09/12/25 23:42:46 0
妖怪に人間達が襲われているところに通りすがった三蔵一行。
人間を助けたことで、彼らの隠れ里に案内される。
ここまでの道中で三つほど見かけた集落は、どこも荒らされた後だった。
父を彼らに助けてもらった村の少年は、この界隈はほとんど全滅だと話す。
この村は、入り口の跳ね橋を普段は上げて隠すことで、
何とか妖怪に見つからずに済んでいた。
少年の父は、怯えて暮らすうちに、すっかり閉鎖的な村になってしまったと非礼を詫びる。
三蔵も長居するつもりはないと言うが、日中や夜は妖怪に見つかりやすいため、
明日の朝まではここに居てもらわないといけないと言われるのだった。
続く