日本の批評・哲学総合スレat PHILO
日本の批評・哲学総合スレ - 暇つぶし2ch100:というか人種の定義は?
16/11/23 14:48:49.16 0.net
教えてください。

101:考える名無しさん
16/11/23 15:00:02.14 0.net
>>98
訂正:ネタニヤフと

102:考える名無しさん
16/11/24 23:24:48.36 0.net
真理を発見しました (哲学系)
URLリンク(p.booklog.jp)
無料の電子書籍です!

103:考える名無しさん
16/12/06 19:04:01.10 0.net
モーリス・ヴァレンシー 『恋愛礼賛―中世・ルネサンスにおける愛の形』

104:考える名無しさん
16/12/08 12:52:06.87 0.net
東浩紀、「批評という病」=言葉と現実の不一致『ゲンロン4』。

105:考える名無しさん
16/12/08 15:14:56.36 0.net
東は柄谷のアメリカでの経験を踏まえて、日本の批評を上記の如く説明しているが、
アメリカの方が知識層とそうでない層、現実との隔絶が激しいんじゃないかと思ってみたり。

106:考える名無しさん
16/12/08 19:03:43.95 0.net
ゲンロン4を短くまとめると何が書いてあるの?
twitter見てても具体的な感想はほとんどないよね

107:考える名無しさん
16/12/08 19:26:14.55 0.net
批評が批評されている。

108:考える名無しさん
16/12/08 19:41:57.84 0.net
それはぜんぜん新しくないね

109:考える名無しさん
16/12/08 19:46:08.79 0.net
一応離れた客を呼び込もうとして共同体にしようとしているみたいだけどね。
東浩紀と浅田彰との対談目当てで自分は買った。

110:考える名無しさん
16/12/08 19:47:18.65 0.net
URLリンク(youtu.be)
URLリンク(youtu.be)

111:考える名無しさん
16/12/08 20:32:26.97 0.net
ゲンロン4 現代日本の批評III - 2016/12/7
昭和から平成の言論史を徹底総括、批評を未来に開く
「現代日本の批評」ついに完結!
【特集:現代日本の批評III】
創刊号に始まる「現代日本の批評」の完結編。
共同討議では東浩紀・市川真人・大澤聡・佐々木敦・さやわかが、2001-2016年の批評史を一挙に総括。
批評とネットの現代史を網羅した折込年表は過去最大のボリューム!
浅田彰への4万字インタビューでは、その個人史と戦後日本社会の歩みが重ね合わされる。
杉田俊介、五野井郁夫、ジョ・ヨンイルの論考も必読。21世紀の批評はこれを読まずして語れない!
【特別掲載/充実の連載陣】
巻頭は山口二郎・津田大介・東浩紀の「リベラルは再起動するか」。参院選・都知事選の結果を踏まえ、リベラル復活の条件を問う。
黒瀬陽平、速水健朗、井出明らの評論に加え、タイ文学界のカリスマプラープダー・ユンの随筆が連載開始。
海猫沢めろんの小説、国際色豊かなコラムなど連載陣も充実!

112:考える名無しさん
16/12/09 10:57:34.55 0.net
京大の「同学会」と書くべきところを「同好会」と書いている部分があるな。

113:考える名無しさん
16/12/09 16:49:37.79 0.net
佐々木敦がオタクと文化左翼を類似したものと見るのは
まあまあ当たってるのかもしれん。

114:考える名無しさん
16/12/09 16:55:56.61 0.net
内向きだという点で。

115:考える名無しさん
16/12/09 17:09:39.26 0.net
URLリンク(twitter.com)

116:考える名無しさん
16/12/09 17:43:28.58 0.net
佐々木敦
それは仕方のないことだとも思う。でも僕はどうにも苦手なのだ。
どれだけ居心地が良くても、友だちの友だちしか居ない世界、知り合いの知り合いしか見当たらない世界はやはり嫌なのだ。
コミュニケーションとコミットメントよりも、ディスコミュニケーションとアイソレーションに与したくなってしまう。
シェンロン 🐉
佐々木敦のケンカをしない力を見習いたい。「ケンカをしない力」という新書を書いて欲しいくらい。
帯文は「なぜ僕はxxxらと付き合ってこれたか」でそうそうたる布陣の名が
こややし
ゲンロン4現代日本の批評における基調報告、佐々木敦「ニッポンの文化左翼」って、東浩紀の巻頭言「批評という病」への批判になっている。
そこで求められている批評の読者=観客というのが、
実は「徹底的な肯定であり、ファンコミュニティの強化と、そのひたすらな確認」を求められているという点で。
6 Dec 2016

117:考える名無しさん
16/12/09 19:26:23.81 0.net
URLリンク(twitter.com)

118:考える名無しさん
16/12/09 20:51:25.68 0.net
>>111
結構おもしろいね。
これは必読。

119:考える名無しさん
16/12/09 20:52:15.08 0.net
浅田彰4万字インタビュー
「マルクスから(ゴルバチョフを経て)カントへ ― 戦後啓蒙の果てに」
聞き手:東浩紀

120:考える名無しさん
16/12/10 09:09:26.90 0.net
まったく内容がない感想ばかり

121:考える名無しさん
16/12/10 10:06:52.62 0.net
浅田彰がペレストロイカのことをデリダを踏まえて
上部構造からの脱構築=リビルディングと言っていたのは新鮮だった。

122:考える名無しさん
16/12/10 10:33:45.62 0.net
デリダはユダヤ人だよ
脱構築ってユダヤ哲学じゃん

123:考える名無しさん
16/12/10 10:40:47.85 0.net
90年代の流れを振り返って、
「事件が起こるたびに社会学者や心理学者が競って発言し、
社会全体の病理を象徴するような過剰な意味をそこに読み込んで騒ぎ立てる。
この盛り上がりはいったいなんなのか。
マルクス主義的な下部構造決定論に回帰するのではないにせよ、
やはり経済や政治の問題のほうがはるかに重要ではないのか。
この考えはいまも変わりません。」
とも言っている。

124:考える名無しさん
16/12/10 10:43:31.24 0.net
マルクスもユダヤ人だよ

125:考える名無しさん
16/12/10 10:50:58.68 0.net
個人的にはマルクスも大事だけど、それ以前の流れがかなり重要だと思うので、
今年復刊されたフォイエルバッハの『キリスト教の本質』をいま読んでいる。
マルクスは『ユダヤ人問題によせて』を書いているから、
それの理解に役立つ気がする。

126:考える名無しさん
16/12/10 11:03:23.87 0.net
ユダヤ人が言うことは話半分に聞いとくべき
言ってることと考えてることは別だから

127:考える名無しさん
16/12/10 11:06:34.69 0.net
マルクスとユダヤ人問題
URLリンク(www.ritsumei.ac.jp)

128:考える名無しさん
16/12/10 19:56:27.20 0.net
そのリンク先を読んだ
マルクスの同族批判は学説的に通説なの?

129:考える名無しさん
16/12/10 20:15:22.15 0.net
ユダヤ人を批判しないやつはむしろどうかしている
しかしマルクスは、詐欺師だ!

130:考える名無しさん
16/12/10 23:40:56.42 0.net
頭悪い陰謀論者かよw
知的になれよ

131:考える名無しさん
16/12/11 00:46:05.32 0.net
陰謀がないとでも?
ほんとに? ほんとに?

132:考える名無しさん
16/12/13 10:58:11.91 0.net
しかし批評を壊した張本人の東が
批評再生とかマッチポンプすぎて笑っちゃうな
どんな文化でもそうだけど
ある文化を保護しているのは自意識が低く保守的な人たち(大澤信亮ら)
それは古くて退屈なんだけど価値があり結果的に残っていく
それを破壊するのは小利口な奴(東浩紀)
退屈でつまらないことと自意識を発動させていじり出す(美少女ゲーム批評)
時間が経ってより利口になりやっとその価値を理解し出すが
その頃にはもうその文化の持つ価値が失われてるというね

133:考える名無しさん
16/12/13 13:06:33.59 0.net
東先生が批評のハードルを下げたせいで
本来なら批評家を名乗るべきではないレベルの低い生徒たちが
ぞくぞくと飛び越えてきましたとさ

134:考える名無しさん
16/12/13 20:23:25.87 0.net
具体例を挙げよ

135:考える名無しさん
16/12/14 22:08:12.24 0.net
ゲンロン出版部
URLリンク(genron-tomonokai.tumblr.com)
2016年12月13日配信 [友の会メールvol.244]

136:考える名無しさん
16/12/28 16:56:16.16 0.net
速水健朗が紹介していた「北海道独立論」は新鮮だった。

137:考える名無しさん
16/12/29 19:28:31.23 0.net
>>121
そこで比較されているは、
・エリツィンの「ディストラクション(破壊)」と
・ゴルバチョフの「リビルディング(建て直し)」(=ディコンストラクション(脱構築))
デリダの説明によると、脱構築は、絶滅や無に帰せしめることではなく、
解体し組み立てることを意図したもので、「解体」と「構築」二つの側面を持っている。

138:考える名無しさん
16/12/29 19:28:56.01 0.net
>>122
脱構築の元はハイデガーの解体だし、その前はルター。
デリダの脱構築(déconstruction)→ハイデガーの解体(Destruktion)→ルターの解体(destruere)
ジャン=リュック・ナンシーの「キリスト教的西洋の脱構築」とかもある。

139:考える名無しさん
16/12/29 19:29:13.01 0.net
キリストはユダヤ人だが…

140:考える名無しさん
16/12/29 19:29:38.81 0.net
シュンペーターの「創造的破壊」対しては、
古代インドにもブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァという宇宙の「創造、維持、破壊」モデルがある。

141:考える名無しさん
16/12/29 19:31:17.75 0.net
その他にも、二重に抹消を重ねる様な脱構築モデルがいくつかあるし。

142:考える名無しさん
16/12/29 20:56:07.92 0.net
来年はルターの宗教改革から500年なんだな。

143:考える名無しさん
16/12/29 21:11:11.00 0.net
難解な書物を読み解くために、入門書は役に立たないことが多い。
まさに問題になっている難解な箇所を回避することによってこそ、
分かりやすい入門書になっていることが多いからだ。難解な書物を読み解くための最大の鍵は、
その難解な書物自体の中にあるという根本原則から目を逸らさないことが重要だ。
URLリンク(twitter.com)

144:考える名無しさん
16/12/29 21:40:12.98 0.net
来年はロシア革命からも100年。

145:考える名無しさん
16/12/29 21:40:45.45 0.net
建設的野党という場合には、そこに解体と構築が認められるが、
破壊や転覆だけがあって構築がないものはテロルに近い。
極左はどうか。

146:考える名無しさん
17/02/06 22:29:21.25 0.net
Religion and Nothingness (Nanzan Studies in Religion and Culture) Reprint Edition
by Keiji Nishitani (Author), Jan Van Bragt (Translator, Introduction), Winston L. King (Foreword)
URLリンク(www.amazon.com)

147:考える名無しさん
17/02/13 19:12:13.42 0.net
美術批評家著作選集 全24巻(予定)
[監修・解説] 五十殿利治
URLリンク(www.yumani.co.jp)

148:考える名無しさん
17/03/26 19:26:17.24 0.net
現代思想の転換2017: 知のエッジをめぐる五つの対話
篠原 雅武 (編集)
出版社: 人文書院 (2017/1/25)
中村隆之 「読むこと、書くこと、提示し続けること」
小泉義之 「いまほど面白い時代はない」
藤原辰史 「対抗するテクノロジーの発明」
千葉雅也 「ナマコとヤドカリ」
ティモシー・モートン 「世界には穴が空いている」

149:考える名無しさん
17/03/26 19:27:14.11 0.net
『ゲンロン0 観光客の哲学』 - 2017/4/8
東 浩紀 (著)
否定神学的マルチチュードから郵便的マルチチュードへ―。
ナショナリズムが猛威を振るい、グローバリズムが世界を覆う時代、新しい政治思想の足がかりはどこにあるのか。
ルソー、ローティ、ネグリ、ドストエフスキー、ネットワーク理論を自在に横断し、ヘーゲルのパラダイムを乗り越える。
著者20年の集大成、東思想の新展開を告げる渾身の書き下ろし新著。

150:第三の波平(ただのリーマン) ◆kpxxLE2Sh.
17/03/26 19:28:43.52 0.net
>>149
なんか時間とまってない?

151:考える名無しさん
17/03/27 15:45:35.59 0.net
>>145
キミ、革命という語をご存知ない?

152:考える名無しさん
17/03/27 19:44:25.97 0.net
>>151
どういう革命モデルが今時なの?

