09/01/18 22:07:06
関東や愛知県などの日系ブラジル人ら約350人が18日、雇用継続などを訴えて東京都内をデモ行進した。
日系ブラジル人は雇用に不安を抱える派遣労働者が多く、
首都圏や愛知などの支援団体でつくる「SOSコミュニティ」が企画した。
デモに先立ち、JR新橋駅近くの「交通ビル」で行われた集会では、
各団体から「外国人の労働者が真っ先に解雇されている」
「親の所得がなくなり、外国人学校に通えない子供が増えている」などの状況が報告された。
同国出身のサッカー元日本代表、ラモス瑠偉さんもメッセージを寄せ
「日本社会に貢献するブラジル人の雇用や住居、教育への対策を政府は大至急してほしい」と訴えた。
参加者は「雇用と教育のチャンスを」と書かれた横断幕やブラジルの国旗を手に「使い捨てはやめろ」などと声を上げ、
新橋から銀座までの約2.5キロを歩いた。
横浜市鶴見区の男性(30)は「子供のために正社員を目指し、日本国籍を取得した。
勤務先の工場は3月に人員削減を予定している。解雇されれば再就職が難しい」と厳しい表情で話した。
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