17/05/03 09:43:20.27 H04ClN0W0●.net BE:194767121-PLT(13001)?PLT(13001)
それはともかく、筆者は小物中の小物なのでボヤ程度で済んだわけですが、それでもいざ当事者になってみると、その燃え移るスピードに
驚きました。“左翼”だとか“在日”だとか“頭おかしい”といった励ましの数々。しかしそれらをひとつひとつ見ていくと、ある共通点に気付いたのです。
それは、こうした攻撃が悪意ではなく、むしろ正義感によって支えられているのではないかということ。ほんのちょっとでも公序良俗を乱す
不純物を見つけ出しては、そんなものは許せない、晒してやるといった具合で一斉にツイートし出す。
特筆すべきところなど何もない筆者の貧相なプロフィールを検索しては、“こんなカスの言うことだからシカトしてよし”と溜飲を下げる。
いずれにせよ、一般市民の良心や善意から、かつての公開羞恥刑のような出来事が復活している点で、ネットの炎上は薄気味悪いなと感じたのです。
そんな現代に特有の現象を解き明かしたのが、『ルポ ネットリンチで人生を壊された人たち』(著:ジョン・ロンソン 訳:夏目大 光文社新書刊)という本。
かつてはネットを利用して不正を告発できるようになった時