【質雑?】はい、こちらゴーレム工房です【TRP?】at CHARANETA2
【質雑?】はい、こちらゴーレム工房です【TRP?】 - 暇つぶし2ch2:名無しになりきれ
06/09/27 13:30:21
恥骨

3:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/09/27 13:31:00
いつまでも、某スレに御邪魔しているのも・・・・、と言う訳で、スレを建ててみました。
出来るだけ、日参する事を目標に。

名前:セレストの颶風
年齢:女性に訊いて差障りの無い質問とは思えませんね?
身長:人間時165cm  獣形時頭胴長285cm全長370cm肩高130cm
体重:これも、女性に訊くべきでは無いかと
スリーサイズ:とりあえず、幼子を育てているわけではないので、さほど無いかと
性別:女性
性格:色々と曲解はするが、嘘は吐けない
特技:魔力付与・ゴーレム製作
長所:尻尾ですかね。・・・・おや、『長い所』の話ではありませんでしたか?
短所:クチバシは、それほど長くは・・・・。『短い所』の話ですよ?
瞳の色:赤
髪の毛の色、長さ:全体的に白い羽根と毛並みですね。冠羽だけ、角度によって青く見えるそうですよ
容姿の特徴・風貌:直立二足歩行のグリフォン、と以前に言われました。・・・・服は着てますからね!
趣味:魔具製作と彫刻でしょうか?
恋人の有無:・・・・まぁ、それなりに。子供が居るあたりから、お察し下さい
好きな異性のタイプ:健康で、私より強い方ですね。後は、尻尾の有無と血縁関係ですか
嫌いなもの:確証も無しに他者に悪意をぶつける方とは、あまりお付き合いしたくは無いですね
好きな食べ物:出来れば、生の肉が好みですが
最近気になること:息子が口をきいてくれません・・・・
一番の決めゼリフ:死者の列に加わりたいと仰るなら、お手伝いいたしますよ?あまり気は進みませんが・・・・。
将来の夢(目標):もう何人か、子供が欲しいです。出来れば、跡継ぎになる娘が
この板の住人として一言:少々、このスレに身を寄せさせていただきますね?
名無し達へ一言:お手柔らかに、お願い致します
中の人より一言:
     ,,..,,
    / ・゚ヘ
   /  `'l
  /:ヽ( ゚Д゚)  <中の人など居ない!
  i,, ,(ノ,, ,,|)
  / ,,;/ ''' |
 /,,ノ,,_,,イ
 /,, ;i U U   *AAは、他の板からお借りしてきた物です

4:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/09/27 16:06:15
>2
記念すべき客人第一号・・・・のはずなのですが。

はて、「恥骨」・・・・。

・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・。

あぁ、貴方の恥骨を材料に、ゴーレムを作って欲しい、という御依頼ですね?
ではまず、摘出手術から行わなければ。
恥骨部分だけ取り出すのは、医術の素人の私には無理なんですよね・・・・。
とりあえず、骨盤ごと取り出しましょうか。
人間種だと、骨盤は内臓を下から支える重要な骨だそうですが、
御依頼とあれば仕方有りませんよね。

ゴーレムに加工してしまうと、
当然ながら体内に戻す事は不可能になってしまいますが、それでも宜しいですね?

・・・・なんですか、その沈黙は。
宜しいんですね?


・・・・逃げられてしまいました・・・・。
それにしても、足が随分と早い御方ですねぇ・・・・。

5:名無しになりきれ
06/09/28 00:07:56
ちわ~、三河屋です~!

6:名無しになりきれ
06/09/28 00:12:29
ぐふーさんお久しぶり。個スレおめでとうございます。
めでたいのでお茶ください。

7:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/09/28 16:16:52
ゴーレムの製作依頼が入ってきたようで、材料の発注をしないといけませんねぇ。
・・・・花崗岩で作る、普通のストーンゴーレムはあまり好みでは無いのですが。
だって、面白みも意外性も無いじゃないですか、ねぇ?

>5 三河屋さん

丁度良い所に。
精製塩を30袋と、花崗岩を2.5トン・・・・。
え? 塩はともかく、岩なんて扱ってない?
商売チャンスだと思って、取り扱いを始めようと言う気概は無いのですか?

・・・・まぁ、扱えないと言うなら仕方ありませんけどね。

>6どの
御丁寧な祝福の御言葉、有難う御座います。
では、この季節の定番の桂花茶でも進ぜましょうか。

・・・・で、器はカップで宜しいでしょうか?
それとも、ボウルや細口瓶などの方が宜しいでしょうか?
獣人種の中には、カップに口をつけて飲む事の出来ない方もいらっしゃいますので、
食器の種類だけは取り揃えて御座いますよ。
大抵の方は、カップで充分なのですがね。

いい香りで御座いましょう?
東の国の産で、この辺りでは中々手に入らない葉なのですよ。
えぇ、特に甘味などはつけずにグイッと。



・・・・いったら熱くて火傷する危険が御座いますので、
充分に冷ましてから御飲み下さいね?

8:名無しになりきれ
06/09/28 20:13:07
人をくったようなヤツだなw

9:名無しになりきれ
06/09/28 23:45:03
ゆで卵うめぇwwW

10:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/09/29 17:50:13
 久しぶりに乗る輸送船の操舵室。
フロートシップ独特の、森の香りにも似た魔力回路の匂いの混じった空気。
魔力回路を構成する植物の根が、複雑に絡み合って座席を形作っている。
背中側に張り出した尾と翼を具合良く落ち着け、背もたれつきの座席に座る。

 フロートシップに限らず、広く一般的に用いられているゴーレム機器は、
人間の介在無しに動き出す事は無い。
魔力回路の中枢に、一定以上の魔力を持つ人間が組み込まれなければ、
けっして起動する事はないのだ。

 颶風は、手元に伝声管を引き寄せる。
「輸送船スクラークカ、出港許可願います」
 旧式のぼろ船を引っ張り出したのは、急に入ったストーンゴーレム納品依頼の為。
馬車で1週間かかる石切り場から運ばれてくるのを待つより、
実際に出向いて運んでくる方が明らかに早い。

 ゆっくりと、操舵室の壁にうねくる魔力回路に灯が入る。
徐々に明度の上がっていく室内には、数人の作業員の姿。
ほの白く光る、ある種の植物の根を用いた魔力回路。
「風霊制御翼、起動。水霊制御副翼、起動確認」
 操舵席・・・・魔力集積回路の中央に組み込まれた颶風の呟きと共に、
光に緑や青の色彩が混じる。
 水霊に、船体の周りの流れを整えさせ、風霊の起こした風に乗って進む。
フロートシップの消費する精霊力と言えば、こんな物だ。
どの船も大差は無い。個々の船ごと、製作者ごとにそのバランスに個性が出るが。

「ラーク級輸送船、<スクラークカ>出港します」
 この船が船渠から出るのも、空を飛ぶのも半年振りか。

>8
いえ、人を食べたりなどはそうそう致しませんよ?
どうも、人間種という物は薬臭くて酸味が強くて、
あまり美味しい物ではございませんから。

>9
船が市街から充分距離を取るまでに、お弁当は済ませておいていただけますか?
高速機動状態に入ったら・・・・、貴方、舌咬みかねませんよ?

別に、操船中には食事取る余裕が無いから、
八つ当たりとかそんなわけでは御座いませんが・・・・。

11:名無しになりきれ
06/09/29 18:24:48
個スレ立てて正解だったよ
アッチは…ねぇ?

12:名無しになりきれ
06/09/29 21:09:28
ああ、たまごサンドがおいしいなあ!!

13:名無しになりきれ
06/09/30 00:37:12
合いの子ほしくありません?

14:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/09/30 21:14:53
「そろそろ、十分な距離を取れましたでしょうか」
 半眼を閉じ、脳裏に送り込まれる画像に集中する。
常とは異なる全周の視界に、今だ慣れ切れぬ物を感じた。

 ゴーレム機器と言う物は、操者がゴーレムの一部にならなければ動かない。
操者は、常とは異なる肉体を、一時的に制御下に置かなければならない。
ゴーレムと、操者自身の肉体とのギャップに苦しむ。

「まぁ、船は<魚>のイメージで動かせば良い話なのですけどね」
 誰に言うとも無しに呟く。そして、颶風は大きく深く息を吸い込んだ。

「総員、対ショック!」
 颶風の意思に応じて、船体が大きく震え、弾かれたように飛び出した。

 いくら魔力の制御に長けているからと言って、この人に舵を取らせちゃダメだ。
颶風の操るフロートシップやグライダーに同乗した者は、殆どが、後にこう語ると言う。
・・・・世の中には、『ハンドルを握ると人格が変わる』と言う言葉がある。

>11
魔術師総合スレのお話ですか?
まぁ、名無しの皆様の訪れが滅多に無いのも、ちょっとアレだと思うのですけどね。
折りを見て、顔を出させていただく事に致しましょうか。

>12
食事を美味しいと感じる事は、その方の人生を豊かにする、と存じますよ。
糧となるために命を捧げてくれた食材や、
口に入れる事が出来るまでに尽力して下さった方々に感謝を忘れてはなりませんでしょうね。

・・・・はて、タマゴに拘っている方々は、何を仰りたいのでしょう?
別に、卵を産むわけでも、タマゴで生まれたわけでも無いのですが。

>13
合いの仔、と言うか異種族との混血は、滅多に生まれるような物でもないのですが。
・・・・私自身も合いの仔ですが。
私自身に限って言わせていただければ、
<合いの仔なんぞ、一人産めば十分>と返答させていただきましょう。

・・・・こんな事を言ってばかりいるからこそ、息子がぐれて、隣国へ家出してしまったのでしょうが・・・・。

15:名無しになりきれ
06/10/01 11:25:24
好きです

















卵が

16:名無しになりきれ
06/10/01 12:48:13
ここは卵スキーが多い工房ですね

17:名無しになりきれ
06/10/01 13:29:53
最近何かおもしろいもの作りましたか?

18:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/10/02 18:14:15
「注文した物は準備出来ましたでしょうか?」

 胴体の貨物搬入口を開け、開口一番。
地上に降りた船から、転げるように降りた作業員他には目もくれない。
微妙にすっぱい臭いも漂っているが、完全に黙殺する。

「船倉に入れて、固定してください。・・・・ええ、そこに鎖がありますので」
 石切り場の作業員に指示を出して、花崗岩を積み込ませる。
大きなブロック状に切り出された岩が、動かないように固定されている事を、
一つ一つ揺らして確かめる。

「こぉじょぉちょぉ~・・・・」
 工房から連れて来た作業員達が、半死半生と言った体で声を出す。
「積み込みが終わったら、早速帰りますよ・・・・、とどうしました?」
 倒れ伏した作業員Aにつかまれた丈の長い法衣の裾を引き、
作業員の手を無理矢理引き剥がす。
「回復呪文を・・・・、せめて休憩を・・・・」

「生憎、癒しの技にはとんと心得が無くてですねぇ・・・・。仕方ないですし、半刻ほど休憩を」
 ・・・・結局、半刻の休憩で動けるまで回復した者はおらず、
一晩石切り場に留まる事になったらしい。

「・・・・惰弱な」
 と呟く工房長の姿があったとか無かったとか。

>15
私も好きですよ?


卵は。
いや、卵に限りませんけどね。
自分で狩った獲物の、血の滴る肉など特に・・・・。

ちょっと、狩りに行ってくるべきでしょうか。
・・・・空腹を感じ始めたのですが。

>16
多いですねぇ。
時に、卵の嬉しさという物は、その形にあると思いませんか?
妹などは、「形が壊れるからこそ嬉しいんだ」などと申しますが。

>17
最近、と言えるかどうかは存じませんが、
以前、【合言葉一つで、名剣士の手にあるかのように戦う剣】と言う物を作った事が御座います。
使い手の手を離れても動く物と、誰かの手に無いと動かない物との二通り。

後者は、使い手の体を振り回したりする事が有って、かなり不評でしたね。
前者はそれなりに好評でしたが、如何せん、使い手の魔力を大量に消費するので・・・・。
闇属性の魔力の主に渡したお陰で、剣がすっかり闇に染まってしまったのですが。
・・・・いまだに、夜な夜な血を求めて夜の街を飛び回っているとかいないとか。

19:名無しになりきれ
06/10/02 20:46:47
好きです










あなたが

20:名無しになりきれ
06/10/02 20:56:15
お子さんは颶風さんに似ていますか?

21:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/10/03 16:45:06
「もう、あんな飛ばすのは勘弁してくださいよぉ」
 操舵席に向かう颶風に、工房の作業員兼弟子が話しかける。
・・・・まだまだ自分では未熟と感じる事も多いのに、
いつの間にか弟子を取り、生徒の訓練を任される立場になっていた。

「大丈夫ですよ、岩が重石になりますし。割れたりしたら、色々と面倒ですし」
 言外に、【荷物が無かったら飛ばす】と言うニュアンスを含ませる。
蛙が踏み潰されたような声を上げる弟子の様子に、
颶風は笑みを隠し切れないまま座席に着く。

「輸送船スクラークカ、出港します」
 引き寄せた伝声管に向かって告げると、船の内外に取り付けられたスピーカーから声が届く。
起動キーとなる操者の着席にあわせ、操舵室の壁面に船外の様子が映し出された。
颶風の声と共に、船の周りに居た者達がわらわらと距離を取ろうと走り出した。

>19
私も好きですよ?

お客様は神様、とまでは申しませんが。
この大地の上に生まれ、大地の産する物を口にしている限り、
たとえ他の神々の庇護の元に有ろうとも、
全ての母の子等の一人である事に違いは御座いません故。

>20
これが、実はあんまり似ていなかったりするのですよね。
季節の時に招いたのが、人間の男だったりしたせいなのでしょうが。
獣人が大多数を占めるセレストに居ると、
人間に生まれた息子はたいそう目立ちましたね。
・・・・ある意味、隣国のあの男の元に行って正解だったと存じますよ。

息子は、今国境の国立騎士学校に通っておりましてね。
それなりに、良い成績を修めているようですよ?

私自身も、週に1度、講師として騎士学校に赴くのですが、滅多に息子には遭えませんね。
私の講義は選択授業なので、致し方無いのかも知れません。

・・・・やはりどうも、息子に避けられているような気が致します・・・・。

22:名無しになりきれ
06/10/03 20:59:15
げほぉっ!!

