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“iPhoneをやるため”にソニーを買収したかったホリエモン
2008/10/04 SPA
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元ライブドア社長のホリエモンこと堀江貴文氏が日経ITproの単独取材に応じたとかで、その内容が公開されています。2006年の暮れに「ホリエモン、村上被告とソニー買収を計画」なんてニュース記事を取り上げたことがありましたが、堀江氏が当時どんな構想をいただいていたのかが今回のインタビューで明らかになってます。
ソニーのブランドと技術力を活用していかにネット時代の流れに則した企業に変革させるかだった
ソニーが魅力的だったのは音楽と映像のコンテンツを保有していること。オーディオ機器、モバイル、有機ELなどの技術、金融商品、FeliCaもある
いらないと思っていたのは大型テレビなどの家電製品で中国の家電メーカーに売却するつもりだった。ゲーム機事業は悪い時のリスクが大きいのでマイクロソフトに売却してしまえばいいと考えていた
コンテンツ力はAppleより強いんだから、経営資源の選択と集中でiPhoneのような事業を展開できればソニーの原動力になると信じていた
ソニーの当時の時価総額は4兆円くらい。ライブドアが2000数百億円弱の現金、増資による自己調達で4000億円、村上氏から7000億~8000億円、合計1兆数千億円のファンドを作り、LBOでソニーの資産を担保に資金を調達すればTOBにより議決権ベースで50%超の株式は取得できる。ソニーの取締役は半数以上が社外なので合理的な反対理由がなければ友好的TOBになったはず