14/05/03 00:56:26.73
365だが、受験校テク潰しかどうかは別にして、これまでのパターンが潰された感は確かに強い年度だった。
おれはずっとアンチTACだったんで、MMCとかTBCの教材で勉強してたけど、本試験では本当にそう思ったよ。
TAC回答って、そういったバックグランドの体系的なフレームを無視して、与件で言ってることの揚げ足とって、
口先勝負!っていう感じがして嫌いだったし、その内容に共感できても他に転用できないじゃん、っていう印象も強く感じてた。
(あくまで市販の模範解答の解説文を読んだだけの感想なんだけど)
逆に今では、あっさり抽象化して切り口の羅列に逃げるようなMMCの解答が稚拙に思えたり、
TBCの理論をいかに与件情報で精緻化するかっていうようなアプローチもずれてるように思える。
そこで、どうTAC解答が素晴らしいかっていう所なんだけど、「然るべき空白地帯をズバリ指摘する」んだよね。
与件にネタが落ちてる抜き出し問題なら、受験校間で解答は割れないわけで、
切り口も、抜き出し分も、環境設定もされてない中でどう答えるか?と行った時に、
ズバリここでしょ!ってところの表現が絶妙なんだ。
何にも2次の勉強をしていなかった時に見えていたポイント、でもその能力が足りなくて言葉では表現できなかった部分。
これって下手に勉強を進めていく上で、「与件文にない」とが「直接的な根拠がない」とか言い出して、自ら否定してしまうんだよね。
そして何が確実に点を稼げるのかって考えたら、理論的で多面性があるとか、多数派回答であるとか、妥当性があるとか、
理論的でかつ与件重視であるとか、与件至上主義だとか・・・そういう技術に溺れてしまう。
分かってきてもその空白部分を指摘することは非常に怖いし、確実に記してある根拠や抜き出すネタもないとなかなか出来ない。
とかなんとかエラそうなこと言ってるけど、去年の回答はまだ吟味してない段階なんでご勘弁を。。