19/02/22 18:39:07.82 ATQthMhx.net
>>504
文氏の狙いは韓国の経済成長がもたらす恩恵をより公平に分配することだろう。
だが、企業が人件費上昇を抑えるため、雇用人数を減らすことが危惧される。
韓国の失業率は12月の3.8%から1月は4.4%に上昇。9年ぶりの大幅な伸びだ。
ちょうど最低賃金引き上げ措置が発効するタイミングだった。
最低賃金と雇用の関係は明らかではない。一部の国では最低賃金を引き上げても
失業率にはそれほど影響がなかった。ただ、大半の調査は、韓国で現在実施されている
ものより緩やかな賃金政策を対象に行われたものだ。
ここで投資家にとって重要な点は、韓国経済がふらついているのと時を同じくして、
韓国株もすでに魅力的には見えないことだ。
ベンチマークの韓国総合株価指数(KOSPI)は昨年10月末に7年ぶり安値をつけ、
この時点で予想株価収益率(PER)は7.9倍だった。
その後利益予想が落ち込み、世界的な株高が進行した結果、予想PERは10.7倍まで上昇。
2016年半ば以降で最も割高な水準にある。
景気減速は通貨ウォンの重荷にもなりかねない。
韓国銀行(中央銀行)は11月、金利を1.75%に引き上げた。
だが今年は方針転換の必要に迫られるかもしれない。
そうなれば、より高いリターンを求めて投資マネーが流出するだろう。
最低でも文政権は賃金政策を見直す必要がある。
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