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今年、鹿島アントラーズからドイツ2部リーグ『1860ミュンヘン』に移籍したサッカー日本代表FWの大迫勇也選手が、
3月10日にモデルの美輪麻未との結婚を発表した。
そこでnews dig編集部から、
「なんでサッカー選手はモデルばっかと結婚して、野球選手は女子アナばっかと結婚するんですかー？」
と、まるで子ども相談室に電話をかけてくる少年の、
「パパとママがよるに、はだかで抱きあっていたんですけど、なにをしてるんですかー？」みたいな
無垢さをただよわせる、素朴な質問が届いた。
「そんなの知らねーよ」ってえのが私の本音ではあったりするのだが(笑)、
いくつか頭に浮かんだ推論もなくはないので、とりあえずは書いてみよう。
まず、野球選手の女子アナ好き。これは一昔前の「野球選手のスチュワーデス好き」の名残かと思われる。
江川卓、桑田真澄、高津臣吾、小早川毅彦、尾花高夫……など、
錚々たるスター選手が「理想の嫁」として次々とスッチー(あえて「CA」とは呼ばない)を射止めた時代は確かにあって、
スッチーのブランドイメージが急落した昨今、代わりに女子アナが台頭してきたわけである。
つまり、野球選手は総じて「派手めだけど、わかりやすくきっちりとした職業に就く女性」が好きなんだろう。
対して、サッカー選手は総じて「わかりやすく派手な職業に就く女性」になびく傾向が強い、ような気がする。
これはシーズンが始まれば、ほぼ毎日が試合の野球選手に比べ、試合数が週1～2回のサッカー選手のほうが、
比較的自由が利き、取材に来る女子アナくらいしか出会う機会がない野球選手より、
合コンなどにも顔を出しやすいというのがあるのかもしれない。
あくまで私個人の勝手なイメージなんだが……。違ってたらゴメンナサイ。
しかし私は、サッカー選手?モデル・野球選手?女子アナの成婚率の高さの要因は、
じつのところ男性側より、むしろ女性側によるものが大きいのではないかと睨んでいる。
もし、結婚対象をこの二大プロスポーツ選手に絞るなら、
モデルはサッカー選手が好きで、女子アナは野球選手が好き、ということだ。
さっき私は、女子アナのことを「派手めだけど、わかりやすくきっちりとした職業に就く女性」と書いたが、
“目立ちたい”という願望の深い女性にとって、「スポットを浴びながらも永久就職できる」アナウンサーという職業は、
将来を見すえた上で理想の選択と言える。ちょっと斜にかまえた見方をすれば“したたか”。
一方のモデルという職業は、「売れなくなったら、ただのキレイな女性」という意味だと、女子アナよりも刹那的である。
だから、したたかな女子アナは比較的選手生命の長い、メジャーに行けば数十億も夢じゃない野球選手に
先を見越してツバをつけ、刹那的なモデルは選手生命が、やはり刹那的に短く、
しかもプロ化の歴史の浅さゆえに引退してから老後までのモデルケースがまだない、
相対的に野球選手よりお洒落偏差値は高いサッカー選手と仲間意識を分かち合う、のではなかろうか？
そして付け加えるなら、私は極端なほどの「野球好きのサッカー嫌い」ではあるけれど、
女性の好みだけを言えば、刹那から来る何処かシニカルなエピキュリズムに浸る、
そういったモデル型の女性のほうが、断然好みなのであった。
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