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■ファイナルファンタジー5がロールプレイングゲームの完成形・最高峰と言われる由縁
伝説の低レベルクリア。当時、最初のやりこみゲーム大賞では、全員Level20でクリアしていたが、時間とともに凄まじいアイデアが発見され、Level11……Level7……と、どんどん更新された。
最終的にはLevel「2/1/1/4」という、平均2Levelで、かつ、ジョブをマスターせずにクリアできる。通常のプレーでは、Levelを上げて次に進むところ、そうじゃない方法ですり抜ける面白さがFF5の醍醐味である。
FF6で「モルルのおまもり」というアイテムを見つけた瞬間、やりこみゲームの終焉を見つけたと思った。製作者の内側でしかゲームを楽しめないアイテムだと思ったんだ。
それに引き換え、FF5は、何であそこに氷のロッドが落ちているんだ。何で世界を移動する前に、炎や珊瑚の指輪が手に入るんだ。何でバグ技でアイテムが増やせるんだ。
何であそこに「ガルキマセラ」が出現するんだ。ビッグブリッヂの死闘は、何で何十回かの奇跡で突破できるスレスレの設定なんだ。いったい製作者は、どこまで意図して、プログラムしていたんだ!
そんな驚愕を生み出したRPGの最高峰が、ドラクエ3とFF5である。
将棋が未だに進化し続けるのは、最初のルールを生み出した人から開放され、日々新たなアイデアが生み出されるから。FF5における低レベルクリアの進化の過程は、その後のRPGのあらゆるアイデアに応用され、その組み合わせを楽しんでいると言っても良い。故に、FF5が最高峰たる所以である。