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在日米軍司令部(USFJ)が北朝鮮を核保有宣言国と規定し、核兵器保有量を15基以上だと明らかにした。USFJが昨年末に製作した動画(USFJ Mission video)でだ。
14日に確認された動画によると、USFJは北朝鮮を中国やロシアとともに東アジアの「3つの核保有宣言国(three declared nuclear states)」に分類している。北朝鮮を核保有国と認定したわけではないが、米軍当局が北朝鮮の核兵器保有量を直接言及したという点で、米国が事実上、北朝鮮の核保有を認めたのではないかとの憂慮が出ている。マイク・ポンペオ米国務長官が今月11日、米FOX(フォックス)ニュースとのインタビューで「米国の究極的な目標は米国国民の安全」と言及したことと同じ脈絡でないかということだ。
ポンペオ長官のこのような言及の直後、一部では米国が北朝鮮との交渉で、北朝鮮の非核化ではなく核弾頭運搬手段である大陸間弾道ミサイル(ICBM)の無力化と制裁解除を対等交換をしようとする趣旨なのではないかとして論争が起こっている。
韓国軍関係者は「軍は敵軍の脅威を最大値で想定して備えるのが一般的」としながら「米軍が北朝鮮の核保有を既成事実化したというよりは、その程度の脅威があるため、これに対する備えが必要だという次元ではないだろうか」と説明した。それとともに「在韓米軍も数年前に情報誌を通じて北朝鮮の脅威を核保有国に準ずる水準に定義したことがある」とし「北朝鮮を核保有国と認定したわけではないと承知している」と付け加えた。
しかし、国務省が北朝鮮との非核化交渉を進めている状況で、米軍がこのような立場を示すことで論争が続くものとみられる。
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[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]2019年01月15日 07時18分
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在日米軍司令部(USFJ)が製作し、昨年末公開した動画で、北朝鮮が中国やロシアとともに東アジアの「3つの核保有宣言国(three declared nuclear states)」に規定されている。(写真=USFJ動画キャプチャ)