153:考える名無しさん
17/03/30 19:07:29.86 0.net
とりあえずアドレスを貼るのみで、当スレからは立ち去りますが、
もし興味ある方は読まれて下さい。
『救済的真理の伝達・証明』
《神・転生の存在の科学的証明》
URLリンク(message21.web.fc2.com)

154:考える名無しさん
17/04/09 19:57:41.43 0.net
大澤真幸 『可能なる革命』 (2016)
大澤真幸 『日本史のなぞ なぜこの国で一度だけ革命が成功したのか』 (2016)

155:考える名無しさん
17/04/09 19:58:22.38 0.net
ルーティンで確認。
大澤真幸/編(2015-2016)
岩波講座現代 1 現代の現代性 
岩波講座現代 3 資本主義経済システムの展望 
岩波講座現代 4 グローバル化のなかの政治 
岩波講座現代 5 歴史のゆらぎと再編 
岩波講座現代 6 宗教とこころの新時代 
岩波講座現代 7 身体と親密圏の変容 (千葉雅也「思弁的実在論と無解釈的なもの」)
岩波講座現代 8 学習する社会の明日 
岩波講座現代 9 デジタル情報社会の未来 

156:考える名無しさん
17/04/14 01:09:53.95 0.net
波平の基地害ぶりはガチ
波平以外の何者でもないだろww
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
104 : 純二 ◆tywylCjmAaEl 2016/09/03(土) 01:02:57.87 0
                   プキ?
             _.  _ノ
           ,ィ彡'  ̄
       ィ'ミ三ミ彡'
    ノテ!彡|;(:◉)ミィ三ミヽ
   ,,イ'´ ヾ*:ミミミ彡'⌒ヾミヽ      オシッコーンクサインマンコップチャン
  //    `ヽ、ミミミミ;;;    `ー―'    ムンチャカクサマーンツノカラークパイパン
.  |  'ヾェェェヾミミ;;;彡三ミミヽ
   | ◞≼்≽◟◞≼்≽◟,,,//    `ヾ、    _ノ
    \ `ー― '''   l゛      `ー '
    〉        ト、
   ,,イ \.     / ト、
 /  |   \_,/  | \
/.   |     / ヽ    |   \

157:学術
17/04/14 09:20:23.19 0.net
革命は女たちのものだよ。

158:考える名無しさん
17/04/16 18:37:53.17 0.net
九鬼周造 『偶然性の問題』 (1935)
“偶然性とは…否定を含んだ存在、無いことのできる存在…
 有と無との接触面に介在する極限的存在…
 有が無に根差している状態、無が有を侵している形象である”
URLリンク(www016.upp.so-net.ne.jp)
URLリンク(www016.upp.so-net.ne.jp)
URLリンク(www016.upp.so-net.ne.jp)
URLリンク(www016.upp.so-net.ne.jp)
URLリンク(www016.upp.so-net.ne.jp)
URLリンク(www016.upp.so-net.ne.jp)
URLリンク(www016.upp.so-net.ne.jp)
URLリンク(www016.upp.so-net.ne.jp)
千葉も言及していた九鬼の「偶然性~」。
『いきの構造』だけでなく、こういう本も読んでみると
日本の哲学に対するイメージも変わってくるだろう。

159:考える名無しさん
17/04/16 18:39:31.94 0.net
戦前の哲学書も、現代仮名遣いにリニューアルされて読みやすくなってきている

160:考える名無しさん
17/04/16 18:40:33.95 0.net
『明治期アカデミー哲学の系譜とハイデガーにおける形而上学の問題
 ―如来蔵思想とユダヤ・ヘブライ的思惟との収斂点―』
井上 克人
URLリンク(heideggerforum.main.jp)
> これは大乗仏教思想の根幹をなす「本体的一元論」、すなわち外に超越者を想定しない思考様式である。
> したがって、超越といっても、「外」に超越したものではなく、「内在的超越」という構造をもち、
> これこそ西洋的二元論の思考様式とは異なる「東洋的一元論」なのであって、
> いわゆる京都学派の哲学も、この系譜を引くものなのである。

161:考える名無しさん
17/04/25 21:57:46.36 0.net
フランスでは、ド・ゴールが大統領の権限を強めた1958年の「第五共和制」以来、
左右の二大政党が交代で政権を担ってきていたが、今回の選挙では、
二大政党の候補が敗れ、無所属と極右政党の候補が決選に残った。
政策や支持層の一部が左右逆転した先の米大統領選挙と同様、
既存の体制に対してNOが突きつけられた格好だ。
戦後を形作ってきたシステムの再考が、世界的に求められているのではないかと思う。

162:考える名無しさん
17/04/25 21:57:59.11 0.net
パリ五月革命や学生運動に代表される1968年が、大いなる切断の時代だったとすると、
ゼロ年代・10年代は、再接続が模索された時代ではなかったか。

163:美魔女
17/04/26 00:56:26.57 0.net
まずは野ションです。
話はそれからです。

164:考える名無しさん
17/05/08 00:16:49.49 0.net
『ネグリ、日本と向き合う』(2014)
アントニオ・ネグリ、市田良彦、伊藤守、上野千鶴子、大澤真幸、姜尚中、白井聡、毛利嘉孝、三浦信孝
世界と日本の情勢変化を対照させた対話集。
政治のパワーバランス、オキュパイ運動、3.11、原発、日本経済など。

165:考える名無しさん
17/05/08 00:17:11.65 0.net
ネグリもガタリも、ヨーロッパでは本来の「左」が衰退し、
左右の区別が曖昧になってきたと言っている。

166:考える名無しさん
17/05/08 00:17:25.46 0.net
ネグリは「新しい左が生まれなければいけない」とも。

167:考える名無しさん
17/05/17 20:16:16.03 0.net
【西田】京都学派・近代日本哲学総合スレ【西周】 [無断転載禁止]©2ch.net
スレリンク(philo板)

168:167
17/05/21 10:59:43.72 0.net
・西周(1829-1897)
・福沢諭吉(1835-1901)
・中江兆民(1847-1901)
・井上哲次郎(1856-1944)
・井上円了(1858-1919)
・内村鑑三(1861-1930)
・岡倉天心(1862-1913)
・清沢満之(1863-1903)
・南方熊楠(1867-1941)
・鈴木大拙(1870-1966)
・柳田國男(1875-1962)
・折口信夫(1887-1953)
・柳宗悦(1889-1961)
・宮沢賢治(1896-1933)
・井筒俊彦(1914-1993)
京都学派
・西田幾多郎(1870-1945)
・波多野精一(1877-1950)
・田辺元(1885-1962)
・九鬼周造(1888-1941)
・和辻哲郎(1889-1960)
・久松真一(1889-1980)
・三木清(1897-1945)(京都学派左派)
・戸坂 潤(1900-1945)(京都学派左派)
・高坂正顕(1900-1969)(京都学派四天王、近代の超克)
・西谷啓治(1900-1990)(京都学派四天王、近代の超克)
・高山岩男(1905-1993)(京都学派四天王、近代の超克)
・鈴木成高(1907-1988)(京都学派四天王、近代の超克)
・梅原猛(1925-)
・上田閑照(1926-)
・大橋良介(1944-)

169:考える名無しさん
17/05/21 13:52:39.75 0.net
新京都学派
塚本善隆(1898-1980)
宮地傳三郎(1901-1988)
今西錦司(1902-1992)
桑原武夫(1904-1988)
貝塚茂樹(1904-1987)
吉川幸次郎(1904-1980)
岩田久二雄(1906-1994)
藤枝晃(1911-1998)
井上清(1913-2001)
森下正明(1913-1997)
河野健二(1916-1996)
中尾佐助(1916-1993)
吉良竜夫(1919-2011)
梅棹忠夫(1920-2010)
上山春平(1921-2012)
鶴見俊輔(1922-2015)
司馬遼太郎(1923-1996)
梅原猛(1925-)
加藤秀俊(1930-)
高橋和巳(1931-1971)
小松左京(1931-2011)

170:考える名無しさん
17/06/29 18:18:53.62 0.net
良スレ

171:考える名無しさん
17/07/16 23:26:54.01 0.net
濱田恂子 『入門 近代日本思想史』 (2013)
巻末に「近・現代日本哲学思想主要著作刊行年表」として、
1861年の加藤弘之「隣草」から2005年までをカバーする年表がついている。

172:考える名無しさん
17/07/16 23:27:35.86 0.net
鈴木貞美 『「近代の超克」その戦前・戦中・戦後』 (2015)
近代の超克に留まらないスケール感で、
哲学、科学、政治、宗教・精神史から、生命、エネルギー、言語論を通して
日本と世界の近現代史を再構築する。

173:考える名無しさん
17/07/19 23:45:20.15 0.net
「ポスト・トゥルース時代の現代思想」
浅田彰+東浩紀+千葉雅也
『新潮』2017年8月号
URLリンク(www.shinchosha.co.jp)
東 今日は、一九五七年に生まれた浅田彰さんの還暦を記念して、
千葉雅也さんとともに、この公開鼎談を企画しました。浅田さん、おめでとうございます。
千葉 おめでとうございます。
浅田 ありがとうございます。ぼくはアニヴァーサリーの類が嫌いで、他人の祝賀会にも出たことがない。
東さんから還暦記念イヴェントの話をもちかけられたときも、当然「ノー」という答が自動的に口をついて出そうになった。
しかし、言うまでもなく、「還暦を祝う」というのは「老醜をネタにからかう」ということ。
あくまでそれを固辞するのは、自分の老醜を認めまいとする、それ自体醜いナルシシズムの発露ではないか。
まな板の上の鯉となって屈辱を楽しむのも、老熟のための訓練として悪くないのではないか。
どこからか湧いてきたそんな気持ちに押されて、衝動的に「イエス」と答えてしまったんですね。
当然、すべての企画は東さんと、千葉さんに一任し、料理される側のぼくはいっさい口を出さないことにした。
刺激的なイヴェントを企画・開催してくださったお二人には感謝するばかりです。
 そもそも還暦というのは干支が六〇年で一巡して元に戻ることですね。
振り出しに戻って、生まれ直す。この考え方は悪くない…(略)

174:考える名無しさん
17/07/20 00:06:14.45 0.net
『新潮』2014年6月号(創刊一一〇周年記念特大号)
浅田彰×東浩紀
「「フクシマ」は思想的課題になりうるか」
というのもあった。

175:考える名無しさん
17/07/29 21:11:55.69 0.net
☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。そのためには、公的年金と
生活保護を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人に、ベーシックインカムの
導入は必須です。月額約60000円位ならば、廃止すれば財源的には可能です。
ベーシックインカム、でぜひググってみてください。お願い致します。☆☆

176:考える名無しさん
17/08/06 01:33:58.50 0.net
浅田は『ゲンロン4』でも、>>174でも、
自己批判なく暴徒化するあらゆる左翼運動を批判している。

177:考える名無しさん
17/08/06 01:34:31.25 0.net
東のリベラル批判も同様のものだろう。
批評は自己批判の中心でなければならない。

178:考える名無しさん
17/08/17 23:27:53.32 0.net
620 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2017/08/17(木) 00:26:11.87 0
政治の世界では野党共闘が話題になってるね。
621 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2017/08/17(木) 00:28:44.62 0
今年は『資本論』から150年。
『現代思想』2017年6月臨時増刊号
総特集=マルクスの思想 -『資本論』150年-
622 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2017/08/17(木) 00:29:37.55 0
ロシア革命からも100年。
623 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2017/08/17(木) 00:31:25.71 0
『ゲンロン6 ロシア現代思想Ⅰ』 (2017年9月22日)
『ゲンロン7 ロシア現代思想Ⅱ』 (2018年1月) 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:9368c25c0e1fcb4c3420acd807713d27)


179:考える名無しさん
17/08/22 22:15:11.46 0.net
現代思想2017年10月号 特集=ロシア革命(仮)
発売日2017年9月27日

180:考える名無しさん
17/08/24 01:33:16.42 0.net
>>111
『ゲンロン4』では、学生運動やポスト構造主義など、
戦後の左派を支えてきた68年的な思想が再検証され、
日本の批評が全体としてポスト「ポスト構造主義」に軸足を移しつつあることを感じさせた。
>>173
「ポスト・トゥルース時代の現代思想」では、もう一歩踏み込んだ話がなされている。

181:考える名無しさん
17/08/24 01:33:43.77 0.net
『マルクスの現在』(1999)
柄谷行人、浅田彰、市田良彦、小倉利丸、崎山政毅
「マルクス再入門」とある様に、
近代から現代、カント~マルクス~ネグリをやり直すのに手堅い。

182:考える名無しさん
17/08/24 01:35:34.30 0.net
“消費資本主義っていうのは定義しますと、(略)要は第三次産業が主なる産業になってるっていう段階だとおもうんです。
 ぼくの理解の仕方では、それはマルクスなんかが分析しなかった未知の段階だったんですよ。
 だからこれは分析しなおさなくっちゃならない。しなおさなきゃならないっていうか、
 マルクスがいま生きてたら分析するだろうように、分析しなければだめなのじゃないかとおもえるんですね。”
― 吉本隆明、中田平「消費資本主義の終焉から贈与価値論へ」(1991)(『ミシェル・フーコーと「共同幻想論」』(1999)所収)

183:考える名無しさん
17/10/05 01:22:20.77 0.net
『中国が読んだ現代思想 サルトルからデリダ、シュミット、ロールズまで』
王前 (2011)
プロローグ
第1章 新しい啓蒙時代の幕開け―『読書』の創刊とヒューマニズムの復権
第2章 マックス・ウェーバーの再発見―「出土文物」の運命
第3章 異彩を放つ現代ドイツ哲学
第4章 西のマルキシズム「西馬」―フランクフルト学派を中心に
第5章 日本はいずこ?―一九八〇年代中国における福沢諭吉
第6章 遠のいていく新しい啓蒙時代―一九八〇年代の一つの総括
第7章 人気学問となった現象学
第8章 リクールとレヴィ=ストロース―フランス老大家の本格登場
第9章 フーコー受容の倒錯と可能性
第10章 脱構築と中国―デリダ訪中のインパクト
第11章 「西馬」再来―ハーバーマスと中国思想界
第12章 自由と正義への熱い思考―ハイエク、バーリン、ロールズ
第13章 合わせ鏡としての現代日本思想―丸山眞男の受容
第14章 注目される自由主義への批判者―カール・シュミットとレオ・シュトラウス
エピローグ―統括と展望

184:考える名無しさん
17/10/05 01:23:23.54 0.net
西洋と東洋というだけでなく、日本、中国、韓国、台湾など、
東洋の中での受容の違いというところも見ていくべきだろう。

185:考える名無しさん
17/10/27 22:35:53.38 0.net
最新の西田像を読む2冊
(1)小泉義之×檜垣立哉 「西田から「哲学」を再開するために」 『西田幾多郎 KAWADE道の手帖』 (2005)
(2)檜垣立哉 『西田幾多郎の生命哲学:ベルクソン、ドゥルーズと響き合う思考』 (2005)
最もモダンな読みをしているのは檜垣と小泉。
二人は西田の数理哲学的側面を軸にして、ベルグソンやドゥルーズに通じる生の哲学として紹介している。
檜垣は、高校時代の数学の教師が西田の孫だったという。
1も2も西田の主要な論稿を通じて、鍵概念と思想の変遷を追う内容。
1には、京都学派の理系を代表する下村寅太郎の「西田哲学における弁証法的世界の数学的構造」を収録。

186:考える名無しさん
17/10/28 23:37:41.37 0.net
『ゲンロン6 ロシア現代思想Ⅰ』 (2017/9/22)
“ロシアとはなにか、ヨーロッパとはなにか、
 そして近代の外部が(そこにはむろん日本も含まれる)
 近代を欲望するときなにが起こるのか”
日本の近代~現代~ポスト・ポストモダニズムと重ねて見るロシア。
「ロシアにおけるドゥルーズ、デリダ」など。
ロシア学の新しい形。

