04/02/27 17:23
アメリカにはCIAを初め幾つかの情報機関があります。
情報機関と一言に言っても、その役割は多岐に渡り、工作対象国の情報収集だけではなく
工作対象国への国内政治への干渉。世論誘導など多くがあります。
そしてCIAのもっとも重要な役割は、軍と各政府機関から上がる内外の情報を統合分析する役割です
先進国であれば、全ての国がこうした情報機関や情報統合分析機関を持っていますが、日本だけはサヨク勢力の反対などから作られていません。
このことは日本の国家システムの重要な欠陥となっています。
阪神淡路大震災の際に自衛隊は早い時期に神戸の被害状況を掴みながら、それを内閣に伝えられなかったのは、当時の防衛庁には内閣に対しての有効な情報伝達システムが確立していなかったからに他なりません。
軍事・外交・内政全ての面で問題となっている。日本の情報機関の欠如について考えましょう
日本の情報機関らしきもの
内閣情報調査室
日本のCIAと言われるが予算権限両面でかなりの不足があるが、日本の情報統合分析機関として発足し、主に海外の情報分析を行う
情報本部
統合幕僚本部隷下の情報機関、主に各自衛隊基地から送られる日本周辺での諸外国の軍事活動の調査
警察庁警備部
主に国際テロや日本国内の工作員の活動の捜査
外務省外事課
外務省が各国大使館より送られる情報の収集
公安調査庁
国内外の左翼勢力の活動や工作活動の調査
以上のように日本に対外工作機関が無いとは言えないのですが、予算と権限の両面に問題があり、十分に機能してない現状です。