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儒教では、「徳治主義」というものがある
徳治主義(とくちしゅぎ)とは、徳のある統治者がその持ち前の徳をもって人民を治めるべきであるとした孔子の統治論に由来する儒教の政治理念・思想。古くは徳化(とくか)などと呼ばれていた。
孔子『論語』為政編(第二)
「為政以徳譬如北辰居其所而衆星共之」
「政を為すに徳を以てすれば、譬えば北辰の其の所に居て、衆星之に共するが如し」
政(まつりごと)を為すに、
徳(とく)を以(もっ)てす。
譬えば(たとえば)北辰(北極星の事)のその所にありて、
衆星(北極星の周りを回っている沢山の星の事)のこれに共うる(つかうる)が如きなり。
『説文解字』(最古の漢字辞典)によれば「徳」とは
すなわち真っ直ぐな心をもって相手に恩恵を与える(得させる)ことで自らも恩恵を得ることが出来るというもの。