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米大リーグで日本投手の歴代2位となる通算51勝を挙げ、昨季オフに横浜(現DeNA)から
戦力外通告を受けた大家友和投手が今季の所属先を求め、地元の京都で調整を続けている。
数年前から不調だった右肩にメスを入れ、再びプロのマウンドを目指す日々。日米10球団を
渡り歩いた36歳の苦労人の闘志はまだまだ衰えていない。
大家は1993年のドラフト3位で京都成章高から横浜に入団。日本での最初の5年間は
わずか1勝と振るわなかったが、99年の渡米後、才能を開花させ、レッドソックス、エクスポズ、
ブルワーズなどで活躍した。しかし、2010年シーズン途中に復帰した古巣の横浜では、
1年目は7勝(9敗)を挙げたものの、翌11年は0勝に終わり、そのオフに戦力外通告を受けた。
現在は各球団からのオファー待ちの状態で、関係者によると、数球団から現状を確認する
連絡はあったが、具体的な条件提示にはいたっていない。
だが、大家自身は確かな手応えを感じている。
オフに思い切って右肩の手術に踏みきり、周辺の筋力強化に努めた結果、数年来悩まされていた
痛みがなくなっただけでなく、打者の手元で微妙に動くクセ球の切れは手術以前よりも鋭くなったという。
大家は大リーグ時代、社会人入試で合格した立命館大でスポーツ経営学などを学び(現在は休学中)、
滋賀県高島市に「OBC(大家ベースボールクラブ)」を立ち上げてゼネラルマネジャー(GM)に
就任するなどグラウンド外の活動でも注目を集めたが、やはり本業は「プロの投手」だ。
口にする言葉にも熱が入る。「もっとうまくなれる、まだやれるとの思いがあるからこそ、現役を
あきらめない」。復活のマウンドでそのことを証明してみせる。
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