【イメージを】萩原雪歩 深度12m【塗り替えて】at GAMECHARA
【イメージを】萩原雪歩 深度12m【塗り替えて】 - 暇つぶし2ch285:風邪引いてしんどいっす…
07/10/09 17:34:08 eEWc+ReD0
「何かダルイなぁ…」
今日は朝から今一つ調子が良く無い。顔色も心なしか余り良い色では無さそうだ
「どうしたんですか…?」
その様子を見たのだろうか、収録を終え戻って来た雪歩が尋ねる
「お。お帰り。 いや、何か今日、調子が今一つでさ…」
「だ、大丈夫ですかぁ?」
「…ん? あ、ああ。ゴメンな、ヘンな心配させて。 大丈夫だよ、この前みたいな酷い風邪とかじゃ無いから」
心配そうな雪歩の問いかけに、Pが微笑みながら答えた

「あ、それよりさ、明後日以降の予定の打合わせしようか?
 ほら、明後日のヤツがズレただろ? だから一応調整したんだけど、雪歩にも意見貰おうと思ってさ。 な、ここにオーディションが…」
又、何時もの顔付きに戻っていく
その表情を見て、安心した様な顔の雪歩が頷いた


「ふー、ちょっと休憩しよっか」
「はい。 あ、じゃあ私、お茶入れてきますね。 熱いお茶飲んだら、優れない気分もきっと良くなれますよぉ?」
「あー、そりゃいいねぇ。 じゃあ今日はお茶にしますか」
その言葉に嬉しそうな表情で答える雪歩。いそいそと、給湯室にお茶と茶菓子を用意しに行く

「はい、プロデューサー。お待たせで…………………え?」
戻ってくると、すわり心地の良く無い長椅子にPが横になって寝息を立てていた
そう言えば、ここの所Pが夜遅めまで仕事だと言っていたのを思い出す。恐らく、睡眠時間もまともに取れていないのだろう。

「そっかぁ…。 プロデューサー、きっと疲れてたんだぁ…」
ポツリと雪歩が呟くと、ふと何か寝苦しそうな表情をPが浮かべた
「何か寝苦しそうですぅ……あっ!そうだ!」
Pを起こさない様に頭をそっと持ち上げると、椅子に座り彼の頭を自分の太腿に乗せる

「えへへ…ま、枕の代わりですぅ。 た、たまには私が、プロデューサーのお役に…」
そういうと、少し頬を赤らめて雪歩が微笑んだ


さてそれからは、入れ替わり立ち代わりの冷やかしやら詰問攻めである。驚く表情、羨ましそうな表情、怒った様な表情、ニヤニヤした表情…
様々な表情をする皆に、その度に必死に説明し、あたふたとしながらも何とか難を逃れていた雪歩
だが、最後の一撃が強烈だった

「? 雪歩ちゃん、どうしたの? って…あらら、プロデューサーさん…」
「あ、小鳥さん…。 い、いえ、こ、これはその…」
今日は、最早恒例となった何度目かの説明をする

「あー、そっかー。そう言えばちょっと顔色良くなかった様な…。 成る程、プロデューサーさん毎日ホンと激務だものねえ…」
Pの寝顔に、小鳥が穏やかな笑顔を向ける
「そうですよね、いつも一生懸命に、私達の為に頑張ってくれてて…」
「でも、プロデューサーさんって幸せ者だなぁ…」
「え?」
「あら? だってこんなに『可愛い恋人さん』が何時も傍に居るじゃないですか。 ね?」
「こっ!?」
ニコリと笑う小鳥から爆弾が投下され、その一言が一気に雪歩を沸騰させた
「あ…あの、あ、…いや…の、こ、こ…」

「でもね、プロデューサーさんそっち方面は無邪気な子供と一緒見たいだから…しっかり『手』握っててあげないと、迷子になっちゃうかもしれないわよ?」
クスリと笑い、続いて雪歩の耳元に囁く
「だから折角握ったその『手』、絶対に離しちゃ………ダ・メ・よ」
口をパクパクしている雪歩を後にスッと離れると、悪戯っぽい笑顔とウインクをしながらその場を去っていく。
( ひゃあぁあああ!? ま、又、こ、こ、恋人さんとか言われちゃったですぅ! ふぇー、ぷ、プロデューサーの顔、ま、まともに見れませぇん!! )

知ってか知らずか寝返りをPが打った ――――― その顔に、とても安らいだ表情を浮べて

グッド・コミニュケーション(?)


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch