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軍艦にとって最も怖いものは機雷だ。軍艦の船体にはいくつもの防護壁があるため、ミサイル
の攻撃を受けてもその部分が使えなくなるだけだが、水中で機雷が爆発した場合、その衝撃波
によって電気系統がすべて破壊され、軍艦はまったく動けなくなってしまう。だが、韓国の
研究グループがこの問題を解決する技術を開発し、そのノウハウを最新型の軍艦に相次いで
適用した。
韓国機械研究院システム・エンジニアリング研究本部のチョン・ジョンフン博士の研究グループ
は5日、「海軍の艦艇が、水中での爆発による衝撃に耐えられるよう設計する上で必要となる、
“水中爆発による衝撃波に対する艦艇の対応シミュレーション技術”を開発した」と発表した。
米海軍は新型艦艇を実戦配備する前に、水中爆発の実験を必ず行っている。だが、韓国で
これを行う場合、爆発実験の費用や艦艇の修理費として約400億ウォン(約24億8700万円)の
費用を要する。このため研究グループは、韓国の先進的な情報技術(IT)を活用し、機雷が
水中で爆発した際、近くにある艦艇の各部分に及ぶ衝撃波の影響についてコンピューターで
シミュレーションするシステムを開発した。造船会社はこのシミュレーションの結果を基に、
衝撃波に耐えられる艦艇の設計を行う。なお、研究グループは最近、この技術を海軍の独島
級揚陸艦や、新たに導入する尹永夏(ユン・ヨンハ)級高速艇、韓国初のイージス艦である
世宗大王級駆逐艦に相次いで適用した。
李永完(イ・ヨンワン)記者
朝鮮日報 2009/03/06 11:20:26
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【軍事】韓米連合演習に世宗大王艦が初参加[03/06]
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