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今朝の朝日新聞 09プロ野球戦力診断 ロッテ編
バレンタイン監督が04年に復帰してから、レギュラーシーズンの順位は4位と2位を
交互に繰り返してきた。4位からの巻き返しを期す今季、指揮官は「仕上がりはいい」
と自信を深めている。昨季の防御率が4.14とリーグ最下位に沈んだ投手陣の底上げが
順調だからだ。先発ローテーションを担うのは開幕投手を務める清水とWBC代表の渡辺
俊ら7人。6枠の争いのレベルを引き上げたのが2年目の唐川だ。プレートさばきは落ち
着いたもので、昨季の5勝から2ケタ勝利も狙える安定感がある。昨季5勝からの復活を
期す小林宏、けがで出遅れた07年の16勝左腕成瀬もうかうかしていられない。16年目
の小野、3年目の大嶺もいる。救援陣も厚みが増した。シコースキー、川崎と抑えの荻
野のほか、ともに3年目の左の松本、右の中郷の成長がめざましい。
日替わりだった打線は、日本球界に復帰した井口(フィリーズ)が中軸に固定され
そうだ。新外国人のバーナムJr(台湾・ラニュー)も適応力の高さを見せている。
西岡、今江ら05年の日本一を支えた選手も好調で、得点がリーグ2位だった昨季より
幅が広がった印象がある。
けが人が相次いだ昨季でも3位の日本ハムとは0.5ゲーム差しかなく、上位争いには
加わるだろう。頂点を極められるかどうかは、ラストシーズンとなるバレンタイン監督
の采配にもかかっている。