05/07/02 17:30:13 vHqGQ2XS0
初のﾊﾞﾚなんで分かりづらいかもしれないです。
ACT.71 ギルティ・シーン
庇った体勢から蓮はｷﾞｭｳっと抱きしめてしまう。
キョーコの「せ・・・先生ぇえ・・・？？？」という言葉で我に返るが
蓮は抱きしめた後に急いで離れると『思わず抱きしめてしまった』
と言っているようなものだと考える。
こんなところで気持ちを気づかれる訳にはいかないと思った後
キョーコの唇を手でなぞり「君・・・さ・・・―キス―したこと・・ある・・？」
「・・・教えて あげようか・・・？」
とただならぬ雰囲気を瞬時に作り出し夜の帝王のごとく微笑う蓮。
パニック状態のキョーコは手で蓮の口を押さえ蓮が正気に戻る。
蓮は芝居の最中に芝居を忘れたらしい。
目の前で崩れ落ち肩を震わせている蓮を見てキョーコは
「美月」としてどうすればいいのかと必死に悩むが、実は蓮は笑いをこらえてた。
キョーコが「からかったんですね―・・・」と言うと
冷静になった蓮は芝居を続け「おしおきしたんだ。」と言う。
蓮は『テンパる』と都合の悪いことはああして（10行目～）誤魔化すと気づく。
その後キョーコは、食事を作りながら抱きしめられた後の蓮が
『全然知らない男みたいで・・・』『―・・・私・・・―』
と考えているところ蓮に声を掛けられる。
蓮は自分にしかできない嘉月が掴めたらしく稽古終了。
16号に続く。