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農水省2独法:業者に預け金や前払い 不適正経理繰り返す
遺伝子研究に使用する物品の購入を巡り、農林水産省が所管する二つの独立行政法人の
延べ235人の研究員が2006?13年度、業者に現金を預けたり、前払いするなど
不適正な会計処理を繰り返していたことが7日、会計検査院の調べで分かった。検査院は
約2億円分を不適正と指摘した。
2法人は、いずれも茨城県つくば市にある農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)と
農業生物資源研究所(生物研)。
農研機構の12人と生物研の17人は販売代理店などから請求を受けたように装い、
現金を振り込み。店側に「預け金」としてプールさせ、パソコンなど研究とは関係のない
物品を購入していた。
さらに、農研機構の135人と生物研の71人は、業者側に現金を前払いし「ポイント」と
交換。必要な時にこのポイントを使って物品を購入していた。2法人では、現金の前払いは
認められておらず、内規に違反していた。また、農研機構の研究員は退職後、ポイントを
使って約86万円相当の買い物をした。
預け金は約2700万円、ポイントによるプール金は約1億7400万円に達していた。
2法人は第三者による調査委員会を設置し調査しており、農研機構は「誠に遺憾。原因を
究明し再発防止策を検討する」、生物研は「指摘を重く受け止める」とコメントしている。
毎日新聞 2014年11月07日 20時34分
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