21/11/24 04:59:57.85 WxhKCrzL0.net
論理的に考えると「多数派が常に正しい」というのが民主主義の前提なんだけど
しかし現実を考えれば多数派が正しい事なんかむしろ稀なんだよな
「国を守るために戦いますか、降伏しますか」みたいなシンプルな問題ならアホでもある程度理解して判断するんだろうけど
人口が100人の社会がありました、その社会で各種問題が起こった
人口100人の中でITの専門家は1,2人
医療の専門家は1,2人
食料の専門家も1,2人と
人間社会にはいろんな問題が起こるんだけど、それらの問題を解決するには専門家の経験や知識が必要なわけだが
人口がたった100人だとしても、それらの各種問題の解決策を正しく判断出来る専門的な知識を持つ人間、あるいは同程度の知識を持つ人間て常に少数派になるからな
「国民全員がすべての政治的な問題に高い精度で判断出来る教養をつけなさい」なんてそもそも無理で
現実を見ると
民主主義というのは、可能な限り政治的に正しい方針を選ぶための制度。というわけではないよな
むしろ、正しい方針よりも、かなり間違った方針を選ぶ可能性が高い政治制度に思える気がする
民主主義の一番の特徴って、政治の失敗をすべて国民に押し付けられる事で
必ずしも人権や自由を保障するものでもないし、国家を発展させるためにはむしろ後ろ向きな制度にも感じてしまう