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イタリアのサルデーニャ島に少女像を建てたロザマリア・カイアッツァさん
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「一部の日本人は私たちに『日本軍慰安婦についてはすでに韓国に謝罪したので、もう問題はない』と主張する。
韓国に聞いてみろといわんばかりだ。ところが、それよりさらに気になるのは、韓国はなぜこのような事態に対応をしないのかだ」
イタリアのサルデーニャ島の州都であるサッサリから来たロザマリア・カイアッツァ(Rosamaria Caiazza)さん(65)は、
サッサリから約100キロメートル離れた海辺の休養都市スティンティーノ市に今年6月「平和の少女像」(以下少女像)を建てた一員だ。
長年の友人であるスティンティーノ市のリタ・リンバニア・バッレベッラ市長と共に、日本軍「慰安婦」問題を女性の普遍的人権問題
として捉え、スティンティーノを訪れる観光客にこの問題を知らせるために努力してきた。
14日、ソウル麻浦区城山洞(マポグ・ソンサンドン)の「戦争と女性人権博物館」で会ったカイアッツァさんは、
少女像をめぐる日本の一部勢力の脅威が続いていると語った。同時に、韓国政府が反応を示さないことについて疑問を感じるとも話した。
・ForestellaとBTSファンとして慰安婦に関心
・像建立後、日本側から脅迫メールと小包殺到
・「共同通信の『文言変更検討』は事実ではない
・何の反応もない韓国政府に疑問感じる」
・外交部「政府が関与するのは望ましくない」
ー中略ー
カイアッツァさんはローマ近郊で生まれたが、軍人だった父親とともにサルデーニャ島で50年間暮らした。
教師として25年間働いた後、3年前から韓国とイタリアの文化を伝えるウェブマガジン「コタリア」の編集人を務めている。
カイアッツァさんが少女像の建立にこれほどまで情熱を注ぐのは、韓国に対する愛情のためだ。ファッションの国イタリア人らしく
韓国のファッションに関心があり、K-POPスターの中でForestella(フォレステラ)のカン・ヒョンホと防弾少年団(BTS)の
ジョングクの大ファンだ。記者に彼らの写真を見せながら笑顔を絶やさなかったカイアッツァさんは、韓服(韓国の伝統衣装)を着て
雪岳山(ソラクサン)を登山するなど、韓国の多様な面をより深く学んでいる。
韓国の桜の花咲く春先と紅葉が美しく染まった秋を見に訪れた昨年、戦争と女性人権博物館に立ち寄り、
日本軍「慰安婦」被害の真実もさらに深く調べたという。
カイアッツァさんと交流し、少女像の設置を手助けしたペク・クァンヨル前延世大学気候金融研究院長は同日、インタビューに同席し、
「(カイアッツァさんは)博物館に来る前から日本軍『慰安婦』問題について知っていた」とし、
「韓国はヨーロッパと遠く離れているが、ヨーロッパ人にとって身近な国」だと強調した。
カイアッツァさんは日本軍「慰安婦」被害問題が韓日両国の問題を越える女性の人権の象徴だと強調した。
13日にソウル鍾路区の旧日本大使館前で開かれた第1674回水曜デモでは、イタリア語で「私たちは沈黙しない」とし、
「被害者たちのそばに立って連帯しなければならない。苦痛を受けてきた人々に、正義が正当な認定と尊重をもたらすことを望む。
私たちはこの道を共に歩んでいく」という連帯発言を残した。
チェ・ウリ、パク・ミンヒ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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登録:2024-11-19 09:26 修正:2024-11-19 10:08
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