187:考える名無しさん
17/10/28 23:37:59.90 0.net
『現代思想』 ロシア革命100年 (2017年10月号)
『情況』 ロシア革命100年 (2017年10月号)
『思想』 宗教改革500年―社会史の視点から (2017年10月号)

188:考える名無しさん
17/10/29 15:28:08.18 0.net
ロシア哲学・思想史関連
『20世紀ロシア思想史 : 宗教・革命・言語』 桑野隆 (2017)
『ロシアあるいは対立の亡霊 : 「第二世界」のポストモダン』 乗松亨平 (2015)
『ロシア精神史への旅 : 野口和重ロシア史論集』 野口和重 (2009)
『ロシアの源流 : 中心なき森と草原から第三のローマへ』 三浦清美 (2003)
『ロシアとヨーロッパ-ロシアにおける精神潮流の研究 1・2・3』 T.G.マサリク (2002-2005)
『ロシア学を学ぶ人のために』 藤本和貴夫 (1996)
『ロシア精神史 哲学と社会思想の流れ』 セルゲイ・レヴィーツキイ (1994)
『ロシア思想史』 森宏一 (1990)
『ロシア思想史 : メシアニズムの系譜』 高野雅之 (1989)
『ロシア精神の源 : よみがえる「聖なるロシア」』高橋保行 (1989)
『ロシア・ソヴィエト哲学史』 ルネ・ザパタ (1997)
『ロシア的人間』 井筒俊彦

189:考える名無しさん
17/10/29 15:28:34.91 0.net
「ロシア現代思想」というのは今までになかったし、
実際、中身も新しい。

190:考える名無しさん
17/10/29 15:29:13.91 0.net
狙っていた節もある。
東浩紀
「ロシア現代思想というブルーオーシャン : 乗松亨平『ロシアあるいは対立の亡霊:「第二世界」のポストモダン』書評 」
『表象11 ポスト精神分析的主体の表象』 (2017)

191:考える名無しさん
18/01/05 23:55:43.21 0.net
【NHK日米世論調査】米国:日本と中国どちらが重要か「中国」58%「日本」29%-日本:米国と中国どちらが重要か「米国」66%「中国」10%★6
スレリンク(newsplus板)

192:考える名無しさん
18/01/06 00:43:17.26 0.net
はみだしお稲荷さん親方の態度には理由があった!
> こういうのは性格が悪いんじゃなくて
> 発達障害なんだよ
> 発達障害者って一見普通に見えて
> 考えられないような無礼で傲慢なふるまいをする
> 本人に悪気はないんだけどそうせざるを得ないというかそういう対応しかできないんだよ

193:考える名無しさん
18/01/06 02:02:23.75 0.net
>>191
米国の音楽売上、ヒップホップやR&Bがロックを超える。ロック人気に陰り
スレリンク(news板)

194:考える名無しさん
18/01/10 23:17:44.07 0.net
『現代思想 2018年1月号 特集=現代思想の総展望2018』
【巻頭インタビュー】養老孟司
【それぞれの〈思想〉】柄谷行人/汪暉/中沢新一/大澤真幸/野村泰紀
【討議】信田さよ子+松本卓也
【導入】千葉雅也
【新しい実在論/唯物論/存在論】G・ハーマン/M・ガブリエル/D・ゴルィンコ=ヴォルフソン/星野太
【ポスト思弁的転回のマニフェスト】N・スルニチェク+A・ウィリアムズ/ラボリア・クーボニクス
【人類学の「静かな革命」】E・ヴィヴェイロス・デ・カストロ/里見龍樹
【哲学×科学の対話】R・ハーシュ
【図解】現代思想の古層と表層のダイアグラム(近藤和敬)
【連載】磯崎新/佐藤文隆/立岩真也
「現代思想」最前線の見取り図を示す、2018年劈頭の総力特集!
新しい実在論/唯物論/存在論という哲学のハードコアは、
危機の時代を生きる私たちの感性と共振しながら、人類学や社会理論、アートへと派生し、
かつ分析哲学や自然科学との(再)接続を果たしつつある。
こうした新しい思潮の内実はどのようであるのか。各論者の思想=実践とともに総覧する。
現代思想の最新がわかるチャート付き。
目次
URLリンク(blogimg.goo.ne.jp)
URLリンク(blogimg.goo.ne.jp)

195:考える名無しさん
18/01/14 14:11:59.31 0.net
いつになく豪華

196:考える名無しさん
18/02/09 07:57:19.72 0.net
パンダの哲学
URLリンク(ameblo.jp)

197:考える名無しさん
18/03/04 14:33:20.88 0.net
>>194
「チバニアン」って何?
URLリンク(www.travel.co.jp)
> 千葉県市原市の養老川沿いに「地球磁場逆転期の地層」があります。
> 約77万年前に地球の磁場が最後に逆転したことを証明する地層なんですよ。

198:考える名無しさん
18/03/04 14:36:17.20 0.net
『現代思想 2018年2月号 特集=保守とリベラル ―ねじれる対立軸』
【討議Ⅰ】
転倒する保守とリベラル―その空虚さをいかに超えるか / 宇野重規×大澤真幸
【エッセイ】
不正義との戦い / 北原みのり
こちらもつきまとうべきなのか / 武田砂鉄 
【若者は〈保守化〉しているのか】
若者の保守化という錯視 / 中西新太郎 
日本型リベラルとは何であり、何でないのか―「革新」との連続と断絶 / 北田暁大
【〈ねじれ〉はどこで生まれたか】
ねじれつつからみ合う二つの流れ―保守とリベラル / 杉田敦
捻れる平和主義―保守の戦後、革新の戦前 / 酒井哲哉
対立構造の変容と政党政治の機能不全 / 中北浩爾
【欠落する正義】
フェミニズムとリベラリズムの不幸な再婚?―日本軍性奴隷制問題をめぐる反動に抗し / 岡野八代 
【保守とリベラル、それぞれの現在】
核と人権をめぐる保守とリベラル / 森政稔
「改革の政治」とは何か―保守政治の「守旧保守」から「改革保守」への自己脱却 / 大井赤亥
【イメージの戦い】
フェミニズムの姉妹、保守とリベラルのキマイラ―軍事強硬主義的女性保守政治家の支持獲得構造とイメージ機能 / 海妻径子
隠されたディスクール/セレブリティの理想/小さな差異のナルシシズム / 樫村愛子
現代日本における「リベラル」イメージの変容―「リベラル嫌い」に関する研究ノート /明戸隆浩
研究手帖
「1968年」の記録と記憶 / 相川陽一

199:考える名無しさん
18/03/04 19:39:55.56 0.net
>>198
この目次を見ていてふと思ったのですが、
ある立場、例えは「フェミニスト」である時点で
フェミニズムに関する客観性のある研究や論文執筆は
出来ませんよね?上野さんという著名な方の本を以前読んでて
思ったんです。
もちろんフェミニズムに限らず、他のイデオロギーなどに
関しても同じと思います。「主義者」が行う学問や研究は
果たして「学問や研究」になり得るのか?どうですか?

200:考える名無しさん
18/03/04 22:33:37.96 0.net
それ言うなら人権思想潰せっていう極右にとっては、
法も経済も「個人主義者」が行う学問になるだろ

201:考える名無しさん
18/03/05 00:17:46.05 0.net
『"ポスト"フェミニズム』が十数年前でしょ

202:考える名無しさん
18/03/11 02:23:33.85 0.net
とても簡単な嘘みたいに金の生る木を作れる方法
役に立つかもしれません
グーグル検索『金持ちになりたい 鎌野介メソッド』
L9REB

203:考える名無しさん
18/03/11 12:28:34.20 0.net
L9REB

204:考える名無しさん
18/03/16 20:35:45.77 0.net
千葉雅也 × 東浩紀
ゲンロンカフェ@VOLVO STUDIO AOYAMA#5モノに魂は宿るか─実在論の最前線
URLリンク(genron-cafe.jp)
特別配信 2018/03/25 [Sun] 19:00 ~ 21:30(開場18:30)

205:考える名無しさん
18/03/16 22:07:24.16 0.net
将来、人間が人権という物に価値を置かなくなる可能性は
ありますか?

206:考える名無しさん
18/05/24 22:17:36.67 0.net
『そろそろ左派は〈経済〉を語ろう―レフト3.0の政治経済学』 (2018/4/25)
ブレイディみかこ、松尾匡、北田暁大
“来るべきレフト3.0に向けて”

207:考える名無しさん
18/06/09 17:48:49.55 0.net
『朝鮮半島がわかる本 1 古代から近代まで』 長田彰文、津久井惠 (2015)
『朝鮮半島がわかる本 2 近代から第二次世界大戦まで』 長田彰文、津久井惠 (2015)
『朝鮮半島がわかる本 3 第二次世界大戦後現在まで』 長田彰文、津久井惠 (2016)

208:考える名無しさん
18/06/11 00:19:50.07 0.net
『石川九楊著作集(全12巻)』 (2016-)
1巻:見失った手 状況論
2巻:日本の文字 文字論
3巻:日本語とはどういう言語か 言語論
4巻:二重言語国家・日本 国家論
5巻:漢字がつくった東アジア 東アジア論
6巻:書とはどういう芸術か 書論
7巻:筆触の構造 書字論
8巻:書の風景 作品論
9巻:書の宇宙 書史論
別巻1:完本・一日一書
別巻2:中国書史
別巻3:遠望の地平 未収録論考

209:考える名無しさん
18/06/11 00:20:54.55 0.net
『「東洋」哲学の根本問題 あるいは井筒俊彦』 斎藤慶典 (2018/2/11)
序 章 井筒「東洋」哲学
  「東洋」哲学/井筒「東洋」哲学は何を目指しているのか
第1章 表層/深層
 a)表層から深層へ
  コトバ/深層における分節化/分節化されたものから分節以前のものへ/事事無礙
 b)深層から表層へ
  理理無礙/分節(1)―「無」―分節(2)/挙体性起/存在の階層性/基付け関係/有力・無力
 c)大地と理性―ロシア的人間
  ロシアの一九世紀/原始的自然/『コサック』/ドストエフスキー
第2章 空/無
 a)「空」の徹底
  理理無礙/神の彼方/〈無分節な「ある」〉への反転/「存在」の破れ
 b)空と無
  『大乗起信論』におけるアラヤ識/ユダヤ教カッバーラー/バスターミーの「欺瞞」論/思考の無能力
 c)砂漠と死―ジャック・デリダ
  ユダヤとギリシアの狭間で/砂漠における彷徨/墓場、あるいは死
第3章 〈いま・ここで=現に〉
 a)「本質(マーヒーヤ)と「存在(フウィーヤ)」
  「存在は本質の偶有である」/有「本質」か、無「本質」か/フウィーヤ・マーヒーヤ・タビーア/有「本質」論の三つの型/
  イスラーム「原子論」/無「本質」的存在分節/元型とイマージュ/意識と存在の構造モデル/「概念実在論」
 b)〈いま・ここで=現に〉
  「存在」の「独一性」/創造不断/吾有時/「純粋な可能性」としての「無」/証言
 c)「入てん垂手」
  聖諦と俗諦/俗、あるいは町という共同体/「無」の共同体

210:考える名無しさん
18/06/13 20:44:32.30 0.net
〈KAWADE道の手帖〉と講談社メチエは鉄板

211:考える名無しさん
18/06/13 20:46:04.61 0.net
Century booksも

212:考える名無しさん
18/06/13 20:47:38.06 0.net
【イスラム哲学】井筒俊彦を読む
スレリンク(philo板:426番)
426 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2018/06/12(火) 21:58:03.78 0
井筒俊彦は
ジャック・デリダから
「マエストロ(巨匠)」って呼ばれていたんだよな
 
日本ではなく
欧米で生まれていれば
「間違いなく世界思想史に残る存在になったはず」ともデリダは言っていた

213:考える名無しさん
18/06/13 22:11:52.59 0.net
1983年がすごい
『意識と本質 ―精神的東洋を索めて』 井筒俊彦 (1983/1)
『構造と力 ―記号論を超えて』 浅田彰 (1983/9/10)
『チベットのモーツァルト』 中沢新一 (1983/11/20)

214:考える名無しさん
18/06/13 22:17:11.64 0.net
「ニューアカデミズム」という言葉をつくったのは朝日新聞。
1984年1月23日付けの朝日新聞の読書欄(12面)に掲載された「出版界に異変 ニューアカデミズム」というもので、
浅田『構造と力』や、中沢『チベットのモーツァルト』などを紹介している。

215:考える名無しさん
18/06/13 22:18:18.18 0.net
『若者たちの神々 ―筑紫哲也対論集 1~4』 筑紫哲也 (1984-1985)
当時の若者たちが支持する人たち、カリスマと呼ばれる表現者たちとの対談集。

216:考える名無しさん
18/06/13 22:19:27.47 0.net
>>214-215この辺は、
『ニッポンの思想』 佐々木敦 (2009)が詳しい。

217:考える名無しさん
18/06/13 22:20:28.62 0.net
『現代日本の批評 1975-2001』 東浩紀 (2017)
『現代日本の批評 2001-2016』 東浩紀 (2018)
『現代ニッポン論壇事情社会批評の30年史』 北田暁大 (2017)
『1990年代論』 大澤聡 (2017)
『1980年代』 斎藤美奈子 (2016)

218:考える名無しさん
18/06/14 20:49:11.09 0.net
>>216-217とはまた違う視点の>>171も、合わせてみておくといい。

219:考える名無しさん
18/06/26 22:37:19.23 0.net
中沢新一×石倉敏明 「野生の科学、あるいは新構造主義の時代」 の自然と文化
『現代思想 2014年1月号 特集=現代思想の転回2014:ポスト・ポスト構造主義へ』
・ニュートンの色彩論
自然過程と記号過程を分離。
・ゲーテの色彩論
人間の脳内過程と外界の自然過程を一つの連続として捉える。
・レヴィ=ストロース
神話は植物が「変態」するように自己変形を行う。人間の精神活動は自然過程そのものから生み出される。
構造とは自然界と人間精神の両方に内在する原理。
・ラカン
無意識の過程が生命的な自然過程に繋がっており、それが反自然的な象徴過程と分離せずに、一つの連続した多様体をなす。
・ヘーゲル『エンチクロペディー』
自然過程と人間の象徴過程を一連のプロセスとして捉えながらそこに弁証法を入れていく。
・中沢『対称性人類学』
脳内過程と自然過程の交渉によってそのつど無数の「新しい自然」が生まれる。
・吉本隆明
記号過程を記号として分離することを批判。
胎児や無意識の中で起こる前言語的な記号活動と、人間の意識的な言語活動との繋がりを持った多様体を構想。
・ガタリ『分裂分析的地図作成法』
フラクタルやカオス理論を開放系にして自然過程に結び付ける。
・自然と科学
現実の世界はすべてが非対称的で複雑な構造を持つ。
自然科学は、自然現象を単純で原始的な状態、対称性を持つ状態に引き戻す。

