10/02/01 12:25:18 2LGOQPnX
まあ、つけ麺ってのは
ラーメンのジャンク的性格をさらに強調したような料理だからねえ。
大量の炭水化物を、濃い味付けと脂で食う、と。
B級グルメなんて程度の差はあれ、どれもそんな感じだけど
つけ麺はそれを突き詰めた料理、って感はあるよね。
けれど、そのくせにメディア戦略で割と「グルメな料理」っぽく扱われたりもして
そればかりを食べていても、ジャンクを食ってるという
ある種の罪悪感が働かないのも流行った理由であろうと思う。
また、食べ方に多様性があるのがいいのだろうね。
つけ汁に漬ける、という方法で味付けの好みにも柔軟に対応できるし
ラーメンと違い、麺量の調整も容易だから、小盛りからドカ盛りまで柔軟に対応できる。
否定する人もいるだろうけど、「濃い味好き」「麺大盛り好き」人口が
つけ麺に吸収されてるのは間違いのないところでしょうな。
さらに、スープ割りなんて趣向もあったりして、楽しい料理に仕上がってるよね。
こういうのはラーメンにない、つけ麺の長所でもある。
一方で、温度変化の件、どのような料理も時間経過で劣化はするが
つけ麺の場合、食べ方そのものが加速度的に料理を劣化させていく点は
明らかに欠点とは言えるだろうね。
そうでなけりゃ、石焼や電磁調理器の工夫をする店があるわけもなし。
基本、食べてる人の大半が、温度変化を気にしない類の舌の持ち主であることを思えば、
それ以外のお店は、「そこまでしなくても食う奴は食う」って流れになってるんだろうね。
事実、気にしない人も多いみたいだし。