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9/8(水) 13:18
スポーツ報知
テレ朝社員飲酒転落事故、社内処分と再発防止策を「大下容子ワイド！スクランブル」も報道せず
テレビ朝日
テレビ朝日の大下容子アナウンサーがキャスターを務める同局系「大下容子ワイド！スクランブル」（月～金曜・午前１０時２５分）は８日、同局が７日に発表したスポーツ局の社員、スタッフ１０名が緊急事態宣言下で飲食し、１名が負傷した件での社内処分と再発防止策を報じなかった。
今回の問題は、８月８日にスポーツ局所属の社員６人、社外スタッフ４人が東京五輪番組の打ち上げで飲食。午後８時から六本木の飲食店で６人で宴席を開始し、その後２名が参加。午後１１時半に渋谷のカラオケ店に移動し２次会。９日の午前２時に２名が加わり、午前３時半に社員１人が帰宅の意思を示し、誤って店の外に転落した。
テレビ朝日は「緊急調査チーム」を設置し、関係者への複数回の聴取を行い処分を決定し、参加した１０名のうち、社員６人は謹慎１０日間の処分。また、スポーツ局長及びスポーツセンター長について管理監督責任を問い減給１か月の処分。スポーツ局統括の亀山社長、スポーツ局担当の浜島常務が役員報酬を１０％、１か月を自主返上。社外スタッフ４人はそれぞれの派遣元会社に適切な対応を求めた。また、参加していた１０名はＰＣＲ検査を受け全員が陰性となっているという。
昨年６月２６日付で役員待遇に昇進した大下アナは今回の問題が発覚した８月１１日の同番組で「テレビ朝日の一員としてこのような事態となったこと心からお詫びいたします」と謝罪し「今後、できることは１０人のワクチン接種状況はどうだったのか。それでも、そうはなって欲しくはないですが、感染が起きた場合、そのことも伝え、その後の症状がどうだったのかも伝え、そういうことをきちんと伝えることが必要ではないかと思っています」とコメントしていたが、番組内で社員の感染の有無を伝えることもなく、処分内容、再発防止策も報じなかった。
テレビ朝日では、今回の処分を７日夜の「報道ステーション」、８日朝の「グッド！モーニング」」と「羽鳥慎一モーニングショー」でも一切、伝えていない。
URLﾘﾝｸ(news.yahoo.co.jp)