220:考える名無しさん
18/06/26 22:38:20.56 0.net
マルクスの社会闘争も、こういうレベルから導かれる。

221:考える名無しさん
18/06/26 22:39:03.36 0.net
“自然とは、それ自体が人間の身体ではないかぎりで、人間の非有機的な肉体である。
 人間が自然に依存して生きているということは、自然が人間の肉体だということであり、
 人間は死なないためにはたえず自然と交流しなければならないということだ。
 人間の肉体的・精神的生活が自然と結びついているということは、
 自然が自然と結びついているというのと同じだ。
 人間は自然の一部なのだから。”
― マルクス 『経済学・哲学草稿』 長谷川宏訳 (2010) 第1草稿 4.疎外された労働 p100-101

222:考える名無しさん
18/06/26 22:39:38.52 0.net
>>221
ネグリ=ハートは、大都市をマルチチュードの「器官なき身体(ドゥルーズ=ガタリ)」と位置づける際、
マルクス『経済学・哲学草稿』の一部を引用した。
『コモンウェルス:<帝国>を超える革命論 下』 ネグリ=ハート (2012) 第4部

223:考える名無しさん
18/06/26 22:40:23.30 0.net
キリスト教と自然過程
“どんなものも新たに生み出すことはできない、それはもとから自然に記されているのだから。
 独創性(オリジナリティ)は起源(オリジン)への回帰によって成り立つ。《アントニ・ガウディ》”
“それこそが、自分にとってこのサグラダ・ファミリアが大きな意味を持つ理由のひとつなのです。
 未来の聖堂…自然と直接つながる聖堂のように思えましてね”
― ダン・ブラウン 『オリジン』 (2018)

224:考える名無しさん
18/07/20 23:27:12.03 0.net
『記号論の逆襲』 山口昌男、室井尚編 (2002)
日本と世界における、記号論の文化史が概観できる。
ソシュールとパースによって始められた記号学と記号論が、
レヴィ=ストロースやロラン・バルトによって再び注目された。
パースの記号論をヨーロッパに持ち込んだのはウンベルト・エーコ。
スラブ・東欧系の学者が脚光を浴び、80~90年代には、
カルチュラル・スタディーズやメディア・スタディーズなど、
文化研究の土台としてピークを迎えるが、その後は
生命記号論やアフォーダンス、芸術人類学などのような形に
細分化および専門化していった。

225:考える名無しさん
18/07/28 17:23:14.21 0.net
エンゲルスは来たるべき政治的決戦を前に、
ドイツの革命勢力にどのような忠告をしたか、、、
“われわれ「革命家」「転覆者」は、非合法手段を用いるときより、
 合法手段を用いるときのほうが威勢よくさかえる。
 先走って事を起こしてはならない。支配者に「合法性」を破らせよ。
 支配者は弾圧法をつくり、やがてあらゆるルールをやぶって無法な攻撃に出てくる。
 そのときには、支配者が人民との契約を破棄したことになり、
 人民が武力反撃に出るのを誰も非難することができなくなる。”
ここでエンゲルスは、1600年前の「転覆党」原始キリスト教団を振り返る、、、
URLリンク(www.jcp.or.jp)
不破哲三「古典教室」第11回講義/第4課 革命論(2)
エンゲルス「マルクス『フランスにおける階級闘争』1895年版への序文」について

不破哲三 著、新日本出版社
『古典教室 第1巻』 (2013)
・第1課マルクス『賃金、価格および利潤』、第2課マルクス『経済学批判・序言』
『古典教室 第2巻』 (2013)
・第3課エンゲルス『空想から科学へ』
『古典教室 第3巻』 (2013) ※
・第4課エンゲルス『フランスにおける階級闘争』(マルクス)への「序文」、第5課マルクス、エンゲルス以後の理論史
『「古典教室」全3巻を語る』 (2014)

226:考える名無しさん
18/07/28 17:23:55.51 0.net
>>225の序文は、マルクスの死後1895年に付与されたエンゲルスの絶筆。
普通選挙の時代となり、バリケード戦が過去のものになったともされている。
“普通選挙権がこのように有効に利用されるとともに、
 プロレタリアートのまったくあたらしい闘争方法がもちいられはじめ、〈略〉
 あの旧式な暴動、すなわち一八四八年まではいたるところで最後的な勝敗の決をあたえた
 バリケードによる市街戦は、おそろしく時代おくれとなっていったのである。”
― エンゲルス 「マルクス『フランスにおける階級闘争』1895年版への序文」

・マルクス 『フランスにおける階級闘争』 中原稔生訳、国民文庫24 (1960) p18
・『マルクス=エンゲルス選集 第4冊』 プログレス出版所 (1969) p120 より引用
・『マルクス=エンゲルス全集 第22巻』 大月書店 (1978) p515

227:考える名無しさん
18/07/28 17:45:23.81 0.net
【皇室】秋篠宮妃“紀子さま”と“美智子さま”の『異常性』〔心理学悪用編:小室眞子さま〕★2
ICU大学時代、山守さんも小室さんも同じスキー部員だったとの話。
そのスキー部に眞子様もいた事実。
少ない人数のスキー部内で男を、とっかえひっかえの眞子様。
しかも小室さんに乗り換えた後、山守さんも居るスキー部で活動継続。
小室さんに騙されたとかいう風潮は、あまりにもおかしい。
2012年の留学中に英国で知り合ったアジア人や日本人とも関係を持って・・・(以下略)
詳細は、以下のスレッドでどうぞ!!
〔2chのスレッド〕:スレリンク(liveplus板)
〔記事元〕:URLリンク(www.laf.im)

228:考える名無しさん
18/08/02 20:08:08.23 0.net
井筒俊彦の生涯・思想・業績を紹介するドキュメンタリー映画
『シャルギー(東洋人)』
URLリンク(www.youtube.com)
“昔、東洋と西洋は衝突していが、井筒俊彦における東洋と西洋は響きあう”
東京イラン映画祭 8/7(火)~8/9(木)チラシ
URLリンク(pbs.twimg.com)
URLリンク(pbs.twimg.com)
東京イラン映画祭開催のお知らせ
イラン外交関係樹立90周年を迎えるにあたって8月7日~9日、
港区の赤坂区民センターにて東京イラン映画祭を開催いたします。
今回の映画祭ではイランの有名監督7人の作品を一挙公開する予定です。
詳しくは東京イラン映画祭2018のチラシをご覧ください。
主催:イラン文化センター(イラン・イスラム共和国大使館付属)
協力:港区、港区国際交流協会
日程:8月7日(10:00~21:00)、8月8日(10:00~21:00)、8月9日(10:00~17:00)
オープニングセレモニーは8月7日(火)15:00~15:30
会場:赤坂区民センター区民ホール(3F)
ペルシャ語音声・英語字幕(シャルギー(東洋人)は日本語字幕)
鑑賞料無料・予約不要

229:考える名無しさん
18/08/02 20:16:29.18 0.net
>>228
慶應義塾大学出版会@KEIOUP
日本の著名なイスラム学者で、コーランを日本語に翻訳した
故・井筒俊彦氏の生涯と思想を描いたたドキュメンタリー映画「シャルギー(東洋人)」が
8月7日、9日と東京イラン映画祭内(赤坂区民センター区民ホール)で上映されます。
3:57 - 2018年7月27日
niconicoffee@252coffee
今日の井筒俊彦ドキュメンタリー映画上映会は、
イラン文化指導省大臣顧問とかの挨拶があり、出演者も10人くらいきてて壇上で挨拶し、
上映後には監督本人と出演者代表によるティーチインもあり、
さらに会場外で飲み物とお菓子があって監督や出演者と歓談もできるという、
途方もない豪華上映会でした、、
8:12 - 2018年7月24日

230:考える名無しさん
18/08/03 20:32:49.21 0.net
>>228
シャルギー(東洋人) - wiki
URLリンク(ja.wikipedia.org)(%E6%9D%B1%E6%B4%8B%E4%BA%BA)
日本のイスラム学者、井筒俊彦氏の生涯を描いた映画、制作終了
URLリンク(parstoday.com)
日本で、井筒俊彦氏関連のドキュメンタリー映画「東洋人」(シャルギー)が公開
URLリンク(parstoday.com)
> この映画の制作にあたっては、12カ国以上の著名な思想家102人とのインタビューが行われています。
映画「シャルギー(東洋人)」の日本公開式典でイランのイスラム文化指導省代表が演説
URLリンク(parstoday.com)

231:考える名無しさん
18/08/18 09:48:16.49 0.net
入門書・解説書1(哲学・思想史)
<現代哲学、現代思想>
『現代思想のの50人:構造主義からポストモダンまで』 ジョン・レヒテ (1999)
『現代思想の教科書:世界を考える知の地平15章』 石田英敬 (2010)
『20世紀の思想:マルクスからデリダへ』 加藤尚武 (1997)
『現代思想の名著30』 仲正昌樹 (2017)
『現代哲学の名著:20世紀の20冊』 熊野純彦 (2009)
『概説現代の哲学・思想』 小坂国継、本郷均 (2012)
『ヨーロッパ現代哲学への招待』 伊藤直樹、齋藤元紀、増田靖彦 (2009)
『21世紀の哲学をひらく:現代思想の最前線への招待』 齋藤元紀、増田靖彦 (2016)
『図解雑学 現代思想』 小阪修平 (2004)
<哲学史(古代~現代)>
『哲学思想の50人』 ディアーネ・コリンソン (2002)
『はじめての哲学史:強く深く考えるために』 竹田青嗣、西研 (1998)
『図説・標準哲学史』 貫成人 (2008)
『西洋哲学史:パルメニデスからレヴィナスまで』 ドミニク・フォルシェー (2011)
『西洋哲学史:古代から中世へ』 熊野純彦 (2006)
『西洋哲学史:近代から現代へ』 熊野純彦 (2006)
『西洋哲学史(現代思想選書)』 湯田豊 (1989)
<古代ギリシャ哲学>
『古代ギリシアの思想』 山川偉也 (1993)

232:考える名無しさん
18/08/18 09:49:02.69 0.net
入門書・解説書2(各国の哲学)
<フランス哲学>
『フランス現代思想史:構造主義からデリダ以後へ 』 岡本裕一朗 (2015)
『現代フランス哲学』 久米博 (1998)
『現代フランス哲学:フーコー、ドゥルーズ、デリダを継ぐ活成層』 エリック・アリエズ (1999)
『近代フランス哲学講義』 竹田篤司 (1999)
<ドイツ哲学>
『ドイツ哲学史』 モーリス・デュピュイ (1987)
『現代ドイツ思想講義』 仲正昌樹 (2012)
『フランクフルト学派:ホルクハイマー、アドルノから21世紀の「批判理論」へ』 細見和之 (2014)
『現代思想の源流:マルクス、ニーチェ、フロイト、フッサール』 今村仁司ほか (2003)
『ドイツ観念論:カント・フィヒテ・シェリング・ヘーゲル』 村岡晋一 (2012)
<英米哲学>
『英米哲学史講義』 一ノ瀬正樹 (2016)
『現代のイギリス哲学:ムーア・ウィトゲンシュタイン・オースティン 』 G.J.ワーノック (1983)
『集中講義!アメリカ現代思想:リベラリズムの冒険』 仲正昌樹 (2008)
『プラグマティズム入門』 伊藤邦武 (2016)
『ネオ・プラグマティズムとは何か:ポスト分析哲学の新展開』 岡本裕一朗 (2012)
『分析哲学入門』 竹尾治一郎 (1999)
<日本哲学>
『ニッポンの思想』 佐々木敦 (2009)
『入門 近代日本思想史』 濱田恂子 (2013)
『日本近代思想を学ぶ人のために』 藤田正勝 編 (1997)
『日本人は思想したか』 吉本隆明、中沢新一、梅原猛 (1995)

233:考える名無しさん
18/08/18 09:50:16.66 0.net
入門書・解説書3(構造主義以降)
<構造主義>
『はじめての構造主義』 橋爪大三郎 (1988)
『構造主義とは何か:そのイデオロギーと方法』 J.=M.ドムナック (2004)
『構造主義』 ジャン・ピアジェ (1980)
『構造主義の歴史 上巻 記号の沃野 1945~1966』 フランソワ・ドッス (1999)
『構造主義の歴史 下巻 白鳥の歌 1967~1992』 フランソワ・ドッス (1999)
『図解雑学 構造主義』 小野功生 (2004)
<ポスト構造主義>
『フランス現代思想史 - 構造主義からデリダ以後へ 』 岡本裕一朗 (2015)※再掲
『現代フランス哲学』 久米博 (1998)※再掲
『図解雑学 ポスト構造主義』 小野功生、大城信哉 (2005)
<ポスト・ポスト構造主義>
『実在への殺到』 清水高志 (2017)
『いま世界の哲学者が考えていること』 岡本裕一朗 (2016)

234:学術
18/08/18 16:06:02.96 0.net
非合法が大事ですか?

235:学術
18/08/18 16:20:12.25 0.net
おおごとじゃないってことね。

236:考える名無しさん
18/10/11 22:23:55.11 0.net
【北朝鮮】金正恩氏、ローマ法王を平壌へ招待…韓国の文大統領が欧州訪問の際に招待状を手渡す予定
スレリンク(newsplus板)
政治と哲学について、これほど大きな話題があるだろうか?