23:名無しになりきれ
06/10/04 17:07:48
ここに通いはじめてから足が早くなりました

24:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/10/04 17:55:07
 静かな船内。十数人が詰めているはずの操舵室にも、殆ど人影は無い。
兵員輸送船としても使われる事のある<ラーク級輸送船>。
その例に漏れず、スクラークカにも簡素な寝台が設けられている部屋が、数室存在する。
 船に乗せて連れて来た工房の従業員達は、皆休んでいるのだろう。

「それにしても・・・・」
 颶風は、柔らかな白色の燐光を放つ天井を見上げた。
空腹を訴え始めた体が、ゴーレムに容赦無く魔力と体力を吸い上げられていくのを感じる。
「船を出す前に、しっかり腹ごしらえしておくべきでしたね」
 不覚、としか言いようが無い。

 そもそも、他の種族と違って数日に一度、満腹するまで食べればそれで済む獣人族である。
通常の代謝や空腹を感じる度合いは、大体自身でも把握している。
ただそれが、久しぶりのゴーレム機器の操縦に、予想以上に消耗してしまっただけだ。

「・・・・美味しそう・・・・」
 操舵室に、湯気の立つカップを持って現れたカモシカの獣人を見て呟く。
・・・・カップとそれを持つ本人と、どちらを指しての言葉かは定かではないが。

>22
あー、吐くなら操舵室以外でお願いしますね。
操舵室の床、絨緞みたいになっておりますでしょう?
一度吐瀉物が撒かれると、掃除に手間が掛かって大変ですから。

あ、汚したら、その場所の掃除は各自で行ってくださいね。
木造船ですから、放って置くと腐って穴が開いたりする事も・・・・。

ありませんけどね。
ゴーレムだって、立派なマジックアイテムですから。
経年劣化や腐食などとは、一応無縁ですよ。

>23
ま、まさか腐りやすくなったとか、そんな事を仰るわけではありませんよね?
幾らなんでも、アンデッドでも有るまいし・・・・。

身体能力が向上したのであれば、かなり喜ばしい事かと存じますが。
その脚力が、逃げ足にしか発揮されないとしたら、それはそれで問題ですけどね。

・・・・はて、ここはトレーニングジムなどでは無いはずなのですが・・・・。

25:19
06/10/04 21:43:58
なんかやんわりと断られてる――!!!!

だが、それがいい

26:名無しになりきれ
06/10/05 17:33:40
年収どれぐらいですか?

27:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/10/05 18:00:21
 工房の隣の船渠に、ゆっくりとフロートシップを降ろす。
微かな揺れに、接地したのを確かめると、颶風は操縦席を立った。
体に絡みつくように存在していた魔力の流れが、その動きで断ち切られる。

「では、運んできた物を工房へ運んでおいてください。
作業は明日から。ゴーレムニストの皆さんはゆっくり休んで、体調を整えておく事。
では、解散!」

 作業員達に簡単な指示を与えると、颶風自身も工房を出る。
一週間ぶりに、神殿へ帰ろうか。
それとも、森へでも食事・・・・もとい、狩りにでも出ようか。
そんな事をつらつらと考えながら、市場へと足を向ける。
明日からの作業に必要そうな物を、工房へ届けるように注文しに行かねば。

>25
え~っと、あの・・・・、その、ですね。
異種族の方から唐突に、その、あのような言葉を伝えられましても、ですね・・・・。
ほ、本気だなどと思うはずも無いではありませんか!

ほら、異種族同士だと不毛だと思いませんか?!
子供はまず望めないし、あのその、繁殖周期とか寿命なども異なりますし!
と、とりあえず、今年の季節はもう終わってしまいましたし!
で、ですから・・・・、その・・・・。

ごめんなさいっ!

>26
工房の方では、殆ど無償、と言っても良い様な状態ですよ。
作業員の方々への給金や、ゴーレムの材料、作業に必要な諸々の物資など、
ほぼ、経費と粗利益の収支が釣りあっております故。

私自身は、神殿に席を置く神官としての身分が御座いますので、
生活費は、信徒の方々の寄付で賄っております。
足りない部分は、講師のアルバイトや以前の蓄えから細々と。

作業員の皆様には、能力に応じて、大体一月に銀貨10~20枚ほどを。
この国では大体、一家5人が中の上程度の生活を送れるのではないかと。

以前、隣国で宮仕えをしておりました折には、年俸として金貨80枚ほど頂いておりましたよ。
ただ、必要な物を自腹で購入いたしておりました故、あまり贅沢な暮しなどは出来ませんでしたね。

28:19
06/10/05 23:09:53
…来年また来る

29:名無しになりきれ
06/10/06 18:25:23
お月見…(´・ω・`)

30:名無しになりきれ
06/10/08 00:14:16
十六夜万歳

31:名無しになりきれ
06/10/08 00:16:12
実は今日が満月な罠

32:名無しになりきれ
06/10/08 20:44:57
行くぜお手伝いゴーレムメリッサさん一号

33:安倍 ◆ABePGhu9xc
06/10/08 21:13:37
安倍です

34:名無しになりきれ
06/10/08 21:20:55
ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

35:名無しになりきれ
06/10/09 02:39:56
おのれコピペ荒らしめ

36:名無しになりきれ
06/10/09 20:27:28
ゴーレム召還!!

37:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/10/10 18:34:12
 なんだろう、この事態は。
工房を空けた一晩の間に、一体何が有ったというのか。

「そこの酔っ払いな皆様、帰っても構いませんよ?」

 其処此処に、水揚げされたマグロのように転がる作業員達を、
うっかり踏まないように歩くのも一苦労だ。

>28
いやまぁ、そう仰られましても・・・・。

>29-31
幾ら中秋の名月、とは言いましても、私は工房内での飲酒を奨励しているわけでは無いのですが。
・・・・私のとっておきのブランデーが・・・・orz
ほら、起きて後片付け手伝ってくださいな。いつまでも転がってると、踏みますよ?

>32
何方かは存じませんが、お手伝い有難う御座います・・・・って。
他の国で造られたゴーレムは、あんまり工房には入れて欲しくないかな~と。
ほら、魔力の質が違っていると、魔力の干渉が起こりますでしょう?

>33
申し訳御座いませんが、今のこの状態では、
注文を受ける事も、品物をお引渡しする事もあいにく致しかねます。
また後日、足をお運び下さい。

>34
ですから、いつまでも転がってると踏みますよ、と申し上げたではありませんか。
え? クリティカルな所に入った?警告は、致しましたよ?

>35
そうですねぇ。コピペ荒らしなど、何が楽しくて行うのやら。
私にはさっぱり理解不能ですね。
あんな単純作業など、芸も面白みも、一欠けらも無いではありませんか。

>36
ですから! この工房内では謹んでいただけますでしょうか?
大規模な魔術が行われると、私が趣味と暇つぶしで作ったトラップが発動する可能性が・・・・。
って、遅かったようですねぇ・・・・。
・・・・合掌。

38:名無しになりきれ
06/10/10 18:51:37
行くぜ戦闘用ゴーレムタイラント!!
・・・・ちょっと待ってて今組み立てるから・・・

一週間後のゴーレムビッグバトルに参加するんで申込書もらってきた
どうせ参加するんでしょ

39:名無しになりきれ
06/10/10 20:04:14
私の靴にマヨネーズを入れたのは工房長ですか?

40:名無しになりきれ
06/10/11 10:54:21
ある日の夕暮れ、赤く染まる西日を背に一人の男が工房を訪れた
その男は注意深く辺りを見回すと、低い声で尋ねる
主人よ、人と区別のつかぬ精巧なゴーレムが作れるか、と

41:名無しになりきれ
06/10/11 16:03:53
>40
僕はゴーレムです
あっちが主人です

42:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/10/11 17:18:11
 床に置かれた石材の上に腰を下ろし、ノミと槌を構えてしばし瞑目。
石は先日買い求めた花崗岩。その大きさは、人一人が余裕を持って寝転ぶ事が出来るほど。
息を整え集中し、槌を一気に振り下ろし、荒削りな人型を削り出す。
寸胴な胴に関節も無い足、ミトンのような楕円の手。
大きさだけは忠実に、のっぺらぼうな石人形を造り出す。

 大まかな形が出来たなら、次はゴーレムの素体とするべく魔力を注ぐ。
素材の存在をゆがめるほどに詰め込まれた魔力が、
腰を下ろした颶風の下にある石人形を膨れ上がらせる。
本来密に詰まった筈の花崗岩、様々な鉱物の結晶が寄り集まって出来た石は、
魔力の詰まった泡の集合体と化し、元々の体積の倍になるまで膨れ上がる。

 集中して呪言を唱える颶風の額から、羽根を伝って汗の雫が落ちる。
ぐらりと颶風の体がゆらぎ、下に敷かれた石人形が動き出す。

 動きの鈍い石人形の手をかわし、颶風は素早く作業台へ駆け寄った。
小皿に入れて有った木の実を一つ、投げ捨てた槌の変わりに掴み取る。
今まで唱えていた、<無機物に擬似的な命を与える呪>を止め、
<植物を成長させる呪>に切り替える。
手の中に握りこんだ木の実が、ピクリと震えた。

 ゆっくりと白い根を伸ばし始めた木の実を、緩慢に手を振り回す石人形の胸に押し当てる。
ズッと音を立てて、木の実を挟んだ指が、多孔質に変わった石の中に沈んだ。
石人形の中で成長を続ける木の実から手を離し、石人形から手を抜き去る。

 後は、神経の代わりとなる根が充分に張るまで待てば良い。
ここまでの過程で、およそ半日。
人が乗り組んで動かす戦闘用ゴーレム、操騎兵の製作過程のおよそ半分。
残りの半分は、埋め込んだ木の実の加工と、ゴーレムの武装。
それに、足りない属性を見極めながら、じっくり魔力を注ぐだけだ。
今作り上げた<土台>の上に、様々に積み重ねていけば良い。

「では、仕上げはお願いしますね」
 待機していた製作チームに、今作った素体を引き渡す。
規格に則って造るストーンゴーレムの仕上げなど、颶風には大して興味が無い。
過去に数え切れないほど繰り返した過程だ。今更何の発見も、面白みも見つけられない。

 ならば、経験の少ない後続のゴーレムニストの訓練の為に、
彼らに任せる方が上策だろう。

43:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/10/11 17:39:23
と、作業風景を記していたら、思いのほか長くなったので、
レスを分けさせていただきますね。

>38
組み立て式のゴーレムは、初めて見ますね。
ちょっと調べさせていただけませんか?
魔力回路の素材は何を?
ゴーレム自体の素材は?
寸断されている状態からの、魔力回路の接続方式は?
制御胞の素材と、形式、年代は?
名の有るゴーレムマイスターの作かと存じますが、何方の作品です?

そうそう、バトルへは参加致しかねますよ。だってめんどk・・・・じゃなくて。
大陸中原での開催で御座いましょう?
私自身の出国許可、並びに私の機体の出国許可を取るのに、
短くても二ヶ月は掛かってしまいます故。
私個人であれば、幾らでも法の網の目を潜る事は可能ですが。
それに、大会のレギュレーションに引っかかってしまいますしね。
参加規程に、【軍属の操者は除く】とか、
【素材に貴金属を用いたゴーレムの出場を禁ず】とか、細々と書いてありますでしょう?
勢い、ウッドかストーン、せいぜいカッパーかアイアンクラスになってしまいますが・・・・。
そのランクの大会に出ても、あまり面白くありませんでしょう?
素体の魔力容量が小さいせいで、
何処の誰が作っても、アイアンランクまでは大差御座いませんしね。

>39
そんな、食べ物を無駄にするような事など、私がすると思いますか?
向こうで、口にマヨネーズを詰め込まれて、
さらにマズルにガムテープをぐるぐる巻きにされてる犬の獣人がやった事ですよ。
ええ、口の中にマヨネーズ詰め込んだりしたのは私ですけどね?

>40
人と区別の付かぬゴーレム・・・・ですか?
造れなくは無いでしょうが、並大抵の材料では出来ないでしょうね。
どのような基準で、【人と区別が付かない】と言う条件を満たせば良いのか、
まずそれが判りませんと、素材の選別自体が。

一番手っ取り早いのは、人を素材にする事でしょうね。
そっくりそのまま、人と区別が付かないゴーレムになりますよ。
・・・・大きさ以外は。

詰め込んだ魔力が多いほど、動きは生き物に近づきますが、
魔力胞・・・・まぁ、生き物の細胞のような物なのですが、
これの数や大きさが増えますから。
どうしても、サイズが大きくなってしまうのですよ。

後は、同一体積の中にどれだけの魔力を内包できるか、ですね。
・・・・となると、選択肢はかなり限られてくるのですが・・・・。
材料費だけで、国家予算数年分くらい、かかってしまいかねませんよ?

>41
はいはい、お客様をからかう物じゃありませんよ。
とりあえず、顔洗って口の下に書いた線は消していらっしゃいな。
帰る前に、会計の所でバイト料貰って・・・・。
裏の教会でパンを焼いてるはずですから、いくつか包んで貰うと良いでしょう。
孤児院の皆に宜しくお伝え下さいね。

44:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/10/11 17:46:05
56行が、そのまま投下出来るとは・・・・。
少々、驚きました。
もう少し、1レスが長くなっても大丈夫そうですね。

45:38
06/10/11 17:49:53
60ぎょうまで大丈夫さ
いこうタイラント大会までに特訓だ
タイラント「ま”」

46:錬金術師
06/10/11 20:05:10
うおおおおおおお!!!(石をハンマーで何度も叩いてやっと砕く)
ぜえ、ぜえ、後はこの粉々になった魔石を、先ほど作っておいた合成魔法液と混ぜて固めれば連結部分は完成だ……
くそ、依頼者め、巨大ゴーレムの武器を人間一人で使えるように改造して欲しいとか無茶言いやがって!
あの武器は何で出来てんのか知ってんのかよ! 改造ってか殆ど一から作り直しじゃねえか……
そりゃー、材料費は相手持ちだし、手間に合うだけの報酬を受け取るとはいえ、
金持ちは少しは俺ら表舞台に立たない者の苦労を知って欲しい。ドリルは漢のロマンだか何だか知らねぇけどよ。
さて、次は熱排出機構の為にレッドドラゴンの鱗を加工しねえとな……

47:名無しになりきれ
06/10/11 23:51:58
我が骨子はねじれ狂う

48:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/10/12 17:14:02
本日、多忙により返信のみを。

>45
ふむ、65行ですか。
・・・・今まで、40行に収まるように削ったり空行減らしたりしてたのが、
無駄だった事に・・・・orz

貴方のゴーレムは、自律式なのですね。
・・・・自律式、制御不能になったりする事が多くて、
私は、どうも好きにはなれないのですけどね。
この工房では、操者を必要とするゴーレムしか作っておりませんよ。

>46 錬金術師どの
・・・・石を砕くのが大変ならば、この乳鉢ゴーレムなど如何です?
私も、調薬やゴーレム素材の合成に用いておりますが、中々便利ですよ?
そうですね、素材に瑪瑙を用いておりますし、原石の大きさから言いますと・・・・。
金貨20枚で如何です?

