09/07/28 17:20:57
国内で震度5弱以上を観測する地震が発生していない期間が27日、
計319日に達し、震度5、6を「強」「弱」に分類した現在の震度階級が導入された
96年10月以降では歴代2位の長さになった。
気象庁地震予知情報課は「07~08年に比べ、大分静かな状態」と説明。
専門家は「たまたま大地震がしばらくないだけで、いずれは起きる恐れがある。
引き続き警戒が必要」と呼びかけている。
気象庁によると、国内で最後に発生した震度5弱以上の地震は、
08年9月11日の十勝沖で起きた地震(最大震度5弱)。
以降、震度4の地震は21回あったが、震度5弱以上は観測されていない。
震度階級(計10段階)は気象庁が96年10月に導入。以降、震度5弱以上の地震は
計143回起きている。
震度5弱以上が発生しなかった期間で最長なのは、97年6月25日に
山口県北部で起きた地震(最大震度5強)から98年8月12日に長野県中部で起きた
地震(同5弱)までの412日。
これまで2位は、03年9月26日の十勝沖地震(同6弱)から04年8月10日に
岩手県沖で起きた地震(同5弱)までの318日だった。
震度5弱以上の発生回数は年によってばらつきが大きい。新島・神津島近海で
地震が多発した00年は45回、強い余震の多かった新潟県中越地震があった04年には
28回を記録。一方、06年は3回、02年は4回しかなかった。
政府の地震調査委員会の阿部勝征委員長は「日本列島は長期的に見ると、
地震活動が活発な時期と不活発な時期がある。現在は不活発な時期の最中とみられるが、
いずれ大地震が起きる恐れがある状況に変わりはない」と指摘する。
ソース:毎日新聞
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