237:考える名無しさん
18/10/11 22:25:30.38 0.net
『現代思想 2018年8月号 特集=朝鮮半島のリアル』
デリダをやっていた鵜飼哲は、中東と東アジアの情勢変化を同時にみることが、
政治的思考の試金石だという。

238:考える名無しさん
18/11/10 09:04:08.55 0.net
40年続いた日本の対中国ODAも今年で終わり

239:考える名無しさん
18/11/10 09:05:15.32 0.net
東アジアの思想や哲学も、変わってくるだろう

240:考える名無しさん
18/11/10 09:06:02.53 0.net
『情況 2018年10月号 特集:ポスト68の思想的課題』 (2018/10/20)

241:考える名無しさん
18/12/30 11:21:37.66 0.net
『現代思想2018年9月号 特集=考古学の思想』
中沢新一+山極寿一「生きられた世界を復元できるか」
溝口孝司+國分功一郎+佐藤啓介「考古学と哲学」
ほか

242:考える名無しさん
18/12/30 11:23:02.86 0.net
『現代思想2019年1月号 特集=現代思想の総展望2019 ポスト・ヒューマニティーズ』
「ポスト・ヒューマニティーズ」の誕生を宣言
思弁的実在論・新しい唯物論・オブジェクト指向存在論…といった思想の新潮流にAI・人新世・フェミニズム・加速主義…といった社会の諸問題が絡み合う。
私たちはここに「ポスト・ヒューマニティーズ」の誕生を宣言し、主要な論者たちとともにそのひらかれつつある未来を展望する。
≫≫Post / Non-Human(ities)
【討議】
小泉義之 千葉雅也 仲山ひふみ / 思弁的実在論「以後」とトランプ時代の諸問題
【思弁的唯物論/新しい実在論】
Q・メイヤスー 立花 史訳 / 反復・重復・再演 意味を欠いた記号の思弁的分析
P・ボゴシアン 島村修平訳 / 規範的なものについての相対主義
近藤和敬 / メイヤスーとバディウ 真理の一義性について
≫≫Nature / Materiality
【自然/人新世】
I・H・グラント 浅沼光樹訳 / 自然はあるがままにとどまるのか―力動性と先行性基準
篠原雅武 / 人新世的状況における「人間の条件」の解体についての試論 ポスト・ヒューマン公共空間へ
【身体】
入不二基義  / レスリング行為/レスリングする身体

243:考える名無しさん
18/12/30 11:23:23.54 0.net
≫≫Social Theories
【加速主義/新反動主義】
N・ランド 小倉拓也訳 / 死と遣る―タナトスと欲望する生産についての所見
水嶋一憲 / コミュニケーション資本主義と加速主義を超えて―横断個体性の政治のために
【フェミニズム】
R・ブライドッティ 門林岳史 増田展大 訳 / 批判的ポストヒューマニティーズのための理論的枠組み
【討議】
岸 政彦 信田さよ子 / マジョリティとはだれか
≫≫Art / Aesthetics
【オブジェクト】
G・ハーマン 飯盛元章 小嶋恭道訳 唯物論では解決にならない 物質、形式、ミーメーシスについて
≫≫Chart
【図解】
ポスト・ヒューマニティーズの思想地図と小事典 / 飯盛元章
他に

244:考える名無しさん
19/01/01 22:28:29.42 0.net
>>241
『現代思想』として考古学の特集が組まれるのは約30年ぶり

245:考える名無しさん
19/01/01 22:31:02.08 0.net
“今の構造になんとか罅を入れてみたいという人は、
 左翼的な発想法を取ればなんとかなるかと思っている
 人たちも多いみたいですが、それもダメなんです。”
“〈おおかみに螢(ほたる)が一つ付いていた 兜太〉
 とか、もう古代そのものの感覚ですね。”
― 中沢新一、小澤實 『俳句の海に潜る』 (2016)

和歌…自然を記号にしていく実践

連歌…「切断による連続」が新しい意味を発生させる

俳句…記号化したものの定型を破る

246:考える名無しさん
19/01/01 22:32:30.55 0.net
おおかみに蛍が一つ付いていた (金子兜太 『句集 東国抄』 2001)

247:考える名無しさん
19/01/09 23:16:38.31 0.net
“ひとりの思想家について論じるということは、その作品について論じることである。”
― 柄谷行人 『マルクスその可能性の中心』 (1979)

東スレや千葉スレに屯するワンにゃん左翼諸君は、
日本哲学史を代表する書き出しをご存じだろうか?

248:考える名無しさん
19/01/14 23:35:39.40 0.net
東浩紀@hazuma
梅原先生への弔意を示すためにふたたび鍵を開けました。またひとつ時代が終わったとの思いがあります。
8:25 - 2019年1月13日

249:考える名無しさん
19/01/14 23:36:41.73 0.net
東浩紀×梅原猛 「草木の生起する国―京都」 『日本2.0 思想地図β vol.3』 (2012)

250:考える名無しさん
19/01/14 23:37:16.50 0.net
清水高志@omnivalence
梅原猛-吉本隆明-中沢新一という、縄文アニミズムと仏教と現代思想を全部背負って思索しないといけないという系譜は、偉大だと思っているのでこれは悲しい。。
9:10 - 2019年1月13日

251:考える名無しさん
19/01/14 23:38:14.92 0.net
梅原の西田論
“結局デカルト批判が彼の哲学の中心だと思いますけどね。
 デカルトだと二元論になる。
 自我と物質が対立するという二元的な構造にならざるを得ない。(略)
 それを、世界というものは自我と物質が対立するものではない、主客合一であると言った。”
― 『日本人は思想したか』 吉本隆明、中沢新一、梅原猛 (1995)

252:考える名無しさん
19/01/14 23:39:12.53 0.net
デカルト直系で身体性と実在を分けるメイヤスーなどが注目されるのと同時に、
西田や京都学派が読み返されているのはこういうところだろう。

253:考える名無しさん
19/01/14 23:53:13.52 0.net
『「太陽の哲学」を求めて:エジプト文明から人類の未来を考える』 (2008)
梅原猛、吉村作治
この本では、
日本哲学→西洋哲学→ギリシャ哲学→古代エジプト、
また、一神教→太陽信仰へと遡る。
プラトンの「イデア」は古代エジプトの「カー(精霊)」の翻訳であるとするのは吉村の説。
古代エジプトでは、人間を「カー(精霊)」と「バー(魂)」と「アク(肉体)」に分けた。
人が死ぬと「バー」は「アク」から離れるが、「カー」は「アク」の傍にいて「アク」を守る。
「カー」は思考・判定し行動を支配する。
「バー」を思考によってのみ得られる存在、「アク」を現実の存在、「カー」をイデアと考えたのではないかという。(第4章)

254:考える名無しさん
19/01/20 10:09:10.72 0.net
『意味がない無意味』 千葉雅也 (2018)
“いま私は、新たな研究段階に入ったという感覚を持っている。”

255:考える名無しさん
19/01/20 10:09:58.32 0.net
『欲望会議 「超」ポリコレ宣言』 千葉雅也、二村ヒトシ、柴田英里 (2018/12/21)
これはポスト・ポスト構造主義時代の革命の教科書

256:考える名無しさん
19/01/20 10:10:25.91 0.net
『欲望論 第1巻「意味」の原理論』 竹田青嗣 (2017)
『欲望論 第2巻「価値」の原理論』 竹田青嗣、吉増剛造 (2017)
> 世界を分節するのは欲望だ。欲望が、価値と意味を世界の中に織り出してくる
> 一切の哲学原理の総転換!!21世紀、新しい哲学がはじまる!2500年の哲学の歴史を総攬

257:学術
19/01/20 10:51:55.15 0.net
日本という意味では日本人町とか行軍中の日本軍とか、そういうモノに目星を付けないと。

258:考える名無しさん
19/02/15 12:08:33.05 0.net
  日本の哲学者の思想のメモ
世阿弥:物狂いの女には花を一輪さすとかわいい。
大西祝:良心の快不快。哀しみの快。
中江兆民:古代中世の征服者の原理と、近代啓蒙思想の原理のどちらにも配慮しなければならない。
鈴木大拙:愛を肯定する明治仏教。
西田幾多郎:善悪の判断は時間がたつとどんどん変わる。過去と未来の両者は現在で絶対矛盾的自己同一している。
田辺元:非合理的行動と社会正義的行動を統一する概念は神に至る。
梅原猛:多神教は思考が多様で一神教より優れている。
浅田彰:創造主は万民の支配者であるとともに、創造主は万民の奴隷である。
中島義道:嫌な同僚が理不尽に出世してしまうが、社会とはもともと理不尽なものなので仕方ない。
南直哉:他者が存在すると信じることが善の根拠。
山内志郎:自然法則には目的はないが、道徳法則にも目的はない。

259:考える名無しさん
19/02/16 15:07:02.50 0.net
東浩紀「安倍政権への野党やリベラル市民の反対運動は、国民の多くにはもはやクレーマーにしか見えていないんだよ」 [535898635]
スレリンク(poverty板)
1 名前:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイ ff05-6Dll)[] 投稿日:2019/02/16(土) 11:24:29.38 ID:LBk3vbY50 ?2BP(1000)
東浩紀 Verified Account
@hazuma
いまのRTには同意見。野党やリベラル市民の反対運動は、
国民の多くには(政権の支持率はまだまだ高い)もはやクレーマーにしか
見えていないんだよ。その状況に対して「わからないおまえらクソだ!」とか
叫ぶのではなく、真剣に取り組まないとリベラルの未来はないと思うね。
アベガー!アベガーの結果wwww
  ↓
 政党支持率は、立憲民主党は0.8ポイント減の3.4%
URLリンク(www.jiji.com)
URLリンク(www.jiji.com)

260:考える名無しさん
19/02/16 15:07:47.03 0.net
ゲンロンカフェ @genroncafe
3/9(土)
千葉雅也( @masayachiba )×三浦瑠麗( @lullymiura )×東浩紀( @hazuma )による鼎談イベントを開催。

261:考える名無しさん
19/02/18 00:50:13.68 0.net
『新記号論 脳とメディアが出会うとき』 石田英敬、東浩紀 (2019/3/3)
ゲンロンカフェ発 伝説の白熱講義を完全収録!
クロマニョン人とリュミエール兄弟、スピノザとニューロサイエンス、フロイトとiPadが軽やかに結びつく、超時代・超領域の連続講義。
やがて聴衆は、人文学と認知科学が団結し、ファシズムに立ち向かう瞬間を目の当たりにするだろう。
われわれの認知を、コミュニケーションを、政治行動を、テクノロジーはどのように規定しているのか。インターフェイスに囲まれて生きる現代人の必携の書。
脳とメディアが出会うとき―記号論は新たに生まれ変わる!
第1講義 記号論と脳科学
メディア論の問い/なぜ記号論は廃れたのか/現代記号論の限界/技術的無意識の時代/
フッサールは速記で考えた/チャンギージーの発見/ヒトはみな同じ文字を書いている/
ドゥアンヌの読書脳/ニューロンリサイクル仮説/一般文字学はなにをすべきか
第2講義 フロイトへの回帰
不思議メモ帳の問題/語表象と対象表象/『夢解釈』読解における新発見/意識はどこにあるのか/
夢のシネマ装置/超自我は聴覚帽の内在化である/人文学の危機/ライプニッツに帰れ/
アンドロイドは電気羊の夢を見る/ドリームデコーディング/夢の危機と夢見る権利
第3講義 書き込みの体制(アウフシュライベジステーム)2000
1 情動と身体―スベテが「伝わる」とき
フロイトとスピノザ/ダマシオ『スピノザを探して』/『神経学的判断力批判』の可能性
2 記号と論理―スベテが「データ」になるとき
記号のピラミッドと逆ピラミッド/パースとデリダ/人工知能の原理/記号接地問題/ふたつの現象学
3 模倣と感染―スベテが「ネットワーク」になるとき
スピノザと模倣/光学モデルの限界/資本主義の四つの柱/なぜ記号論か/六八年革命の評価/
タルドとドゥルーズ=ガタリ/書き込みの体制2000にどう向き合うか
補論 石田英敬
4つの追伸 ハイパーコントロール社会について
文字学 資本主義、権力、そして自由

262:考える名無しさん
19/02/18 00:52:29.78 0.net
石田『現代思想の教科書』(>>231)は、
ソシュール記号学とパース記号論の違いを念入りに解説している。

263:考える名無しさん
19/02/18 00:53:00.78 0.net
テーマ
「平成にとって批評とはなにか」
講師:安藤礼二 講師:東浩紀
課題提出締切| 2019年2月20日(水)
講評・ワークショップ| 2019年2月27日(水)

264:考える名無しさん
19/02/18 00:55:56.74 0.net
文芸この1年 佐々木敦さん×安藤礼二さん 対談
(上) URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
(下) URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
安藤 右と左に分かれがちな論壇誌を見ると、どちら側も異質の意見を入れる余地が全くなく、うんざりします。
佐々木 今は自分と価値観を同じくする人にだけ語りかけていればOKという構造があらゆるところで見られます。
他者を批判したり嫌悪したりするというよりも、他者がそもそも見えていない状態。
安藤 ある陣営の歴史観ともう一方の歴史観が同じ国のものとは思えない。現実がフィクション化しています。
佐々木 小さな世界の中でだけ通用する約束事でまわっている、いわばファンタジーの世界になってきました。

265:考える名無しさん
19/02/18 13:14:01.25 0.net
新作。
土着神と来訪神
スレリンク(bookall板:506番)

266:考える名無しさん
19/02/18 23:00:27.82 0.net
“『大乗仏教概論』は大拙思想のアルファであり、オメガである。
 しかしながら、この書物は原著刊行から一〇〇年近くの間、封印されていた。”
― 安藤礼二 『大拙』 (2018/10/25)

267:考える名無しさん
19/02/18 23:01:26.87 0.net
鈴木大拙 『大乗仏教概論』 佐々木閑 訳 (2016)

