04/11/09 04:41:03 394xsyy5
>>698
あなたの言われる「独自防衛」とは日本が単独一国で防衛を行うということですか?
私は前にも書きましたように、対等な日米安保を新たに作り上げたうえでの日本人による
主体的な「自主防衛」は十分可能であり、それをしようとしないのは、日本の為政者として、
責任ある立場の日本人として、許されざる怠慢、責務放棄ではないのか、ということです。
防衛予算に関するあなたが出してきた数値の根拠がよく分かりませんが、世界第2位の
経済大国である日本が仏・英並の戦略兵器を持って、その結果経済が傾き国がひっくり返る
なんてことは常識で考えてもありえないことぐらい、理想に夢うつつの私だって
わかるのですから、現実をよくお知りのあなたに分からないはずが・・・
アメリカ相手に戦争して勝ち目がないのは言うまでもなく、ロシア相手でも同じでしょうし
中国ですらあやしい。しかしベトナム戦争を見ても分かるように、ある一定の期間敵の攻撃を
持ち堪えることが出来れば、ゲリラ戦への移行やレジスタンス的な闘争で戦いを膠着状態・
長期戦にもちこみ、結果として政治的な勝利を得る、ということもあるのです。
しかしそれよりもずっと重要なのは、いかなる国が攻めてこようと、どんな結果に終わろうと
味方がいようといまいと、私たちの国は私たちみずからの手で守り、最期の瞬間まで戦って
みせる、という国民の意志なくして、国家のどんな自尊があるのか、どんな独立がありえようか
ということです。
理想も理念もない国に、けして未来はありません。ただ滅び行くのみです。
アメリカという大樹の下、安穏な永遠の眠りにつくのです。あなたの考える「現実主義」の
行く末は、せいぜいそんなところでしょう。