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日刊スポーツ[2025年1月26日16時57分]
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<ノルディックスキー・ジャンプ:コンチネンタル杯>◇26日◇札幌市大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS137メートル)
葛西紀明(52=土屋ホーム)がW杯札幌大会(2月15日開幕)の代表メンバー入りを決めた。
午前開始のSTV杯兼コンチネンタル杯(C杯)では119メートル、127・5メートルで19位。午後開始のC杯にも出場し、1回目125メートル、2回目に133・5メートルをマークし、19位だった。この日までのC杯が代表選考対象で、開催国枠での参戦を確実にした。試合後「決まり? よし!」と安堵の表情を浮かべた。
今季はW杯の下部大会のC杯の遠征メンバーとして海外を転戦。長距離移動によって「首、肩、腰にピンと張りが来る。得したのはマイルだけ。“参る”な」と苦笑いを浮かべるも、出場全試合でポイント(30位以内)を獲得。「今のジャンプだと、そこそこコンチでは通用するかな」と手応えがある。ただ、レベルが上がるW杯での戦いを見据えると「もうちょっと精度を上げないとワールドでは通用しない」と分析する。現在は助走姿勢で試行錯誤している。
昨季はW杯札幌大会で4季ぶりに予選突破を果たし(W杯は予選突破で出場とみなす)、ギネス世界記録を持つ出場数を更新。さらに30以内に入ってW杯ポイントも獲得。海外遠征メンバーにも入り、通算578試合に記録を更新。世界初の50代でのW杯ジャンパーとして、「最年長W杯ポイント獲得者」として新たにギネス世界記録に認定された。
52歳8カ月で臨むW杯。「まずはしっかり予選を通って、W杯出場記録をちゃっかり作って、去年以上のポイントを取りたい」と意気込んだ。その先には2月開幕の世界選手権(ノルウェー)、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪も見えてくる。