268:考える名無しさん
19/03/02 23:42:10.68 0.net
反金正恩体制の臨時政府を名乗り発表「自由朝鮮のための宣言文」(全文)
URLリンク(dailynk.jp)
自由朝鮮のための宣言文 2019年3月1日
百年前の今日、先祖たちは無慈悲な迫害と耐え難き恥辱の構造を覆すべく、独立と自由を叫んだ。命を脅かされつつも、啓蒙時代の前兆を知らせた。
女性と男性が誰にも渡せない権利を有する時代であり、公正かつ正しい国家が、隣人と調和を成し、皆に安全と幸福を保証する時代だった。
しかし、挙事は成し遂げられなかった。こんにちに至るまで数千万の同志たちは、堕落した体制の力なき奴隷となっている。
彼らの苦役は、少数の者の腹を満たし、その者らは腐敗で君臨し、想像だにできぬ破壊力だけを育てた。そのように根を下ろした全体主義にひれ伏すかのごとく、心にもないお世辞と貢物を捧げ、事実に背を向ける者には笑顔で手を差し伸べた。
ここに朝鮮人民は、不道徳で違法な体制を次のように告発する。
食べさせる能力がありながら、数百万人を飢餓で苦しませた罪
政府主導の殺人と拷問、監禁の罪
息の根を締め上げる監視と思想統制の罪
階級による強姦と奴隷化、強制堕胎の罪
全世界で犯した政治的暗殺とテロ行為の罪
わが子供たちの強制労働と可能性抑圧の罪
殺傷破壊の目的による巨大な破壊力の現代兵器開発と流通、残虐行為に使用しようとする者たちと取引した罪
その他、混在した不法行為を犯した罪
半世紀が過ぎても、家族を人質として囚われている間、われわれはただ救いのみを渇望した。力があり裕福な国がわれわれの願いを無視したまま、むしろ苦しめる者どもの私利を満たし、彼らをより大胆にするのを目撃した。
南朝鮮の繁栄と発展の顕著な業績を見て、彼らが富国強盛の歴史を興す間、その裏に取り残された兄弟姉妹を忘れずにいることを願った。
しかし、解放はやって来なかった。

269:考える名無しさん
19/03/02 23:42:34.39 0.net
先祖と子孫の両方の要求を掲げよう。われわれの魂は、もはや待ってはならないと断言する。われわれも喜びと人間の尊厳、教育と健康そして安全を享受して当然ではないか?自由を要求する。ここに、われわれが耐え忍ぶべき運命と義務を自らに課す。
吾等ハ玆ニ奮起セリ 良心ハ我ト同存シ 眞理ハ我ト併進ス 男女老少陰鬱ナル古巢ヨリ活潑ニ起來シテ萬彙群衆ト共ニ欣快ナル復活ヲ成遂セントス 千百世祖ハ吾等ヲ陰佑シ全世界ノ氣運ハ吾等ヲ外護ス著手ハ卽チ成功ナリ 只前頭ノ光明ニ向ツテ併進スルノミト云爾
自由朝鮮の建立を宣言する。この臨時政府は、人権と人道主義を尊重する国家を建設するための根幹を立て、すべての女性と男性、児童の尊貴で明確な尊厳を尊重する。
この政府が北朝鮮の人民を代表する唯一の正当な組織であることを宣言する。
過去数十年間、人道主義に反する莫大な罪を犯した北朝鮮の権力に抗うべく立ち上がる。人類の精神の巨大な汚点である非道な権力を撤廃すべく身を捧げる。
反対する。そして抗う。光復という明るい光が平壌に至る日まで、人民を抑圧した者に抗い戦う。
肉体的にも精神的に縛られた同胞たちがいるために、われわれは進む。われわれは、すべてのくびきを圧し折るだろう。
体制の中で、この宣言を聞く者よ、抑圧者に抵抗せよ。公然と挑んだり、静かに抵抗したりせよ。多くの者が加害者であり、被害者でもある。
共に身を投じて、われわれを蝕み、われわれの子どもたちまでをも脅かす野蛮な体制を崩壊させなければならない。この体制内での共謀は、おそらく抗い得ないものであっただろう。
今だけが、国と(自分の)名前を取り戻す唯一の機会である。今まで行使した腐敗した権力に対する、愚かな首領神格化集団に対する、
独創性と人間性を縛る広範かつ異常な束縛に対する、このすべての忠誠について、免罪されるだろう。われわれはもはや、被害者ではなく勝利者だ。

270:考える名無しさん
19/03/02 23:42:59.26 0.net
志を同じくするディアスポラ同志よ、革命に参加せよ。数千年の歴史、先祖の犠牲と数千万同胞の共有された遺産は、元いたところを取り戻せと泣き叫ぶ。
偶然によらなければ、自由に生まれた同胞たちも奴隷となっていただろう。業績と勇気が、生まれつきのものだったり犠牲と引き換えに得たりした才能が、この時のためのものではなかったと誰が知ろう。
この体制を正当化し、維持しようとする者どもよ、歴史は、選択が与えられたときにあなたがどの側に立っていたか記憶するだろう。
過去の独裁と抑圧の傷を持った国々よ、われわれと連帯することを要請する。われわれとあなたの自由のために。
理想を共にする全世界の仲間たちよ、過去にわれわれの痛みを知らなかったとしても、今日にでも知れば良いのだ。いかに助けるかを知らずに来たとしても、今日そのすべを知れば良いのだ。
共に戦うことを求められたことがなかったのならば、今、人類のためにともに戦うことを求める。
愛する子どもたちが、さらに一世代も暗黒の中で生まれることを許さないだろう。朝鮮は自由でなければならず、自由になるだろう。立ち上がれ!立ち上がれ、奴隷になることを望まぬ人々よ!
恨(ハン)に満ちた歴史の輪を断ち切り、そこから新しい時代を宣言し、新らたな朝鮮のための道を準備する。だからこそ、わが民族の真の情で交わる、より公正で平等な社会を建設する目的と革命の誕生を宣言する。
自由朝鮮のために!
URLリンク(www.cheollimacivildefense.org)

2017年2月にマレーシアで殺害された北朝鮮の金正男(キム・ジョンナム)氏の息子・ハンソル氏ら家族3人をマカオから安全な場所に移したとする団体「千里馬民防衛(チョンリマミンバンウィ)」は1日、
同国の金正恩体制を転覆させるため、「臨時政府」の発足をウェブサイトで表明し、北朝鮮を脱出した人々や世界各国に共闘を呼び掛けた。同時に、団体名を「自由朝鮮(チャユチョソン)」に変更した。

271:考える名無しさん
19/03/03 11:20:29.19 0.net
>>268-270
暴力とヘイトの彼岸に立って、他者に寛容である点が今風

272:考える名無しさん
19/03/03 11:21:27.97 0.net
>>240
今はポスト・ポスト68年

273:考える名無しさん
19/03/09 14:17:29.53 0.net
【生放送】千葉雅也×三浦瑠麗×東浩紀「『21世紀の戦争と平和』&『欲望会議』刊行記念イベント」
URLリンク(live.nicovideo.jp)
2019/03/09(土) 開演:19:00
『Voice』2019年1月号に掲載された、千葉氏と三浦氏の対談が話題になっています。
現在の政治や思想と繋げながら、性愛と愛について語るLGBT論はまさに必見の内容。
本イベントは、東浩紀を交えてさらに話題を広げ議論される予定です。
3名での鼎談ははじめてであり、また、三浦氏は2017年10月以来1年4ヶ月ぶりのご登壇となります。
東とも久しぶりの再会を果たし、この期間の政治状況も振り返りながら、たっぷりお話いただきます。

274:考える名無しさん
19/03/09 17:32:00.47 0.net
サティ

275:考える名無しさん
19/03/21 15:00:38.71 0.net
核開発と神話
“核兵器には、宗教的な暗示も常にまとわりついてきた。
 その先鞭をつけたのは原爆開発を指揮したロバート・オッペンハイマーで、
 一九四五年に行われた世界初の核実験を見て、ヒンドゥー教の聖典『バガヴァッド・ギーター』の一節
 「いまやわれは死となり、世界の破壊者となった(*11章32節)」を引用した。”
― 『暴力の人類史(上)』 スティーブン・ピンカー、青土社 (2015)

“神よ…全世界の主よ。(15-16)
 一切の方角に輝きわたる光輝の塊であるあなたを見る。(17)
 無限の力を持ち、無限の腕を持ち、月と太陽を眼とし、燃火を口とし、自らの光輝によりこの全世界を熱しているあなたを私は見る。(19)
 あなたのこの稀有で恐ろしい姿を見て、三界は戦慄(おのの)いている。(20)
 蛾が大急ぎで燃火に入って身を滅ぼすように、諸世界は大急ぎであなたの口に入って滅亡する。(29)
 あなたは全世界を遍く呑み込みつつ、燃え上る口で舐めつくす。(30)”
― 『バガヴァッド・ギーター』 上村勝彦訳、岩波文庫 (1992) 11章

276:考える名無しさん
19/03/21 15:02:57.06 0.net
こうした表現は、今でもニュースや新聞で目にする

277:考える名無しさん
19/03/29 01:16:34.88 0.net
 
 ./極 ニャ\  n∩n
 |/-O-O-ヽ|  |_||_||_∩    < 東しゃんは歴史を作った人にゃ…
.6| . : )'e'( : . |9.∩   ー|
  `‐-=-‐ '  ヽ )  ノ            ↓
                 
                        浩紀、ゲンロン辞めるってよ >
        くるっ      
 ./極 ニャ\  .n∩n 彡           ↓
 |/-O-O-ヽ| ∩ || || |    
.6| . : )'e'( : . |9.|^ ^ ^ ^|^i    < 死に急ぐ鯨たちにゃ…
  `‐-=-‐ '  ヽ    ノ   

ワンにゃん極左
偏差値28
自称元弁護士(現在の仕事は外出)
得意科目:受験英語
『共同幻想論』は10ページで挫折
地頭底辺
オウムシンパ
はあちゅうで白目自虐アナニー
【厳粛な】東浩紀460【綱渡り】
【燃えあガる】東浩紀456【緑の木】
【革命的な】東浩紀454【あまりに革命的な】
【砦の上に】東浩紀452【われらの世界を】
【侵略宇宙人】東浩紀450【キル星人】
【戦車怪獣】東浩紀449【恐竜戦車】
【悪くない】千葉雅也37【この感じ】
【無名校からの】千葉雅也31【私の東大合格作戦】

278:考える名無しさん
19/03/29 01:17:57.77 0.net
哲学、政治、宗教板界隈で、自堕落な成りすまし工作に走る人たちがいるが、
これは「マルクス主義」ではなく、サバタイ派の「フランク主義(ヤコブ・フランク)」の特徴。

279:考える名無しさん
19/03/29 01:19:03.05 0.net
『サバタイ・ツヴィ伝:神秘のメシア(上下)』 ゲルショム・ショーレム、叢書ウニベルシタス (2009)
“汝、禁ぜられしことを許し給う”
1666年前夜のサバタイ・ツヴィ
URLリンク(upload.wikimedia.org)
ターバンを巻いたメシア。
碩学ショーレムは、サバタイ・ツヴィの棄教と改宗をユダヤ史における重要事件とするが、
ヤコブ・フランクについては繰り返し黒歴史だと言っている。

280:考える名無しさん
19/03/29 01:19:46.76 0.net
大江健三郎の小説『宙返り』は、オウム真理教事件と、ショーレム『サバタイ・ツヴィ伝』に触発されて書かれた。
・「『宙返り』をめぐる七つの即興」 大江健三郎、『本 (通号276)』 (1999.07)
・「僕が『宙返り』に込めた"新しい日本人"へのメッセージ」 大江健三郎、『週刊現代 (通号2045)』 (1999.08.28)

281:考える名無しさん
19/03/29 01:20:18.18 0.net
オウム事件からイスラム国まで、同じことが繰り返されている。

282:考える名無しさん
19/03/31 00:48:42.36 0.net
蒼頡(そうけつ):中国伝説上の漢字の発明者
URLリンク(upload.wikimedia.org)
“これは、中国で漢字を発明したと言われる蒼頡という神話上の人物です。
 絵を見るとわかるように、蒼頡は四つ目の人物として描かれています。
 中国の伝説では、蒼頡は非常に目がよくて、さまざまな動物の足跡などを見分けて
 それをもとに漢字を発明したことになっています。”
― 『新記号論:脳とメディアが出会うとき』 石田英敬、東浩紀 (2019/3/3)

283:学術
19/03/31 09:14:09.35 0.net
アイゼンハワーは光っている。

284:考える名無しさん
19/04/02 02:00:37.18 0.net
「日本の友への手紙」 『プシュケー:他なるものの発明II』 (2019/03/27)
ジャック・デリダ
URLリンク(www.iwanami.co.jp)
“親愛なる井筒教授。
 私たちが会ったとき、私はあなたに「脱構築」という語について―図式的で予備的なものではありますが―いくつかの省察をお約束しました。
 問題になっていたのは、要するに、この語を日本語に訳すときに可能な翻訳への予備考察(プロレゴメナ)でした。(略)
 なかんずく私が望んでいたのは、ハイデガーのDestruktion[破壊]もしくはAbbau[解体]という語を私の意図へ翻訳し翻案することでした。(略)
 けれどもフランス語では「破壊[destruction]」という語は、ハイデガー的な解釈もしくは私が提案していたタイプの読みよりも、
 おそらくはむしろニーチェ的な「粉砕」に近い無化、否定的還元という含意があまりに際立っていました。
 そこで私はこの「破壊」という語をしりぞけたのです。(続く)”
※デリダの最重要概念である"脱構築"の説明を収録した『プシュケー』は、これまで邦訳されていなかった

285:考える名無しさん
19/04/02 02:01:00.79 0.net
“井筒が生涯をかけて探求したのは、万物を超越する一神教ではなく、万物に内在する一神教である。
 ユダヤ教、キリスト教の伝統に連なるとともにその伝統を刷新し、純粋化していったイスラームのさらなる東方的な展開である。(略)
 アラビア半島に生まれた森羅万象すべてに超越する神、スンナ派の神ではなく、
 イラン高原で生まれた森羅万象すべてに内在する神、シーア派の神であった。
 イラン高原では、神は「存在」と言い換えられていた。
 「存在」の根源にして、根源の「存在」である「神」、そこから森羅万象あらゆるものが産出される「神」。
 その「神」は一なる神―一神教すべての根幹となる唯一無二の神―を可能にする「無」の神、
 より正確には、「無」にして無限の神であった。”
― 安藤礼二 「「東方哲学」素描:鈴木大拙、折口信夫、井筒俊彦の仏教」 『現代思想 2018年10月臨時増刊号 仏教を考える』

286:考える名無しさん
19/04/10 00:36:16.09 0.net
これほどスケールの大きいまとめはない

287:考える名無しさん
19/04/10 01:01:50.25 0.net
647 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2019/04/06(土) 20:41:39.70 0
若松英輔に井筒俊彦が山崎弁栄に会っていたら井筒俊彦はイスラムに行かなかっただろうと言わせた浄土宗の高僧山崎弁栄は「超在一神教的汎在神教」をとなえた。
超越的一神に相当する彼の法身の阿弥陀如来と本覚思想の一切衆生悉有仏性の統合と現代的表現だろうけど。

