13/07/30 04:52:29.73 P
(>>1からの続きです)
(メダルラインは59秒65だったが)予想はドンピシャでしたね。そのためのレースをする力が
なかった。自分の力は59秒5~6だと思っていました。それが出せなかったのが悔しかったなと。
ただ、59秒台を3つ泳げたのでそこまで悔しくはないです。
(始動してからのこの6カ月を振り返って)なかなか自分の頭の中と
体をリンクさせていくのが難しかった。100パーセント世界選手権に
集中して水泳に取り組んだわけではないので、複雑な気持ちで
水泳をやり始めて、環境が環境だったし、自然と背中を押される部分がありました。
あれよあれよという間に世界選手権の切符を手にして、そこでやらないといけないなという
気持ちに周りがさせてくれました。若手やコーチのおかげで、いつしか世界選手権に
自分が出るんだという気持ちになった。
今日ファイナルを泳いでみて、この雰囲気はなかなか味わえないし、
順位は低いかもしれないけど、ここまでの歩みは自分の中では
上出来だと思いたいです。勝負する態勢を考えたら、僕の力は
まだまだ。チームに貢献できていないと言ったらそれまで。
ファイナルに出て、こういう雰囲気を味わえて、10年前と同じ舞台に立てて
幸せだなと思います。50メートルも最後まで頑張ります。リレーもあるし、
58秒台で泳がないと貢献できないし、足を引っ張りたくはないですね」(了)