断した話の続き、それを今のうちにしておきたいと刑部は思っていた。
そしてゲームの事を知りたがっている高野をその話に交える事は思わぬ効果をもたらす可能性がある。

「実を言うと、君が来る迄ちょうどその話をしていたところだ」

わざとらしく困ったような表情を浮かべて刑部が先程の話を繰り返す。
だが加藤の事は伝えない。
高野の首輪から会話は管理室に伝わっているはず、その事を留守の連中に伝えるのは時期早々だと刑部は思った。


       ※   ※   ※   ※   ※   ※   ※


何故だろうか、刑部からメモリのもう一つの可能性を聞いた高野は湧き上がる怒りを抑えられなかった。
まだそうと決まった訳ではない、目の前の人物の誤解、或いは自分を騙そうとこんな話をしたのかもしれない。

でも。
もし本当に茶番だとしたらそれに振り回された自分達は何だったというのか。
命を賭けてまでそれを守り抜いた雪野のした事は無意味とでもいうのか。

――許せない

無意識の内にカップを握り締める掌に力が篭る。
液面が震え、熱い雫が指を濡らしたが痛みすら感じられない。

「高野君、落ち着け」

刑部がそんな高野をなんとか静めようとする。
高野自身、今怒るのは早すぎる事は承知していた。
コーヒーを一気にあおって沸騰しかけた感情を無理に逸らす。
喉元の熱さに苦しみを覚えたがそれが過ぎ去った後、ようやく高野の震えはおさまった。

227:『或いは一つの可能性』 ◆.Cb.m05RN.
07/04/15 22:28:23 Pv+7Tead

「では刑部先生の考えを聞かせてください。あのメモリは何の為にあるというのですか!」

落ち着いたつもりでも語尾は自然と荒くなってしまう。
喉の痛みを感じながら高野は強い口調で刑部に答えを促した。

「まあそう焦るな、元々あのメモリの中身は『思い出』という事になっていたらしい」
「思い出ですって?」

思わず高野が聞き返す。

「君達の入学から修学旅行まで、色んな写真や映像の詰め合わせだ。
 死ぬ前に思い出に浸れという事か、誰かに見せて説得の材料にするのかもな」
「それは面白い支給品ですね、その方が良かったんじゃないですか?」

茶化すような声で笹倉も横から口を挟んだ。
思い出さえ道具、そんな設定に高野は再び感情が高ぶりかける。
きっとそれを見た参加者は思い出と現実のギャップに大いなる絶望を感じるはずだ。

「で、話を本題に戻す。私の考えでは今の中身も本質的にはそれと同じだ、
 つまり参加者に心理的な影響を与えるのが目的じゃないかと思っている」

ここで刑部はチラリと笹倉の表情を伺うがその変化は読み取れなかった。
高野は黙って刑部の一挙一動を注視している。
普段の授業もこれぐらいの熱心さを見せてくれたらな、と刑部はつい思った。

「しかし、腑に落ちない部分は幾つもある。 そうだとしたら私達にも知らされるのが普通だ、これが一つ」
 
或いは一部の教師が独断で行った可能性もあるがそれでは二つの違和感の説明がつかなかった。
裏切り者を炙り出す餌だとしても副次的な目的だろう。

「二つ目はメモリが八雲君に渡った理由だ。君から伝えられた話では最初から渡される人物が決まっていたらしいがそれが何故八雲君なんだ?」

これがわからない、と刑部はいいたげだった。

「単なる方便ではないのですか? 誰に渡ろうと『目的の人物に渡らなかった』『用意した者の見込み違い』で説明が付くと思います」

沈黙していた高野が意見を述べる。
例え誰に渡ってもその人物が乗らないとは限らないのだ、自分自身がそれを証明している。
たまたま八雲の手に渡ったからといってそれがどうしたというのだろうと高野は思った。

228:『或いは一つの可能性』 ◆.Cb.m05RN.
07/04/15 22:30:46 Pv+7Tead

「ははっ、『学校で大人しかった』高野さんが言うと説得力がありますね」

早速笹倉が噛み付いてくるが高野はそれを無言のまま受け流す。
刑部といえば妙に納得した表情を見せているがそれは少々癪に障った。

「そうだな、誰も絶対に危険が無いとは言い切れない。だがここで問題なのはメモリに込められた意図だ」

そう言って刑部は二人の顔をぐるりと見渡した。
笹倉も高野も次は何を言い出すのかと沈黙に陥る。

「こうは考えられないか? メモリの存在はイレギュラーではないとするとそれが八雲君に渡った事自体も狙い通りだ。
 そして私達に知らされないのはそれがゲームの根幹に関わる事柄という可能性がある」

その言葉の意味を高野と笹倉はどう捉えたのかは解らない。
やがて可笑しそうな声が親友の口から発せられる。

「うふふふ、面白いです絃子さんの考え。 それでは目的は『八雲ちゃんをがっかりさせる事』ですか?
 それとも期待を裏切った『八雲ちゃんが皆に恨まれる』事? 」

あまりにもナンセンス、笹倉はそう言いたげな声で笑う。
言葉の意味を考えていたらしい高野もやがて納得のいかない表情を刑部に向ける。

「……奇妙な話ですね、先生の言い方ですとまるでこのゲームが『塚本八雲に何かを期待する為』に行われているように聞こえます」

刑部の反論は無い。
むしろその解釈で正しいとばかりに高野の目を真っ直ぐに見詰めていた。
高野は馬鹿馬鹿しいと言わんばかりに口を開く。

「八雲の事は知っているつもりです。彼女には何か特別な物があると言いたいのですか? 彼女には『特別な存在』とでも!
 第一、八雲がここまでに死んでいたら全てお終いですよ?」

呆れたような物言いで刑部に言葉をぶつける。
これ程大掛かりな事柄を行ってその目的が一年の女子一人とは笹倉ならずとも笑いたくなる。

「その通りだ、恐らくだがその場合は結果が出るまで次のゲームが開催される」

あくまでも真面目に刑部が言い放つと高野は怒ったような表情を浮かべた。

「とても納得できません、先生のおっしゃる事は推理ですら無い」


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