話は変わりますが、実際、人間がドリルを振り回しても、
ゴーレムが用いるほどの威力にはならない物なのですけどね。
構造上の欠点と申しますか、弱点も出てまいりますし。
ほら、人間だとどうしても、持ち手と回転部分とを造らなければなりませんでしょう?
ゴーレムだと、手にそのまま、内部に回転機構を仕込んだドリルを取り付ければ済むわけですし。
ドリルの放熱も、ゴーレム自体を放熱機として用いて事も冷却すれば良いですし。

もっとも、汎用性が利かないので、
私自身は特殊兵装を持たせたゴーレムは好みではないですね。
武器を持たせるのであれば、
人間の手の親指がついている辺りに、把握指をつければ済む話でしょう。
ゴーレムの武器は、殆どが人間の用いる武器をスケールアップした物ですしね。

・・・・第一、特殊兵装を付けたゴーレムだと、維持費が莫迦にならないんですよ。
鍛冶屋に作らせる事もおいそれとは出来ませんし、
他所から買ってくる事も出来ませんし。
一々材料から造るとなると、どうしても手間が掛かりますでしょう?

ゴーレム機器の中でも、人型をしたゴーレム・・・・特にコレを指して、
<操騎兵>と呼ばれる物は、全て国有財産になりますからね。
・・・・あぁ、中原や極東ではどうかは存じませんよ?
実際、中原では形式の異なる物が<ゴーレム>と呼ばれ、
個人の所有も認められているようですが。
そうですね、操騎兵を判りやすく申し上げますと、
軍馬や戦車のような物ですかね。

基本的に、技術者の少ない戦場で運用される物ですから、
維持管理の簡便性にも気を配らねば。

>47
あやふやにしか覚えて居ない言葉が在ったら、
辞書を引くのが習い性になっているわけですが・・・・。
修行時代、曖昧な発言をすると大変な事になる、と言うのを骨身に染みて学びましたし。

『こっし 1 【骨子】
意見・計画・規則などの骨組みとなる主要な事柄。眼目。要点。』

え~と、何かの法案などだったり為さるのでしょうか? 人間種に見えますが。
何かの物語などに出てきたフレーズで有るとしても、
申し訳御座いませんが、私は寡聞にして存じ上げないですね。

49:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/10/12 17:16:46
メモ帳を使わずに、焦って直書きすると、やはり誤字だらけですね・・・・orz

メタ発言失礼。

50:タイラント
06/10/12 17:22:50
ま”

51:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/10/16 16:28:28
「他国のゴーレムを見てくるのも、いい勉強になるんじゃない?」
と、言われて、旅費と出国許可を頂いたのは宜しいのですが・・・・。

名前は同じでも、基本の考え方からして異なる操騎兵と中原のゴーレムでは、
見に行ったとしても、さして参考にならないような気がするのですけどね。

・・・・とりあえず、良い休暇と考えるべきなのでしょう。多分。

>50
あの、頭つっかえてますよ?
それと、貴方のマスターは外です。
工房の中にはいらっしゃいません。

・・・・居ないですってば。
屋根もげるから、入ってこないでいただけますか?

屋根を剥がさないでくださいませんか?
・・・・後で、マスターの方に請求書回しましょうか・・・・。

52:名無しになりきれ
06/10/16 18:07:03
なんか空賊が最新型のゴーレム使ってるんだけど心当たりない?

53:名無しになりきれ
06/10/16 20:51:30
バンバ1、フォックス4

54:名無しになりきれ
06/10/17 07:37:25
ラピュタ作ってください

55:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/10/17 18:20:49
 ゴーレムビッグバトル・・・・昨今のゴーレム技術の進歩に伴い、
ゴーレムの優劣を争う為に開催されるようになった大会。
その歴史は浅く、開催数も片手で数えられるほどでしかない。

 大会規定として、軍属の機体・操者の参加は認められて居ないが、
それでも、各国の思惑が絡む事は否定できない。
華やかな大会の裏では、熾烈な防諜戦が繰り広げられている。

「まぁ、私には大して関係の無い話、なのですけどね?」
 椅子にぎっちりと固定されている男の前で、
颶風はある種のゴーレム作成術に関する倫理規定の講釈を、一旦締めくくった。
この男、【独特な技法を用いて造られる西方のゴーレム】と、
その技術者として名を知られている【セレストの颶風】とを狙って、
颶風の滞在している宿に侵入してきたどこぞの国の諜報員、らしい。
 頑丈なオーク製の椅子に、しっかり手足を固定されたその男の前で、
颶風は、マグカップに満たされた、とろりと赤い液体でくちばしを湿らせる。
長く喋っていると、どうも咽喉が渇いていけない。

「私の国には、刑罰の一種として『ゴーレムの素材になる』という物が御座いましてね。
倫理規定137条第2項『生き物にこれを施術するべからず』の数少ない例外の一つと言う訳です」
 さーっと青褪めていく諜報員の顔色を見ながら、言葉を選んで続ける。

「ですから、我が国のゴーレム作成術が優れているとすれば、
魔術に対して抵抗する<素体>をねじ伏せて、強引にゴーレムに換えるだけの技術を要求されるから、でしょうね。
精神を持たない木石を相手にするよりは、よほど修行になりますし」

 ここでまたカップに口を付ける。鋭く尖ったくちばしの先から、血のような赤い雫が滴った。
諜報員の顔がさらに青褪める。もう、殆ど蒼白と言って良いだろう。
颶風の種族に付き纏う、『人喰い』の噂でも思い出したか。
 ・・・・カップの中身はただの果汁なのだが、ソレをばらして安心させるつもりはない。
この際、徹底的に脅しつけておいた方が良さそうだ、との判断に基づく行動だ。
中原や極東の国々と、正式に国交があるわけでも無いから、
取り立てて問題にするほどの悪影響があるわけでも無い。
 実際、『人喰い』の噂は事実であるわけだし。

「で、色々と説明させていただきましたが、何か質問は? 私もそろそろ、大会の見学の方に参りたいのですが」
 開催地であるこの街に入ったのが開催日初日の3日前。
諜報員の襲撃を受けたのが、その日の夜。
・・・・そして現在、開催2日目。
 諜報員の襲撃を受け、さらに返り討ちにして捕らえ、
今現在まで、椅子に縛り付けられっぱなしの諜報員に向かって、
ゴーレム作成術に関するあれこれの講釈を続けてきたわけだが・・・・。

「あぁ、猿轡のままでは、返事など出来るはずも御座いませんね?」
 鋭い鈎爪で、諜報員の口元を固定していた革紐を切る。
「手足もほどけ? 御免蒙りますよ。誰が好き好んで、毒刃を携えてきた招かれざる客に自由を与えるんです?」
 実際に持ち込まれたのは、痺れ薬をたっぷり塗りつけた短剣だったが。
「人でなし? 当たり前でしょう。私は獣人種ですよ? 人間種と一緒にしないでいただけますか?」
 諜報員の男の罵倒を、鼻で笑い飛ばす。
それにしてもこの男、感情の起伏が激しい辺り、あまり諜報員に向いて居ないのではないか?

「やれやれ・・・・。確かに関節を外してはありますが、神経に障らないように縛りましたし、
血が滞らないように日に三度、きちんと縛る場所をずらしましたし、
ちゃんと食事もわざわざ口元に運んで差し上げましたのに。
一体全体、何が不満なのです?」
 不思議そうに呟きながら、ずっしりと重い椅子ごと諜報員の男を持ち上げる。

「外に出しておけば、御仲間の方が引き取りに来てくださいますよねぇ・・・・」
 どうやら、椅子ごと宿の外へ放り出す事にしたらしい。

56:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/10/17 18:37:30
>52
空賊ですか。
生憎、私はとんと存じ上げませんけどね。
・・・・国によっては、私掠船を使っている所もあるそうですよ?

 補給線を断ったり、沿岸都市を襲わせたりと、
国籍を隠した戦闘用船団は色々便利、と言う話です。

 ・・・・もっとも、フロートシップの形状や仕様は、国ごと・作成者ごとに特徴が出ますからね。
広く知られているような、発表済みの所謂『最新型』は、私掠船には使わないでしょうね。

 と、なると旧式船か、未発表の最新型になるわけですが・・・・。
貴方は、どこで『最新型』の情報を得たのです?
返答如何では、同盟国各国に連絡を取らないといけないのですが。

>53
他国の識別信号ですかね。
使用言語からすると、大陸中原のどこかでしょうか。

>54
不可能では御座いませんが・・・・。
個人の依頼は、材料持込でしか受けておりませんよ?

まずは、空に飛ばすための島一つ。
浮遊機構を造る為の、風属性の宝石200カラット以上の大きさの物一つ。
魔力回路を作るのに用いる金や白金などの貴金属が10トン。
オリハやブランなどの魔法金属がベストですね。

あぁ、島は一つの岩盤で出来ている物でなければなりませんし、
宝石の方も、相応の・・・・そうですね、宝飾品に用いられるレベルの物でなければ。
貴金属・魔法金属の類は、精錬後の重量でお願いしますね?

 それと、この材料だけではただの『空を飛ぶ島』でしか御座いません。
位置や高さの制御も出来ませんしね。
生き物を生存させるのであれば、植物を繁茂させるために必要な、
水回り関連に供する水属性の宝石が・・・・最小50カラット以上の物、合計700カラット以上。
要塞として用いるのであれば、火属性か雷属性の宝石、
これも50カラット以上の物が出来るだけたくさん。
後、制御系を造るのに、混じりけ無しの魔法金属類が5トン追加で。

大体、これで我が国セレストの、国家予算50~60年分を超えますね。
理論上は不可能では無いですが、他国が作ろうと思わないのも納得です。

57:名無しになりきれ
06/10/17 19:09:21
世界で一番大きいゴーレムって何?
昔あったけど無くなったり、伝説上の物で本当にあるか疑わしいのでも可

58:名無しになりきれ
06/10/18 07:58:49
モアイってゴーレム?

59:名無しになりきれ
06/10/18 08:07:55
力がないのが悔しかった…
俺はこの屍肉ゴーレムですべてを薙払う!!
アンタはいったいなんなんだぁー

60:名無しになりきれ
06/10/18 13:30:56
>57
今住んでるこの大陸が元々ゴーレムだった

61:名無しになりきれ
06/10/18 14:40:15
母上…

62:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/10/18 17:32:34
 ゴーレムビッグバトル、会場。
すり鉢のように座席の配置された、巨大なコロシアム。
底に設けられた特設リングは、その一辺が1キロメートルはありそうだ。
僅かに灰色がかった、大きな石のタイルが敷き詰められている。
「このような建造物を造るとは・・・・。国力を見せ付けたいのか、よほどの酔狂か・・・・」
 おそらくは前者だろう、と思いながら呟いてみる。
観客の熱狂に紛れて、口にした颶風自身にも殆ど聞き取れなかったが。

 辺りを見回しても、獣人の姿はまったく見つけられない。
やはり、西域以外の地では獣人の絶対数が少ないせいだろう。
颶風自身、余計なトラブルを避ける為、目立たない為に獣化を解いた素の姿を取っている。
・・・・どうしても、耳や尻尾は残ってしまうが。
 耳は頭巾で、尾は体に布を巻きつける形式の法衣の、長い裾の中に隠した。
背中の翼は隠しようが無いが、それでも『大地母神に仕える有翼人の神官』であるほうが、
『大地母神に仕える鳥の顔をした獣人の神官』よりは目立たないで済む。

「・・・・わかってはおりましたが、やはり地味ですね」
 広いリングに、せいぜいが4mほどしかないストーン級のゴーレム。
目立たない事この上ない。
しかも、それぞれの国において『旧式』とされる物の出場が多いこの大会。
さほど、見るべき物も無さそうだ。

「いっその事、ゴーレムの機種も揃えて操者の技能を試す競技にした方が有意義でしょうに」
 そう思ってしまうのは、ゴーレムマイスターとしての性か。
優れた操者は、どこの国でも、どこの工房でも咽喉から手が出るほど欲しい物である。
 出場機体の形式も能力もバラバラでは、操者の腕の差を比較する事は難しい。
颶風は、遠くで足を止めて殴り合っているらしいゴーレムの、
豆粒のような姿を眺めてため息をついた。

63:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/10/18 17:59:10
>57
そうですね・・・・。
私が生まれる前の話になってしまいますが、
島と要塞一つを丸ごと空に浮かべたゴーレムが存在したそうですよ。
大陸を統一しよう、支配しようとした国が御座いましてね。
その国の帝王が、自分の居城として用い、城ごと戦場を巡ったとか。

実を申せば、昨日私が『空を飛ぶ島』のレシピとして挙げたのは、
文献に有ったその浮遊城砦のレシピなのですよ。

混沌の力を強く持たせたその浮遊城砦は、今はどこにあるのか、諸説有りますけどね。
帝王ごと海に沈んだとも、いずれかの僻地にあるとも、
次元の狭間を抜けて異界へ飛ばされたとも。

戦域を拡大しすぎて疲弊し、属国としたはずの諸国で反乱が起こり、
帝国の滅亡を悟った帝王ごと、何処かへ消えた、と言うのは事実でしょうね。

>58
小さな島に流れ着いた民が、望郷の念を篭めて造った石像、と言う説がありますね。
他にも、時の為政者が己の権勢を示す為に造ったとも、
支族ごとの争いで破壊されたりしたとも。
石製の帽子や目など、完全な形で現存している物が少ないのが残念です。

・・・・あぁ、ゴーレムでは無いのではないかと存じますよ。

>59
無力、と言うのは色々とアレな物ですねぇ。

 ただ、フレッシュゴーレムを多用するのは如何な物かと。
・・・・だって、臭いません? それに、元々が生き物であるせいか、
自律型のゴーレムにしかならないんですよね。
しかも、小さいですし、元の生き物の持たない機構は付けられませんし。
死肉を積み上げてゴーレムにするなら、また話は変わりますが、
そうすると、今度は強度に問題が。

それにしても、可笑しいですよね。
死肉なのに『フレッシュ』ゴーレム。
・・・・この場合、鮮度を指すのではなくて、『生肉』と言う意味なのでしょうが。

>60
いえ、それは違いますよ。
異教徒である貴方に詳しく説明する事は、(面倒だから)やりませんが。
あぁ、以下は読み飛ばしても構いませんよ? 適当な説明ですし。

この大陸は、全ての母であらせられる大地母神セレスタの肉体である、とされております。
大地母神の神官は全て、全ての母の眠りを護り、女神の意に沿う者であるのですよ。
セレストに居られる聖女は女神の魂の仮の宿りであり、
聖女に相応しい者が存在しなくなれば、別たれた女神の肉体と魂が一つに戻るとされております。
もしそうなれば、眠りから覚めた大地の女神によって、この大陸は滅びるでしょうね。

>61
おや、母君とはぐれてしまわれたのですか?
困りましたねぇ・・・・。この人ごみの中では、容易く親御さんが見つかるとも・・・・。

待ち合わせ場所などは決めておりますか?
おや、決めてらっしゃらない?
・・・・とりあえず、迷子案内所を探しましょうか。

64:名無しになりきれ
06/10/18 19:08:06
魔法って何?

