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写真はスタンフォード大学。
2016年8年28日、米華字紙・世界日報によると、米国の名門大学各校では、毎年夏休みになると多数の中国人学生が見学プログラムに参加してキャンパスを訪れるが、その受け入れを取りやめる学校が出てきている。
中国人学生の受け入れを取りやめるのは、「その数があまりに多いため」だという。
プログラムを組んでいる業者によると、プログラムは大学が1時間ほどの内容で実施してものだが、実際にはキャンパス見学は単なる名目にすぎず、事実上の観光目的になっているという。
各地の大学で中国人学生を乗せた観光バスがキャンパスをひっきりなしに出入りしている状態となっている。1カ月前でも予約ができないほど多くの人が訪れており、大学の受け入れ能力をオーバーしている。
さらに、見学を希望する人の低年齢化も進んでおり、騒音の原因になっているほか、ごみの投げ捨てなどのマナーを欠く行動が目立つようになり、子ども同士のけんかが起きてしまい、見学が中止になったケースもある。
有名大学の見学を希望する人が急増した背景について、見学プログラムに参加した中国のある銀行員は、「もし『米国でどこに行った?』と聞かれた時、誰も知らないような場所では自慢できないからではないか」と話している。(翻訳・編集/岡田)
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