07/05/16 17:35:46 XckJVCUr0
続きです。
どのぐらい経ったのか定かではありませんが、次の瞬間
波紋が何と俺の中に入ってくるというか、俺の意識が渦巻くような感じで
消えていったんです。
これをどう例えていいものか、波紋は確かに俺の前のカーテンのところに
あったんですが、グォーッと俺の意識が動いて同時に波紋が消えたんです。
そして次の瞬間元の部屋に戻っていまして、家の中が明るく
外の日の光があたりを明るくしていました。
車の音も聞こえます。
しかしよく見ると、カーテンが二種類ある内の一番中にあったはずの
例の鼠色のカーテンがないんです。
そのカーテンがない為に、外側の透明白色のカーテンだけなので外の日の光が
部屋の中に入ってきていたんです。
そしてあたりに目をやってみると、ありました・・・変わり果てた姿で・・・
何とまるで何十年と経ったんじゃないかと思わせるほど
黄黒色と、誇りの匂いを漂わせながら地面に落ちてました。
この事件を親へただちに言いましたが、親の反応がそっけないんです。
俺は何か思い出すだけで怖いんですが、これはいったい何なのか
誰かに見てほしいと思っています。
こうやって書いている事自体、本当に恐ろしいんです。
口にして何か起きるかもしれないとか考えて。
あの時、あの波紋に触れていたら俺も死んでいたんでしょうか?
またあの状況が起きた時どうすればいいんでしょうか?