65:タイラント
06/10/18 21:09:33
ま”(優勝したぞ万歳!!)

66:タイラントの製作者
06/10/18 21:14:25
颶風さんが出てくれなかったおかげで優勝したぞ!!
万歳!!賞金いっぱいもらったぞ万歳!!さあ飲みにいこうかタイラント!!
タイラント「ま”」

67:名無しになりきれ
06/10/18 21:34:15
クソッ!俺のディステニーが!
なんて火力とパワーだよ!アイツ!

68:名無しになりきれ
06/10/19 11:44:45
わ、私のローズレラビーがあんな不細工なゴーレムに負けた・・・

69:名無しになりきれ
06/10/19 12:01:11
ポップコーンいかがですか~

70:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/10/19 15:51:00
「え~っと、迷子案内は・・・・と」
 それなりに育ちの良さそうな少年の手を引き、広い会場を彷徨う。
行きかう人ごみの中で、うっかりしたら逸れてしまいそうだ。

 颶風は少し考えると、少年をひょいっと抱き上げた。
そのまま、羽根にぶつけないように注意しながら肩車をする。
「この方が、遠くまで見えて人を探すのにはもってこいでしょう?」
 軽々と担ぎ上げられた事に驚いたのか、
泣き止んで見下ろしてくる少年に視線を合わせて微笑んだ。

「この子の保護者の方はいらっしゃいませんか?」
 声を張り上げながら歩く。
少年の兄だと名乗る青年を見つけたのは、颶風が咽喉の痛みを感じ始めた頃だった。

 丁寧な礼の言葉と共に、深々と頭を下げる兄弟と別れ、自分の席に戻る。
思ったよりも時間がかかったせいか、既に大会トーナメントは終了していた。

「表彰式を見ていても面白くないですし、そろそろ宿に引き上げましょうかね」
 長時間肩車をしていたせいで、がちがちに固まった肩を揉み解しながら、
颶風は取っておいた宿へと足を向けた。

71:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/10/19 16:04:07
>64
広義においては、「施術者の能力を用いて、
世界に変化を及ぼす技術」だと認識しておりますよ。
狭義では、「普遍的に存在するマナをエネルギーとして用い、
世界に変化を及ぼす技術」となりますでしょうか。

広義の意味では、「街中で迷惑行為を行う輩に、口頭で注意を与える」のも魔法になりますね。
今日から貴方も魔法使い。Let's begin.

と、茶化すのも程々に致しましょうか。

>65-68
迷子にかまけて、決勝戦を見逃してしまったようですねぇ・・・・。
ちょっと残念な気も致しますが、経過を知らない者が偉そうに評論するのも、ねぇ?

・・・・タイラントは、飲食が可能なんですか?!
ちょっと分解して調べても宜しいでしょうか?
・・・・元に戻せる、と言う保証が致しかねますが。

>69
いえ、私は結構です。
・・・・決勝戦後にも売れている、という事はよほど表彰式・閉会式が長いのでしょうか・・・・。

72:名無しになりきれ
06/10/19 16:30:53
ドリルこそ漢の夢!希望!憧れ!
というわけで穴掘りますねー
逝けぃ!ドリルミラクルゴーレム九珀九十弐轟ぉぉぉっっっ――!!!

73:タイラント
06/10/19 16:46:24
ま”(おびえているらしい)

74:ヤム飯 ◆aFNWH1Hq1w
06/10/19 19:30:54
さて、挨拶でもしましょう。
私の名はヤム飯。
騎士達の間からは絶対者と呼ばれ、チャッチャの者からは大いなる存在と。
そして、ほしふりの民からは魔王と呼ばれています。

さぁ、ヤム飯様を崇めなさい。

75:名無しになりきれ
06/10/20 11:20:34
世界よ!!

76:名無しになりきれ
06/10/20 11:35:10
猫になれる薬ください

77:名無しになりきれ
06/10/20 17:38:19
越境可ですか?

78:名無しになりきれ
06/10/20 17:56:08
古代遺跡とか調べてると分かるんだけど、大昔の人も「人に限りなく似せたゴーレム」を研究してたみたいだね。

79:名無しになりきれ
06/10/20 18:02:26
我が名はフォボス・・・最も神に近いゴーレム・・・

80:タイラント
06/10/20 18:03:45
ま”(お茶飲んでる)

81:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/10/20 18:05:03
「さて、大会の方も終わりましたし・・・・」
 国から与えられた休暇は10日間。
往復の旅程を考えても、後2日ほど、時間の猶予がある。

「・・・・とりあえず、一日宿で休んでから帰りましょうか」
 ここまで来るのに、一人乗りのゴーレムグライダーを使った。
これも、ゴーレム機器の例に漏れず、操者の魔力と生命力を動力源としている。
長旅をするためにも、体調を整え、体力を充実させておく必要がある。

>72
 この国では、土木工事にも普通にゴーレムが使用されているらしい。
大きな音を立てて、盛大に道路の石畳を剥がす・・・・、と言うか、
粉砕しているゴーレムを、宿への帰り道に見かけた。

「・・・・動きに優雅さが足りませんね」
 擬似生命体である西域の操騎兵を見慣れた目には、
中原の機械仕掛けのゴーレムの動きは、どうしても無骨な物にしか見えない。

82:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/10/20 18:21:46
>73
そのように脅えなくても・・・・。
大丈夫、痛みなら一瞬で終わりますから。

・・・・いえ、色々な意味で。

>74
生憎、崇める対象は全ての母一柱で間に合っております。
お引取り願えますか?

>75
で、その後はどのように呪文を続けるおつもりですか?
わざわざ『世界』を対象に呼びかけるなど、相当の大魔法であると思われますが。

私は出来るだけ遠くに離れさせていただきますので、
遠慮せずに続きをどうぞ。

・・・・まさか、ただ呼びかけてみただけ、とは仰いませんよね?

>76
魔法薬の類は、専門では無いのですが・・・・。
確か、以前在学していた折に、授業で作った物がどこかに。

・・・・。
あ、コレですね。少々・・・・どころではなくかび臭いですが。
授業で作った時に蛙に飲ませて試したら、ちゃんと猫になりましたよ?
変化に5年ほどかかりましたが。

骨から何から全部ゆっくり作り替えていく薬ですので、
変化の間中、文字通り『骨が粉砕される痛み』とか、
『体を末端から磨り潰されるような激痛』とかが続くかと存じますが。
・・・・そうですね、人間の貴方なら、単純計算で50年ほどかかりますでしょうか。

こちら、金貨50枚になります。
貴重な魔法薬ですし、手元にはこの一錠しか残っておりませんしね。

で、ここで飲んでいかれます?

・・・・逃げられてしまいました。まぁ、薬を持ち逃げされたわけでは御座いませんが。

>77
国境を越えたいのであれば、生国の発行した出国許可証と通行証、
御持ちでしたら、身分証を添えて国境警備隊に提出を。
入国理由は、大地母神の神殿への巡礼ですか?

他スレからのキャラクターの越境は、歓迎いたしかねますね。
メタ発言で恐縮ですが、どうも最近、板内のTRP系スレが騒がしいでしょう。
私個人と致しましては、運営している質雑スレ内は平和に保ちたいのですよ。
ウィークリーや魔術師総合で活動していた私自身を棚上げしているようで、
少々心苦しいのですが。

あぁ、このスレ限定で、このスレの世界観を壊さないキャラクターを作っての参加でしたら、
それはそれで、また話は変わって参りますけどね?

83:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/10/20 18:36:22
>78
そのようですね。
『疲れもせず逆らう事も無い従者』を手に入れた者は、
次に『より人間に近い従順な従者』を求めたようです。
ただ、考え方などは現在のゴーレム技術とは大きく異なるようですが。

西域でゴーレムと呼ばれている物は、古代において、
『錬金術』やら『ホムンクルス』と呼ばれていた物に近いと言われておりますね。
木石に魔力を大量に注ぐ事により、擬似的な生命を与える技術・・・・とでも申しましょうか。
その最たる物が、<操騎兵>、
操者が制御胞の中に乗り込んで動かす戦闘用ゴーレムでしょう。

古代のゴーレム技術の直系と呼ぶべきは、むしろ中原のゴーレム達でしょう。
古代のゴーレムのほとんどは、
機械仕掛けの人形を魔力で動かす仕掛けになっていたようですから。
中原のゴーレムの動力源が何なのか、私自身詳しくは存じ上げませんが、
動力の伝達に、機械を用いているようですから。

極東は、『魔女狩り』が行われた歴史が有るせいか、魔法技術全般がまず無いですね。
獣人に対する迫害も激しい土地柄ですので、わざわざ国交を持ったり、
足を向けたりする事も無いでしょうね。

>79
造られた者は、その創造者を越える事は出来ない、と存じますよ。
・・・・全ての母に創られた獣人種が、全ての母の頚木の元から抜け出せないで居るように。

>80
正座して、湯飲みを持って茶を飲む事が出来るとは。
ますます珍しいですね。

・・・・やっぱり、分解させていただけませんか?
関節部から動力や動作信号を伝える機構から、
隅から隅まで詳しく詳細に調べたいと思うのですよ。

・・・・元のように組み立てる気は、毛頭御座いませんが。

84:名無しになりきれ
06/10/20 19:25:51
空気製ゴーレム

85:名無しになりきれ
06/10/20 19:41:35
有名な魔術師といえば?

86:平内源岳
06/10/21 20:20:49
ゴーレムがなんぼのもんじゃい!
そこらのゴーレムより遙かに優れたわしの「からくり人形」を見よ

87:名無しになりきれ
06/10/22 20:30:00
颶風さま…はふぅ…

88:名無しになりきれ
06/10/23 20:12:14
幽霊船が出たとか出ないとかで騒ぎになってる

89:タイラント
06/10/24 01:42:30
ま”(おびえているらしい)

90:名無しになりきれ
06/10/24 01:44:52
うむあげるぞ

91:名無しになりきれ
06/10/24 01:46:50
うむさげるぞ

92:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/10/24 14:15:53
戻ってくる途中で嵐に巻き込まれて、えらい目に会いましたよ。
天候の収まっている今のうちに、取り急ぎ返答の方を。

>84
水製のゴーレムが存在しておりますので、
おそらく空気で出来たゴーレムの作成も、おそらく不可能ではないのでしょう。
ただ、魔力を込めた核が無ければ形を保てない物でしょうし、
中に乗り込んだ操者が丸見えなのは如何な物かと・・・・。

風の精霊を集めた『風船』と呼ばれる物も御座いますが、
これはゴーレムとはまったく異なる物ですしね。

>85
ゴーレムニストとしては、先にも話題にした、浮遊城砦の魔力付与者などが高名でしょうね。
今現在活動中の者に限れば、リューズの月夜陛下やイスタリアの講師の方々でしょうか。

・・・・私も、一分野に限れば、それなりに名が売れているかと。
ほら、獣人の魔術師など滅多に居る者では御座いませんし。

>86
とりあえず、動作機構が外から丸見えなのは如何な物かと。
屋外で運用するには、埃を防ぐ覆いがどうしても必要になるかと存じます。

>87
ため息ついて手を休めないでいただけますか?
早く帰りたいなら、さっさと仕事を終わらせてですね・・・・。
・・・・あぁ、そんな目で御覧になられましても、
仕事が減るわけでも、嵐が収まるわけでも御座いませんよ?

>88
幽霊船、ですか?
セレストの船籍には、消息不明の船は一隻も無いかと存じますが・・・・。
とりあえず、隣国のリューズとフィアルに、
行方不明になったフロートシップが無いか、問い合わせて見ましょうか。

>89
なんかだんだん、いたいけな小動物をいぢめているような気になってまいりましたが・・・・。
一度、製造者・設計者の皆様とお会いしてみたい物です。

ええ、何故ゴーレムに感情を持たせたのか、その辺りをじっくりと問い詰めたくてですね。

>90-91
フロートシップの動作確認お疲れ様です。
ええ、私の責任と監督の下に、しっかりと整備の方を行っております。
いつでも、出港可能ですよ。

いやぁ、それにしても本当にひどい嵐でしたねぇ・・・・。

93:名無しになりきれ
06/10/24 23:38:50
サーペントだぁぁぁ―!!!!
うぁああぁああ――!

94:タイラント
06/10/24 23:40:10
>93
ま”(え?どこどこ?)

95:名無しになりきれ
06/10/25 01:12:26
ふんサーペント如きでここまで大騒ぎとは・・・なんと無様な様か
幻想種なれどあの程度では恐れるに足りんよ
(ザシュッ!)
なんと手応えのない鎧紬一触とはこの事か
この肉ならばあの料理に・・・いやいや実に興味深い

96:平内源岳
06/10/25 01:47:26
覆いを付けろなどと、造形美を解さんのぅ…

>93
ほっほ、こりゃ面白いもんが見れたわい

97:名無しになりきれ
06/10/25 14:00:56
世の中には乙女心のあるリビングアーマーがあるそうで・・

98:名無しになりきれ
06/10/25 17:19:40
魔法使いなら魔法の杖持ってるよね。
どんな杖使ってるの?

99:名無しになりきれ
06/10/25 21:00:10
ヴァンパイアハンター

100:名無しになりきれ
06/10/25 22:10:59
クレイゴーレムに付いて詳しく

101:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/10/26 10:19:39
色々と安定するまでは、レス返しのみで。
出来る時に、出来る範囲で。

>93
嵐の季節の風物詩ですね。
普段は深海に潜んでいるサーペントが、
嵐の海の荒れの影響で浅い所まで上がってくるらしいですよ?

