09/05/10 10:50:06 CXl+ZjW/
夢の続きに期待しつつ、埋め用1レス誰得小ネタ劇場 ―
嗚呼、帝都クラナガンに木霊する、絹を裂くような子供の悲鳴。
今宵、キャロ・ル・ルシエに魔の手が迫る、怪人ナノーの魔の手が迫る。
「フェイトさん、たすけて!」
途端、呼び声に応えて夜空を切り裂く閃光は、
何処、ドコ、どこから来たのか黄金フェイト。
秘密のマントは正義の験、サーッと空飛ぶマッハの力。
「スカーリエッティ(字幕:おのれフェイトちゃん、ハヤテモモンガ、出動なの!)」
怪人ナノーの操るハヤテモモンガとは、原子爆弾によって巨大化した野生の狸である。
驚天動地や奇々怪々、恐るべき事に、放射能の力を利用して空を飛ぶ事ができる。
― 揉モウカアッ!
そしてひと呑み、妖精たいにゃんの如く頭からポリポリと齧られ飲み込まれる黄金フェイト。
ああ、なんとかわいそう物語、果たして黄金フェイトはこのまま消化されてしまうのでしょうか。
そんな時、空の彼方から喧しく笑いながら飛んでくるキラ星ひとつ。
鳥か、飛行機か、ロケット弾か流星か、いえいえあれは黄金フェイト。
「あはははは、黄金フェイトは無敵だ!」
何処からか、それは謎めいて、如何にして、それは愛ゆえに。
かくしてデバイスの一振りで爆発四散するハヤテモモンガ。
実に強い、絶対に強い、黄金フェイト!
提供は、
おはようからおやすみまで、暮らしを見つめて暴露する、時空管理局広報部
おはようからおやすみまで、聖王陛下の暮らしを見つめる、ベルカ修道会騎士団
おはようからおやすみまで、暮らしの記録は既に保管されている、無限書庫
がおおくりいたしました ―
麗らかな昼下がり、光学パネルの前で煎餅を齧りながら暇を潰していた親子が一組。
「やっぱりフェイトちゃんはカッコ良いね」
「なのはママ、その感想はおかしいから」