07/07/13 21:45:59 Y8JzWQEF
中日新聞「第89回高校野球愛知大会 あす開幕」の1面に掲載された
室田伊緒さん(春日井南高)コメント
いよいよ、夏の甲子園を目指した県大会が始まります。厳しい暑さの中で
戦う選手たちには、一生懸命に続けてきた練習の成果を発揮してほしい。
私は「攻めの将棋」が得意なので激しく攻め合う好試合を期待したいですね。
十一歳で将棋を始め、「日本一になりたい」と思ってプロ棋士になり一年九ヶ月あ余り。
対局に「勝つ」ことが楽しくて解説書を読み、道場に通って腕を上げました。
忘れられない大会は、三年前の「全国中学生選抜将棋選手権大会」。
年齢制限がない「女流アマ名人戦」の優勝から二ヶ月余り後で、
「同年代だけの大会だから絶対に勝たなきゃ」という思いが強かった。
優勝しましたが、大会前の一週間はほどんど眠ることができず
気分も悪かった。何事も「勝利」を意識し過ぎると苦しみが増しますね。
プロとして対局を重ねるうち、大切なのは「切り替えの早さ」
と感じるようになりました。対局で、手を間違ったときは「まっ、いいか」
「こんなこともあるよ」と自分に言い聞かせます。悲観よりも、やはり、開き直り。
悪いイメージを引きずると、悪い手を繰り返しがちです。