>94
今だったら、港からも見えるのではないでしょうか。
船に乗って近づくのは、あまりオススメ致しかねます。

>95
おや、もう退治されてしまったようですね。
サーペントの肉ですか?
以前、大蛇の魔獣の刺身を出す店に行った事が御座いますが、中々美味でしたよ。
淡白な鶏肉のような、獣肉のような・・・・。
どのように表現すれば良いのか、ちょっと迷ってしまいますね。

>96
しかし、ゴーレムとは擬似的な生物ですからねぇ。
内部機構が外から丸見えでは、内臓をはみ出させて動き回っているようで、
見ていて落ち着かないのですよ。

>97
・・・・ひょっとして、それは【金属鎧を着込んだ少女】では御座いませんか?
何処かの世界に、大の大人でも扱いかねるような重い鎧を着込み、
身長よりも長い両手剣を振り回す少女がいらっしゃるそうですが。

>98
私は基本的に付与魔術士ですからねぇ。
『魔力の発動体』としての杖は、生憎持ち合わせて居ないのですよ。
素体の作成の時などに、邪魔になりますしね。

あぁ、てーぴーおーに合わせて、
他国の使者に会ったり、何かの儀礼に参加する折などには、鉄刀木で作った杖を持ちますけどね。
上部に幾つかの金属の輪がついておりましてね。振ると音を立てるのですよ。
貴方方の世界の僧侶が持つ、錫杖に近い形状をしているかと存じますよ。
まぁ、この杖を振って魔術を用いるより、
振り回して叩きつける武器として用いた回数の方が多いのですがね。

付与魔術以外を用いる時に、宙に印を描く為の『杖』には、
今も身に着けておりますこの腕輪を用いておりますよ。
付与魔術を使う時の『意識の焦点』には、いつも着けております頭環ですね。
眉間に当たる位置に紫水晶を仕込んで、意識の集中の助けとしておりますよ。

>99
狩る者も狩られる者も、どちらも直接関ってきたり、
信徒の皆様に被害を及ぼさない限りは、基本的に放置で。
・・・・狩られる者の方は、全ての母の恩寵を受けない存在ですから、
目の前に現れたら、私も狩る方に回るでしょうが。

>100
もう、三桁ですか。早いものですね。

生憎ですが、粘土を用いたゴーレムは不得手でして・・・・。
土製のゴーレムの殆どがそうですが、クレイゴーレムも基本的には使い捨てですね。
ゴーレムニストが戦闘の際に急造して、戦闘中に破壊されるのが一般的です。
込める魔力の量が少なくて済むので、その場で作って、即座に破壊されてもそれ程の痛手にはならないんですよ。
ですから、制御胞を埋め込んだりなどの、『永続的に使えるゴーレム』の素材には使われないでしょうね。

102:名無しになりきれ
06/10/26 10:25:01
乙女心のあるリビングアーマーはス○イヤースに出ているらしい

103:名無しになりきれ
06/10/26 10:32:07
鎧の歌姫『ナタリー』かよ

104:オートマータ
06/10/26 10:37:11
私は人形可愛い人形・・・・・

105:名無しになりきれ
06/10/26 20:03:45
なんとも面妖な!たたっ切ってくれる!!

106:オートマータ
06/10/26 20:07:14
可愛い可愛いお人形・・・・ぽっ////やさしくしてお・じ・さ・まv

107:女斧使い
06/10/26 20:28:28
自分自身のパワーが無いからこそ、パワーがある斧を使うのよ!

108:タイラント
06/10/27 15:03:50
ま”(まった~り)

109:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/10/27 16:28:00
本日も立て込んでおりますゆえ、返答のみで失礼させていただきます。

>102-103
生憎ですが、異世界の話題には疎い物で・・・・。

>104-106
工房内では、戦闘厳禁です。
作成中の素体は、材質にも拠りますが脆い物ですしね。
うっかりヒビが入りでもしたら、それまでに掛かった時間と労力が台無しです。

>107
その御意見には同意致しかねます。

腕力・体力が無い者は、軽く、扱いやすい武器を用いた方が効果的かと。
振り回されて腰が定まらず、当たらない斧での攻撃を1回行う間に、
軽く扱いやすい短剣が、何回振り回せると思いますか?

斧や大剣などの重量級の武器を実践で用いるには、
それに見合った膂力が必要でしょうね。
鎧もそうですが、武器も、己の身の丈に合った物を用いる方が宜しいかと。

・・・・もっとも、間合いや威力などの話をすると、また話が違ってまいりますが・・・・。

>108
お暇でしたら、そこの台車をちょっとこちらへ押していただけませんか?
えぇ、押してくだされば、こちらで適当に止めますので。

110:名無しになりきれ
06/10/27 17:10:01
僕は魔術師見習いなんですが、KATINOやMOGREFは得意でもHALITOのような直接攻撃呪文が苦手なんです。
何故だと思います?

111:オートマータ
06/10/27 23:31:05
私は人形♪可愛い人形♪素敵なおじさまみ~つけたv

112:タイラント
06/10/27 23:35:25
台車を押してる

113:大作
06/10/28 21:08:52
いけっ!ジャイアントロボ!!

114:名無しになりきれ
06/10/31 11:19:43
人形遣い・・・人は私をこう呼びます

115:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/10/31 17:42:37
本日も返答のみで失礼させていただきます。
こうもプロバイダ規制が長く続くと、変更を考えたくなってきますね。

>110
人には、それぞれ適性とか相性とか呼ばれる物が御座いますからねぇ。
直接攻撃魔法が不得手でも、補助魔法を得手としてしまえば宜しいかと。
何か一つ、『これだ!』と言う得意分野を作ってしまえば、
その事によって己に自信が持てる様になりますから。

私など、魔力付与には長けていても、攻撃魔法も防御魔法も、
まったく不得手としか言い様が御座いませんけどね・・・・。

>111
タイラントどの、呼ばれてますよ。

え? 私ですか?
『おじさま』とは、男性に対して用いられる呼称でしょう?

>112 タイラント
有難う御座います。
色々積みすぎたお陰で、一人で動かすのは骨だったんですよ。
ええ、素体用の花崗岩を二塊ほど乗せてしまいまして・・・・。

>113
いえ、来なくて良いですから。
工房の近辺では、戦闘禁止です。

>114
ひょっとして、そこで歌っている人形の持ち主の方ですか?
作業場の真ん中に居られると少々危険ですので、
その人形をどかしていただけませんでしょうか?


短いですが、取り急ぎこれにて。

116:名無しになりきれ
06/10/31 20:23:26
超魔法エクスカリバー

117:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/11/01 17:17:45
>116
『超魔法エクスカリバー』
 そんなタイトルの本が、工房の作業台の上に放置されていた。
誰の物かは判らないが、魔道書の類だろうか?
そう考えつつ、ページを数枚捲る。

 程無くして、颶風はため息をつきながら本を閉じた。

「小説本の類でしたか・・・・」
 とりあえず、拾得物入れにしている木箱へ放り込む。
誰が持ち込んだかは知らないが、この箱に入れておけば、
持ち主が持ち帰る事だろう。

118:名無しになりきれ
06/11/01 18:08:22
引ったくりだ! 捕まえてくれー!

119:名無しになりきれ
06/11/01 21:34:48
鳥インフルエンザ

120:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/11/02 17:59:48
中の人多忙に付き、本日も返答のみで。

>119
「養鶏場で流行り病ですか・・・・」
 呼び付けられて、わざわざ出向いた神殿の中。
国の行政機関も兼ねるこの場所で、渡された資料に目を落とす。
過去の、他国の宮廷に官吏として仕えていた経験を見込まれての召喚だ。
神官としての見識ではなく、魔術師として官吏としての知識と経験が求められる。

「可哀想ですが、殺処分しか無いでしょうね・・・・」
 治療法がわからないまま、長く苦しめるのは神の御心に反する。
多数の鶏一羽一羽に、癒しの奇跡を施すなど、神官が何人居ても足りはしない。
速やかに、苦痛から開放してやる必要があるのだが。
 しかし、流行り病と有っては、肉を口にするわけにもいかない。
殺した者を食さないなど、これも教義に悖る行為ではあるが、
教義をバカ正直に守って死者を出すわけにもいかない。

「幸い、人や獣人には感染しないようですし、早急に対処を」
 しばらくは、鶏肉や卵などはおいそれと手に入らなくなるだろう。
生活の糧を奪われる、養鶏業の者達への保証も考えなければ。

「隣国に知らせを。・・・・あぁ、私が書状をしたためますので、使者の選定をお願いしますね」
 事のあらましを簡潔に綴った書状を2通。
それに、手元にある資料の複写を添えて、封筒に入れて封をする。
まだ軟らかい封蝋に、聖印を押し付けて印を押した。
聖印を用いた封印を用いるのは、この国でもほんの数人。
判る者が見れば、この書状をしたためたのが誰かはわかるだろうし、
正式な外交ルートを通して書状を届ければ、然るべき人物の下へと届くはず。

「では、この書状をフィアルとリューズへ。グライダーを用いれば、各々3日で届くでしょう」

 書状を用意した所で、ひとまずの用は済んだ。
実際の細かい実務は、現役の官吏達に任せれば良い。
自分がでしゃばっても、良い結果は生まれないだろう。
今の自分は、公的な地位からは殆ど遠ざかった、隠居の身なのだから。

「ヘス、帰りますよ」
 従者代わりにと連れて来た、弟子の一人に声を掛ける。
魔術師としての才は殆ど無いが、操騎兵乗りとしては中々の才を見せる弟子だ。

>118
 引ったくり、と言う叫びを耳にして、その方向へ目を向ける。
でっぷり太った、樽のようなシルエットの商人らしき人物が発した物のようだ。
その向こうには、人ごみを掻き分けて逃げていく犬獣人だか狼獣人だかの後姿が。

「追いなさい、への六号!」
「だ、誰が『への六号』だべか!」
 弟子に指示を出して、逃げる男の後を追わせる。弟子の抗議の声は、この際黙殺。
犬の獣人である弟子の方がはるかに、幾ら翼があるとは言え、
持久力に欠ける獅子の獣人である自身よりは追跡に向いている。

「やれやれ、この国も先の戦以来物騒になってきましたよねぇ・・・・」

121:名無しになりきれ
06/11/02 18:03:06
私の名は人形遣い・・・フィギュアフェチではない・・・

オートマータ「おとうさま~v」

お父様言うな!!

122:名無しになりきれ
06/11/03 07:14:39
薔薇水晶のことかぁっ!!

123:名無しになりきれ
06/11/03 19:53:25
なんだこの積荷? 触ってないのにガタガタ言ってるぞ…

124:名無しになりきれ
06/11/06 01:22:03
生き物か?これ

125:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/11/07 16:38:14
やれやれ、やっと一段落ですかね。

そうそう、先だっての引ったくりは、警邏の者に引渡しておきましたよ。

「各関節部可動範囲、異常無し。反応の遅れもブレも許容範囲。
機能点検オールクリアと」
 機体前面のハッチを中から押し開け、制御胞を出る。
狭い制御胞の中では邪魔になるから、と、
きつめに編みこんだ飾り羽根を揺らす風。
季節の移り変わりを示す様に少し冷たいそれを、
制御胞に篭っていた身は爽やかだと知覚する。

「これで、発注された分は揃いましたかね」
 踏み固められた土がむき出しの広場に並んだ、
五体のストーンゴーレムを眺める。
どれも良く似た鎧に揃いの武器。
決まりきった形式仕様の、軍用操騎兵達。

「後は、輸送船に積み込んで納品、ですかね」
 積み込みは任せましたよ、と作業員やテストパイロット達に手を振って、
久しぶりの我が家へと足を向けようとする。
数歩歩き出して荷馬車とすれ違い、思い出したように踵を返した。

「そう言えば、工房の方に届けるように頼んだ荷物、
そろそろ届く頃でしたよね」

>121
己の創造物に父母と呼ばれる・・・・。
ある意味、クリエイターの夢、ですよね。
私の作る物には自意識が存在いたしません故、
夢のまた夢、なのですが。

ちょっぴりだけ、ぢぇらしい。
・・・・何を言ってるのでしょうね、私は。
最近徹夜が続いたせいで、頭のネジが緩んでるようですよ?

>122
薔薇水晶・・・・。
薄紅の石英の結晶の事ですか?
私の知識の中には、鉱物のローズクォーツの事しか思い当たる物が無いのですが。

どうも、私は異界の事柄に疎いようで。
異界からの来訪者の方々の中には、
『己の知識を他者も当然知っている物と思い込んでいる方』が多いように見受けられますね。

>123-124
 工房に戻ると、届いたばかりであろう木箱を遠巻きにしている作業員達の人だかりがあった。

「あぁ、やっぱりさっきの荷馬車で届きましたか」
 がさがさと音を立てている、一抱えに出来るサイズの木箱を持ち上げる。
木箱に貼り付けられた送り状を読み、確かに自分が注文した物だと確認した。

 中身について問う声に、颶風はあっさりと答えを返した。
「毎年この時期に、アパラチア産のガガモモを注文する事にしているんです。
教都で取れるガガモモと比べて、味が良い事で有名なんですよ」
 さぁ、どう調理しよう。
油通しして塩やマメのソースをつけても良し。殻を向いて衣を着けて揚げるも良し。
いっその事生きたまま殻を向いて食すも良し。炭火で焼いてレムを絞るも良し。
熱湯に放り込んでさっと茹で、ドレッシングとあわせてサラダにするも良し。
新鮮な生きたままのガガモモは、ぷりぷりとした身の食感がたまらない。

126:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/11/07 16:39:45
誤変換・・・・orz^

殻は剥く物であって、向く物ではありませんね。

127:名無しになりきれ
06/11/08 16:02:36
僕の夢は空飛ぶゴーレムの開発です。主に翼で

128:名無しになりきれ
06/11/08 19:36:15
最近は治安が悪いな。俺の故郷に比べたら100倍マシだが

129:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/11/09 17:31:24
久しぶりに自宅へ戻ったら、試験休暇で息子が帰ってきていました。
・・・・刺身で食べようと思っていたガガモモですが、
二人分には足りないので、雑炊にして増量しました。

>127
今日は、幼年学校の生徒の社会科見学、だそうです。
ゴーレム工房も見学ルートに入っているのは宜しいのですが・・・・。
先の戦の後に生まれた子供達は、戦中に実戦投入された操騎兵を知らないのでしょうか。
・・・・まぁ、戦の当時も機密ではあったのですが。

グライダーやフロートシップと違い、操者が精神を同化させて動かす操騎兵は、
生き物の形をしている方が、操者自身の肉体とのギャップを抑えられる訳です。
操者自身の肉体に存在しない器官であっても、見慣れた物であり、
なおかつ適切な訓練を施された操者であれば、実用出来る程度には動かす事が出来るわけで・・・・。

有態に言ってしまえば、
【鳥の物を模した翼で空を飛ぶ】ゴーレムは既に存在する訳ですよ。
広まらなかった理由は、『ゴールド以上のランクの物でなければ飾りにしかならない』事と、
『操者の肉体に存在しない器官を傷つけられると、ラッシュバックが激しい』事。
特に後者は、それだけで戦闘不能になりかねないほどの弱点でしたからね。
有翼人の操者でも無い限り、危なっかしくて乗せられませんよ。

・・・・さて、子供にこの事を理解させるには、どう説明したら良いのでしょう。

>128
これでも、戦時中に比べれば多少はマシになったんですよ?
以前は、相当の重武装でもしなければ、街道を歩いて移動するなど出来ませんでしたし。
まぁ、『短期間で旅が出来る』『野盗の手が届かない高さを飛べる』と言う理由で、
ゴーレムグライダーが良く売れましたが。

・・・・まぁ、ゴーレムグライダーで旅をする場合、
降りて休むなどは出来ませんでしたが。
一応、街道沿いの宿場に活気が戻った辺りなど、復興が上手く行っている証拠でしょうね。

130:名無しになりきれ
06/11/09 21:43:28
テレッテッテー

131:名無しになりきれ
06/11/10 12:45:04
好みのタイプは?

