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放射能被害煽るNHK特番に放射線防護委がBPO提訴する準備も
NEWS ポストセブン 2012年2月29日(水)7時6分配信
震災直後ならいざ知らず、誰もが激動の1年を心静かに噛みしめて過ごした昨年末、放射能被害の恐怖を
いたずらに煽る許しがたい番組が放送された。
2011年12月28日のNHK『追跡!真相ファイル 低線量被ばく 揺らぐ国際基準』がそれである。
チェルノブイリの事故で放射性物質が降下したスウェーデンで、少数民族サーメ人の「がん死が34%増えた」、
米イリノイ州の原発周辺では「脳腫瘍・白血病が30%増えた」と紹介し、年10ミリシーベルト以下の低線量被曝
でも健康被害が激増していると指摘する内容だった。その上で、放射線防護の基準を示している国際放射線
防護委員会(ICRP)は低線量被曝の影響を過小評価し、「原子力産業からの圧力で基準を緩和してきた」と
厳しく批判したのである。
これが本当ならとんでもない話だ。事実、放送直後からネット上には視聴者の驚きの声があふれ、「ICRP許す
まじ」という論調が巻き起こった。しかし、番組で語られた内容はあまりに現実とかけ離れていることが分かってきた。
まずサーメ人のがん死増加についてだが、ルイ・パストゥール医学研究センター・分子免疫研究所の藤田晢也・
所長はこう説明する。
「番組では事故後1~4年の間、がん死が増えたというが、放射線被曝でがんを発症した場合、発見できる大きさ
になるまで平均25年かかる。強制移住や食料制限などでストレスが増加し、免疫力が低下したため、すでに進行
していたがんが急速に悪化したと考えるほうが現実的です」
医学の常識では、サーメ人のがんと被曝は全く関係ないのである。
米イリノイ州の原発周辺で脳腫瘍や白血病が増加した話にもカラクリがある。30%増加したといっているのは、
「発症人数」であって「発症率」ではない。
>>2につづきます。
□Yahoo!
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