08/06/15 14:35:12 KJMxYnmM
>>365
おお、丁重なレスが。
もうちょっと補足すると、当時は新冷戦時代(東西だけじゃなく、南北も
対立を始めた時代ね)が始まった時期で、映画の公開と前後して
ソ連はアフガンを侵攻したから、日本もモスクワ五輪ボイコットという
実力行使をしなくちゃいけないような時代だったのよ。
だから軍としては不完全な自衛隊という立ち位置が全く関係ないとは
言わないけど、むしろ平和で戦争なんか無いと思っていた日本人が
冷戦の再燃で突然世界戦争の危険の中に放り出されて、ガーンと
一発食らった当時の雰囲気が背景にあるわけ。
だからSFとオカルトが流行って、終末論がブームになったり。
「(歴史は)俺たちに、何をさせようとしているのか」というコピーも
そういう不安定な時代に突入した日本人の気持ちを表したものかな。
大友のコミック「気分はもう戦争」と併せて見ると、当時の空気がわかるよ。
これも「とやかく言わず、俺の好きに戦争させろ」って叫ぶ話っすw