132:タイラント
06/11/10 12:57:43
ま”(最近物騒だね)

133:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/11/10 17:31:11
>130
 軽快な音楽と共に、様々な芸を披露する旅芸人の一団。
珍しい事に、壊れた噴水の広場に、人間の旅芸人一座が陣取っていた。
数年前の戦の影響を一番強く受けたのは、各国を旅する彼らのような職業の者達だろう。
街道の安全が確保されていなければ、各国を旅して回る事など出来はしない。

 短い棍棒やボールでジャグリングの芸を披露していたピエロが一礼すると、
見物人の間を入れ物を咥えた犬が、見物料を集めに回る。
颶風もローブの隠しを探り、見つけた銅貨を帽子の中へ放り込んだ。

>131
好みのタイプですか?
特に贅沢は申しませんが、同じ種族の方が良いですね。
ほら、異種族相手だと、中々子供は出来ませんでしょう?

贅沢を言わせていただければ、
しなやかな尻尾と、鋭いつめをお持ちの方でしたら。
そうそう、私よりも強い方で無いといけませんね。

>132
これでも、だいぶ落ち着いてきたみたいですけどね。
警備隊の者達の錬度や士気も、かなり高まっているようですし。
後は、守り手や聖女の代替わりまでに、
戦前のレベルまで治安を良く出来れば申し分ないのですが・・・・。

で、いつの間に工房の中へ?
・・・・仕方ないですねぇ。
ヘス! そこのはぎれでタイラントどのを磨いていただけますか?
えぇ、土埃を持ち込まれると、後が厄介なので。
工房の掃除の方もよろしくお願いしますね。

134:名無しになりきれ
06/11/10 17:42:51
チッ、この前直したばっかなのにもうガタが来てやがる
そろそろ買い換えるか?

135:名無しになりきれ
06/11/11 01:36:16
猫の国の方から来ました。

136:名無しになりきれ
06/11/11 15:09:32
颶風殿は科学というものをご存知ですかな?
聞くに魔力や精霊の力を使わずして空を飛ぶ事が出来るとか
なんとも胡散臭い話だが真実ならばまっこと興味深い
久々に血が騒いでしまいますな

137:名無しになりきれ
06/11/13 12:26:18
犬の国は滅びました

138:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/11/14 11:59:07
書ける内に、返答だけでも。

>134
木製のゴーレムグライダーですか・・・・。
魔力胞の損壊も目立ちますし、そろそろ買い替え時でしょうね。
さすがに、100年以上昔の形式のこの機体ですと、
中々修繕出来る者も居りませんでしょうし。

ここは一つ、思い切って緑石製のゴーレムグライダーなど如何でしょうか?
風霊との親和性も高いですし、魔力胞の強度も数も、
木製の物とは桁違いですよ。

・・・・まぁ、御値段の方も、二桁ほど異なるのですが。
えぇ、緑石製のゴーレムグライダーは金貨20枚から。
木製の物は、銀貨10枚ほどでしょうか。

>135
時と次元の壁を幾つも隔てた彼方より、ようこそいらっしゃいました。
世界律も何もかも異なる場所で御座います故、
御期待にそえる様な物が御座いますかどうか、私には判りかねますが・・・・。

このスレと向こうのスレとは、無関係、と言う事で一つ、どうかお願い致します。
えぇ、私と向こうの方々の外見が似通っていようが、
境遇に似た所が有ろうが、縁もゆかりも血縁も存在しない、と言う事で。
・・・・とりっぷが一緒とか、「続きマダー?」とかも無しの方向で・・・・。

いぇ、まぁ、これは繰言なんですけどね?
私の存じ上げている猫の国とは別の所からいらした方なのでしたら、
まったく関係の無い話なのですが。

>136
以前、東方を旅していた折に、『人間大砲』なる物を拝見させていただきました。
巨大な大砲を用いて人間を弾にし、大量の火薬を用いて打ち出すと言う、
乱暴極まりない物でしたが・・・・。
どうも、あの火薬の臭いは、ちょっと遠慮させていただきたい物です。
硝煙の臭いで、鼻が利かなくなるんですよね。
繊細な獣人の鼻には、火薬は大敵ですよ。

私自身、己の翼で飛ぶ分には殆ど魔力を使ったりなど致しませんからね。
適切な動力を得る事が出来、尚且つ重量を支えるのに充分な大きさ、
適切な形状の翼を作り動かす事が出来れば、空を飛ぶ事は不可能では無いでしょうね。

実際、ゴーレムグライダーでの移動時間は、殆どが滑空ですからねぇ。
魔力の消費は、離着陸時が一番大きくなるのです。
・・・・まぁ、速度を出す為に風を取り込んだり、風霊を操ったりすれば、
また話は違ってまいりますが・・・・。

>137
どうなんでしょうねぇ。
この世界には、獣人の支族ごとに国を建てたりしたと言う歴史が存在しないので、
私の口からはなんとも。
人間による迫害の歴史のお陰で、大陸の最西端に押し込められていると言う経緯も御座いますし。
支族ごとに国を建てる事が出来るほどの人数が居る訳では御座いませんからね。

えぇ、多産多死を地でいっておりますよ。寿命自体も、人間より短いですし。
一回の産仔数の平均は人間を上回っておりますが、
乳幼児の死亡率も高くて、ですねぇ・・・・。

139:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/11/15 18:33:36
 大神殿の方に、隣国からの使者が来ているらしい。
先だっての書状の件だろうか?
そう考えつつも、隠居の身には関係の無いこと、と無視を決め込む。
 せっかく、ゴーレムの作成計画に空きが出来、出荷も配送も一段落付いたばかり、
作業員達に数日の休暇を言い渡したばかりなのに。
誰が、わざわざ好んで面倒事に首を突っ込みたがると言うのだろう?

 教都の中央から少し離れた工房。
そして、その裏手にある祠と呼んでも違和感が無いような、小さな小さな神殿。
日頃の喧騒が嘘のように静まり返ったその場所に、
歓迎されざる客人が訪れたのは、颶風自身も休暇を満喫しようかと思い立った直後の事。

 番犬代わりに放し飼いにしているガチョウの鳴き声と、
ガチョウに追い回されているらしい男の声に、
ため息をつきながら颶風は椅子から立ち上がった。

「お久しぶり、ですね。かれこれ7年ぶりくらいになりますでしょうか?」
 手強い交渉相手であり、かつての親友。
同じ師に師事した同門であり・・・・、颶風の息子の父親。
 ガチョウの攻撃を受けながら、それでも緊張感無く笑う男の姿に、
颶風がそのまま扉を閉めたくなったのは言うまでも無い。

140:名無しになりきれ
06/11/15 19:00:59
ガチョウ型ゴーレム

141:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/11/17 18:59:55
「で、本日は何の御用です?」
 急いで用意した香茶を淹れている間に、一応用件を訊いてみる。
工房の方ではなく、わざわざ神殿へ訪れた辺り、ゴーレム関連では無さそうだが。

「一応隣国の宰相閣下への表敬訪問、とでもしておきましょうか」
 口振りが似ているのは、同門であるが故か。
それとも以前、意図的に口調を似せていた時期があるからか。

「元ですよ、元。辞めてから何年経ってると思ってるんです?」
 ひらひらと手を振りながら言葉を返す。
実際、宰相と呼ばれるような立場に居たのは、10年以上も昔の話。
しかもほんの半年ほどだ。独立直後のごたごたを片付ける為の、ほんの僅かな期間。
地位を退いた後でも、諸々の事情で公的な場にひっぱりだされる事はあるのだが。

「ですから、わざわざ何の御用です?」
 重ねて問いかける。お互い、同門の魔術師だ。
言霊に縛られる身では、偽りを口にする事が出来ないのも理解している。
 公的な場でならともかく、こうして私的な場で会うのは7年ぶりだ。
・・・・苦手な相手との干渉を避けようとしてきた、颶風の努力の賜物である。

「ぷろぽーz」
「帰れ」
 ふざけた台詞をはきかけた相手の額に、容赦なくでこぴん一発。
颶風は、恋愛やら結婚やらと言う概念を持たない種族の出だ。
子育ては母親とその姉妹が行う物であり、父親が関与する事は無い。
人間のように『男女がその間に生まれた子供と一緒に暮らす』と言う事も無い。
 常々、『男は子供を作る時だけ居れば良い』と公言し、
その言動が普通であるとされる国、社会の中に生きている。
 この男を招いたのは、ほんの偶然。事故のような物だ、と思っている。
季節の訪れの時に、他に選択肢が無かっただけの。

「少しは、手加減しようと言う気は無いんですか?」
 赤くなった額をさすりながら非難めいた視線を投げてくる相手に、三度問いかける。
「で? 本日の来訪の目的は何です?」
 少々苛立っている心境を映して、先に房毛のついた尾が、
ぱたりぱたりと床の木目を叩く。
同じく先に飾り毛の生えた耳が、徐々に伏せられていく。
 毛皮に覆われた獣人族の感情を雄弁に物語るのは、彼らに特有の器官の数々。
特に、耳を伏せるのはどの支族にも共通の、『怒りと警戒心』の発露だ。

>140
「まぁ、これを見ていただきたくて御邪魔したのですが」
 でん、と卓上に置かれた白い物体。
滑らかな表面を持つ白銀色の、ソレ。
「新型の、ガチョウ型ゴーレムです!」
 どう見てもミスリル銀製です、本当にありがとうございました。

「実は、貴方アホでしょう・・・・」
 誇らしげに胸を張る男を眺めながら、颶風は大きくため息をついた。
吐かざるを、得なかった。

 ・・・・やはり、この男だけは理解出来ない・・・・。
というか、理解したく無いかも知れない。

142:名無しになりきれ
06/11/17 20:37:33
獣人には欲情しない

143:名無しになりきれ
06/11/17 20:59:19
私はしますがね。颶風殿は充分魅力的な方ですよ。

144:名無しになりきれ
06/11/19 09:28:36
綺麗だ・・・

145:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/11/20 18:25:07
「あー・・・・もー・・・・」
 熱弁を振るう男の姿にウンザリした様子でため息をつく。
「どれだけ性能が良い、と仰られましても・・・・」
 実物大のガチョウのゴーレムが、何の役に立つというのか。
寿命が無い? 初めに与えられた魔力が尽きれば、当然動かなくなる。
餌が要らない? 一羽のガチョウが一生に食べる餌代と、
材料のミスリル銀の価格とを比較するべきだ。圧倒的に、後者の方が高い。

「こう言った、馬鹿馬鹿しい物は貴女も好きでしょうに」
 確かに、このような無駄遣いは嫌いではない。が、物には限度と言う物がある。
魔力や、自分の技術を費やすのは好きだが、
高価な金属をこんな物に費やされるのは我慢できない!

