07/07/22 01:32:30 ulYQ1PMH0
VIPに投下したんだけど、今一度投下させてくれ。
俺の実体験なんだけどさ、高二の時の事。
何故か学校行く気が起きなかった俺は、電車を途中で降りてブラブラしてたのね。
適当に路地を回ったり、小さな店に入ったり。
しばらく狭い路地裏を歩いていると、一瞬目眩がして、持ち直したら空がオレンジ色に染まってた。
周りにあった電柱が全部木製になってて、看板とか電柱の公国も、昭和テイスト全開に。
呆気に取られながらもしばらく散歩してると、「ドラえもん」に出てくるような空き地に出た。
子供たちが野球や縄跳びをして遊んでるんだけど、子供たちがまるで現代的じゃない。
坊主頭にランニングシャツ、短パン、女の子達も古臭い格好してんだ。
ふと携帯で時刻を確認すると、まだ朝の11時だ。夕方な訳がない。
目眩がした場所へ行けば元に戻れると思って、俺はそこへ戻る事にした。
その途中小さな駄菓子屋があって、そこの婆さんに新聞を見せてもらった。
日付は「昭和20年8月5日」とあった。
どうやって戻ってきたかは覚えてない。ただ、俺が学校をサボったあの日も8月5日だった。
そして、俺が住んでいる場所は 広 島 だ