23/07/19 20:01:24.67 CuK8eKHt.net
>>642
「達郎さんのゲスト出演回は大好評で、ネットには書き起こし記事が残っているほどですが、今となっては興味深いやりとりもありました。アメリカ黒人音楽界のスーパースター、R・ケリーの話です。
2019年の時点で、R・ケリーは未成年レイプや女性への性的虐待で音楽界やメディアから追放され、全米の公共電波で彼の音楽を聴く機会はほとんどなくなっていました(昨年、禁固30年の判決)。ですが達郎さんは番組の中で彼の曲をかけたいと。事件をご存じないのかと思い、私は『いまアメリカのラジオではかけちゃいけない人になっていますよ』と制止を試みました。
ですが達郎さんは『作品に罪はない』と自説を曲げないので、私は忸怩たる思いのまま結局オンエアすることに。普段の番組のスタンスを知るリスナーからはオンエアへの驚きの声があがったので、よく覚えています。
達郎さんは放送の中でも『(R・ケリーは)才能はありますよね』と言っていましたから、アートの天才には免責特権があるという才能至上主義は、その頃から一貫しているわけです。ただ現代は、いい音楽だけ作っていれば良い時代ではない。達郎さんの考え方はジャニー氏の性加害に今も苦しんでいる被害者がいる現実から目を背け、なかったことにしかねません」
達郎はキャンセルカルチャーが大嫌いなんだと思う
それはわかるけど「アートの天才には免責特権があるという才能至上主義」という松尾の言葉もわかる