10/01/30 13:10:34 SrD6aTsM0
「ねえ、アキ」
「?どうしたの?美波」
「・・・・これ」
美波が見せてきたのは、如月ハイランドのペア券だった。ん?如月ハイランド・・・?
「美波!!これ、どこで手に入れたの!?」
「え・・・?よかった・・アキ、ここに行きたかったんだ・・・(ボソッ)」
美波が何か、呟いた。でも、そんなことは、どうでもいい。
「もらったのよ・・で、アキと行けって・・言っとくけど、あたしの意思じゃないからね!?」
美波が慌てたように付け足す。
「誰なんだ!?」
「口止めされてるの。言えないわ」
くそー!!誰なんだ!?如月ハイランドに行ったら、結婚しなきゃ・・・い・・けな・・・?
待てよ。美波と結婚。いいかもしれない。いつもこわいけど、ペッタンコは残念だけど、
本当は、優しくて、スタイルも良くて(ペッタンコを除く)・・よし。
「じゃあ、美波いつ行く?」
「え・・?アキ、いいの・・・?」
美波が上目遣いにこちらをみる。
「うん。最近、予定もないしさ。ヒマだから」
一瞬美波のこめかみがぴくっと動いた。なんか変なこと言った・・?
「じゃあ・・日曜日に・・・」
ばごーん
「あ、明久君!!待ってください!!!(ぜーはぜーはー)」
「ひ、姫路さん・・・大丈夫・・?」
「はい!これくらい、なんでもありません!!!!!」
「そっか・・よかった・・」
「はい!!で、明久そんな約束したっけ・・はっ!!姫路さんの家!?でも、日曜日って・・・