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そんなイメージのあるキャバクラ嬢たち。今や少女たちの憧れの職業でもある。
アイドル並みの人気を誇るテレビタレントがいたり、会話術に学ぶ書籍が出版されるなど、注目度は高い。
だが、華やかなのは表側だけ。実態はかなりシビアだ。
新人の時給はだいたい1500~2000円といったところ。その後、指名の数に応じて時給はアップしていく。
だが、店の売り上げが下がればそれに応じて時給も下がることが多く、収入は必ずしも安定しない。
ヘアメイク代として毎日1500~2000円程度を徴収されるうえ、衣装代も自腹。
中には数千円の激安ドレスでしのぐキャバクラ嬢もいるが、同じ服を続けて着ていると、店側から注意されてしまう。
おかげで、毎月の衣装代は相当な額となる。月20~30万円にのぼることもあるそうだ。そのうえ法外な罰金を取られるとなれば、これはかなりの痛手。
自腹を切るのは本意ではないだろうが、なんとしても同伴してくれるお客をつかまえねば、という気持になるのも無理はない。
だからこそ彼女たちは24時間、携帯電話の着信音に神経をとがらすのだ。
「常連のお客様の好きなタバコは、常時ロッカーに備えておきます。誕生日やバレンタインデーのプレゼントにも気が抜けません。
だけど、そんなことを続けているうち、心がボロボロになっていくんですよ。ノルマをこなすために、
好きでもない男性と親しくしたり、店に誘ったりするわけですから……。ある意味、人間性を殺さないとできない仕事かもしれない」
嫌気がさし辞めていく例もあるが、なんとか働き続けている女性もいる。
「自分の店を持たいから」など目標を持っている人はむしろまれで、個人的な事情がそうさせている場合が多いようだ。
じつは、キャバクラ嬢の中にはシングルマザーがかなりいる。「本人はおおっぴらにはしないけれど、結婚している人もいるみたい。
直感的には“ワケありの子”が4割はいるかな、という感じ」(前出女性)。
ふつうの会社勤めをしていたのでは、家族を食べさせていくのは難しい。やむをえず、この世界に飛び込む女性もいることだろう。
中には、昼間は会社員として働いている“掛け持ち嬢”もいる。
そんな人々が過労やうつに追い込まれ、やがて生活破綻に陥るケースもまれではないという。
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