「これ一つ作るだけの予算で、何機の操騎兵が作れると思います?」
 ゴーレムへ加工する過程で多少体積が増えるとは言え、
それでもこれだけのサイズのミスリルの塊である。
素材だけで、一国の一年分の国家予算に近いコストが掛かっているだろう。

「で? 本当に用事はこれだけですか? そうでしたら、御引取り願いたいのですが」
 ようやく冷めてきた茶に、くちばしを浸す。
「ぷろp・・・・」
「いい加減にしていただけますか?」
 冷ややかな言葉。慌てたように、男が取り繕う。
「我が国へいらっしゃいませんか?」
 実際の用件はこれか、と思いながら、慎重に言葉を選ぶ。
「行事の折々に、表敬訪問は行っておりますがね。・・・・次は、皇太子殿下の即位式あたりでしょうか」
 誘いの意味を取り違えたかのような返事。曖昧に誤魔化そうとした言葉。

「今の工房で、各所からの注文をこなすだけで、本当に満足ですか?
我が国へ来れば、好きなだけ研究と開発をする事が出来ますよ?」
 誤魔化されてはくれなかったらしい。
「満足しておりますよ? 必要な素材も揃いますし、作業員への給金も出せますし」
 他に、何が必要だ? 生計を立てるのに充分なだけの収入もある。
国からの予算が下りなかろうが、自分の研究に回す費用も時間も無かろうが、
平穏な生活と自由な時間の取れる今の状況を変えるつもりは無い。
 それに、第一。
「私は、この国との契約がありますからね。おいそれとは動けませんよ?」
 一時的に国許を離れるのは、良い。いずれ帰ると言う保証を、土地と神と教団に与えているのだから。
しかし、他国への移住は許されない。

「下手に動けば、同盟国間でもパワーバランスが崩れますしね」
 男の国は、西域でも一二を争う腕のゴーレムマイスターを擁する。
同じく、マイスターとして他国へ名を知られている颶風が動けば・・・・。
「中原諸国との戦争でも為さる気ですか? それとも、三国間同盟を破棄なさる御積りですか?」
 戦の道具を造る者を呼び、充分に予算を与える・・・・。
戦の準備をしていると取られても、それを理由に攻められても、文句のつけようが無い。

「だから、その話は御断り致します。・・・・以前にも、まったく同じ話をした気がするのですがね」
 息子が生まれる前から、この押し問答を繰り返している気がする。
・・・・かれこれ、13年ほどか。

146:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/11/20 18:41:00
「私としては、ぜひ来ていただきたいのですが」
 ・・・・まだ言うか。

「私はイヤだ、と申し上げているのですが?」
 それに、何故自分なのだ、と言う思いも有る。
とうに契約を結び、一国に居を定めた自分よりも、
賢者の塔で学んでいる最中の学生に狙いを定める方が断られる率も低いし、
逸材を見出す可能性も高いだろうに。

 いや、まさか。脳裏に浮かんだ考えを、ため息をついて打ち消す。

「まさか、自国に引き入れてしまえば後宮に押し込めるなりどうとでもなる、とか考えてらっしゃいませんか?」
 まーだ、そんな目で自分を見ているのか、と。
所在無げに目をそらす男の表情に、自分の疑念の的中を見る。

>142
「普通、種族の違う者には欲情しないものでしょうに! 変態さんですか貴方は!」
 人間種の性的タブーは少なく、
人間に近い<素の姿>を取った獣人相手にもソノ気になれると言うのは知っている。
だが、普段から獣形を取っている自分に対して、と言うのはあまりにも・・・・。

>143
 相手の返答に颶風は少々頭痛を覚える。
臆面も無く、何を言っているのか、と。
ごすっと音を立てて卓上に突っ伏した颶風に、さらに男が追い討ちをかける。

>144
「と、思うんですよ。私は」
 臆面も無く放たれた台詞に、羽毛に覆われた颶風の顔に朱が散る。
・・・・羽毛に覆われているせいで、見た目ではわかりにくいのが幸いだが。
くちばしの根元から目元まで、羽毛の薄い辺りに辛うじて見て取れる程度か。

「いい加減に、帰れー!」
 にこにこと満面の笑みを浮かべながらこちらの様子を観察しているらしい男を、
飾り羽根や首筋の毛を逆立てた颶風が蹴り出したのは、その直後の事だった。

「・・・・これだから、あの人は苦手なんですよ、私は」
 締め出したドアに寄りかかって、ぽつりと呟く。
どうも、顔のほてりが収まらない。
・・・・今日は、外出しないほうが良さそうだ。


147:名無しになりきれ
06/11/21 03:18:28
┐(´ー`)┌

148:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/11/21 16:42:23
>147

・・・・覗きですか?
覗きをするような不届き者は成敗、と申し上げたい所ですが。
ひとえに私の不徳不覚の為す所故、出来るだけ早く立ち去って頂きたいのですがっ!

あー、もー・・・・何を言ってもアレですね。ダメですね・・・・。

149:名無しになりきれ
06/11/21 21:39:58
ぐふうたん(*´Д`)ハァハァ

150:鶏
06/11/21 22:28:27
コケー

151:名無しになりきれ
06/11/22 07:01:45
ウグイスがお隣のニワトリのマネをしてホケキョッキョーと鳴くようになってしまいました
どうにかなりませんかねえ

152:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/11/22 16:23:09
>149
そのように息を荒げられて、どうなさいました?
具合でも悪いのでしょうか?
少々離れた位置では御座いますが、診療所まで御送り致しましょうか?
運動をしたわけでも無いのに動悸息切れとは、
心の臓に悪い所でも御持ちなのでしょうか?

まさか、孫が居ても可笑しくない年齢の私などに萌え、
とかそんな事は仰いませんでしょうね?

>150
管理局へ連絡しないといけませんねぇ。
処分したはずの鶏が逃げてますよ、と。

>151
私に相談されましても。
私はウグイスでは御座いませんよ?

隣のニワトリの真似をするようになった、と仰るのなら、
まともな啼き方のウグイスを借りてきて、隣に置いておけば宜しいのではないでしょうか。
もう秋も終わりですし、囀りよりも地鳴きをする時期ですからね。
効果は薄いでしょうが。

それとも、歌にあるようにして見ますか?
『金の舟に銀の櫂、月夜の海に浮かべれば、忘れた歌を思い出す』と言うではありませんか。
・・・・まぁ、これはカナリアの歌だそうですが。

153:名無しになりきれ
06/11/23 15:44:40
最近めっきり冷えてきましたね

154:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/11/24 17:45:04
>153
そうですねぇ。
季節の廻りで御座います故、人の身では気候の変化を甘受するしかありませんが。
この季節、暖かい御茶と暖炉の炎が嬉しい物ですね。

空気が乾燥してまいりますと、風邪を引く方も増えるかと存じます。
皆様も、御体御自愛なされますよう。

155:名無しになりきれ
06/11/24 18:36:43
もさもさ

156:名無しになりきれ
06/11/25 01:15:39
にゃーんといって見る・・・・むなしい

157:名無しになりきれ
06/11/25 01:25:15
わたしは猫耳を有する貴族である

158:名無しになりきれ
06/11/25 01:28:56
名前はシャムシャム伯爵

159:名無しになりきれ
06/11/25 01:30:28
親戚に躁炎とかいそうだ・・・・

160:タイラント
06/11/25 01:37:01
ま”(最近マスターこもりっぱなし)

161:名無しになりきれ
06/11/25 01:40:49
50過ぎのおばちゃま・・・

162:名無しになりきれ
06/11/25 23:37:16
いうな!!

163:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/11/27 15:52:35
スレが伸びてるから、荒らしでも来たのかとビックリしましたよ。
とりあえず返答の方を。

>155
これから冬に向かいますし、どうしても、ね・・・・。ほら、生え変わりの季節ですし。
これでも、小まめにブラッシングして、抜け毛を落とさないようには気をつけているのですが。
道端に誰のか判らない毛玉が落ちているのは、春と秋の風物詩でございます。

>156
何処ぞの耳の長い両手剣背負った将軍が言いそうな・・・・、
と申しても、某ねっとげーむの、某掲示板某蛇将軍スレを見ていない方にはわかりませんね。

>157-158
獣人、で伯爵、ですか・・・・。
で、この国への入国の目的と、わざわざ工房まで足を運ばれた理由をお聞かせ願えますか?

えぇ、この国には『貴族階級』は置いておりませんし、
近隣同盟国で、爵位を与えられた者については大体把握しております故。
消去法で、肋山脈の向こうから、はるばる山越えしていらっしゃった方、と言う事に。

それにしても、肋山脈の向こうでは獣人はひどい迫害を受けているというのに。
被差別階級に、伯爵位を与える酔狂な国があるとは驚きですね。

それとも、勝手に爵位を名乗っているだけ、なのでしょうか?
それはそれで、【身分詐称】の罪に問えそうですが。

では、用件を御話願えますでしょうか?

>159
居りませんよ。

私の名は、魔術の媒体となる【賢者の杖】を頂いた時に、師匠より授けられた物ですので。
親からもらった名、という物も一応御座いますが、普段は用いませんね。
ほら、本名が知られると、色々と差障りが御座いますでしょう?
真の名を明かさないのは、魔術師として当然の事ですよね?

・・・・もっとも、獣人の名は他種族の方々からすると、『長ったらしくて発音しにくい』そうですが。
私に言わせれば、名に何の意味も込めない人間種の方が奇妙ですよ。
名は、仔の生涯に幸多かれと、親が祈りを込めて贈る物ですのに。

獣人同士がお互い、本名で呼び合う事など御座いませんけどね。
普通は、本名を省略した呼び名を用いるのですよ。

>160
そう言えば、最近とんと見かけませんね。
・・・・ひょっとして、冬篭りなさる氏族の方なのでしょうか。
ほら、熊や栗鼠の方々は、
この季節になると食料を蓄えたり脂肪を蓄えるのに忙しそうではありませんか。

>161
50過ぎは、老年と称するべきでしょうね。
・・・・もっとも、私達獣人の寿命は長くても40年ちょっとなのですが。
50年も生きているなんて、いったい、何処の氏族の長老様なのでしょうね?

寿命が短い分、成熟年齢も低いですよ?
人間は18才で成人と見做されますが、獣人は12~15才で成人です。氏族にもよりますがね。
獣人の女性の場合、【季節】を迎えて子供を産んで一人前、と見做される傾向が強いですが。

>162
? 一体何の御話なのでしょう?

164:名無しになりきれ
06/11/27 17:30:40
なるほど、真の名には霊的な力があるから、呪文を唱える際の詠唱が「真言(トゥルーワード)」なのか

165:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/11/29 17:02:42
本日、所用の為手短に。

>164 真の名
そうですね。真の名を知る事は即ち、真の名を知られた者を支配する事。
ですから、通常、獣人は真の名を他者に明かしたりなど致しません。
これは、この大陸の魔術師全般にも共通して言える事ですが。

世の全ての物には、すべからく<真の名>が存在し、
その真の名を知る者は思うままにそれらを従える事が出来るそうですが・・・・。
無数、無限に存在する真の名の全てを知る事など、神でもなければ不可能でしょうね。

獣人の場合、真の名を知るのは通常、名を与えた親と<全ての母>の二者のみとなります。
後は、<送り>を行った神官が、死の床にある本人から聞きだすくらいでしょうか。

よほど心を許した者に対して明かす場合もありますが、
この場合は大抵『真の名の交換』になりますね。
『交換』は、親友・戦友の間柄や、兄弟姉妹間で行われるのが通例です。
他種族とは、まず行われないでしょうね。
己自身の真の名を知らない者も、異種族には多いですから。

166:名無しになりきれ
06/11/29 17:26:32
結婚相手には明かさないですか?ああ…別れるから…

167:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/11/30 16:37:16
こう寒くなってくると、ほんのちょっとの日差しでも有難い物に感じますね。
では、本日分の返答を。

>166 結婚相手
『結婚』とは何ですか?

いえね、異種族・・・・特に、人間種の風習と言う事は聞き及んでおりますが。
どうも、私達獣人種には馴染めない考え方なんですよね。
異種族の生態の一つとして存じておりますが、
私達の習俗として取り入れられる事は、まず無いでしょうね。

子供を作るために、異性を身近に引き止めておくよりも、
季節の時に歌垣に参加する方が、より良い相手を選ぶ事が出来ますよね。
子育ての為に人手が必要だと言うなら、自分の氏族の群れで暮らせば良い話です。
血族でも何でも無い者同士が一緒に暮らすと言うのは、どうも不可解に思うのですよ。

もっとも、一年中発情期の種族にとっては、
発情期のたびに一々相手を探さないで済むとか、そう言った利点があるのでしょうが。

あぁ、身寄りの無い戦災孤児達が、
氏族の統一が成されて居ない群れを成す事が御座いますが・・・・。
有る意味、『結婚』に一番近い家族形態と言えるでしょうね。

お互いの習性や特性が異なるので、その摺り合わせに苦労しているようですよ?

168:名無しになりきれ
06/11/30 18:31:01
そんなに毛がもさもさしててもやっぱ寒いの?

169:名無しになりきれ
06/12/01 14:43:19
うな~お

170:名無しになりきれ
06/12/01 14:57:54
北のほうで猫人が国を興しました

神聖エジプタスとかいう国らしいです

171:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/12/01 16:41:03
庭に植えた「お気に召すまま」が、今朝ほど花を咲かせました。
はて、この品種は春先に花をつけるはずなのですが・・・・。
この季節では、いくらなんでも実を付けるまでは行かないでしょうが、
本来、実を食用に供する為に栽培している果樹なのです。
来年の収穫が目減りしそうなのが、少々残念な所ですね。

>168
毛があろうが羽毛を持とうが、寒い物は寒いんですよ?
まだ、冬毛も生え揃って居ない時分と言う事も御座いますし。
生え変わりが終われば、多少厳しい寒さでも耐えられるのですけどね。

>169
最近、野良猫が増えましたね。

猫は、どうもちょっとアレですね。
体が小さくて食べがいが無いですし、そのくせすばしっこいので面倒ですよね。
皮がぐにぐにしていて、裂くにも少々コツが要りますし。

まぁ、子供の狩の練習には、丁度良い難易度なのですが。
猫を自力で捕らえて食べることが出来て、半人前、と言った所でしょうか。

私にしてみれば、一口で終わりで小骨が多くて、
味もあまり宜しくないので食べる気にはならない獲物ですが。

>170
猫人ですか。私とは無関係ですね。

この大陸には、獣人の『猫の氏族』なら少数・・・・数百人程度存在しておりますが、
『猫人』と名乗り、そう呼ばれる『種族』は存在致しておりません故。

はて、この大陸の北方には陸地は存在いたしませんし、妙ですね。
この大陸では、我が国が最北端かつ最西端なのですが。
おそらく異世界の話なのでしょう。
この世界に侵入してくる事が無い限り、こちらからは不干渉で。


これ以降、申し訳御座いませんが猫関連の書き込みはスルーさせていただきますね。
どうも、猫絡みの書き込みが発端になって荒れるスレが多いように見受けられます故。
この後コピペ荒らしやら連投荒らしやらが現れるやも知れませんが、
その時はその時、それ相応の対応を取らせていただきます。
メタ発言失礼。


172:名無しになりきれ
06/12/01 18:12:33
なんだあの巨大なカエル型ゴーレムは!?
何に使うんだアレ…

173:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/12/04 16:59:08
庭に霜が降りて、真っ白になっておりました。
昨日一日、庭の冬越し準備に掛かりきりだったのですが・・・・。
雪覆いが間に合って、本当に良かったと思います。
例年より霜が降りるのが遅いので、のんびり構えていたのですが。

>>172
あぁ、あれは【移動式魔道砲台ぽろっごちゃん】だったかと。
攻城用兵器ですよ。
周囲から精霊力や魔力を集める所は、普通のゴーレムと変わりません。
それをオーバーロードさせて、あの大口から目標に向かって撃ち出すのです。
フロートシップの艦載砲など、比べ物にならない威力がございますよ。

直撃を食らえば、どんな操騎兵もひとたまりもありませんが・・・・。
惜しむらくは、どんなに鈍重な操騎兵でも、
アレが狙いを定められるほどには鈍くない、と言う所でしょうか。

まぁ、据付型砲台に近い物ですからね。
動きは鈍重だわ、照準合わせにも一苦労だわで、あまり使われる事も無い物です。
・・・・何故カエル型なのかは、製作者に訊いてみないと判りませんが。

製作者は以前、『せっかくかわいく作ったのに、なんで皆使おうとしないの?』と、仰っていましたね。
取り回しの不便さや、輸送の難度。
あと、周囲の魔力を食い尽くしてしまう辺りが、普及しない原因かと存じますがね。
まぁ、あの巨大なヒキガエルの形状が、可愛いかどうかはさて置き。

174:名無しになりきれ
06/12/04 22:25:01
座左の銘は?やっぱり羊乳はよく噛んで飲めですか?

