07/05/26 16:35:44 tayeB5/Z
友達関係は健常者だって障害者同士だって、難しいよね。
私は映画とかはほとんど見ないね。興味が無いのもあるけど、どうしても見たいときは
レンタルするか、一人で映画館行って、一番前を独り占め(一番前は空いてる映画館なら誰も座らないから)してみちゃう。
健常者の人にとっては、一番前は近すぎて見にくいだってね。
カラオケも行かなくなったね。行ってもあまり歌わない、知ってる曲も少なくなったのもあるけど
社会人になってカラオケから遠のくと、歌えなくなる、というのもある
そのかわり、私は、あるタレントさんのファンしてるから、イベント行ったり、舞台見に行ったり、
自分に合う楽しみ方をしてるよ
たとえば舞台でも、衣装など見えなくても、周りの知らない人が、お友達と、ボソボソ話しているのを聞いて
あー こんな衣装なんだろうな?など自分なりの解釈をしてる。
だから、カラオケや、映画に誘われなくなったのは、寂しいし、辛い思いしてると思うけど
映画の字幕などは、あきらめようよ
字幕をもし一緒に行ってくれた人が読んでくれたとしても
その、読んでくれてる人にとっては、大変な作業であり、その人が楽しめなくなっちゃうのよ。
だから、私たちも全て一緒には出来ないから、どこか妥協も必要なんだよ。
私の兄が前に言ってた言葉で、
兄「俺だって、お前みたいな障害をもった兄弟が居なかったら、障害者の事だって、まったく無知で過ごすだよ。
たまたま、兄弟に居るから、町で見かければ、目が行くが、そうじゃなかったら、障害者ふ~ん大変なんだな、としか思わないで過ごしてるはずだよ」
と言ってた
それが、素直な意見だと思う。
だから、私たちも、もっと自分たちで歩いて、経験もつんで、全て健常者に頼るじゃなく
自分から、動く事も大事だよね。
私はなるべく一人で歩くよ。みんなも歩いてると思うけど、
私は歩いてる時に、いつも母に言われた言葉を思い出します。
私が小学6年生の時、盲学校から家までの通学練習をしてたとき、
家のほうの最寄の駅でバスにのる練習の時、バス停には行き先の違うバスが3台停まるようになってて
バスの行き先を確認しないと、家の方にはたどり着かなくなるので、
そのバスの行き先を聞けずに、モジモジしていた私に母は
母「あんたは、目が見えないけど、耳と口が聴けるんだから、しっかり人に尋ねなさい」
と叱られました
この言葉は、今33歳になっている私の心にずっと残っています
あの頃は、なんでそんな風に言うのよ って思っていたけど、中学、高校、社会人となって、実感しています
見えなくて迷って、モジモジしてても 誰も助けてくれない。自分から道順を何度でも良いから聞くという
一番大事なことなんですよね
道を聞いて、恥をかいたことも、数知れず、目の前に目標物があるのに聴いたり、
だれも立ち止まってくれなかったり・・・
そんなことを繰り返して、自分の体で覚えていくんですよね
話が脱線しましたが、そんな偉そうに、書いてる私も3年前からひきこもりですがww