650 名前:考える名無しさん[] 投稿日:2019/04/10(水) 00:08:44.05 0
山崎弁栄いいね。
「超越即内在」。“内なる仏であり、なおかつ外なる仏である”。
一神教と汎神教との相克を超えた「超在一神的汎神教」という立場は、
宇宙を直感するシュライエルマッハーの宗教学を背景としている。
フッサールと同じ1859年生まれで、
インド各地の仏蹟各地を巡拝した最初の日本人。

288:考える名無しさん
19/04/14 07:00:05.65 0.net
『現代思想 2019年5月臨時増刊号 総特集=現代思想43のキーワード』 (2019/4/12)
Discussion part 1
〈実在〉の時代の思想と病理/千葉雅也+松本卓也
Philosophy & Ethics
思弁的実在論/オブジェクト指向存在論/岡嶋隆佑
新しい唯物論/門林岳史
新しい実在論/浅沼光樹
加速主義/仲山ひふみ
反出生主義/戸谷洋志
分析形而上学/鈴木生郎
宇宙倫理/呉羽真
Technology & Science
ゲノム編集/八代嘉美
AI/杉本舞
ドローン/渡名喜庸哲
ビッグデータ/柴田邦臣
仮想通貨/電子マネー/大黒岳彦
Politics & Economy
ギャンブル経済/古川美穂
一帯一路/羽根次郎
ポピュリズム/山本圭
ポスト・トゥルース/百木漠
レイシズム/明戸隆浩
天皇制/茂木謙之介

289:考える名無しさん
19/04/14 07:00:30.26 0.net
Anthropology & History
人類学の存在論的転回/里見龍樹
人新世/篠原雅武
アナキズムと人類学/中川理
グローバル・ヒストリー/北村厚
多死社会/田中大介
平成/鈴木洋仁
Discussion part 2
カルチャーがつむぐフェミニズム/渡辺ペコ+トミヤマユキコ+清田隆之(桃山商事)
Gender & Sexuality
第三波以降のフェミニズム/田中東子
アナーカ・フェミニズム/村上潔
ゼノフェミニズム/飯田麻結
新しいホモノーマティヴィティ/森山至貴
トランス/山田秀頌
Living & Working
セックスワーク/SWASH
ブラック化/今野晴貴
自己啓発 /牧野智和
当事者研究/熊谷晋一郎
オープンダイアローグ/斎藤環
暮らし/阿部純
Culture & Aesthetics
スピリチュアル/橋迫瑞穂
エモい/山田航
ディストピア/ポストアポカリプス/樋口恭介
Vaporwave/銭清弘
擬人化/松下哲也

290:考える名無しさん
19/04/14 07:31:07.87 0.net
『いつもそばには本があった。』 國分功一郎、互盛央、講談社選書メチエ (2019/3/13)
人文書を中心に100冊以上を紹介

291:考える名無しさん
19/04/14 07:52:08.16 0.net
ジャップの廃れっぷりワロタwwwwww
URLリンク(pbs.twimg.com)

292:学術
19/04/14 11:25:17.61 0.net
神の人格は一つ。ワンオンワン。取り囲んだり兵隊が少なくあっちゃいけない。

293:学術
19/04/14 17:08:25.98 0.net
震災や天災の時のためにその時点で意外に哲学する意味が日本にはないだろう。

294:学術
19/04/14 17:23:00.35 0.net
以外。

295:考える名無しさん
19/08/03 14:50:14.66 0.net
柳田国男はタピオカを食べていた
「たとへば私の家の朝飯には、折としてタピオカを食ふことがある。」(柳田国男『民間傳承論』現代史學大系第七巻、共立社、1934、P76)
URLリンク(i.imgur.com)

296:考える名無しさん
19/08/15 19:10:12.09 0.net
> 南米やアフリカでは、タピオカは主食としても食べられてきた。
> 1万年に及ぶというタピオカと人類の長い歴史を…

297:考える名無しさん
19/08/15 20:34:37.04 0.net
中沢新一 『レンマ学』 講談社 (2019/8/8)
“レンマ的知性は、ロゴス的知性の真に外部にある実在に触れている”
“荒海や 佐渡に横たふ 天の川(芭蕉)”
大乗仏教、哲学、量子論、言語学、精神分析、数学、生命科学、脳科学……を超えて、
東洋知の結晶した華厳経の潜在力を大展開する未来のサピエンス学へ! 
『チベットのモーツァルト』に始まった心と脳をめぐる探究の頂。文芸誌『群像』の連載「レンマ学」がついに単行本化!
「レンマ」とは何か? 哲学者山内得立が著書『ロゴスとレンマ』で提出した概念によっています。
「ロゴス」は「自分の前に集められた事物を並べて整理する」ことを意味しています。
その本質は時間軸にしたがう線形性にあります。
それに対し、「レンマ」は「直観によって事物をまるごと把握する」という意味です。

298:考える名無しさん
19/08/17 00:21:20.47 0.net
第4回 京都大学 - 稲盛財団合同京都賞シンポジウム [映画・演劇分野]
中沢新一 「芸術のロゴスとレンマ」 2017年7月1日
URLリンク(www.youtube.com)
人間が「科学」を発達させた能力と、「宗教・芸術」を発達させた能力はそれぞれ異なる。
科学…ロゴス
宗教・芸術…レンマ

299:考える名無しさん
19/08/22 01:42:19.40 0.net
>>298の31:47~
中沢はレンマモデルを複素数で説明していて、
・世界は、実数(顕在的なもの)と虚数(潜在的なもの)の組み合わせ「x+iy」で出来ている
・その実数と虚数は時に入れ替わる
といっている。
実数(自己)と虚数(他者)が時に入れ替わるというのは、『君の名は。』の構造だ。

300:考える名無しさん
19/08/22 01:43:14.66 0.net
『君の名は。』
URLリンク(www.youtube.com)

301:考える名無しさん
19/08/22 01:46:09.49 0.net
『マトリックス4』製作発表 キアヌ・リーヴスが再びネオ役
> 米映画大手ワーナー・ブラザース(Warner Bros)は20日、
> SF映画「マトリックス(The Matrix)」シリーズ第4作目の製作を発表した。
> 主役ネオ(Neo)はこれまで同様、キアヌ・リーヴス(Keanu Reeves)が演じる。
>
> ラナ・ウォシャウスキー(Lana Wachowski)が脚本・監督・製作総指揮を担当する。
> ラナは妹のリリー(Lilly Wachowski)と共にシリーズ3部作の監督を務めていた。
> 姉妹は以前、ウォシャウスキー兄弟として知られていたが、その後、両者ともに性別移行した。

302:考える名無しさん
19/08/23 11:51:18.02 0.net
789 :熾天使Metatron ◆HAJ/PJ43Rk :2019/08/23(金) 00:01:52.98 ID:l6VpLVvI
イージスアショアやミサイル迎撃レーザーの技術的進歩は明らかに北朝鮮を泳がしている。
まるで機動戦士ガンダムのデラーズフリートみたいだな。北朝鮮は。
コロニー落としをソーラシステムで破壊するみたいなもんよ。
新たな世界政府がワンワールドオーダーでガンダムの言う所のティターンズ。
790 :熾天使Metatron ◆HAJ/PJ43Rk :2019/08/23(金) 00:04:12.47 ID:l6VpLVvI
敵のシーマ・ガラハウに相当する輩はだれだ?w
791 :熾天使Metatron ◆HAJ/PJ43Rk :2019/08/23(金) 00:06:45.62 ID:l6VpLVvI
もしかしたら金家がシーマ艦隊に相当するのかねえ~w
794 :熾天使Metatron ◆HAJ/PJ43Rk :2019/08/23(金) 00:11:00.69 ID:l6VpLVvI
このままだと日本はジオンになるのか・・・
早急にザクの量産化を急がなければならんw
800 :熾天使Metatron ◆HAJ/PJ43Rk :2019/08/23(金) 00:22:07.12 ID:l6VpLVvI
グリーン・ワイアット大将に相当する輩がいまの韓国の大統領文在寅。
801 :熾天使Metatron ◆HAJ/PJ43Rk :2019/08/23(金) 00:28:45.36 ID:l6VpLVvI
北朝鮮軍元帥がエギーユ・デラーズに相当。
802 :熾天使Metatron ◆HAJ/PJ43Rk :2019/08/23(金) 01:53:00.86 ID:l6VpLVvI
みんな寝ちゃったの?
もっとお話しよーよーw

303:考える名無しさん
19/09/10 01:02:05.06 0.net
ニューアカについて
(1)『ニッポンの思想』 佐々木敦 (2009) >>232
(2)『現代思想の名著30』 仲正昌樹 (2017) >>231
1. ニューアカ登場の時代背景に詳しい。「ニューアカデミズム」という言葉が初めて使われたのは、1984年1月23日付けの朝日新聞の読書欄に掲載された「出版界に異変 ニューアカデミズム」
2. 浅田『構造と力』、柄谷『マルクス その可能性の中心』などを哲学的側面から解説

304:考える名無しさん
19/09/10 01:04:05.86 0.net
「出版界に異変 ニューアカデミズム」(朝日新聞1984年1月23日)
“本が売れない出版界。とりわけ社会学書や思想書などの硬派出版物の不振は深刻といわれるが、そうした状況の中で、ごく一部の「硬い本」だけがブーム的に売れる現象が、昨年後半から目立っている。
いずれも、これまでの学問体系や秩序に挑戦する若い研究者の本や、旧来のアカデミズムの外側にいる幅広い知識人の討論などを集めた本で、「新しい知」を求める若い世代の関心を集めているのが特徴。「ニューアカデミズム」という言葉が今年の出版会の一つの目にはなりそうだ。
まず難解なフランス現代思想の紹介書としては「記録的」といっていいほどのブームを呼んでいるのが浅田彰著の『構造と力』(勁草書房)。
ソシュール、ラカンからデリダ、ドゥルーズ=ガタリまで最先端の思想を論じながら、構造主義からポスト構造主義への流れを整理した内容で、著者自身が「教科書のつもりで書いた」という硬い本。
まさかそう売れるとは思わず、出版元も「最初はおっかなびっくり」増刷していたのが、昨年九月から三ヵ月で一万部。その後は、雑誌などが一斉に取りあげたことで話題になり、一月までに十一刷り、二万部を記録した。
「年間七十点前後の本を出しているが、普通、最初は二千部から二千五百部。この種の硬い本としては以上な売れ方」と勁草書房。著者がまだ二十六歳の京大人文科学研究所助手であることを考えれば、まさに出版界の常識をくつがえす現象と言えそうだ。
出版社は違うが、同じく若手の研究者の本では中沢新一著『チベットのモーツァルト』(せりか書房)も話題になっている。
ネパールのチベット人の密教僧のもとで修業を受けた宗教人類学者の著者が、自己の体験を現代思想の最先端にあるクリステヴァやデリダの理論と交錯させながら、西欧的な知からすりぬけていく人間の意識の問題をとらえる方法論を目指した本。
これも難解な現代思想を軽快に論じる従来のアカデミズムとは異なるスタイルが若い世代に支持されたためか、十一月末に出版されて初版の三千部をほぼ売り切り、増刷にかかっている。

305:考える名無しさん
19/09/10 01:04:26.59 0.net
>>304
「硬い本が売れないといわれるが、最近出版したものではクリステヴァの『記号の解体学―セメイオチケⅠ』もよく売れており、うちに関しては硬い本も売れるという傾向ははっきりしている」とせりか書房。
こうした中で、より広い読者層の獲得をねらって「新しいアカデミズム」をうたうシリーズの出版活動も活発になっている。この分野では青土社などの出版活動が知られているが、東京に編集部を移した関西系の出版社、駸々堂出版も新たに参入。「ニューアカデミックス」と銘打ったシリーズの刊行を昨年暮れから始めた。
第一弾は中村雄二郎と山口昌男、岸田秀と栗本慎一郎らを組み合わせた対談やインタビューを集めた『知のスクランブル』(浦達也編)と、山口昌男、前田愛ほか著の『挑発する子どもたち』の二冊。
「今までの価値観が大きく変わってきた中で、これまでのアカデミックな学問体系ではとらえ切れない問題が多くなっている。今後は日本の現実の問題にも焦点をあてていきたい」(出版元の話)としており、続いて「病と現代社会」などをテーマにした出版も準備している。
ともに東京の一部の書店ではベストセラーにも顔を出すほどの出足で、『知のスクランブル』は初版一万部を増刷中。
このほかニューアカデミズム路線とは多少色あいは違うが、昨年暮れから刊行が始まった『叢書 社会と社会学』(栗原彬、今防人、杉山光信、山本哲士編。新評論。第一巻は「世界社会学をめざして」)も、「既存の社会学の枠組みを根底から捉(とら)え直す」ことを目指したシリーズ。
昨年は雑誌ブームなど出版界も軽薄一色だったが、今年はその揺り戻しの年という予測もあり、新しいスタイルの「硬派の本」が出版界の活性化につながることも期待されている。”

