06/08/15 23:58:09 0
スーが待っているシュバルツ様は、確かにジークと瓜二つだが肌の色が違った。
借金取りに追われているという彼を匿っていたが、ある日突然去ってしまったのだという。
スーは良い様に利用されただけ?
しかし彼女はシュバルツ様を信じていると言う。
さらにスーは、彼が「僕にはそっくりな兄弟がいるのだよ」と言っていたと話す。
それはジークにも初耳の話、確かに彼らは似すぎているのだ。
まるで複製のように。
あの時守れなかったことを後悔していると話すスー。
あんな借金取りはいない、あれは天使庁の人間。
ここを出て行ったのも、彼女達を巻き込まないため。
「シュバルツさまは嘘ばっかり。スーに何も教えないため嘘ばっかり」
「それはきっとスーを守るためなのです」
「嘘ばっかりのシュバルツさまだから、スーは信じています」
守れなかった彼の代わりに、彼の兄弟であろうジークを守ると言うスー。
しかしそんな話を聞いたら、ますます迷惑かけられないとティアラ達は出て行くことにする。
とりあえずシュバルツが向かったという東の町を目指して。
次号、新展開。