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・休日を楽しむ家族連れの歓声が、悲鳴に変わった。東京都あきる野市の秋川で二十七日、
都内在住の小学生の男児二人=ともに(7つ)=が溺れ、一人が死亡した事故。
居合わせた人が人工呼吸を施したが、かなわなかった。現場はバーベキュー場
「秋川ふれあいランド」の脇。川は中央付近で深くなっており、遊泳禁止だったが、
多くの人が川に入っていた。
「うちの子がいない」。現場にいた人たちによると、二人の男児のうち、最初の男児が
水中から見つかると、大人が「みんな上がれ」と大声を掛け、泳いでいた子どもらを
河原に呼び寄せた。
直後、もう一人の男児がいないことが判明。母親が「青い水着の男の子を
見ませんでしたか」と言って尋ね回った。居合わせた人たちが協力して沈んでいる
ところを見付け、河原に引き上げた。
二人に人工呼吸や心臓マッサージをした武蔵村山市の会社員男性(38)は「一人目の子は
顔色が戻り、目も開(あ)いたが、二人目の子どもの状態はよくなかった。亡くなったのは
残念」と肩を落とした。
福生署によると男児二人は友人同士。川遊びやバーベキューをしに家族と一緒に
訪れていた。事故当時はほかにも大勢の家族連れがバーベキューや水遊びを楽しんでいた。
現場は川がせき止められた上流側。流れは緩やかだが、近所の男性(49)は「川の
真ん中辺りは結構深いから、小さな子どもは浅瀬で遊ばせている」と話す。
河原には、警察や都が設置した「危険につき遊泳禁止」という看板もある。バーベキュー場の
管理事務所で働く男性は「遊びに来た人はみんな川で遊ぶ。こんなに暑いのだから、
川に入らない方がおかしい」。
子ども連れの武蔵村山市の主婦(40)は「泳いではいけないなんて思わなかった。
まさか亡くなるなんて」と絶句した。
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