306:考える名無しさん
19/09/10 01:05:22.95 0.net
『現代思想 1987年12月臨時増刊 特集=日本のポストモダン』
テツオ・ナジタ「ポストモダンの日本における文化とテクノロジーに関する私見」(櫻井進訳)
浅田彰「子供の資本主義と日本のポストモダニズム ひとつのフェアリー・テイル」
ハリー・D・ハルートゥニアン(Harry D. Harootunian)「可視の言説/不可視のイデオロギー」(栂正行訳)
ジョナサン・アラック(Jonathan Arac)「ポストモダニズム、政治学、表象」(黒木美智訳)
マサオ・ミヨシ「「大いなる分割線」再考 ノヴェルの問題」(富山英俊訳)
マリリン・アイヴィ(Marilyn Ivy)「「批判的テクスト、大衆加工品」 「ポストモダン」の日本における知の消費」(根村亮訳)
ブレット・ドゥバリー(Brett de Bary)「『不合理ゆえに吾信ず』「転向」と言語の牢獄」(吉川純子訳)
ウイリアム・ヘイヴァー(William Haver)「ポストモダンにおける歴史性」(根村亮訳)
J・ヴィクター・コシュマン(J. Victor Koschmann)「ポストモダンと戦後思想 丸山真男と未完の近代のプロジェクト」(三好みゆき訳)
柄谷行人「一つの精神、二つの十九世紀」
酒井直樹「近代の批判:中絶した投企 ポストモダンの諸問題」
マイケル・ライアン(Michael Ryan)「ポストモダンの政治学」(竹村和子訳)
アラン・ウォルフ(Alan Wolfe)「自殺と日本のポストモダン」(島弘之訳)
ノーマ・フィールド(Norma Field)「『なんとなくクリスタル』とポストモダニズムの徴候」(上野直子訳)
スティーヴン・メルヴィル(Stephen Melville)「心に描く日本」(吉川純子訳)
「シンポジウム 外部の日本/日本の外部」
M・アイヴィ+J・アラック+A・ウォルフ+柄谷行人+J・V・コシュマン+酒井直樹+B・ドゥバリー+H・D・ハルートゥニアン+N・フィールド+M・ミヨシ+S・メルヴィル
人名索引

307:考える名無しさん
19/09/10 01:05:51.22 0.net
『現代思想 2001年11月号 特集=ポストモダンとは何だったのか -80年代論-』
■特別掲載
  苦悩の遠近法 いま、ゴッホを語る / 徐京植+矢野静明
  「聖戦」 と 「新しい戦争」 テロと旧い戦争の終焉をめぐって / 津覇実明
  暴力と制度 主権の構成とその現在 / 萱野三平
【討議】
八〇年代とは何だったのか / 大内裕和+酒井隆史+三宅芳夫+山根伸洋+柿原泰+藤本一勇
【インタヴュー】
危機の二〇数年 / 姜尚中
【思想】
教育をめぐる対話 一九八〇年代から二〇〇一年 / 大内裕和
ポストモダンの宿命論 / 渋谷望
消費論ブーム マーケティングにおける 「ポストモダン」 / 松井剛
【制度】
社会的信憑の基盤 物的なものと人的なもの / 山根伸洋
同時代性のために / 酒井隆史
租税による再分配政策思想の再生 / 諸富徹
【同時代】
八〇年代を語り直す アメリカ社会の保守化と大学のラディカル化 / 太田好信
ポストモダニズムの光と影 / 藤本一勇
【資料】
年表 (1975~2000)
■研究手帖
  「について」 が溶けてしまう前に / 園田浩之

308:考える名無しさん
19/09/29 21:03:47.05 0.net
ポストモダンについて
『ポストモダニズムとは何か』 スチュアート・シム、松柏社 (2002)
『ポストモダンの50人:思想家からアーティスト、建築家まで』 スチュアート・シム、青土社 (2015)

309:考える名無しさん
19/09/30 16:36:45.24 0.net
360 :名無しさんの主張 :2019/09/30(月) 16:29:57.70 ID:???
日本の美しい心(笑)、抑圧移譲
自分を抑圧する原因となる者に対しては全く言及せず、
全く無関係の者を攻撃するヲタ趣味
そのため問題は何も解決しなどころか、
更に社会の悪化を招く

310:考える名無しさん
19/10/01 11:58:42.69 0.net
私は自分の道徳観に照らして間違ったことは全くしておりません。こうはっきりと堂々と言えるか。

311:考える名無しさん
19/10/01 11:59:21.82 0.net
それが、本当の自信の分かれ道ではないかな。

312:考える名無しさん
19/10/01 11:59:41.23 0.net
本当の自信の有無の

313:考える名無しさん
19/11/19 13:38:24 0.net
とりあえず、多神教の神と、一神教の神は、使う漢字を変えた方が良くないか?
なんでどっちも神なんだよ
せめて多神教の神は旧字体使おうぜ
書けないけど
まず日本はそこからスタートだな

314:考える名無しさん
19/11/19 13:40:40 0.net
神仏と書けば多神教の神だとすぐわかるけど、
神とだけ書かれると、多神教なのか、一神教なのか、どっちの神なのかわからない
日本語に論理的な整合性がないから基点も軸もクソもない

315:考える名無しさん
19/11/21 22:33:08 0.net
ポスト構造主義以降を扱ったスレ

2016年~2019年

ポスト現代思想、ポスト・ポスト構造主義4
スレリンク(philo板)
ポスト現代思想、ポスト・ポスト構造主義総合スレ3
スレリンク(philo板)
ポスト現代思想、ポスト・ポスト構造主義2
スレリンク(philo板)
ポスト現代思想、ポスト・ポスト構造主義
スレリンク(philo板)

↑↑↑↑↑

2004年~2009年

構造主義・ポスト構造主義を超えて4
スレリンク(philo板)
構造主義・ポスト構造主義を超えて3存在論的、郵便的
スレリンク(philo板)
構造主義・ポスト構造主義を超えて2
スレリンク(philo板)
構造主義・ポスト構造主義を超えて
スレリンク(philo板)

316:考える名無しさん
19/11/21 23:12:34.68 0.net
新しい哲学なんて、本を読んだ先にしかない

317:考える名無しさん
19/11/22 00:34:58 0.net
ポスト構造主義(ex.東)世代 → ポスト・ポスト構造主義(ex.千葉)世代

の構造的課題の変化については、千葉が何度か説明をしてきている。

・千葉雅也 「とても強い相関主義と「否定神学」批判」 (『現代思想』2012年10月号)
・千葉雅也×小泉義之 「思弁的転回とポスト思考の哲学」 (『現代思想』2013年1月号)
・千葉雅也 『動きすぎてはいけない-ジル・ドゥルーズと生成変化の哲学』 (2013)
・千葉雅也×清水高志 「ポスト・ポスト構造主義のエステティクス」 (『現代思想』2014年1月号)
・千葉雅也×松本卓也 「〈実在〉の時代の思想と病理」 (『現代思想』2019年5月臨時増刊号)

318:考える名無しさん
19/11/22 00:36:00 0.net
◇構造主義
・静的な構造



◇ポスト構造主義
・動的な構造



◇ポスト・ポスト構造主義
マラブーを引用する千葉の説明によると、
・変化という概念自体が変化しなければならない。つまり、変化という概念自体をどう捉え直すかということになる
・ポスト構造主義で志向された外部の扱いが再検討される

319:考える名無しさん
19/12/30 23:52:14.41 0.net
>>317の説明は、回を重ねるごとに詳しくなってきているので、
こういうのを一つ一つ読んでいくしかない。

320:考える名無しさん
19/12/30 23:53:49.46 0.net
中沢は、『若者たちの神々:筑紫哲也対論集3』(1987)で、ドゥルーズでも足らない、という話をしていたが、
その話の続きを、清水の『セール、創造のモナド:ライプニッツから西田まで』(2004)に書いた序文の中でしている。
こういうのを一つ一つ読んでいくしかない。

321:考える名無しさん
19/12/31 02:45:10 0.net
戦争と台風―堂本印象美術館で川端龍子を見る
URLリンク(realkyoto.jp)
URLリンク(realkyoto.jp)

浅田彰(2019年10月24日公開)

日本人がここ数十年間経験することのなかった大型台風とはどんなものか。地球温暖化で大型台風が増えるとすればどんなことになるのか。
関西人にとって、2018年台風21号(Jebi)―室戸岬に上陸しなかっただけで室戸台風(1934年)や第二室戸台風(1961年)と似たコースを通ったため第三室戸台風と呼びたいところだ―がそのウェイクアップ・コールだったとすれば、
関東人にとって同じ意味をもつのが2019年台風19号(Hagibis)だろう(風は前年の21号ほどではなかったものの激しい雨が広範囲で水害をもたらしたので、2018年7月西日本豪雨と合わせたインパクトをもつと言うべきかもしれないし、
今年については前年の21号が関西空港を孤立させたように成田空港を「陸の孤島」にした15号[Faxai]も合わせて考えるべきだろう)。
気象庁は台風の接近前から1200人を超える犠牲者を出した狩野川台風(1958年台風22号)に匹敵する被害を警告していたが、昔の台風を例に挙げても一般人には危機感が伝わりにくいので表現方法を再検討しているようだ。

322:考える名無しさん
19/12/31 02:45:51 0.net
>>321
この台風19号が日本を直撃した10月12日に開幕した堂本印象美術館での川端龍子展に、まさしく狩野川台風の被害を描いた28mにも及ぶ「逆説・生々流転」絵巻(1959年)が出ている。
和歌山出身で、ボストン美術館で日本美術を見て洋画から日本画に転向(その意味でアーネスト・フェノロサ&岡倉天心の間接的な弟子と言ってもよい)、
こぢんまりした「床の間芸術」ではなく雄大な「会場芸術」を目指して次々に大作を描いていった龍子(1885年~1966年)は、「大東亜共栄圏の画家」と言うにふさわしいヴィジョンの持ち主で、
1934年にサイパン島やヤップ島まで取材に行き(今回もそのスケッチが数点出ている)、中国では、戦闘機で廬山の上を飛んだ経験をもとに、
半透明の機体から風景が透けて見える「香炉峰」(1939年)―洋画なら向井潤吉の「影(蘇州上空にて)」(1938年)に匹敵する大胆な表現―を描いている。
ヤップ島周辺で発生し日本まで到達した狩野川台風がその記憶を呼び覚ましたのか、面白いことに龍子はこの絵巻を舟型住居が並ぶヤップ島の風景から描き起こし、
だんだん勢力を増した台風が日本で引き起こした水害をダイナミックな筆致(円山応挙の『七難七福図巻』をマンガ的に誇張したとでもいうかのような)で描いたあと、
嵐が静まって重機による復興が始まり、測量技師が望遠鏡で虹の彼方に近代的な鉄橋を遠望するところで絵巻を終える。
戦後復興が進み「もはや戦後ではない」(1956年度経済白書序文)と言われた時代らしいオプティミスティックな結末である。
言うまでもなく、『逆説・生々流転』というタイトルは、年長の友人である横山大観(1868年?1958年)の『生々流転』(1923年)に対する龍子のレスポンスだが、
大観が「平和の水の行状」(龍子)を描いた(ただし大観も戦時には「海山十題」[1940年]の売り上げで軍用機4機を寄付した戦争協力者だったことを忘れるわけにはいかない)のに対し、
暴れる水の(また戦争の)破壊を超えて近代文明が人間の生活を発展させるというのが戦後の龍子のヴィジョンだったのだろう。(略)

323:考える名無しさん
19/12/31 02:46:59 0.net
『柄谷行人浅田彰全対話』 講談社文芸文庫 (2019/10/10)
柄谷行人、浅田彰

目次
オリエンタリズムとアジア
昭和の終焉に
冷戦の終焉に
「ホンネ」の共同体を超えて
歴史の終焉の終焉
再びマルクスの可能性の中心を問う
あとがき 浅田彰と私(柄谷行人)

324:考える名無しさん
20/01/01 11:42:29.65 0.net
確かにカッシーラーはとてつもない博識であり、それに基づく考察は、
鋭い洞察力も発揮しているが、それと同時に、博識が必ずしも哲学的な
批判能力を磨くものではなく、むしろ専ら、既に手に入れたものと確信
している理解を補強する役割をすることになるという弱点も露わにして
いる。このことは、「名は体を表す」というコモンセンスに逆行する、
「体は名から派生する」とする、言語論におけるカッシーラーの確信
に典型的に表れている。それは、事物/事象がどのようであるかについて
の抽象的な捉え方は、より具体的に認識される個別の実体の名称に由来
するという考え方である。カッシーラーは、この考え方を、世界各地
の言語に見られる事例を参照しながら論証している。

325:考える名無しさん
20/01/01 12:10:30.51 0.net
その論証の最大の欠点は、言語の使用が本来的に極めて身体的である
という具体性を、名詞によって名指される身体各部の具体性、つまり、
身体の名詞的な捉え方と混同してしまっていることにある。
言語の使用が身体的であることには疑いの余地がないので、その
ような混同を容認して、そこから派生する言語の用法をすべて、
身体的な具体性との対比で抽象的であると特徴付けるなら、
抽象的な用法は、すべて身体を指す具体的な名詞に由来するという
結論が導かれる。しかし、そこには、動詞的な捉え方の方が、
名詞的な捉え方より抽象的で、自然に近い言語から文明の
言語に発展する過程で、具体的な思考から抽象的な思考が発展
していったはずなので、名詞からその他の品詞が生じたはずだ
という、具体性と抽象性についての偏見が潜んでいる。

326:考える名無しさん
20/01/01 12:18:43.42 0.net
言語の用法が身体的であるとは、例えば、「前方」、「後方」のような
「抽象的」な捉え方も、表現をよく見るなら、例えば、日本語において
前方を表す「まへ」は、「ま(目)+へ(方)」と分解することができる
ことである。さらに、前方と対比される後方も、「うしろ」という
言葉によって置き換えられる以前は、「しり(尻)へ」と表現されたこと
が知られており、英語でも、後方を表す「back」は、身体的な「背中」を
指している。

327:考える名無しさん
20/01/01 13:14:00 0.net
では、このことから、日本語の「まへ(前)」は、「目(ま)」という具体的な
身体部位を指す名詞から派生していると結論づけることができるだろうか。
だが、「まへ」が「ま(目)+へ(方)」であることが間違いないにしても、
また、そのような分解において、「ま(目)」を名詞と規定することができる
としても、「ま(目)」という表現自体を「身体部位を指す名詞である」と
規定することが適切であるかどうかは、別の問題である。なぜなら、
「ま(目)」の「ま」は、「まり(鞠)」、「まは(回)る」、「ま(撒)く」
などにおける「ま」とも明らかに共通しているからだ。これらの後者の
表現は、すべて「ま(目)」という具体的な身体部位を指す名詞を
「抽象的」に応用したものなのか。しかし、仮に後者の表現がすべて
「ま(目)」から派生していると想定した場合さえ、そのように応用
されている時点で「ま(目)」を名詞と規定することはできない。
なぜなら、後者の表現において、「ま」は、明らかに身体部位と
しての目ではなく、「『ま』るい」様態を表すように用いられている
からだ。むしろ、逆に「まへ(前)」のような表現から、「目(ま)」
を、身体部位を指すものとして分析する見方が、「目(ま)」を
名詞として規定することなっているのではないか。


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