11/07/09 09:57:31.14 fdVssimY0 BE:8990944-PLT(12500) ポイント特典
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「STOP THE Winny!」―これは筆者がWinnyなどのファイル共有ソフト(P2Pソフト)の使用禁止を目的に
5、6年前からセミナーで言い続けたキャッチフレーズである。また、これまでの連載でも何度かWinnyなどに
関する警告を行ってきた。
Winny利用の果て―家族崩壊した銀行マンの悲劇
URLリンク(www.itmedia.co.jp)
昨年、Winnyによる情報漏えい事件の調査のため、ある会社に出向いた。被疑者は30代の男性既婚者である。
Winnyによる情報漏えい事件がニュースであまり取り上げられなくなったこともあり、被疑者は危険と思いつつも、
「まさか自分には関係ないだろう。万一の時は交通事故のようなもの」という考えだった。被疑者のこのような意識の
希薄さが事件につながったのだろう。
...
ところが、調査担当者の1人が道具を被疑者の自宅に置き忘れてしまった。そこで監督者である筆者が取りに行くことになり、
企業の人事部と調整して調査の5日後に改めて訪問した。応対したのは被疑者であった。道具はすぐに見つかり、筆者としては
早く退散したかったのだが、柱の陰に隠れていたと思われる小学校高学年ぐらいの娘さんが出て、筆者に涙ながらに打ち明けた。
「パパのせいで、マコは学校にいけないの……。」筆者はその場で釘付けになってしまった。奥さんから聞いた話によれば、
調査の後すぐに事件が新聞で報じられ、事態を知らない娘さんが学校でいじめの標的になったというのである。「お前の父親は犯罪人だ」
「家にエッチな絵がたくさんあるって本当かよ!」と。これでは学校を休まざるを得ないだろう。奥さんは教頭先生と相談の上、電車で2駅ほど
離れた同じ市内の小学校に転校することを決めたそうある。その間は自宅待機ということになっていた。
子供たちに上記のように吹聴している無責任な親がいることは、残念でならない。しかし最も恥ずべき人間は、子どもがいるにも関わらず
最悪の結果を予想できない「P2Pソフトを使った親」である。
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