10/02/14 21:56:11
>>309
勘違いしないで、別にあなたを追ってきたわけじゃないわ。
ヤヒロノヒモロギを渡してくれさえすればそれでいいのよ。
(サカハギに見下すような視線を向け、言い捨てる)
できる、できないじゃないわ。
するしかないのよ……わたしには……。
(一瞬、どこか辛そうな表情を見せるが、すぐにそれを拭い去り)
それは、マネカタなんかに扱える代物じゃないわ。
素直に渡し── ……っ!?
(言いかけて、咄嗟に伸ばしていた手を引く)
(ぎらつく赤錆びた鎌が視界に入ると、小さく唇を噛んで)
わたしの皮を剥ぐつもり?そんなの無意味よ。
(何とか言葉で時間かせぎをしながら、相手の隙を探す)
マネカタにはマネカタの生き方があるはず………
………──渡しなさいっ!
(唐突に間合いを詰めて、鎌を持った手を打ち据え─ようとした)