02/11/23 22:28
開発や環境悪化など複合的要素で絶滅した種も多いです。ですので
レジャー開発ももちろん糾弾されるべき事項のひとつですが
このスレでは園芸家の問題にスポットを当てています。
日本における採集による具体例です。いくつか割愛させていただきます。
【絶滅種】
・サクラジマエビネ
原因:エビネ業者により絶滅。
【絶滅危惧種】
・オキナグサ
原因:草地開発に加え人間による乱獲が大きな影響。
いくつかの県では山野草愛好家の間でオキナグサが注目を集めブームを呼ぶ。
その結果、それらの県からはオキナグサがほとんど絶滅。
・サギ草
原因:主として園芸用の採集のために自生地が次々と消滅。
・キスミレ
原因:草地の開発および園芸用の採集のために個体数が激減。
・レブンアツモリソウ
原因:乱獲。国立公園内に自生するが園芸家、業者による悪質な盗掘に遭う。
・オナガカンアオイ
原因:珍奇種として乱獲され野生状態ではほぼ絶滅。
・エンビセンノウ
原因:江戸時代から栽培されているが今では野生状態では絶滅に近い。
・シラネアオイ
原因:日光白根山にかつて群生。現在では、国立公園特別保護地域内に
あり採集は禁止されているにも関わらず乱獲され、鹿による食害も加わり
点々と見られるに過ぎない。
・キタダケソウ
原因:南アルプスの北岳山頂(国立公園内)の草地に生えるが園芸家、業者により乱獲された。