09/03/31 20:59:57 G2IHacyx0
歴代の皐月賞の中で、前半1000Mが58秒台だったのは
後にも先にもナリタブライアンが走ったこの年だけである。
また、皐月賞が2000Mで行われるようになってから初めて2分の壁を破った。
(今でもこの年の1分59秒0は歴代3位の記録)
このレースが尋常なきハイペースだったのは言うまでも無いが、
問題はこのときナリタブライアンがどの位置でレースを走っていたのかということ。
道中1、2コーナーまでは中段より前目の7、8番手。
向正面1000M地点では既に先頭のサクラエイコウオーから3馬身程度に詰めていた。
その後も3コーナー残り800Mでは1馬身差まで詰め寄り
直線で一気に交わし後続馬を突き放した。
歴代最高ともいえる殺人ペースだったのにである。
テン良し、中良し、終い良しとはまさにこのレースのナリタブライアンを指す言葉といえよう。