175:名無しになりきれ
06/12/05 07:17:18
精神的な脆さが魔法耐性の弱点になると聞いたけど、本当?
ゴーレムに乗ればあんまり関係無いと思うけど。

176:タイラント
06/12/06 13:41:47
ま”(中の人なぞいない)

177:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/12/07 17:30:04
今年ももうじき終わりですね。
そちらの暦では、『聖職者が走り回る月』とおっしゃるのでしたでしょうか。
呼び名は異なりますが、何処も年末は似たような光景が見られる物です。

>174 座右の銘
いや、羊乳飲んだら、下しませんか?
尾篭な話で失礼。

ありきたりですが、【人事を尽くして天命を待つ】とさせていただきましょう。
やれる事は、出来るだけやってしまいたいのですよ。
どうも、『待ち』と言うのは苦手な物でして。

>175 精神と魔法耐性
どうなんでしょうねぇ。
むしろ、身に着けているタリスマンや護符の類の方が、
大きな影響を及ぼしそうな御話ですが。

確かに、ゴーレムに乗ってしまえば魔法耐性はかなり上がるでしょうが、
今度は逆に、ゴーレムに魔力を奪われる事に耐えなければなりませんからねぇ。
元々の耐性が高い者の方が、ゴーレム操者としても優れているケースの方が多いですし。

『ゴーレムの弱点は、乗り手である』と言う事自体は、真理かと存じますよ。

とりあえず、その法則を確かめる為に、実験台になっていただけませんか?
私、属性魔法は不得手で御座いますが、発動させる事なら不可能では無いのですよ。
えぇ、魔力流量の制御が殆ど出来ないため、常に最大威力でしか放てませんが。

では、覚悟はよろしぃ・・・・。
全力で走ると、凍った道に足をとられますよ、と。

>176 タイラント
確かに、自律式ゴーレムですと、内部に操者を乗せる必要が御座いませんからねぇ。
中の人はいらっしゃらないでしょうね。

個人的には、思考パターンに不安定性の残る自律式より、
中の人が絶対に必要な操騎兵の方が好みなのですが。
まぁ、どちらにせよ、暴走の危険性がまったく存在しないわけでは御座いませんが。

178:タイラント
06/12/07 22:06:28
ま”(キャストオフ)
中から少女型ゴーレムが出てきた
ま”(プットオン)
元に戻る

179:名無しになりきれ
06/12/08 19:10:27
人間の性的タブーの少なさは異常

180:名無しになりきれ
06/12/09 19:18:23
俺は…おしゃべりは苦手だ

181:颶風 ◇/oj0AhRKAw
06/12/11 13:35:07
マイケルプラティーニカ!!オナウゴッチ!
お前は昇進させなきゃな
ウィーアーカンパニー!!

182:名無しになりきれ
06/12/11 14:44:14
>>181
m9(^Д^)プギャーーーッ

183:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/12/11 15:55:28
冬になると、どうしても葬儀が増えますね。
墓標の代わりに植える、カファの種の在庫がなくなってしまいました。
大神殿へ行って、分けてもらう必要が御座いますね。

それから、石刃も数本新調しないと。
葬儀の際にちょっと失敗して、今使っている物の先が欠けてしまったのですよ。

・・・・葬儀が続いたお陰で、しばらく、食事は摂らなくても良さそうですが。

>178 タイラント
・・・・確かに、中に人は入っておりませんが・・・・。
やはり、一度作成者の方とじっくり語り合ってみたい物です。

女性型の操騎兵も、一応存在するのですよ?
操者が製作時点で決まっている場合は、
出来るだけ機体と操者を似せて形作るのです。
その方が、動かす時の違和感が少なくて済みます故。
操騎兵乗りは、一定水準以上の魔力さえあれば、
出身性別他はそれほど重視されないのです。

>179 性的タブー
まぁ、それが人間種と言う物ですしねぇ。
獣人はおろか、妖精精霊魔族に半神。
手当たり次第に手を出してるではありませんか。

一応、兄弟姉妹は×やら異種族はちょっと・・・・等の、
他種族にも理解できる縛りはあるようですが、
それもあっさり飛び越える輩を多数目にしておりますのでね。

>180 おしゃべり
性向は人それぞれ、と存じますよ。
話すのが嫌、と仰る方に、『話せ!』と強制する気も御座いません。

おしゃべりな者が苦手、と仰るのであれば、
『ここに来るのは強制では有りませんよ?』と返答させていただきますが。

184:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/12/12 16:28:23
出来るだけ日参、という事で参上いたしました。

名無しの皆様のレスが無いと、やはり間が持ちませんねぇ・・・・。

本日、天候悪化の為外出が出来なくなりましてね。

・・・・大神殿へ行く予定を立てて、外出準備をしていたら、
いつの間にか雪が降り出していたので外へ出たくなくなったとか、
そんな事は・・・・、大有りなのですが。

やはり、冬は薪ストーブと暖かい茶に限ると思いませんか?
えぇ、大き目の揺り椅子とサイドテーブル付きで。
のんびりと本を読んだり考え事をするのにもってこいです。
薪を用意するのが大変ですが。

他にも、薪ストーブの上に鍋を置いて、じっくりことことシチューを煮込んだり・・・・。
今使っている物は、グリルオーブン代わりにもなる優れものでしてね。
鳥を焼いたり、焼き菓子を作ったりと、便利に使わせていただいております。

185:名無しになりきれ
06/12/12 16:31:06
ぐふーさんの手料理(・∀・)クレ

186:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/12/13 17:17:13
すっかり綿帽子を被った庭を眺めながら、のんびりお茶の時間を楽しむのも、
また格別で御座いますね。
また、ちらほらと降り始めましたね。どのくらい積もるのでしょうか。

・・・・えぇ、大神殿に参ろうと思ったら、雪の重みでドアが開かなくて困っているわけですが。
窓から出ようかとも思ったのですが、新雪で身動きが取れなさそうですしね。

>185 手料理
ん~っと、ですね。
若い頃に、友人との話の中で出たレシピですが。
・・・・実行した事は御座いませんよ?

1.大根を1本用意する
2.大根で通行人を殴り倒す
3.財布を奪って、適当な食堂に入る
冗談ですよ? こんな事、やってはなりませんよ?

大根は鈍器ではなく、御野菜です。
御出汁で炊いて、熱々の所を冷ましながら食べるのが好みで御座います。
骨付きの鶏肉や、御魚と炊き合わせても良いですね。

もっとも、私達獣人の好みと貴方方人間の皆様とでは、
味付けの好みが随分と異なるようですよ?
人間の料理は、随分と塩辛くて、香辛料を使いすぎている印象が御座います。

どうも、香辛料は苦手なのですよ。
鼻はおかしくなるし、舌は痛くなるしで。
・・・・ほんのちょっぴりでしたら、大丈夫なのですけどね。

食材の臭み消しに、香辛料がどうしても必要なのは理解出来るのですが、
『香辛料が多いほど高級な料理だ』と言う人間種の信条には、少々賛成いたしかねます。
・・・・実際、香辛料は大変高価な物である事は否定いたしませんが・・・・。

187:名無しになりきれ
06/12/13 21:02:56
このスレ、ageないの?

188:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/12/15 16:47:04
こう積雪が多いと、雪かきも一苦労ですね。
丸々一日と半、掛かってしまいましたよ。

>187
上げる事による名無しの皆様へのアピールと、
荒らしに目を付けられるリスクを考えますと、自分で上げようとは思いませんね。
元々、「他のコテが来るようならTRPGスレに。
来そうに無かったら個人質雑で」と決めて立てたスレで御座いますし。

・・・・その内、中の人素出しでゲームネタ日記スレになったり・・・・。
なんて事は、無いかと存じますよ。多分。

良いのではないですか? このペースで。
あまり質問が多くても、返しきれるかどうかと言う心配も出てまいりますしね。

189:名無しになりきれ
06/12/16 03:54:01
一番の自信作を見せてください。

190:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/12/18 16:37:51
すっかり一問一答スレになってしまいましたね。
このまま、完走まで荒れる事なく進めて行ければ良いのですが。
『好事魔多し』とも申しますし。
まぁ何にせよ、完走まではまだまだ遠い道のりですね。

>189 自信作
自信作・・・・と申されましても。
ゴーレムを作っても、大抵は手元に残さずに納品してしまうのですよ。

そうですね、近くにある物と言えば、大神殿の門前に立っている像ですかねぇ。
弓兵型操騎兵<ストームダンサー>

以前の大戦の折に、<ストーム>の冠の三機揃いで作った物の一体でしてね。
若い頃は、あの操騎兵に乗って戦場へ出たものです。
敵の攻撃が届かない高度から、
左腕の盾に仕込んだ精霊砲を魔力の限り乱射すると言う荒っぽい戦法を取っておりましたが・・・・。
どちらかと言えば、守りよりも攻めに向いている機体ですよね。
実際に戦場へ出たのは、ほんの二、三回だったと記憶しておりますよ。

出力バランスがピーキー過ぎなのと、翼を持っていると言う特殊形状のお陰で、
操者になりうる者が滅多に居ないのが難点と言えば難点ですが。
まぁ、今の平和な状況下では、操者が見つからない方が無難なのでしょうけれど。
それに、敵の操騎兵に組み付かれてしまうと、何も反撃が出来ない辺りも欠点ではあるのでしょうが、
機動力だけなら現存する操騎兵の中でも随一なのではないでしょうか?
魔力消費が凄まじいですけどね。
『ぽろっごちゃん』並に。

まぁ、アレを動かす事が出来る者は多いでしょうが、
アレで戦闘機動が出来る者は少ないでしょうね。
私も、アレに乗って戦えと言われたら、全力で逃げますよ。
もう、いい加減若くは無いわけですし。

他の種類のゴーレム機器では、グライダーの注文が多いですね。
評判もそれなりに宜しいようですし、
私の代表作は輝石を素体に用いたグライダー郡、と申し上げた方が宜しいのかも知れませんね。

191:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/12/19 17:24:54
「この寒いのに、出張メンテナンスなど・・・・」
 夏冬の区別が無い薄い法衣の上に、何枚もの服を重ね着したもこもこが口を開いた。
大神殿の方から、ゴーレムグライダーの修理依頼が来た颶風である。
 しっかり畳んだ翼の上から羽織ったコートを前で押さえ、不機嫌そうな表情で凍った道を歩く。
・・・・せっかく、しばらく工房を閉めてぬくぬくと過ごそうと思っていたのに!

 神殿での幾つかの所用を済ませ、グライダーのメンテナンスに取り掛かる。
「魔力回路一部損壊、と・・・・。どこかにぶつけたりしました?」
 おぼろに透き通ったグライダーの機体に、手に持った陽光球の強い光を当てる。
そうやって細かくチェックしながら、持ち主で依頼人でもある聖堂騎士に尋ねた。
 透き通った鉱物で作られた機体の中で、細い魔力回路が光を受けて煌めく。
その回路の網目の中を横切るように、僅かに暗い一筋の傷。

「このくらいなら、すぐ直りますでしょう。一時的に出力は下がりますが、このまま放置でも大丈夫かと」
 ぶつけた衝撃で、表面に近い部分の回路が切れたらしい。
この程度なら、周囲の魔力を取り込んで勝手に自己修復する。

 颶風は、ゆっくりと体を起こして伸びをした。
強い光を見つめ続けて痛む目を労わるように、手のひらで覆う。

「あの・・・・他にも見ていただきたい機体が・・・・」
 おそるおそる、と言った風情で声を掛けてきた騎士達に、
颶風は諦めたように、大きくため息をついた。

192:名無しになりきれ
06/12/19 17:27:30
むう

193:名無しになりきれ
06/12/19 17:38:17
暖房つきゴーレムつくってください

194:名無しになりきれ
06/12/19 22:29:34
銀河に願いを

195:名無しになりきれ
06/12/20 02:33:46
眠れない夜は何をして過ごしますか?

196:颶風 ◆/oj0AhRKAw
06/12/20 17:36:38
ばーじょんあっぷで追加されたこんてんつを楽しんでいたら、
のー○ん先生に落とされたまま、戻れなくなりましたorz
しかも、落ちる直前までもんすたーを倒しても中々あいてむがどろっぷしなくて、
「しっかりしろよとれはん」とか言われてましたorz
いや、トレジャーハンター2持ってても、アイテムドロップするかどうかは運ですからー!

以上、中の人ねっとげーむ愚痴日記でした。
とりあえず、初め5行はスルーでお願い致します。

>192
おや、又従弟殿。
「大神殿に戻って来い」だの、「次期様の継承式が終わるまでは留任を」等の御説教なら、
するだけ無駄ですよ。
ゴーレムマイスターとして呼ばれるか、
平神官としての責務として顔を出すくらいなら致しますが。

ほら、見て下さいよ、この傷跡。肩口だのわき腹だの!
以前の裁判の折についた物ですよ?
私は、もう裁判官役などゴメンですね。

罪人の裁きなど、次期殿の留学が終わるまで待たせておけば宜しいではありませんか。
それまで待てないと言うなら、聖獣の檻に追い込んで、聖獣に裁きを任せれば良いでしょうに。
既に隠居の身の私を、わざわざ引っ張り出さなくても。

>193 暖房付ゴーレム
一応、操騎兵の制御胞内は、常に快適な温度を保っておりますよ?
そうでないと、操者に余計な負担が掛かってしまいますし。
それとも、温風を噴出して室内を暖めるゴーレムの作成依頼なのでしょうか?
作れない事も無いでしょうが・・・・、前例が有りませんからね。
完成する頃には、必要がなくなっているかも知れませんね。

>194 銀河に願いを
銀河・・・・と申しますと、良く晴れた夜空に掛かる白い星の帯の事でしょうか。
私達の言い伝えでは、アレは『全ての母の乳』とされております。
ほら、白い液体の流れに見えますでしょう?
何かを願うとすれば、『子宝祈願』とか『安産』とか、ですかねぇ。

>195 眠れない夜
香草茶を淹れて、のんびり読書ですかね。
以前、住み込みの弟子が居た折には、たたき起こしてチェスの相手をさせたりも致しましたが。
・・・・気がついたら東の空が明るくなってきた、などと言う事、良く有る事では御座いませんか?


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