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【大阪】 “教師天国” 公立校教師の平均年収は800万~900万円・・・夫婦で教師なら外車を乗り回し、休暇は海外旅行に
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大阪府立高教師 給料同じなら底辺高で不良ド突き回す方が楽
一言でいえば、自分たちの「恵まれた労働環境」を変えたくないからだ。
「子供たちの受験戦争が過熱する」、「子供たちの格差を助長する」―
こうした反論の「子供」を「教師」に置き換えると、学区制に守られた“教師天国”の実態が垣間見えてくる。
40代の府立高教師が本音を明かす。
「今のままなら生徒の受験対策や成績向上のために教材研究をしなくてもいいし、
予習復習もいらないから、授業を工夫する必要もない。たまにやる教師同士の勉強会の実情は、若い教師を組合に勧誘する会になっています」
一回り若い世代の教師も感覚はほとんど変わらない。
「公立は進学校でも底辺校でも給料は同じ。それやったら、底辺校で不良生徒をド突き回していた方が楽やと思う先生が多い。
それはそれで大変やけど(苦笑)、少なくとも受験指導で寝る間もない私立高教師の友人を見ると、ホンマに公立でよかったと思う」
そして最大の理由はこの点にある。府立高の副校長がこう語る。
「格差が広がった結果、定員割れが続く学校を橋下さんは潰していく。そうなれば教師余りが起き、
職場を失うことになる。それを一番恐れているのです。
公立校の教師は今のままなら、相当な不祥事でも起こさない限りはクビにならない。
平均年収800万~900万円と恵まれているので、夫婦で教師という家庭なら外車を乗り回したり、
春、夏、冬の休暇は海外旅行に出かけたりする。
それが私立と競争し、教師が厳しく査定されるようになれば、そんな生活はしていられない。
優雅だった労働条件を守りたいというのが本音でしょう」
「子供の学力向上」と「既得権にしがみつく教師の淘汰」を同時に狙う、橋下市長の「破壊的改革」の成否やいかに―。(抜粋)
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