10/04/08 22:39:18 0GjyXgUv0
「非実在青少年」をめぐってもっとも問題になるのは、
「頭の中で考えている決して倫理的ではないことを、フィクションとして表現してよいのか」という、
人間の生への根本的な問いかけであるように思う。
私自身は「表現してよい」という立場だが、ソレが「表現されて流通されている」ことそのものが、
達成されるべき人々の倫理観の向上が達成されていない、と感じる人も出てくるわけである。
それが規制賛成派の、意識するしないに関わらずの考え方である。
だから、規制問題に関して重要なのは「倫理」と「法律」を分けて考えるということだ。
逆に言えば、果たして法律は「妄想」をも規定しうるのかという話になる。