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宮城県警築館署は２６日、男性を車で引きずりけがをさせたとして、傷害の疑いで同県登米市石越町東郷平町、無職、金寛秀容疑者（６３）を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は２６日午後２時５分ごろ、宮城県栗原市志波姫の路上で、車を止めようとした岩手県一関市の会社員男性（３８）を振り切ろうとして急発進。
男性を転倒させ、あばら骨を折るなどのけがをさせた疑い。
目撃者が１１０番し、署員が取り押さえた。
築館署によると、金容疑者と男性は会社の元同僚。
男性と同じ会社に勤務する女性の車の後方を走っていた金容疑者を、さらに後方を走行していた男性がストップさせた。車外に出た男性は、金容疑者と運転席の窓越しに話をしていたが、金容疑者が走り去ろうとしたため、男性が運転席のドアにつかまった。
女性は帰宅途中だった。
金容疑者は「女性の車を追いかけていた。男性がドアを離さなかったので振りほどこうとした」と容疑を認めている。
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